はじめまして。Amazon輸入物販の収入を中心に生計を立てている「ひこーる」です。このページでは「Amazon物販ビジネスの始め方」をどこよりもわかりやすく、そして初心者の人でも迷わないように解説しています。
そもそもAmazon物販ビジネスって何?という人は以下の記事が参考になります。
私はもともとどこにでもいるサラリーマンでした。理学療法士をやったり、コールセンターで働いてみたり。しかし、そんな日々に嫌気がさしたある日、偶然Amazon欧米輸入というビジネスに出会い、そこから人生が激変しました。
そのおかげで、今では満員電車に乗ることもなく、嫌な上司に文句を言われることもなく、完全自由な在宅中心のノマドワーカーとして生きることができています。
家でもカフェでも旅行先でも。どこでも誰にも文句を言われず自由に生きています。
約10年以上にわたりAmazon物販に携わり、Amazon物販については熟知しています。Amazon物販では最高120万円を稼ぎ、今でも安定して50万円前後を稼ぎ続けています。
それに加えて、大人気のAmazon欧米輸入マニュアルやAmazon欧米輸入フルコンサルを通してたくさんのクライアントさんの人生を変えてきました。
このページではそんなAmazon物販のプロが、
- 完全初心者にもわかりやすく
- ステップバイステップで始められるように
- そしてどこよりも詳しく
Amazon物販の始め方を紹介します。
さらにAmazon物販初心者によくある疑問である、
- Amazon出品アカウントの作成手順
- Amazon物販を有利に進めるためのツールや拡張機能
- Amazon物販の運営方法
- Amazon物販の基礎知識
これらの疑問についても、全てこの記事だけで解決できるようにまとめています。パソコンが苦手、あまり触ったことない人や、物販に触れたことない人でも問題ありません。この記事に書かれている方法を上から順に実践すれば、Amazon物販が始められます。
Amazon物販で人生を変えたい人はぜひこのページを参考に進めてみてください。
ちなみに、このブログを読んでいる人はAmazon物販の中でも欧米輸入に興味がある人も多いと思います。まずはこのページを参考にAmazon物販を始める準備を整えて、その後に以下のページで紹介しているAmazon欧米輸入の始め方を参考にすると、スムーズに欧米輸入がスタートできます。
Amazon物販を始める前の基礎知識「Amazon物販で稼ぐ」とは
まずは「Amazon物販で稼ぐ」って何?という人に向けて、Amazon物販で稼ぐ基本を紹介します。
- Amazonって購入するところじゃないの?
- Amazonって誰でも販売できるの?
こういう疑問を持っている人も多いと思うので、このステップを作っています。
Amazonで販売できることは知ってるよ!って人は次のステップである「【ステップ1】Amazon物販の種類を知って実践するノウハウを選ぼう」まで飛ばしても問題ありません。
超基本の部分を知りたい人だけこのステップを読んでみてください。
- Amazonって誰でも販売できるの?
- どんな商品を販売するの?
- 初心者や主婦でもAmazon物販で稼げるのか?【結論:稼げます】
- 【輸入限定】英語が全然わからないけど大丈夫?
- 【輸入限定】関税とか輸入に必要な送料とかの計算って難しくない?
- Amazon FBAを活用すればお金以外のものも手に入る
この流れで解説します。
Amazonって誰でも販売できるの?
結論からお伝えすると、Amazonは基本的に誰でも販売できます。個人でも副業でも簡単な審査さえパスすれば、すぐにでも販売可能。
実際、Amazonのページを下にスクロールするとこのような表示があります。
このように、実はメルカリとかで販売する感覚でAmazonでも販売開始ができるのです。
Amazonで販売する場合、Amazonマーケットプレイスというシステムを利用します。例えば、こちらの画像を見てください。
- 出荷元 Amazon
- 販売元 別の業者名
このように表示されている商品は、Amazonマーケットプレイスというシステムを使って企業や個人が出品している商品です。
あなたも同じようにAmazonで出品できます。
どんな商品を販売するの?
最初はいわゆる転売からでいいと思います。例えば、Amazonよりも安くで販売している商品を見つけて、Amazonの相場で売る。たったこれだけで稼ぐことができます。
そんな簡単ことで稼げるの?
そう思う人も多いと思うので、実例を出して紹介します。例えば、私がメインでやっている欧米輸入の場合はこのような商品を仕入れます。
日本では4,200円で売られていて、アメリカでは11.99ドルで売られています。1ドル140円で換算すると約1,680円で仕入れできます。ここに関税や消費税、国際送料などを計算しても1,000円以上は利益が出そうです。
このように、日本のAmazonですでに売られている商品と同じ商品を探してきて、利益が出そうなら仕入れる。極論ですが、Amazon物販の基本的な稼ぎ方はたったこれだけです。
どうですか?できそうな気がしてきましたか?
もちろん、利益額だけではなく、売れ行きやライバル数なども仕入れ判断基準に入れなければならないので、もう少し複雑になります。しかしそういったデータはKeepaという最強リサーチツールをはじめ、たくさんの補助ツールがあるので心配いりません。
まずは基本的な転売という手法でネット物販を理解しましょう。そしてネット物販が理解できたら、メーカーや卸業者に直接交渉をして正規販売代理店や総輸入代理店などを目指します。
もしくはオリジナル商品を作成して販売する人もいますよ。
まとめると、
- まずは簡単な転売でネット物販の基礎を学ぶ
- 慣れてきたら、交渉などをしてメーカーや卸業者と契約する
- OEMでオリジナル商品を販売するのもあり
Amazon物販はやればやるほど稼ぎ方の幅が広がります。そして、仕入れ方法が高度になればなるほど利益率が高くなったり利益額が増えたりします。本当に100人いれば100通りの稼ぎ方があるので、きっと楽しみながら実践できると思いますよ。
初心者や主婦でもAmazon物販で稼げるのか?【結論:稼げます】
出品できることはわかったけど、今から始めて本当に稼げるの?
そう思う人も多いはず。こちらも結論をお伝えすると稼げます。
なぜなら、私自身も最初は完全なる初心者だったから。そして、私が始めた頃は今よりも情報が少なかったです。それでも稼ぐことができました。
今はこの「Amazon輸入物販ブログ」のような「Amazon物販で稼ぐためのサイト」が多くあります。つまり情報は今の方が多いので、稼ぐためのノウハウや知識が得やすい状況ですよね。
だから今から始めても遅いということはありません。実際、私が運営しているコンサルでは、
- 月利80万円を達成しました
- サラリーマンを辞めて独立できました
- 専業主婦ですが毎月20万円以上稼げるようになりました
- 育休中を活用して新たな収入の柱が作れました
など、嬉しい報告をたくさんいただいています。よって、今から始めても遅いなんていうことはなく、正しい方向に正しく取り組めば稼げるビジネスモデルと胸を張って言えます。
月数百万円以上を稼ぐにはそれなりの努力が必要ですが、月数万円から数十万円なら、稼いでいる人のマネをすれば達成は難しくありません。
【輸入限定】英語が全然わからないけど大丈夫?
私もまったく話せませんし、読めません。でも稼げます。理由は至ってシンプルで、Amazon.comから仕入れるなら日本のAmazonでお買い物するのと同じだからです。
もしわからないことがあってもGoogle翻訳などを使えば問題ありません。最近だとChat GPTなどのAIに翻訳を任せるのもありですね。欧米輸入って実は英語が全くできなくても大丈夫なんです。
【輸入限定】関税とか輸入に必要な送料とかの計算って難しくない?
Amazon欧米輸入では、さまざまな計算が必要です。例えば、
- 商品代金を日本円に換算
- 国際送料
- 関税や消費税
- Amazonの手数料
など。しかしこれはほんの一部。
正確に計算するにはもう少し細かな計算が必要です。
これを見て、こう思う人も多いはず。
- 為替レートの計算が難しそう
- 国際送料の計算が難しそう
- 関税や消費税の計算が難しそう
- Amazonの販売手数料の計算が難しそう
複雑な計算が必要になりそうだと感じるかもしれませんが、実際のところはそうでもありません。これらの計算はExcelやスプレッドシートで管理すれば簡単です。
ちなみに、計算がどうしてもわからないという人のために、私がオリジナルの計算シートを作り、そのシートを無料で配布しています。このシートさえあれば複雑な計算は全部任せられるので、初心者の方でも安心して始められます。
無料なのでぜひ受け取ってくださいね。あなたで商品管理シートを自作してもいいですが、無駄に時間がかかります。無料で使えるものは使いましょう。
Amazon FBAを活用すればお金以外のものも手に入る
AmazonにはFBAというシステムがあります。FBAはフルフィルメント by Amazonの略。
簡単に説明すると商品を預かってくれて、売れたら勝手に発送してくれるシステムです。つまり商品管理がメチャメチャ楽ということ。その他、FBAを使って効率化や自動化ができる作業一覧はこちら。
- 商品保管
- 受注
- 商品発送業務
- 返品管理
- 簡易的なお客様対応
- お金の管理
これを見ていただくとわかりますが、物販に必要なほとんどの業務をAmazonが引き受けてくれます。つまりあなたがどこに居てもビジネスは動き続けます。家にいても、カフェにいても、旅行先でも。
商品の発送をしなくてもいいので、あなたは家にいる必要はありません。PC一台あればどこでも仕事ができます。
それって最高じゃないですか?
満員電車にも乗らず、嫌な上司と顔をあわせることもなく、好きな時間に好きな場所で仕事ができる。しかも自分が頑張りさえすれば、収入は一般的なサラリーマンよりも遥かに稼げるポテンシャルもある。間違いなく人生を変える選択肢の一つだと思います。
私自身がそうだったように。さらにいうと、Amazon物販で稼げるようになると、その他の選択肢も見えてきます。
例えば、
- Amazon以外のECサイトにも出店する
- オリジナル商品を開発販売する
- 納品代行業をする
- ひこーるのように情報発信をする
私の場合は、Amazon物販をすることで情報発信にも出会いました。この出会いが、さらに収益を加速させてくれたので、Amazon物販に出会えたことに感謝しかありません。
ちなみにひこーるはAmazonとは全く関係ないブログも運営していて、そっちでも結構稼いでます。
Amazon物販は、Amazonで稼ぐだけではなく、今後の人生の選択肢をさらに広げる可能性があります。これを理解して実践すると、さらに人生は豊かになるはず。
さて、心の準備はできましたか?
ここからは、あなたが迷わずにAmazon物販を始めるための方法をどこよりも詳しく紹介していきます。
ここまで読んでみたけど、あんまり魅力的じゃないかな…。
そう思った人は5秒以内にこのページを離れてください。これ以上読んでも時間の無駄です。
逆に「なんか、自分にもできそうな気がしてきた!」という人は、次のステップに一緒に進みましょう。
ここから先を読む選択をしたことで、あなたの人生は大きく変わるかもしれません。
それでは本編に進みます。
Amazon物販の種類を知って実践するノウハウを選ぼう
Amazon物販といっても実はたくさんの種類があります。まずは代表的なノウハウを理解して、あなたに合ったスタイルを選びましょう。
- Amazon物販にはいろんなノウハウがある
- 【ひこーるオススメ】Amazon欧米輸入のメリット・デメリット
- 【物販を気軽に始めたいなら】Amazon電脳せどりのメリット・デメリット
- 欧米輸入と電脳せどりの比較
- Amazon物販には、お金がどれくらい必要?
- 少ない資金でも効率よく資金を回すためにクレジットカードを活用しよう
- 【おまけ】Amazon中国輸入ってどうなの?
それぞれ深掘り解説します。
Amazon物販にはいろんなノウハウがある
Amazon物販の主なノウハウを一覧にまとめます。
- 電脳せどり
- 店舗せどり
- 欧米輸入
- 中国輸入
- OEM
- ハンドメイド商品
おおまかに分けるとこんな感じです。
OK!わかった!結局どれがいいの?
と思うかもしれませんが、ご安心ください。今このブログを読んでいるあなたが、今からネット物販を始めるのであれば実質2択。
- 欧米輸入
- 電脳せどり
このどちらかを選んでおけば、失敗は限りなく抑えられます。それぞれの特徴を見て、あなたが実践する方法を選んでみてください。このあと、それぞれのメリットやデメリットなどを詳しく紹介します。
Amazon欧米輸入のメリット・デメリット
まずはAmazon欧米輸入のメリットデメリットから紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
完全在宅で完結できる 国内転売に比べてライバルが少ない 商品がまとめて家(事務所)に届く 利益率が高い 日本未発売商品を取り扱える ぶっちゃけなんかカッコイイ | 海外サイトから仕入れるという不安 商品の破損リスクがある キャッシュフローが悪くなりがち 手数料や税金の計算が面倒 多少の法律の知識が必要 |
まずは欧米輸入のメリットとデメリットです。簡単にまとめると、ネット物販の中でも「輸入」なので、単純に参入障壁が高まります。
それにより、ライバルが国内転売よりも少なく、利益率が高く維持しやすい傾向があります。逆に、デメリットも「輸入」に関係します。
輸入するということは、それだけ遠くから商品が運ばれてくるということ。これにより、到着までの日数がかかったり、商品の破損リスクが高くなったりします。
また輸入の場合、関税や消費税、多少の法律の知識が必要です。ただしこれらのデメリットを理解した上で本気で取り組めば、デメリットを乗り越えて大きく稼ぐことができるのもまた事実。
もちろん、このブログ内で関税や消費税、法律の知識も共有するので、今から本気で取り組みたいと考えているならご安心ください。
Amazon電脳せどりのメリット・デメリット
次にAmazon電脳せどりのメリット・デメリットについて。
メリット | デメリット |
---|---|
完全在宅で完結できる 誰でも簡単に始められる 欧米輸入より情報が多い | 明らかにライバルが多い 工夫しないと利益率がかなり低い ショップのブラックリストに登録されて一生購入できなくなることがある |
電脳せどりのメリットは「誰でも簡単に始められる」ことです。しかし逆にこれがデメリットにもなります。
誰でも簡単に始められるということは、それだけライバルが増えやすいということ。ライバルが増えやすいということは、それだけ価格競争が激しくなるということ。もちろん工夫すれば全然稼げますが、欧米輸入よりも高度なビジネススキルやビジネスマインドが必要になります。
さらに仕入れ先である楽天市場やYahoo!ショッピング、ヨドバシカメラなどでは年々転売の規制が厳しくなっています。仕入れ方を間違えると永久的にブラックリスト登録され、プライベートでも利用できなくなる可能性があるので注意が必要。
ただ、誰でも簡単に始められるというメリットは大きいです。ネット物販に初めてチャレンジするなら、やってみる価値は十分あります。
欧米輸入と電脳せどりの比較
ここまででAmazon物販の
- Amazon電脳せどり
- Amazon欧米輸入
を比較してきましたが「結局どっちがいいの?」と思う人も多いはず。という人のため比較表を作ってみました。
欧米輸入 | 電脳せどり | |
---|---|---|
参入 | ちょっと難しい | 超簡単 |
ライバル | 少ない | 多い |
稼ぎやすさ | コツを掴めば安定 | テクニック必要 |
法律 | 多い | 少ない |
英語の有無 | 必要 | 不要 |
将来性 | ある | ある |
最初は多少難しくても、最終的に安定して稼ぎたい
⇒Amazon欧米輸入がおすすめ
できるだけ簡単に始めたい、ライバルが多くても独自性のある手法で戦い抜く自信がある
⇒Amazon電脳せどりがおすすめ
というのが結論です。あなたはどちらに当てはまりそうですか?
ちなみにこのブログを運営している私は当然両方のビジネスを経験してきました。その中で、もう一度ゼロから始めるならどっち?と聞かれたら迷わず欧米輸入を選択します。
理由は、
- 単純に輸入って楽しい
- 単純転売でもメーカーや卸契約でも稼げる
- ライバルが増えたといってもやっぱりニッチなジャンルでまだまだ稼ぎやすい
このような考えです。
いや、本当に単純にやってて楽しいんです。
Amazon物販には、お金がどれくらい必要?
まずは結論から紹介します。
- 現金として最低20万円〜30万円
- クレジットカード枠100万円以上
これくらいは欲しいです。理由を解説します。
Amazon物販は基本的に商品を仕入れてAmazonの倉庫に在庫を預けて運営します。当然ですが、在庫を多く持っていれば持っているだけ有利です。
例えば、Aさんは10種類の在庫を1個ずつ持っていました。それに対してBさんは1,000種類の在庫を1個ずつ持っていました。
単純にAさんよりもBさんの方が100倍商品数があるので、お客様の目に触れる確率も100倍。目に触れる確率が高ければそれだけ売れる可能性も高まります。よって在庫が多い方が有利と言えるのです。
そして在庫を多く持つためにはそれなりの資金が必要。その最低資金と判断するのが20〜30万円ということ。ちなみに私は最初20万円の現金から始めました。この20万円で商品を仕入れをしつつ、少しずつ給料からお金を補充しながら利益を積み重ねたイメージです。
少ない資金でも効率よく資金を回すためにクレジットカードを活用しよう
Amazon物販では基本的にクレジットカードを使って仕入れます。極論ですが、資金が0円だとしてもクレジットカードさえあれば実践可能。
例えば末締め27日払いのカードを例にします。
- 1月1日に10万円分の商品を仕入れる
- 支払日は2月27日なので猶予は58日間ある
その58日間で全ての在庫を売ることができれば、資金0円でクレジットカードの利用枠だけで物販が完結します。
もちろんそれを実現するにはリサーチ力や販売力が必要です。おそらく最初からそううまくは回せないので、保険として現金が必要です。よって20〜30万円ほどの現金があれば安心して運用が可能だと考えています。
実際にひこーるはこの感覚でここまで進んできました。
ちなみに私が圧倒的にオススメするクレジットカードは楽天プレミアムカード。
楽天プレミアムカードは楽天ポイントがザクザク貯まるクレジットカードです。街のお店でも使えますし、コンビニでも使えます。旅行に行きたければ楽天トラベルでも使える。
本当にどこでも使える楽天ポイントが貯まる最強のクレジットカードだと思っています。
無料の楽天カードじゃダメなの?
と思うかもしれませんが、ダメです。理由は無料の楽天カードだと限度額が少なすぎるから。
楽天プレミアムカードなら300万円の限度額を確保できます。Amazon物販では使える枠が多ければ多いほど有利。年会費は発生してしまいますが、たった11,000円。月額換算すると834円です。
これくらいは仕入れに使っていれば余裕で元が取れます。物販の資金をうまく回すためにも最適なクレジットカードを選びましょう。
オススメのクレジットカードについては以下の記事で詳しく紹介しています。
【おまけ】Amazon中国輸入ってどうなの?
ちなみに中国輸入はどうなの?
と思う人も多いはず。結論からお伝えすると、初めてネット物販をするならおすすめしません。
理由は、
- 中国商品の転売は中国人セラーにほぼ乗っ取られた
- ネット物販初心者にOEMのハードルは高すぎる
数年前までは、ノーブランドの商品を簡単に輸入転売ができました。しかし最近はそれをすると中国人セラーと思われるセラーから警告のメールが届いたり、Amazonに報告されたりで出品がかなり難しくなっています。
よって現在の中国輸入は転売というよりはOEMビジネスに近いです。OEMを簡単に説明すると、オリジナル商品を中国の工場で作って日本で販売すること。オリジナル商品なのでライバルから邪魔をされることなく販売が可能。
OEMビジネスを成功させるためには、ネット物販に対するそれなりの知識と経験が必要だ私は考えています。ネット物販初心者からするとかなりハードルが高いので、OEMにチャレンジするのであれば、まずは電脳せどりや欧米輸入でネット物販スキルを身につけてからがおすすめです。
ただし初心者からでも稼げないわけではありません。しっかりと正しい方法で進めることさえできれば稼げます。中国OEMについてもう少し詳しく知りたい人はこちらもどうぞ。
私は欧米輸入で、ネット物販スキルと輸入スキルを磨いてから挑戦しました。
Amazon物販を始めるために必ず準備しなければいけない5つのもの
ここからはAmazon物販を始めるにために準備が必要なものを5つ紹介します。
- パソコン
- インターネット回線
- クレジットカード
- 銀行口座
- 住所
- そのほか、準備しておくと便利なもの一覧
それぞれ解説します。
パソコン
Amazon物販は基本的にパソコンがないと始まりません。
この時代なのに、スマホだけでできないの?
と思う人もいるかもしれません。ぶっちゃけスマホだけでもできなくはないですが、圧倒的に効率が低下します。
本気で取り組むのであればPCは必須と考えてください。ちなみに私が今使っているマシンはこちら。
私は家で作業することが多く、このブログ以外にも動画編集などを行なっています。よって、リサーチ作業および動画編集がサクサクできるレベルのMac miniを選びました。ただし、Mac miniは万人におすすめできる筐体ではありません。
Amazon物販をメインに利用するなら、ノートPCやMacBook Airの方が何かと使いやすいと思います。ノート型だと、部屋でもできますしカフェなどに持って行ってもできます。リビングのこたつに入って寝転びながらでもできます。
私はiPhoneを使っており、その他にもiPadやApple Watchなども利用しているので、ノート型でもMacBook Airが相性ぴったりです。
昔はWindowsのみ対応しているツールを活用したり、Excelを使っていたりしたのでWindowsにこだわっていました。
しかし最近のツールはほとんどがブラウザ型に移行し、利益計算などに使う表計算シートはGoogleスプレッドシートに移行したためMacでも違和感なく作業が可能になりました。
よって、WindowsだからとかMacだからとか関係なく快適に作業できるので、あなたが好きな方を選べば問題ありません。
仕事をする上で、モチベーションが上がるものを使いましょう。
ただ、Amazon物販だけのためにPCを購入するなら高額ですしオーバースペックですAmazon物販のためだけにPCを準備するなら、比較的安めな中古PCでもいいと思います。
ただしモチベーションが上がるなら、私にようMacを買ってもいいと思います。Macってなんとなく持ってるだけでテンションが上がりませんか?
さらに効率を高めたいならPCにこだわりつつ、作業環境も整えましょう。効率を高めてくれる神デバイス達は以下の記事にまとめています。
インターネット回線
Amazon物販を効率よく進めるには安定したネット回線が必要です。最近はスマホ回線だけでネット通信をしている人も多いかもしれませんね。スマホ回線だけで済ますのであれば楽天モバイルおすすめです。
理由はデータ高速無制限で3,278円(税込)だからです。
Amazon物販のリサーチでどれだけ使っても3,278円(税込)以上は発生しないのぶっちゃけコスパ最強です。あなたの住んでいる地域が楽天モバイル回線の通信エリア範囲内ならこれだけで十分だと思います。
現在違うスマホ回線を利用しているなら、この機会に楽天モバイルに乗り換えるのもありだと思います。もしも、もっと安定したネット回線が欲しいなら楽天ひかりがおすすめ。楽天ひかりは楽天が提供する固定ネット回線ですね。
おすすめする理由は、
- 楽天ひかりを使うだけで楽天ポイントがザクザク貯まる
- 回線が安定している
ぶっちゃけネット回線って今は数えきれないほどありますよね。ありすぎて初めて契約する場合は悩みますし、結局どこがいいのかもわからないと思います。そんな人はとりあえず楽天ひかりで問題ないかなと。
楽天ひかりを使うだけで楽天ポイントがザクザク貯まります。貯まったポイントは街でもネットでも使いやすいです。仮にAmazon欧米輸入の仕入れに楽天カードを使えばさらに楽天ポイントがザクザク貯まります。
楽天ポイントをザクザク貯めたいなら、
ここまでドップリ楽天系のサービスを活用すれば、かなりポイントが貯まります。Amazon物販で稼ぐついでにポイントも効率よく貯めたいなら楽天系サービスにまとめちゃうのもありだと思います。
私はまとめられる限り楽天にまとめて、ポイント関係のほとんどを楽天ポイントに集約しています。
クレジットカード
Amazon物販ではクレジットカードが必須です。Amazon物販で使うカードは以下の条件を満たしておきましょう。
- 利用枠が100万円以上
- 可能な限りプライベートと分ける
- 締め日と支払日が違う2枚以上ののカードを使う
以上です。それに該当して一番おすすめなのが先ほども触れた楽天プレミアムカードですね。
利用枠が100万円以上
Amazon物販では仕入れできる商品数が多くなればなるほど有利です。当然ですが1商品しか売っていない店舗と100商品売っている店舗では売れる確率が大きく異なりますよね。
よって、商品をできるだけ多く仕入れて有利に進めたいのであれば、利用枠が大きなクレジットカードを持っていて損はありません。
可能な限りプライベートと分ける
プライベートと分けるメリットも多いです。
- 確定申告が楽になる
- 日々の収支の計算がやりやすい
稼ぐということは確定申告が必要になります。申告するときにできるだけ楽をしたいなら、プライベートとビジネスは分けておきましょう。
締め日と支払日が違う2枚以上ののカードを使う
締め日と支払日が違うカードを使い分けることで、決済のタイミングを調節して支払日を遠くにできます。
例えば、末締め27日払いのカード1枚で仕入した場合のイメージがこちら。
仕入れ日 | 猶予 |
---|---|
3月1日 | 57日 |
3月15日 | 44日 |
3月31日 | 27日 |
仕入れが月末に近づけば近づくほど支払いまでの猶予が短くなりますよね。資金が少ないなら、資金を早く回収しないと支払に間に合わない人もいると思います。そうなると、かなりタイトなスケジュールで販売プランを立てなければなりません。
次に2枚のクレジットカードを使った場合のイメージです。使うクレジットカードは以下の2種類と仮定します。
- 末締め27日払い
- 15日締め10日払い
そうすると以下のようなプランで支払い日を調整できます。
仕入れ日 | 末締め27日払いの カードを使った場合 | 15日締め10日払いの カードを使った場合 |
---|---|---|
3月1日 | 57日 | 41日 |
3月15日 | 44日 | 27日 |
3月16日 | 43日 | 56日 |
3月31日 | 27日 | 41日 |
このように締め日と支払日が違う2枚以上のカードを使えば、約2週間ほど支払いまでの猶予を延ばせます。
Amazonの売上金の入金は2週間おきなので、支払い前に入金があればうまくキャッシュを回せそうですよね。ビジネスでは支払いは後に回せたほうが圧倒的に有利です。
クレジットカードの使い方については以下の記事を参考にしてみてください。
以上の理由からAmazon物販をするなら2枚以上のカードは持っておいて損はありません。ちなみに私が10年以上Amazon物販を続けてきた中でおすすめできるのが以下の3枚。
これらのカードについては以下の記事でオススメ理由を解説しています。
銀行口座
Amazon物販をするには銀行口座も必要です。Amazonの売り上げを入金する口座ですね。ただし、銀行口座は基本的にどこでもいいです。クレジットカードのように絶対にこれというおすすめはありません。
メガバンクである「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」の大手銀行3行でもいいですし、楽天銀行やイオン銀行などのネット銀行でも問題ありません。個人的にはネットで全て完結する楽天銀行や住信SBIネット銀行、イオン銀行などでいいと思います。
楽天モバイルや楽天プレミアムカードなど楽天系でまとめるなら楽天銀行にしておくと連携が取れて管理もしやすいと思います。
住所
Amazon物販では住所も必須です。住所が必要な場面はこちら。
- Amazon出品アカウント登録時:本人確認含む
- 特商法の記載:ネット物販では公開必須
- 仕入れた商品の受け取り:納品代行サービスを使うなら不要
こんな感じです。それぞれ解説します。
Amazon出品アカウント登録時:本人確認含む
Amazon出品アカウントに登録する住所は本人確認書類と一致する書類が必要です。これに関しては後ほど紹介するバーチャルオフィスなどの住所は使えません。
基本的には自宅や事務所住所の登録が必須です。
あなたが住んでいる家の住所や会社なら会社の住所で登録しましょう。
特商法の記載:ネット物販では公開必須
ネット物販ではAmazonに限らず特商法の記載が義務付けられています。
例えばこんな感じ。
基本的にここには販売代表者の名前や拠点としている住所を記載します。つまり個人事業主としてAmazon物販に取り組むなら、あなたの名前とあなたの自宅の住所がここに表示されることになります。
ちなみにこのページは誰でも簡単に見ることができます。つまりあなたの名前や住所を設定したら、全世界にあなたの個人情報を垂れ流すことになります。
Amazon物販はやってみたいけど住所を世界に公開するのは抵抗がある…。
そんな人も多いはず。実際、私もその一人です。
しかし、住所問題には解決策があります。
それがバーチャルオフィスというサービスの利用です。バーチャルオフィスとは、実際に存在しない空間をオフィスとするサービスです。住所だけを借りたり、郵便物の受け取り、法人登記、電話番号の利用などもサービスの一部としてあります。
Amazon物販ではこのバーチャルオフィスの住所や電話番号を借りて、自宅住所などを公開せずに取り組むことができます。
いくつか条件はありますが、正しく使えば法律的にも規約的にも問題のないサービスです。自宅住所を公開せずにAmazon物販に取り組みたい人にとっては、必須サービスだと思います。
もちろん私も使っています。
バーチャルオフィスについて書き出すと、この記事がとんでもない長さになってしまうので、以下の記事で詳細を確認してください。
仕入れた商品の受け取り:納品代行サービスを使うなら不要
Amazon物販ではネットショップで仕入れた商品を自宅や事務所で受けとって、その商品を検品梱包してAmazon FBAに納品します。つまり通常であれば、一旦自宅で商品を受け取らなくてはいけません。
しかし色々な事情で自宅で受け取れないという人も多いはず。
- 自宅に商品を保管する場所がない
- 本業が忙しくて商品を受け取れない
- 家族の理解を得られていない
そんな人は納品代行サービスを利用しましょう。納品代行サービスは、その名のとおり納品を代行してくれるサービス。あなたに代わって荷物を受け取って検品梱包してAmazon FBAに納品してくれます。
この納品代行サービスを活用することで、上記の悩みや不安は解消されますし、さらに本来納品すべき時間がそのまま空くのでリサーチ時間を増やすこともできます。
結果的に、収益UPにつながるので私としてはできるだけ早いタイミングで納品代行サービスを導入することをおすすめしています。
Amazon出品アカウントの開設、拡張機能やツールの準備をしよう
ということでここからは、Amazon物販をスタートするために各種アカウントの開設や必要なツールなどを準備していきましょう。
いきなりできるか不安…。
と思う人も多いと思いますが、最初は誰でも不安ですし素人です。それでも1つ1つ進めていくことで中級者や上級者になっていきます。
不安やストレスなどあると思いますが、稼ぐ!と決めたらなら一歩一歩、一緒に前に進んでいきましょう。
- 【必須】Amazon出品アカウントの開設方法!これがないと始まらない
- 【無料】全Amazon物販プレイヤーにオススメな拡張機能とツールをコッソリ紹介
- 【有料だけど必須】本気で成功させたいなら導入必至の3つのツールとは
- 【余裕があれば導入】さらにビジネスを加速させたいならこの2つ
それぞれ解説します。
【必須】Amazon出品アカウントの開設方法!これがないと始まらない
Amazon物販なのでAmazonの出品アカウントがないと始まりません。「Amazon物販で稼ぐぞ!」と思ったなら、まずはAmazon出品アカウントの作成を進めましょう。作成方法はこちらの記事に詳しくまとめています。
Amazon出品用アカウントは手順通りに進めれば誰でも作成できます。焦らず記事を参考にしながら進めてみましょう。
審査に必要なものも全てまとめているので、ご安心ください。
【無料】全Amazon物販プレイヤーにオススメな拡張機能とツールをコッソリ紹介
Amazon出品用アカウントができたら、次はAmazon物販に必須なツールやサービスを導入していきましょう。今から紹介するツールはAmazon欧米輸入でもAmazon電脳せどりでも必要なツールです。
全て無料で使えるので、必ず導入しましょう。
全人類が導入すべき最強のツールたちです。
インストール | ツール解説ページ | |
---|---|---|
クイックショップ | インストール | 詳細を見る |
モノトレーサー | インストール | 詳細を見る |
code2asin | インストール | 詳細を見る |
Keepa | インストール | 詳細を見る |
モノサーチ | インストール | 詳細を見る |
Google翻訳 | インストール | |
キーゾン | インストール | 詳細を見る |
ワカルンダ | インストール | 詳細を見る |
ASINFetcher | インストール | 詳細を見る |
さらに詳しく知りたい人はこちらの記事もどうぞ。
【有料だけど必須】本気で成功させたいなら導入必至の3つのツールとは
Amazon物販では、何よりもリサーチや日々の商品管理の効率を高めることが成功の鍵といえます。よって、有料ツールの導入必至。しかし「どんなツールを使えばいいかわからない」という人も多いはず。
ということで、Amazon物販歴10年以上の私がいろんなツールを使ってみて、最終的に辿り着いた答えを紹介します。
それがこの3つ。
インストール | 用途 | 月額 | ツール解説ページ | |
---|---|---|---|---|
プライスター | 30日無料で使ってみる | 価格改定や商品管理 | 5,280円 | 詳細を見る |
Keepa | 使ってみる | リサーチ全般 | 約3,000円 | 詳細を見る |
セラースケット | 20日無料で使ってみる | アカウント停止予防 | 2,480円 または 4,980円 | 詳細を見る |
この3つは入れておいて損はありませんし、むしろ導入しないといけないレベルのツールです。
プライスター
プライスターを使って価格改定や商品管理など、Amazon物販で必要な商品の管理やお金の管理全般を任せます。
Keepa
Keepaはリサーチを圧倒的に効率を高めてくれます。ぶっちゃけリサーチに関してはKeepaがないと始まらないので、何があっても導入しなければいけないツールです。
このようなリサーチには欠かせないランキンググラフをどんなツールよりも詳しく表示してくれます。
ランキンググラフって何?という人はこちらの記事もどうぞ。
セラースケット
そして、セラースケットでアカウント停止を予防します。Amazon物販はAmazonのアカウントがあってこそできるビジネスですよね。よって、絶対にAmazonのアカウントを失うわけにはいきません。
それを最高レベルで守ることができるサービスがセラースケットです。
【余裕があれば導入】さらにビジネスを加速させたいならこの2つ
Amazon物販を進めるなら、ここまでの無料ツールと有料ツールを導入すれば問題なく進められます。しかし、さらに効率を求めたいのであれば、以下の2つのツールもあると便利です。
インストール | 用途 | 月額 | ツール解説ページ | |
---|---|---|---|---|
モノサーチPRO | 14日無料で使ってみる | リサーチ効率化 | 4,980円 | 詳細を見る |
NEW TYPE DELTA TRACER | 14日無料で使ってみる | リサーチ効率化 | 2,200円 | 詳細を見る |
それぞれ簡単に紹介します。
モノサーチPRO
モノサーチPROは商品Watchという機能を使いこなせば、リサーチを半自動化できます。設定が少し難しいですが、1つ1つ確認しながら進めればあなただけの自動リサーチマシンが完成します。リサーチの外注さんを雇うよりも安く、そして文句も言わずに働いてくれます。
NEW TYPE DELTA TRACER
NEW TYPE DELTA TRACERはKeepaのようなランキンググラフが表示できるツールです。
ぶっちゃけこのようなランキンググラフを表示してくれるツールはKeepaが最強です。しかしKeepaは海外製のツールなので少し使いづらいと感じる人もいるかもしれません。そういった人はNEW TYPE DELTA TRACERを使ってみるのもありです。
価格もKeepaより安いので、できるだけ安くランキンググラフを使いたいならNEW TYPE DELTA TRACERがおすすめです。ちなみにKeepaとNEW TYPE DELTA TRACERでは表示される情報が若干違います。リサーチ漏れをなくすためにも併用もありだと思います。
≫ 14日間無料でNEW TYPE DELTA TRACERを試してみてる
Amazon物販の運営方法・やり方を詳しく解説!アカウント開設後の進め方
ここまででAmazon物販を開始する準備が整いました。これであなたはいつでもAmazonで販売ができる状態です。
が、まだ不安な要素があると思います。
例えば、
- どうやって出品すればいいの?
- どうやってFBAを使うの?
という疑問もあるはず。ということで、ここからはアカウント開設後の、Amazon物販の運営方法とやり方を詳しく紹介します。
- Amazonセラーセントラルの「Amazon出品大学」を一通り読む
- 特商法の設定
- ムダな手数料を回避する設定方法まとめ
- 個人情報をできるだけ隠して運営したいならバーチャルオフィスを活用する
- Amazon FBAに納品する時間を節約したいなら納品代行サービスを活用する
- 自分で納品するならダンボールやガムテープなどを準備しておくとスムーズ
それぞれ解説します。
Amazonセラーセントラルの「Amazon出品大学」を一通り読む
Amazon物販にチャレンジする上で絶対に目を通してほしいのが「Amazon出品大学」です。これはAmazonの出品アカウントを作成しセラーセントラルにログインできるようになれば閲覧できるページです。
Amazon出品大学を見れば、運営に必要な情報がほとんど手に入ります。アカウントの作成が済んだら、まずはAmazon出品大学を開いて、気になるトピックをチェックしてみてください。
そうすれば、出品方法やFBAの利用方法が理解できるはずです。
もちろんリサーチのノウハウなどは書かれていないので、それに関してはこのヒコールブログで詳しく解説しています。
特定商取引法に基づく表記(特商法)の設定
Amazonで商品を販売するには特定商取引法に基づく表記(特商法)の設定必要です。まだ済んでいないなら必ず早めに登録を済ませましょう。
特定商取引法に基づく表記(特商法)の設定については以下の記事に詳しくまとめています。
ムダな手数料を回避する設定方法まとめ
Amazon出品アカウントが無事に作成できたら、変更しておくべき設定がいくつかあります。
- 長期在庫保管手数料を自動で回避する設定
- 混合在庫を解除する設定
- 販売不可在庫を自動で返送または破棄する設定
- 自己発送のみ|返品を受け取る住所の設定
それぞれ設定方法を紹介します。
長期在庫保管手数料を自動で回避する設定
Amazon FBAはいつまでも無料で在庫を預かってくれるわけではありません。毎月、商品の合計サイズによって月額保管料が発生します。
さらに一定の期間を過ぎると長期在庫保管手数料という高額な手数料が発生します。長期在庫保管手数料は本当に無駄でしかないので、手数料が発生する前に回収しましょう。
回収は設定することで自動で行えます。一度回収した商品は、再納品するか別の販路で売り捌きましょう。
混合在庫を解除する設定
次に混合在庫について。混合在庫とは、同じ商品を他のセラーと一括で管理する方法のことです。
例えば、あなたがAという商品を混合在庫で納品。他のセラーもAという同じ商品を混合在庫で納品。
これらが一括管理されます。
そして、Aという商品があなたの在庫から売れたとしましょう。ただし、混合在庫で納品していたため、お客様のところに送られたのは他のセラーが納品した商品でした。
このとき、もしお客様のところに届いた他のセラーの商品に不具合があった場合、あなたにクレームが届く可能性があります。
つまりどれだけあなたが真面目に納品していても、他のセラーが混合在庫で不良品を納品する限り、あなたにもクレームの可能性がずっとあります。こういったムダなトラブルを避けるためにも混合在庫設定は解除しておくことをおすすめします。
販売不可在庫を自動で返送または破棄する設定
Amazonでは返品などを理由に販売不可在庫が発生します。販売不可在庫はそのまま販売できません。よって、返品するか破棄するかを所収者であるあなたの判断が必要です。
もしも自動で返送や破棄の設定をしていないなら、販売不可在庫が発生するたびに1つ1つ手動で設定が必要になります。
面倒ですし、もしも返品や破棄の依頼を忘れていたら、長期在庫保管手数料が発生してしまう可能性がありす。そういった無駄な手数料を発生させないためにも、アカウントを開設したらすぐに販売不可在庫の設定をしておきましょう。
自己発送のみ|返品を受け取る住所の設定
こちらの設定はFBM(自己発送)を利用するときのみ必要な設定です。自己発送では返品を受け取る住所の設定が可能です。この設定をしておけば、自動で返品先の住所を顧客に伝えられるようになります。
こちらも一度設定しておけば、それ以降は自動で反映されます。自己発送を利用する予定があるなら、設定しておきましょう。
ちなみに自己発送を利用したいけど、顧客の返品には自宅の住所を公開したくないと思う人もいると思います。そのような人は荷受け可能なバーチャルオフィスを活用することで解決します。
個人情報をできるだけ隠して運営したいならバーチャルオフィスを活用する
Amazon物販では特商法の表示が定められているので、セラーフロントと呼ばれるページに名前や住所などを表示する義務があります。
例えばこんな感じ。
これはAmazonだけに限った話ではなく、物販をするなら絶対です。ただし、不特定多数が閲覧できる場所に自宅の住所を公開するのは不安という人も多いはず。公開することでさまざまなデメリットがあります。
例えば、
- 自宅に知らない人が来るかもしれない
- 逆恨みをされて自宅の住所が拡散されるかもしれない
- 変な営業が来るかもしれない
正直なところ、法律上のルールなので仕方がないですが、今の時代に自宅住所を記載することは危険すぎます。
そんな人におすすめなのが、バーチャルオフィスというサービスの利用です。バーチャルオフィスとは、物理的に存在しない「仮想事務所」のことです。特商法のルールを守りながらであればバーチャルオフィスの住所を代替で利用が可能。
月数百円程度で契約ができて自宅の住所を隠せるので、副業としてAmazon物販をする人にはピッタリなサービスではないでしょうか。
もちろん私も活用しています。
Amazon FBAに納品する時間を節約したいなら納品代行サービスを活用する
Amazon物販で欠かせない作業がAmazonの倉庫に納品する作業です。納品作業はぶっちゃけ誰がやっても結果が同じ作業であり、できれば事業主であるあなたがやるべき作業ではありません。
その時間があるなら、収益を大きく左右する作業であるリサーチに時間を割いたほうが建設的といえます。
さらに、いろんな理由から家に荷物が届くのは困るという人も多いのではないでしょうか。そんな人が使うべきサービスが納品代行サービスです。納品代行サービスを使うことで、あなたの家に商品を経由させることなくAmazonに納品できます。
つまり、
- 納品する時間がなくて困っている
- 納品作業が嫌いだ
- 商品が家に届くと困る
という人にはピッタリなサービスです。ただし、納品サービスは数え切れなくらいあって、初めて利用する場合はどのサービスを使えばいいか悩むと思います。そんな人のために私が厳選した4つのサービスを以下の記事にまとめました。
どのサービスも素晴らしいサービスなのであなたに合ったサービスを選んでみてください。
ちなみに初心者におすすめなのがマークロジの分散倉庫型サービスです。月額無料かつ1つ50円から利用できる超格安サービスです。
自分で納品するならダンボールやガムテープなどを準備しておくとスムーズ
上では納品代行業者を紹介しましたが、必ず使わなければいけないサービスではありません。ビジネスを早く効率よく成長させたいなら使って損はありませんが、中にはマイペースに進めたい人もいると思います。
資金的に納品代行サービスに頼らず自分で納品を進めたい人もいますよね。そんな人は、納品ができる準備をしておきましょう。最低限必要なものリストはこちら。
- プリンター
- インク
- A4サイズの紙
- FBA商品ラベル用紙
- ハサミ
- ガムテープと透明なテープ
- はかりもしくは体重計
- OPP袋とビニール袋
とりあえず最初はこれらのものを準備しておけば納品に困らないと思います。あとはやっていく中で必要なものがあると判断すれば買い足せば問題ありません。さらに詳しくチェックしたい場合はこちらの記事もどうぞ。
Amazon物販リサーチに必要な基礎知識
ここからはAmazon物販のリサーチをする上で、最低限必要な基礎知識を紹介します。これらの用語やシステムを全く知らないと、ブログを読んでも実践してもチンプンカンプンだと思います。
超基本的な部分をいくつかまとめてみたので、知らない人は軽く読んでみてください。
- 基本用語を理解する
- リサーチの基本
- 仕入れてはいけないものを理解する
それぞれ紹介します。
基本用語を理解する
Amazon物販に初めて挑戦する場合、おそらく知らない用語がたくさん出てくると思います。しかもそういった用語を理解していないとなかなかリサーチがスムーズに進みません。
ここからは代表的な用語をいくつか紹介します。
- ASIN
- カートボックス
- FBAとFBM(自己発送)
- SKU
まずは最低でもこれらを覚えましょう。
ASIN
AISNとはAmazon独自の商品管理コードのことです。
このように商品ページを開いて詳細情報をみると、1つ1つASINが設定されています。このASINコードは基本的に日本のAmazonだけではなく世界のAmazonで共通です。
例えば日本のAmazonでAという商品のASINがB000000だった場合、アメリカのAmazonでもAという商品のASINはB000000で登録されます。
つまりこのASINをうまく活用すればリサーチを圧倒的に効率化できるということです。
ちなみにASINを活用してリサーチを爆速化するリサーチ方法を私が編み出しました。気になる人は下で紹介しているページを参考に活用してみてください。
カートボックス
Amazonでは同じ商品を出品しているセラーはみんな同じページに出品します。
イメージはこちら。
- 出品者A:3,000円
- 出品者B:3,000円
- 出品者C:3,500円
- 出品者D:3,900円
ただAmazonの商品ページを見ると、そんな風には感じませんよね。Amazonの商品ページを見るとこのように表示されます。
これがカートボックスと呼ばれるシステムです。カートボックスとは商品ページを開いたときに表示される「カートに入れる」ボタンを含むエリアを指します。
ほとんどのお客様はAmazonで商品ページを開いたら、そのまま「カートに入れる」をクリックして決済に進みます。つまりこのカートボックスを取れるかどうかがAmazon物販攻略の鍵と言えます。
ちなみにカートボックスを取れないセラーはカートボックスの下に小さく「新品&中古(10)の出品」などとまとめられてしまいます。わざわざ小さな文字を読んで購入してくれる人なんてほとんどいません。
だからこそAmazon物販をするならカートボックスが超重要。カードボックスを取得する主な条件はこちら。
- 競争力のある価格を設定する。
- より早くお届けできるオプションや配送料無料を提供する
- 優れたカスタマーサービスを提供する
- 在庫を切らさない
要はライバルよりも安く販売して在庫を切らさないでねって話です。
つまりリサーチをして仕入れる商品を決めるときは「カートボックスの価格に合わせて売ったときに利益が出るのか?」が非常に重要ということです。さらにカートボックスの知識を深めたい場合はこちらの記事もどうぞ。
FBAとFBM(自己発送)とは
Amazonには大きく分けてFBAと自己発送という2つの出品方法があります。
わかりやすく表にまとめました。
Amazon FBA | 自己発送 | |
---|---|---|
概要 | Amazonが商品の保管や発送などを代行してくれる物流サービス | 出品者が直接顧客に商品を発送する方法 |
発送 | 商品を発送できる状態でFBA倉庫に納品すれば、商品が売れたらAmazonが発送してくれる | 顧客から注文が入るとAmazonからメールが届き、注文内容を確認して納品書を印刷し、商品と納品書を箱に入れるなどして、送り状を貼って発送して出荷通知を送信する必要がある |
お客様対応 | 商品が売れたときの対応はAmazonにおまかせ | 在庫管理や発送、顧客サポートは全て出品者の責任となる |
手数料 | FBA倉庫までの送料、FBA手数料、カテゴリ手数料 | お客様までの送料、カテゴリ手数料 |
保管手数料 | 必要 | 不要 |
カートボックスの獲得率 | 高い | 低い |
それぞれ主な違いは以上です。特に注目していただきたいのが、一番下の「カートボックスの獲得率」です。
実はFBAを利用するということはカートボックス獲得条件の「より早くお届けできるオプションや配送料無料を提供する」に該当しています。つまりFBAを利用する=カート獲得率UPにつながるということ。
ぶっちゃけAmazonで販売をするという選択をしたならFBAを使わない理由はよっぽどの理由がない限りありません。各種手数料は発生しますが、FBAをうまく活用して効率よくビジネスを加速させましょう。
これらの用語を理解することでリサーチの効率が高まります。Amazon物販でよく出てくる用語はまだまだあるので、時間があるときに以下の記事も参考にしてみてください。
SKU
Amazon物販ではSKUも重要です。SKUとはあなた専用の商品管理番号のこと。
このSKUをうまく活用すれば、商品管理が非常に楽になるので必ず理解して使いこなしましょう。
リサーチの基本
Amazon物販を始める準備ができたらリサーチを進めます。Amazonで稼ぐ=リサーチ力なので、どれだけリサーチに時間を割けるかがかなり重要です。
リサーチ方法は数え切れないほどあるので、色々と試してみて、あなたにあった方法を見つけてみてください。
ちなみに基本となるリサーチ方法はこちら。
- キーワードリサーチ
- セラーリサーチ
- メーカーリサーチ
- 関連商品リサーチ
このようなリサーチ方法を活用して、稼げる商品を探します。
ただしリサーチ方法をここで書き始めるとこの記事のボリュームがすき家のキングサイズ牛丼レベルになってしまうので、別の記事にまとめました。
リサーチ方法を学びたいという人は以下の記事をご覧ください。
以下では欧米輸入の基本的なリサーチ方法をどこよりも詳しく解説しています。
仕入れてはいけないものを理解する
Amazonで販売する上で怖いのが、
- アカウント停止
- 法律違反よる罰則
- お客様の怪我や死亡リスク
この3つです。
商品を販売する以上、たとえ転売であったとしても責任は事業者であるあなたにあります。
こういった不要なリスクを避けるためにも、正しい知識をつけて自分自身もお客様の安全も守って健全なビジネスをしましょう。
アカウント停止についてはセラースケットというサービスの利用を推奨しています。お客様の怪我や死亡リスクについては、法律に気をつけつつ商品選定ができれば危険を及ぼすことは考えにくいです。
さらにいうと、リサーチをする中で少しでもリスクがありそうな商品は避けることをおすすめします。
例えば、直接命に関わるような以下の商品は私は仕入れないようにしています。
- 命綱
- 車やバイク関係のパーツ
- チャイルドシート
- 赤ちゃんが飲み込む可能性があるおもちゃ
- 刃物になりそうなもの
このあたりは避けるべきです。これらの中には法律で輸入が禁止されているカテゴリもありますし、許可が必要なものもあります。
知識が少ないうちは利益に釣られてリスクをおかさずに、できるだけリスクが低いと判断する商品に絞ってリサーチすることを強くおすすめします。
仕入れる前に本当に危険はないかを考える時間を作りましょう。
【まとめ】これで準備は整った!あなたはどのノウハウから始める?
今回はAmazon物販の始め方について網羅的に解説しました。なんとなく進め方が分かりましたか?
もし解りにくいところがあるなら、コメント欄から教えていただけますと幸いです。
Amazon物販に物販に興味を持ったなら、まずはアカウントを作成して動き出してみることがおすすめです。
正直なところ、よくわからないから挑戦しないなら、何も現状から変わることはありません。おそらくこの記事をここまで読んだということは、
- 今よりも稼ぎたい
- 今の仕事にストレスや不安を抱えている
- 家族にもっと楽をさせてあげたい
- 家族をもっと楽しませてあげたい
- 自分の欲しいものを我慢せずに買いたい
何かしらの思いがあるからだと思います。であれば、あとは動き出すしかありません。このまま止まっていたら、今まで通りの不安やストレスから解放されることは永久にありません。
Amazon物販は再現性の高いビジネスモデルです。私自身、なんの取り柄もなく特別なスキルもありません。それでも、真面目にコツコツとやり続けてきた結果、10年以上もAmazon物販で稼ぎ続けることができています。
本当にコツコツとやるべきことを正しい方向に進めるだけで稼ぐことができるビジネスです。しかも、あなたが頑張りさえすれば毎月100万円以上のお金を稼ぐことも可能です。
もしも、あなたが「自分には特別なスキルがないし、無理だよ。」と思うなら、その弱音を捨てて動き出しましょう。
みんな最初は初心者です。私も、私以外のAmazonで稼いでいる人も。みんな最初は初心者です。それでも、頑張った人だけが稼げるのがビジネです。
あとはあなたが動くか動かないか。そして動くと決心したのであれば、どのビジネスモデルを選ぶかだけです。
私はAmazon物販の一通りのノウハウを経験しました。そして、私には欧米輸入が一番合っていると感じたので、今でも欧米輸入を中心に取り組んでいます。
もし私から欧米輸入のスキルを学びたいと考えているのであれば、このまま以下の記事にお進みください。欧米輸入の始め方についてできるだけ詳しくまとめています。
そして、
- 一人で進めるのが不安だ…
- 最短最速で結果を出したい…
- 無駄な遠回りはしたくない…
こういった考えがある人に向けてコンサルも実施しています。ただし、全員が対象ではありません。興味があり、そして条件を満たした人だけ参加いただいている限定コンサルです。
もしコンサルにも興味があるなら、以下の記事も参考にしてみてください。
私の10年以上の経験とノウハウを使って最短で結果を出していただきます。
よくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- Amazon物販を始めるにあたって初期費用はどれくらい必要ですか?
-
初期費用は商品仕入れの費用、FBA手数料、納品代行サービスを利用する場合の費用などがかかります。具体的な金額は仕入れる商品や利用するサービスによりますが、数万円から始めることが可能です。準備できるなら20万〜30万円あるとよりスムーズにビジネスを進められます。
- FBAと自己発送のどちらを選べば良いですか?
-
初心者にはFBAをおすすめします。FBAを利用することで、カートボックスの獲得率が高まり、販売機会が増える可能性が高いからです。また、発送やカスタマーサービスをAmazonが代行してくれるため、手間が省けます。
- どのような商品を仕入れるべきですか?
-
まずはリサーチをしっかり行い、需要があり、競争が少ない商品を見つけることが重要です。最初はリスクが低い商品から始め、徐々に取扱う商品の幅を広げていくのが良いでしょう。
- アカウント停止にならないためにはどうすれば良いですか?
-
アカウント停止を防ぐためには、Amazonの規約を守り、適切な商品を取り扱うことが重要です。また、顧客対応をしっかり行い、ポジティブなフィードバックを得るよう努めましょう。不安があるならセラースケットを導入しておくと、万が一の時に備えることができます。
- 初心者でもAmazon物販で成功できますか?
-
はい、初心者でも成功することは十分可能です。最初は全員初心者です。成功している人はみんな、失敗を繰り返しながらもコツコツと継続できた人です。あなたも継続さえできればAmazon物販で成功することは難しくありません。
- どれくらいの時間をAmazon物販に割く必要がありますか?
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可能であれば最低でも1日2時間から3時間使えると、月10万円程度であれば稼ぐことは可能です。メーカーや卸契約を結ぶことができれば、さらに効率よく大きな金額を稼ぐことも可能です。
- 商品が売れない場合はどうすれば良いですか?
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仕入れ対象商品を見直しましょう。全商品が売れないということはあり得ないので、今までに売った商品で売れた商品、売れなかった商品をチェックし売れた商品の特徴を書き出しましょう。その特徴を次の仕入れに活かせば少しずつ売れる商品の特徴が理解できるはずです。
- Amazon物販での利益率はどれくらいですか?
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利益率は取り扱う商品の種類や価格帯によって異なりますが、一般的には10%から30%程度を目指すと良いでしょう。簡単に仕入れができる単純転売の場合は利益率が低くなり、メーカーや卸仕入れなど仕入れ手法が難しくなるにつれて利益率が高くなる傾向にあります。