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気がついたら長期在庫保管手数料が発生していた。長期在庫保管手数料が発生しないような設定はないの?設定方法があるなら教えて欲しい。
こういう悩みがある人も多いはず。僕も最初の頃は知らずに長期在庫保管手数料を発生させてしまっていました。
そこで今回は、
- 画像付きで長期在庫保管手数料を回避する設定方法を知ることができる
この記事を読めばこれが分かるようになっています。
この記事ではAmazonFBA長期在庫保管手数料を回避する自動返送と自動破棄の設定方法を解説しています。間違って長期在庫保管手数料が発生してしまうともったいないです。一度設定すれば今後は自動で長期在庫保管手数料を回避できるようになるのでこの記事を参考に設定してみてくださいね。
僕自身、Amazon物販は9年目。Amazon物販でもベテランの域に達してきました。Amazon物販に関する知識は他の人よりも多いと思うので参考にできる情報も多くお伝えすることができます。
- Amazonでは365日以上FBAに在庫を保管すると長期在庫保管手数料という高額手数料が発生する
- 長期在庫保管手数料を回避するにはたった1つの設定を1度だけすればOK
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そもそも長期在庫保管手数料とは【完全なる無駄な出費】

まずは長期在庫保管手数料の概要について簡単に解説します。2023年4月15日からはルールが変わるので長期在庫保管手数料について知ってるよって人も復習がてら確認しておいてくださいね。
- 365日以上AmazonFBAの倉庫に預けている商品に対して課される手数料のこと
- 毎月15日に在庫一掃チェックが実施される
- 立方フィート(10cm × 10cm × 10cm)あたり17.773円の長期在庫保管手数料が発生
- 長期在庫商品の確認は「在庫健全化ツール」からできる
こんな感じ。それぞれ深掘りします。
365日以上AmazonFBAの倉庫に預けている商品に対して課される手数料のこと
納品をしてから1年以上経過する商品に対して発生する手数料のことを長期在庫保管手数料と言います。
ぶっちゃけ無駄でしかないので必ずあとから説明する長期在庫保管手数料を回避する設定をしておきましょう。
毎月15日に在庫一掃チェックが実施される
長期在庫保管手数料のチェックは毎月15日に実施されます。この日に365日以上保管されている在庫があれば手数料が発生する仕組みです。
つまり長期在庫になりそうな商品を抱えている場合かつ絶対に長期在庫保管手数料を払いたくない!って人は毎月15日までに返送および破棄の手続きをしておく必要があるということです。
立方フィート(10cm × 10cm × 10cm)あたり17.773円の長期在庫保管手数料が発生
ちなみに長期在庫保管手数料の手数料は立方フィート(10cm × 10cm × 10cm)あたり17.773円。これは現在の適用手数料で2023年4月15日からは手数料が変更されます。
【注意】2023年4月15日から更に長期在庫保管手数料がUPします
2023年4月15日以降は365日以上の長期在庫で立方フィート(10cm × 10cm × 10cm)あたり23.570円に変更されいます。
さらに今まで手数料が発生しなかった保管期間が271~365日の商品にも立方フィート(10cm × 10cm × 10cm)あたり6.096円の手数料が発生するようになります。
わかりやすいように表にまとめます。
2023年4月14日まで | 2023年4月15日以降 | |
---|---|---|
保管期間が271~365日の商品 | 手数料なし | 6.096円 |
保管期間が366日以上の商品 | 17.773円 | 23.570円 |
メディアにかかる最低追加手数料 | 商品1点あたり10円 | 商品1点あたり10円 |
ここで注意したいのが保管期間が271~365日の商品。今までは全く発生しなかった手数料ですね。今後は9か月以上の商品も注意しておく必要がありそうですね。
長期在庫商品の確認は「在庫健全化ツール」からできる
今あなたが持っている在庫の状況を確認したいなら、セラーセントラルにログインして在庫健全化ツールを開きましょう。
- セラーセントラル左上の「≡」をクリック
- 「在庫」の中にある「在庫健全化ツール」をクリック
- 「在庫健全性管理: 長期在庫の概要」をクリック
この流れで在庫の状況を確認することができます。

在庫日数を絞り込んで検索することができます。長期在庫に絞ってどのように対応するかを決定しましょう。
と言ってもいちいち手動で1つ1つ見るのは面倒ですよね。次は長期在庫保管手数料に該当する商品を自動で返送や破棄する方法を紹介します。
【1分でできる】長期在庫保管手数料を回避する自動返送と自動破棄の設定方法を画像付きで解説

それではここからは長期在庫保管手数料を回避する自動返送と自動破棄の設定方法を画像付きで解説します。
- セラーセントラルから「FBAの設定」を開く
- 「販売可能な在庫の自動設定」の「編集」をクリック
- それぞれ希望する設定をして「更新」をクリック
ぶっちゃけメチャメチャ簡単です。まだ設定していない人はこのページを参考に設定しておきましょう。
セラーセントラルから「FBAの設定」を開く
まずはセラースケットにログインして右上の歯車マークの中にある「FBAの設定」をクリックしましょう。

「販売可能な在庫の自動設定」の「編集」をクリック
少し下にスクロールすると「販売可能な在庫の自動設定」という項目があります。右側の「編集」をクリックしましょう。

それぞれ希望する設定をして「更新」をクリック
「編集」をクリックすると設定画面が表示されます。それぞれ必要な情報を入力しましょう。

- 長期保管在庫の自動返送/所有権の放棄の設定:有効
- 返送または破棄:希望する方を選択
- 返送の場合は送って欲しい宛名と住所を入力
入力項目は特に難しくありません。郵送したい住所と宛先を入力するだけですね。入力が完了すれば「更新」をクリックして設定を保存しましょう。
この設定をしておくことで長期在庫保管手数料に怯える必要が無くなる
設定は以上です。簡単ですよね。念のため「販売可能な在庫の自動設定」が「有効」になっているか確認をしておきましょう。

この設定をしておけば長期在庫保管手数料の対象商品を自動で返送または破棄してくれるようになるので長期在庫保管手数料が発生する心配がなくなります。
【まとめ】一度設定するだけでいいので無駄な出費を避けるためにも必ず設定しましょう

長期在庫保管手数料を回避する自動返送または自動破棄の設定方法は以上です。メチャメチャ簡単ですよね。
もう一度この記事の内容をまとめておきます。
- 365日以上AmazonFBAの倉庫に預けている商品に対して課される手数料のこと
- 毎月15日に在庫一掃チェックが実施される
- 立方フィート(10cm × 10cm × 10cm)あたり17.773円の長期在庫保管手数料が発生
- 長期在庫商品の確認は「在庫健全化ツール」からできる
- セラーセントラルから「FBAの設定」を開く
- 「販売可能な在庫の自動設定」の「編集」をクリック
- それぞれ希望する設定をして「更新」をクリック
長期在庫保管手数料は本当にもったいない手数料です。365日以上経過しても売れないなら回転が悪すぎるので何か対策を取る必要がありますね。
例えば、
- 予想よりも売れ行きが悪いなら価格を下げる
- 他の販路でも併売する
- クーポンやセールの設定をする
- どうしても365日以上経ってからも売りたいなら一度返送してからもう一度納品する
長期在庫保管手数料はAmazonからの在庫健全化の後押しです。長期在庫は基本的に良いことがないので、あなたの在庫管理をもう一度見直すきっかけにもなると思いますよ。
関連記事も貼っておくのでこちらからどうぞ。