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Amazonで出品をしてみたいけどアカウントの作り方がわからない。注意点があれば教えて欲しい。
こういう悩みがある人も多いはず。実際いくつか悩むポイントがありますよね。
そこで今回は、
- Amazon出品用アカウントの作り方がわかる
- Amazon出品用アカウントを作るときに注意点がわかる
- 大口出品と小口出品の違いがわかる
- Amazon出品用アカウントを作るときに必要な書類などがわかる
この記事を読めばこれらのことが分かるようになっています。
この記事ではAmazon物販をするときに絶対に必要なAmazon出品用アカウントの作成方法を解説しています。Amazon出品用アカウントの解説に必要な書類や注意点、アカウントの作成方法を画像付きで紹介しています。今からAmazon出品用アカウントを作る人には参考になると思います。
僕自身、Amazon物販は9年目。Amazonでの販売歴もベテランの粋に達してきました。そんな僕だからこそお伝えできる内容をわかりやすく紹介します。
- Amazonアカウント作成前に必要な書類などを準備しておくとスムーズ
- Amazon出品アカウントには大口出品と小口出品の2種類があるけど基本は大口出品でOK
- アカウントは10分くらいあれば申請ができる
- ビデオ審査があるかもですが緊張する必要なし
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Amazon出品用アカウントを作る前に6つの本人確認書類を準備しましょう

Amazonの出品用アカウントを作るには6つの本人確認書類が必要です。必要なものはこちら。
- 行政機関発行の顔写真付きの身分証明書(例:パスポートや運転免許証等)
- 過去180日以内に発行された取引明細書(例:ガス・電気・水道料金等の請求書)
- ビジネス用のEメールアドレスまたは既存のAmazonアカウント
- 電話番号
- 有効なクレジットカード
- 銀行口座番号(Amazonから売上金を受け取る口座)
それぞれ簡単に紹介します。
行政機関発行の顔写真付きの身分証明書(例:パスポートや運転免許証等)
まずはいちばん重要な本人確認書類ですね。
- 運転免許証
- パスポート
おそらくどちらか1つは持っていると思います。ちなみにマイナンバーカードは審査の対象外のようなのでご注意ください。
持っていない場合はアカウント作成ができないので、何かしら作成しましょう。おそらく今後もなにかと必要になることが多いと思います。
過去180日以内に発行された取引明細書(例:ガス・電気・水道料金等の請求書)
これも比較的簡単に準備できるはずです。取引明細書は本人の名前が確認できるものである必要があります。
- ガス
- 電気
- 水道料金
- ネット回線
- クレジットカードの利用明細書
- インターネットバンキングの取引明細書
- 預金通帳
世帯主の場合は公共料金系の明細書が準備しやすいと思います。そうじゃない場合はネットバンキングやクレジットカードの利用明細ですね。
クレジットカードの利用明細書はAmazonに登録するクレジットカード以外でもOK。インターネットバンキングの明細を提出する場合は利用明細と名前が確認できる必要があります。ネットバンキング毎に明細を表示できるページがあると思うのでそちらのページを準備しましょう。
ビジネス用のEメールアドレスまたは既存のAmazonアカウント
すでにAmazonのアカウントを持っているなら該当のメールアドレスで出品用アカウントを作成することができます。プライベートの購入アカウントと出品用アカウントを分けたい場合は別のメールアドレスを準備しましょう。
手軽に作れるメールアドレスの代表と言えばGoogleのGmailですね。
電話番号
Amazonでは電話番号を登録する必要があります。ちなみにお客様にも公開される番号です。
プライベート用とAmazon用を分けたいなら専用の電話番号を準備したほうがいいと思います。
専用の電話番号に興味があるならToones転送電話がオススメ。月額1,050円程度で専用の電話番号を持つことができます。基本的にこの電話番号はほぼ利用しません。なので、ぶっちゃけ何でもいいと言えば何でもいいです。
バーチャルオフィスと一括で契約することもできる
Amazonで販売をするには特定商取引法に基づく表記という項目に住所を公開する必要があります。こちらに自宅の住所を公開したくない人もいますよね。
そんな人にはバーチャルオフィスというサービス。バーチャルオフィスは物理的に存在しない「仮想事務所」のことで契約をすることで特商法に記載できる住所を借りることができます。
つまりこれで自宅の住所を公開せずにAmazon物販を実践できるということですね。
そしてバーチャルオフィスには電話番号も利用できるサービスがあります。そういったサービスを選べば住所も電話番号も同時に借りることができるので契約の手間を省くことができます。
ただしバーチャルオフィスを使うにはいくつかの注意点があります。1つ目は審査を通すまでは自宅の住所の方がいいということ。もう1つはバーチャルオフィスを利用する場合にもルールが有るということ。バーチャルオフィスを使う場合は理解した上で使うようにしましょう。
バーチャルオフィスと電話番号についてはこちら。
有効なクレジットカード
クレジットカードの登録も必要になります。使い所としては売上がほぼない状態で月額料金やその他の手数料の支払いが発生する場合。
基本的に月額料金や手数料は売上金から引かれます。しかし売上金がない場合は登録したクレジットカードから引かれるということですね。
登録するクレジットカードは有効なものであれば何でもOK。
結論からお伝えするとデビットカードでも登録できるそうです。が、あくまでも僕自身がやっていないので責任は取れません。どうしてもクレジットカードが準備できない人でもデビットカードなら作れるはずなのでAmazon用に準備してもいいかもですね。
ちなみに僕はマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードを利用しています。旅行好きのセラーにとっては最高のカードなので知らない人はチェックして見る価値があるカードだと思います。
銀行口座番号(Amazonから売上金を受け取る口座)
銀行口座も必要です。できればプライベート用とビジネス用は分けて運用したほうがいいと思います。
理由は確定申告の効率化と売上などの可視化のため。プライベートと混ぜてしまうと何がなんだかわからなくなるので、この機会にAmazon用を作っておいたほうがいいと思います。
以上で準備は完了です。すべての準備ができたらAmazon出品用アカウントを作っていきましょう。
法人の場合は登記簿謄本に記載されている情報も必要です
ちなみにあなたが法人の場合は追加で登記簿謄本に記載されている情報も必要になります。
登記簿謄本を準備して登録作業に取り掛かってください。
Amazon出品用アカウントの出品プランは大口と小口の2種類ある【基本は大口でOK】

もう一つだけAmazon出品用アカウントを作成する前に知っておくべきことがあります。
それが2つある出品プランについて。基本的に大口プランが推奨されますが、お試しで販売してみたいという人は小口プランでもいいかと。
大口出品と小口出品の違いを解説
それぞれの特徴を簡単にまとめておきます。
小口出品 | 大口出品 | |
---|---|---|
料金 | 100円/商品 | 4,900円/月 |
適しているプラン | 月49個まで | 月49個以上販売 |
APIツール | 利用できない | 利用できる |
制限カテゴリへの出品 | できない | できる |
総合評価 |
月間で49個までの販売なら小口出品でいいと思います。しかしそれ以上なら大口出品ですね。
ぶっちゃけ本気で稼ぐのに月間49個以下はありえないと思うので、基本的には最初から大口出品プランでいいと思います。
大口出品を利用しないとツールが利用できない可能性が高い
Amazon物販ではツールの活用もかなり重要です。しかし小口出品の場合はAPIツールというツールを稼働させるためのサービスが利用できません。
つまり本気で物販をするなら圧倒的に不利ということ。
Amazon物販で必須とも言えるプライスターやセラースケットも大口出品じゃないと利用ができません。物販を有利に進めたいのであれば大口出品一択といえます。
Amazon出品用アカウントを作る時は自動的に大口出品で作られる
基本的にAmazon出品用アカウントを作ると自動的に大口出品で作成されます。小口出品に変更をしたい場合はアカウント作成後に変更手続きをするようにしましょう。
【本題】Amazon出品用アカウントの作り方を画像付きで解説【約10分でできます】

それではここからはAmazon出品用アカウントの作り方を見ていきましょう。
- 「Amazonアカウントを作成」をクリックしてアカウントを作成する
- 業種情報を選択する
- 【法人のみ】ビジネス情報を入力する
- 出品者の情報を入力する
- クレジットカード情報を入力する
- ストアの情報を入力する
- 本人確認書類をアップロードする
それぞれ画像付きで解説します。
「Amazonアカウントを作成」をクリックしてアカウントを作成する
まずはこちらからAmazonの出品者登録ページを開きましょう。
開くと以下のような画面が開くので「さっそく始める」をクリックします。

クリックするとログイン画面が表示されます。まだアカウントを持っていないはずなので、画面下部の「Amazonアカウントを作成」をクリックしましょう。
クリックをするとアカウント作成画面になるので必要な情報を入力します。

登録したEメールアドレスに確認コードが届きます。メールを確認にて入力しましょう。入力したら「アカウントの作成」をクリックします。
業種情報を選択する
あなたがAmazonアカウントを運営する所在地や業種を選択します。おそらくほとんどの人は以下のようになると思います。
- 事業所の所在地:日本
- 業種:個人・個人事業主

選択と入力が完了したら画面下部の「同意して続行する」をクリックします。
【法人のみ】ビジネス情報を入力する
法人のみ登記簿謄本の情報を入力する画面が表示されます。必要な情報を入力してください。

主な担当者名は本人確認をする担当者名である必要があります。
出品者の情報を入力する
ここからはあなたの情報を入力します。国籍や身元の証明情報などを入力していきましょう。

あなたが個人または個人事業主なら、ほとんどの場合で会社住所は自宅の住所になると思います。個人事業主で事業用の住所を持っているならそちらの住所で登録することも可能です。
電話番号は確認用なので普段利用しているスマホの電話番号でOK。すべての項目が埋まったら「次へ」をクリックしましょう。
法人の場合はこちら
法人の場合は画面が若干異なります。

適切な情報を入力しましょう。
クレジットカード情報を入力する
Amazonに登録するクレジットカードの情報を入力します。ほぼ使うことはないので、ここで登録するカードは有効なものであれば何でも問題ありません。

入力が完了すれば「次へ」をクリックして進みましょう。
ストアの情報を入力する
あなたのストア名を入力します。名前は後ほど変更可能ですが慎重に決定しましょう。

- すべての商品にUPC/JANコードは付いていますか?:いいえ
- Amazonで出品を希望する商品のメーカーまたはブランド所有者ですか?:いいえ(今後、OEMなどを検討するなら一部でもOK)
本人確認書類をアップロードする
最後に本人確認のアップロードをします。申請前に準備した書類をアップロードしていきましょう。

以上でAmazon出品アカウントの登録作業は完了です。
3営業日程度で登録したメールアドレスに審査の結果が届きます。そのときにビデオ審査についての案内がある場合があります。
アカウントの作成が終わったらビデオ審査を求められる可能性あり【簡単な質問だけです】

登録作業が終わったあとにビデオ審査を求められる可能性がります。と言って怖がる必要はありません。
本人確認だけですので冷静かつ真面目に対応すればすぐに終わります。
内容は、
- アカウント登録時に入力した名前とメールアドレスを伝える
- 本人確認書類を見せる
- 提出書類に不備がないかの確認
- 審査結果について説明
以上です。
スムーズにビデオ審査を進めるためにも提出している書類などは手元においておくようにしましょう。
【まとめ】これであなたもAmazonセラーの仲間入りです

以上がAmazon出品用アカウントの作成手順です。特に難しい部分はなかったと思います。
もう一度、内容をおさらいしましょう。
- 行政機関発行の顔写真付きの身分証明書(例:パスポートや運転免許証等)
- 過去180日以内に発行された取引明細書(例:ガス・電気・水道料金等の請求書)
- ビジネス用のEメールアドレスまたは既存のAmazonアカウント
- 電話番号
- 有効なクレジットカード
- 銀行口座番号(Amazonから売上金を受け取る口座)
- 大口出品と小口出品がある
- 基本は大口出品でOK
- 月に49個以下しか販売予定がないなら小口出品でもOK
- 「Amazonアカウントを作成」をクリックしてアカウントを作成する
- 業種情報を選択する
- 【法人のみ】ビジネス情報を入力する
- 出品者の情報を入力する
- クレジットカード情報を入力する
- ストアの情報を入力する
- 本人確認書類をアップロードする
- アカウント登録時に入力した名前とメールアドレスを伝える
- 本人確認書類を見せる
- 提出書類に不備がないかの確認
- 審査結果について説明
こんな感じですね。ちょっと流れが多いように見えますが、実際にやり始めるとすぐに終わると思います。
この作業ををしないとAmazonで販売ができないので、Amazonで販売をしたい人はこの記事を参考にアカウントを作ってみてくださいね。
関連する記事も貼っておくので参考にどうぞ。