Amazon物販ではFBAやFBM(自己発送)に限らず、返品されることがよくあります。
FBAの場合は自動で返品処理が進むので特に何かの設定をする必要はありません。しかし、FBMの場合は返品の希望があればお客様に返品先の住所を伝える必要があります。
ただし、毎回お客様に返送先の住所を伝えるのは面倒ですよね。
ということでこの記事では自己発送商品の返品を受け取る住所の設定方法を解説します。
設定は最初の一度だけです。FBMを利用しているけど、まだ返送先の住所を登録していない人はこの記事を参考に登録しましょう。
ちなみに自宅住所を返送先の住所に設定したくないという人はバーチャルオフィスを利用するのもありです。バーチャルオフィスを返品の受付住所に設定すれば、お客様に自宅の住所を公開することなく受け取れます。
ただし、いくつかのデメリットもあるので、興味がある人は以下の記事をどうぞ。
自己発送商品の返品を受け取る住所の設定方法
まずは自己発送商品の返品を受け取る住所の設定方法を画像付きで解説します。
- セラーセントラルにログイン
- 歯車マークから「返品設定」をクリック
- 「返送先住所の管理」をクリック
- 「返送先住所が複数ある場合」の「返送先住所を管理する」をクリック
- 「新しい住所を追加」をクリック
- 返送先に設定したい住所を入力する
ステップで解説します。
いつも通りセラーセントラルにログインしましょう。
セラーセントラルにログインできたら右上の歯車マークにカーソルを合わせます。
選択項目の中に「返品設定」があるのでクリック。
表示されたページにタブがあるので「返送先住所の管理」をクリック。
返送先住所リストが表示されます。
右側に「返送先住所が複数ある場合」という項目があり、そこの「返送先住所を管理する」をクリック。
返送先住所の管理画面が表示されます。
すでに住所を登録しているならここに表示されます。
その下にある「+ 新しい住所を追加」をクリックします。
そうすると新しい住所を追加する画面が表示されます。
ここに返送先の住所を登録しましょう。
登録住所の候補としては、
- 自宅の住所
- 事務所の住所
- バーチャルオフィスの住所
があります。
今回登録した住所をデフォルトの返送先住所に設定するなら「いつもこの住所に届ける」にチェックを入れます。
登録が完了すれば「住所を追加」をクリックします。
これでお客様が返品リクエストをした時に、Amazonからお客様に自動送信されるメールに該当の住所が記載されます。
以上で登録作業は完了です。
【余談】自宅住所を購入者に知らせたくない場合はバーチャルオフィスを活用する
ここからは返品商品を受け取るときに自宅の住所をお客様に伝えたくない人に向けて、バーチャルオフィスの活用を提案します。
自宅の住所をお客様に伝えることに抵抗はない!
という人はこれ以上読んでも無駄なのでページを閉じてくださいね。
逆に、
できれば自宅住所を公開したくない。ついでにAmazonに表示している住所も隠したい。
という人は読んで損はないと思います。
- 自宅の住所をできるだけ公開したくないならバーチャルオフィスを使う
- 転送プランが含まれるオススメのバーチャルオフィス3選
- バーチャルオフィスで返品を受け取るメリットとデメリット
それぞれ解説します。
自宅の住所をできるだけ公開したくないならバーチャルオフィスを使う
結論ですが、Amazon物販で自宅の住所を公開したくないならバーチャルオフィスの活用がおすすめです。
このブログでもバーチャルオフィスの活用を推奨しています。
バーチャルオフィスを使えば、Amazonの特商法に表記で自宅住所を隠せます。
またこの記事で紹介している返品を受け取る時にも、お客様にバーチャルオフィスの住所を伝えられるので自宅の住所を公開せずに済みます。
できるだけ自宅の住所を隠してAmazon物販にチャレンジしたい人は積極的に活用すべきサービスだと言えます。
ただしバーチャルオフィスを使って完璧に住所を隠すことはできません。詳しくはこちら。
転送プランが含まれるオススメのバーチャルオフィス3選
自己発送商品の返品をバーチャルオフィスで受け取りたい人にオススメなバーチャルオフィスを3つ紹介しておきます。
サービス名 | GMOオフィスサポート | レゾナンス | 和文化推進協会 |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 5,500円 | 0円 |
転送が使える最安プラン | 月額1,650円 | 月額990円 | 月額550円 |
転送回数 | 月1回/即時 | 毎週水曜日 | 週1回/即時 |
転送料金 | 送料のみ 即時の場合は500円 | 送料のみ | 1回550円+送料 |
バーチャルオフィスで返品を受け取るなら「転送プラン」が含まれるサービスを使う必要があります。
また郵便物の転送は別途費用が発生します。
どのサービスがいいかわからない人は、この3つから選べば間違いありません。
バーチャルオフィスで返品を受け取るメリットとデメリット
簡単にバーチャルオフィスで返品を受け取ると時のメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット | デメリット |
---|---|
自宅の住所を公開せずに済む 家にいなくても確実に受け取れる | バーチャルオフィスの契約料が必要 転送に追加の送料が必要 受け取りまでにタイムラグがある |
こんな感じですね。
主に気になるのが費用面とタイムラグです。特にタイムラグについては少し注意が必要。
自己発送商品の返品を受け取って現品を確認してから返金処理をしたいならこのタイムラグはお客様のイライラを増幅させるかもしれません。
イライラを増幅させれば、悪い評価やクレームの原因にも繋がりますよね。必ず商品を確認してから返金処理をしたい人はバーチャルオフィスで受け取らない方がいいかもしれません。
逆にとりあえず返品の場合は全て素直に返金対応するという人なら、バーチャルオフィスで返品を受け取るのはありですね。
これは人それぞれの考え方なので、あなたがいいと思う方を選択すればいいと思います。
【まとめ】初期設定を済ませて返品をスムーズに受け取ろう
ということで今回は自己発送商品の返品を受け取る住所の設定方法を中心に紹介しました。
自己発送商品の返品を受け取る住所の設定方法は簡単なので時間がある時にサッと済ませちゃいましょう。
もし返送先の住所に自宅の住所を使いたくないと思うなら、バーチャルオフィスの導入がおすすめです。
おそらくこのブログを読んでいる人はほとんどバーチャルオフィスを導入していると思います。今の時代、自宅の住所を全世界に公開し続けるのはリスクしかありませんからね。うまくサービスを活用して安心安全にビジネスを進めましょう。