Amazon物販に興味を持ったとき、おそらくFBAがあるからチャレンジしてみようと思った人も少なくないのではないでしょうか?もしくは「FBAっていう言葉をよく聞くけど、結局なんのことなの?」と思っている人も多いかもしれませんね。
ということでこの記事ではAmazon FBAの概要を完全初心者にもわかるように徹底解説しています。
この記事を読み終わる頃には、Amazon FBAの概要が全て理解でき、今すぐにでもAmazon物販を始めることができるレベルにまで引き上げます。
これからAmazon物販で稼ぐぞ!と考えている人は絶対に読んでください。
ちなみにAmazonにはFBA以外にもFBM(自己発送)という方法もあります。FBMについては以下の記事をご覧ください。
使う使わないは別として、Amazon物販をするなら知っておくべき内容です。
Amazon FBAの概要を徹底解説!そもそもFBAって何?
まずは Amazon FBAの概要を解説します。
- フルフィルメント by Amazon(FBA)とは
- Amazonの倉庫(FC)は全国に40ヶ所以上ある
- Amazon出品用アカウントを作成すれば誰でも利用できる
それぞれ解説します。
フルフィルメント by Amazon(FBA)とは
FBAはフルフィルメント by Amazonの略です。フルフィルメントとは物流倉庫拠点のこと。
この物流倉庫に個人や法人などの販売事業者が商品を預けることができます。
そして商品が売れたら、Amazonの倉庫スタッフさんが梱包や発送作業を代行してくれる。
これらの一連のサービスを略してFBAと呼びます。
とりあえず今の時点ではAmazonの倉庫に商品を預けられて、売れたら勝手に送ってくれるんだってことがわかれば問題ありません。あとでもっと詳しく解説します。
Amazonの倉庫(FC)は全国に40ヶ所以上ある
ちなみに2024年現在、Amazonの倉庫は全国に40ヶ所以上あります。全国にこれだけの倉庫があるからこそ、Amazonは注文の当日や翌日に配達できるということです。
ユーザーとして使っていると、本当に届くのが早くてビックリすることがありますよね。ちなみにAmazonの倉庫一覧はこちら。
Amazon出品用アカウントを作成すれば誰でも利用できる
Amazon FBAのサービスはAmazon出品用アカウントを作成すれば誰でも利用できます。
もしあなたがこれからAmazon物販を始めようと考えているなら。まず最初にすべきことはAmazon出品用アカウントの作成です。
この出品用アカウントさせ作ってしまえば、個人でも法人でもAmazon FBAが使えます。ちなみにAmazon出品用アカウントの作成方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
Amazon FBAが自動でやってくれる3つのこと
それでももう少しFBAについて深掘りしていきましょう。Amazon物販ではFBAがあるからこそ副業でも稼ぎやすい環境が整えられると言っても過言ではありません。
それくらい、ネット物販に必要な作業をあなたの代わりにやってくれます。
ということで、ここからはAmazon FBAがあなたの代わりに自動でやってくれることを3つ厳選して紹介します。
- 商品を保管してくれる
- 売れたら梱包から発送まで自動でしてくれる
- 返品対応やカスタマサービスまで対応してくれる
- 結論:空いた時間を有効に活用できる
それぞれ解説します。
商品を保管してくれる
Amazon FBAを使うと、あなたが販売する予定の商品を保管してくれます。
例えば、FBAを利用しないFBM(自己発送)の場合。FBMではあなたが発送するので、商品は自宅で保管する必要があります。10個とか20個程度なら保管できるスペースがあるかもしれません。
しかし100個200個と増えてくると、保管場所に困りますよね。でもFBAを使えば大丈夫。
何商品あったとしても関係ありません。Amazon FBA倉庫に送ってしまえば、あなたの家や倉庫が圧迫される心配なし。
極論ですが、納品代行サービスを使ってFBAに納品すれば、家族からAmazon物販ビジネスのチャレンジを認められていなくてもコッソリ始めることができます。
ちなみにコッソリ物販を始めたいなら、納品代行サービスは必須です。
売れたら梱包から発送まで自動でしてくれる
Amazon FBAを使えば、納品さえすればあとは自動で物販が進みます。以下に商品が売れてからの流れをまとめてみました。
自己発送 | FBA | |
---|---|---|
梱包 | 自分でやる | 自動 |
発送ラベルの印刷 | 自分でやる | 自動 |
発送 | 自分でやる | 自動 |
発送通知 | 自分でやる | 自動 |
お客様対応 | 自分でやる | 自動 |
ぶっちゃけ本来であれば売れてから面倒な作業が待ち構えています。しかしFBAを使えば極論、何もしなくてもOK。
あなたは「売れましたよ!」という通知をワクワクして待っておくだけです。
物販の大半の作業を占める梱包〜発送までの作業を自動化できるので、あなたは商品のリサーチや仕入れに集中できます。
もちろん空いた時間をリサーチに使ってもいいですし、家族との時間に使ってもいいです。大変な作業をほんの少しの手数料だけで全て任せられるので、時間が少ない副業セラーにとっても心強いサービスといえます。
ちなみに上の「売れました!」という通知はプライスターを使えば届きます。
返品対応やカスタマサービスまで対応してくれる
Amazon FBAでは返品対応やカスタマサービスも対応してくれます。
例えば、売れた商品に不備があって返品したいとお客様が思った場合。通常なら、あなたに連絡が届いて返品先の住所を伝えたり送料の負担を相談したりしなくてはいけません。
しかしFBAならそれも自動で完結します。お客様はAmazonの購入履歴から返品を選択して、項目を選んでいくだけで簡単に返品手続きが完結するように作られています。
あなたは何もしなくても大丈夫。
ちなみに返品された商品は、
- 新品ならそのまま新品として再販される
- 開封済みなら自宅返送などで受け取れる
- Amazonが原因の不具合と判断されたら補填される
などの対応が自動で取られます。販売数が多くなればなるほど返品などの問い合わせが増えます。
こういった作業を自動化できるのもかなりありがたいですよね。
ちなみに返品と同時に悪い評価がついたなら、必ず早めに対応しましょう。
結論:空いた時間を有効に活用できる
Amazon FBAを使うと自動化できる主な作業は以上です。
どうですか?かなりすごいと思いませんか?
あなたがこれからAmazon物販ビジネスにチャレンジするなら、これらの作業が自動化できるとどれくらい時間が確保できるか考えてみてください。
FBAを使えば不要な作業を自動化して、最大限あなたがやるべきことに集中できます。
例えば、
- Amazon物販で稼ぐためのリサーチに時間を割ける
- Amazon物販以外の副業にもチャレンジできる
- 家族や友人との大切な時間が確保できる
Amazon物販はFBAだけではなく、ツールや外注化を活用することでさらに効率よく稼げるビジネスです。
できるだけ無駄な時間を節約して確実に稼ぎたいと考えているなら、Amazon FBAは利用する価値があると思います。
Amazon FBAを利用する6つのメリット
それではここからはAmazon FBAのメリット6つ紹介します。
- 商品の保管〜発送まで全部FBAにおまかせ!=時間と場所の確保
- 取扱商品がAmazonプライム対象になる=売れやすくなる
- カート獲得率がアップする=売れやすくなる
- 決済方法が増える=コンビニ払いやATMなど
- 海外発送対応=自動的に販路拡大
- FBAマルチチャネルサービスが利用可能=販路拡大
それぞれ解説します。
商品の保管〜発送まで全部FBAにおまかせ!=時間と場所の確保
上でも触れましたが、Amazon FBAを利用すれば商品の保管〜発送までをすべてAmazonが対応してくれます。
Amazon物販の流れをわかりやすくまとめてみましょう。
作業内容 | 担当 |
---|---|
リサーチ | あなた |
仕入れ | あなた |
受け取り | あなた |
納品 | あなた |
保管 | Amazon |
梱包 | Amazon |
発送 | Amazon |
発送通知 | Amazon |
こんな感じです。
後半は全てAmazonがやってくれていますよね。これだけを見ても、どれだけFBAを活用したAmazon物販が楽かわかると思います。Amazon FBAを使うことでお客様への発送作業や商品保管場所が確保できます。
ちなみにさらに自動化したいなら、リサーチの外注化や納品代行サービスを使えば、極論ですがあなたは何もしなくても稼げる形を作ることも可能です。
取扱商品がAmazonプライム対象になる=売れやすくなる
Amazon FBAを使うとあなたの商品はAmazonプライム対象に設定されます。プライム対象に設定されると、商品ページ上で以下のようなバッジが付きます。
この「prime」マークが付くと以下のようなメリットがあります。
- アクセス数が伸びる=お客様に見てもらえる
- 商品の回転が良くなる=すぐ届くからお客様に選ばれる
- カート獲得率がアップする=お客様に選んでもらえる
要は購入されやすくなるということ。あなたがお客様だとして、価格やセラー評価が同じセラーが2人並んでいたらどちら選びますか?
- 「prime」マークが付いて明日到着する商品
- 「prime」マークが無くて1週間後に到着する商品
おそらく「prime」マークが付いて明日到着する商品を選びますよね。お客様も同じ考えの人が多いので、売れやすくなると判断できます。
カート獲得率がアップする=売れやすくなる
カート獲得率についてもう少し深掘りします。Amazonにはカートボックスというシステムがあります。
このカートボックスを獲得することが、Amazon物販の攻略の鍵と言ってもいいくらい大切な項目です。
そしてこのカートボックスを取るにはいくつかの条件があります。Amazonから正式に発表されている条件はこちら。
- 競争力のある価格を設定する
- より早くお届けできるオプションや配送料無料を提供する
- 優れたカスタマーサービスを提供する
- 在庫を切らさない
この4つの条件の中で、以下の2つはFBAを利用することで達成できます。
- より早くお届けできるオプションや配送料無料を提供する
- 優れたカスタマーサービスを提供する
あとは、価格や在庫を上手く調整すれば、Amazonが発表している条件を満たすことができます。
ただ価格改定や在庫調整は手動や目視だけでは難しいのでプライスターなどの総合管理ツールの導入が必須です。
プライスターって何って人はこちらの記事もどうぞ。
決済方法が増える=コンビニ払いやATMなど
Amazon FBAを使うと通常の決済方法に加えて以下の決済方法も利用可能になります。
- コンビニ
- ATM
- ネットバンキング
- 電子マネー払い
例えば、普段はクレジットカードを使わない人や持っていない人などにもアプローチしやすくなりますよね。
ただし、このような支払い方法には注意点もあります。
それが、同業他社からの無限保留地獄。
例えば、あなたと一緒に出品しているセラーがあなたがカートを取っていることが邪魔だと考えたとします。
そしてあなたの在庫を全てコンビニ決済で購入。支払い期限は3日間あります。その間、支払いをせずに放置。
そうすると、あなたの在庫は3日間は保留の状態のとなりAmazonからは消えます。
非常に残念ですが、セラーの中にはこのような手法を使ってくる人がいるのも事実です。
ただし、これには対策があります。詳しい対策方法については以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。
海外発送対応=自動的に販路拡大
Amazon FBAは海外発送にも対応しています。例えば、日本のAmazonをアメリカからチェックしているお客様があなたの商品を購入することが可能です。
つまり通常なら日本に住所がある人だけが対象ですが、海外発送を使えば世界中のお客様に買ってもらえるチャンスがあるということ。
日本にいながら世界に向けたビジネスが簡単にできます。
手軽に販路を広げられるので使ってみる価値はあります。
FBAマルチチャネルサービスが利用可能=販路拡大
Amazon FBAを使っていれば、FBAマルチチャネルサービスが利用できます。
FBAマルチチャネルサービスは、Amazonの配送網を利用してAmazon以外の販路で販売した商品を出荷するサービスです。
例えば、Amazonで販売している商品を楽天市場でも販売したとします。楽天市場で売れたら、Amazonの倉庫からお客様の元へ商品を発送することが可能です。
配送指示は必要ですが、もちろん梱包や発送手続きについてはFBA利用時と同じように全て任せることができます。
多少の手数料は必要ですが、FBAのシステムを利用して手軽に販路を広げられます。
Amazon物販に慣れてきて、販路を増やしたいなと思ったら積極的に活用したいシステムですね。
Amazon FBAを利用する4つのデメリット
それではここからはAmazon FBAのデメリット4つ紹介します。
- 手数料が発生する
- 倉庫に預けた商品の状態確認ができない
- どれくらい在庫があるか直感的に把握できない
- Amazon以外のネット物販知識が獲得しにくい
それぞれ詳しく解説します。
手数料が発生する
後で詳しく解説しますが、FBAを利用するにはいくつかの手数料が発生します。
FBA配送代行手数料と呼ばれる手数料で、倉庫に預けている商品が売れた時に梱包や配送料金があわせて請求されます。
さらにFBAには在庫保管手数料という保管料も発生します。
特に在庫保管手数料は長期保管になると金額が大きくなります。無駄な手数料を払わないためにも在庫管理は徹底しましょう。
倉庫に預けた商品の状態確認ができない
新品商品だけを扱っているセラーならあまり関係ないかもしれません。
中古を販売しているとお客様から「商品の状態を詳しく教えてください。」というメッセージが届くことがあります。
自己発送商品なら、手元に商品があるのすぐに状態を確認して返信が可能。しかしFBA利用なら手元に商品がないので、チェックしていない状態については返信が難しいはず。
中古商品をFBA利用する予定なら、できるだけ詳しく状態をチェックしてからFBAに納品することをおすすめします。
どれくらい在庫があるか直感的に把握できない
自己発送の場合、自宅などに商品を保管します。
よって、すぐに目の届くところに在庫があるので溜まってきたら直感的に把握できますよね。
しかしAmazon FBAに預けてしまうと、直感的に在庫の判断ができません。
在庫をチェックするにはセラーセントラルにログインしたりプライスターのようなツールを使ったりしてチェックが必要です。
おそらく面倒でやらない人も多いと思います。
しかし在庫管理が雑になると、キャッシュフローが悪くなりビジネスがうまく回らなくなる可能性があります。
FBAを使ったネット物販は便利ですが、気を抜かずにお金や在庫の管理は徹底することをおすすめします。
Amazon以外のネット物販知識が獲得しにくい
Amazon物販ではAmazon FBAというシステムを使って物販ビジネスができます。しかも、ぶっちゃけほとんど知識がなくてもリサーチスキルさえ高めれば稼ぐことが可能です。
Amazonだけで今後も稼いでいくならそれで問題ありません。しかしもっともっとビジネスを大きくするには知識が獲得しにくい環境といえます。
ただし、上でも紹介したようにAmazon以外の販路でも販売したければマルチチャネルサービスを使えばいいですし、FBAを使うことで時間にも余裕があるはずなので、その時間で勉強するのもあり。
デメリットとして挙げてはいますが、補う方法はいくらでもあります。
正直、FBAのデメリットがなさすぎて無理やり絞り出しています。それくらいFBAは素晴らしいシステムです。
Amazon FBAの主な3つの手数料
ここからはAmazon FBAの主な手数料を3つ紹介します。
- 出品プラン手数料
- カテゴリーごとの販売手数料
- FBA配送代行手数料(梱包、配送料)
それぞれ解説します。
出品プラン手数料
Amazon出品アカウントには大口プランと小口プランがあります。それぞれ簡単に比較してみましょう。
小口プラン | 大口プラン | |
---|---|---|
料金 | 100円/1商品 | 4,900円/月 |
販売個数 | 月49個まで | 月49個以上販売 |
APIツール | 利用できない | 利用できる |
制限カテゴリーへの出品 | できない | できる |
小口プランはあくまでもお試しプランのような位置付けですね。
基本は大口プランなので、毎月4,900円が固定費として必要です。ちなみにこれはFBAだけではなく、自己発送でも必要です。
Amazonに出品する=出品プランの費用は必須です。
カテゴリーごとの販売手数料
Amazonでは販売するカテゴリーによって手数料が異なります。主な手数料はこちら。
カテゴリー | 販売手数料 | 最低販売手数料 |
---|---|---|
本 | 15% | 該当なし |
ミュージック | 15% | 該当なし |
DVD | 15% | 該当なし |
ビデオ | 15% | 該当なし |
テレビ・レコーダー | 8% | 30円 |
携帯電話・スマートフォン | 8% | 30円 |
カメラ | 8% | 30円 |
パソコン・周辺機器 | 8% | 30円 |
家電アクセサリ | 10% | 30円 |
Amazonデバイス用 アクセサリ | 45% | 30円 |
楽器・オーディオ | 10% | 30円 |
ドラッグストア | 商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% 商品1点あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% | 30円 |
ビューティ | 商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% 商品1点あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% | 30円 |
健康家電・理美容家電 | 10% | 30円 |
スポーツ&アウトドア | 10% | 30円 |
カー&バイク用品 | 10% | 30円 |
おもちゃ&ホビー | 10% | 30円 |
TVゲーム | 15% | 該当なし |
TVゲーム機本体 | 10% | 30円 |
PCソフト | 15% | 該当なし |
ペット用品 | 商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% 商品1点あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の15% | 30円 |
文房具・オフィス用品 | 15% | 30円 |
電子辞書 | 8% | 30円 |
ホーム&キッチン | 15% | 30円 |
生活・キッチン家電 | 10% | 30円 |
浄水器・整水器 | 10% | 30円 |
大型家電 | 8% | 30円 |
DIY・工具 | 15% | 30円 |
産業・研究開発用品 | 15% | 30円 |
業務用医療用品 | 商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% 商品1点あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% | 30円 |
食品&飲料 | 商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% 商品1点あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10% | 該当なし |
ビール | 6.5% | 該当なし |
腕時計 | 15% | 30円 |
ジュエリー | 商品1点あたりの売上の合計のうち、 10,000円以下の部分については商品代金の10% 1商品あたりの売上合計が10,000円を超える部分は商品代金の6% | 30円 |
ベビー&マタニティ | 商品1点あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8% 商品1点あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の15% | 30円 |
服&ファッション小物 | 商品1点あたりの売上の合計のうち、 3,000円以下の部分については商品代金の12% 1商品あたりの売上合計が3,000円を超える部分については商品代金の8% | 30円 |
シューズ | 商品1点あたりの売上の合計のうち、 7,500円以下の部分については商品代金の12% 1商品あたりの売上合計が7,500円を超える部分には、商品代金の6% | 30円 |
バックパック、ハンドバッグ、 旅行かばん&トラベル用品 | 商品1点あたりの売上の合計のうち、 7,500円以下の部分については商品代金の12% 1商品あたりの売上合計が7,500円を超える部分には、商品代金の6% | 30円 |
その他のカテゴリー | 15% | 30円 |
ただしカテゴリー手数料もFBAだとしても自己発送だとしても固定で発生します。カテゴリーによって手数料が大きく異なるので仕入れ前には必ずチェックしましょう。
チェックが難しいと感じるなら、私が作ったスプレッドシートを活用してみてください。手順通りに商品情報を落とし込めば簡単に手数料の計算ができます。
FBA配送代行手数料(梱包、配送料)
Amazon FBAを利用している商品は、サイズや重さによって手数料が変わります。主な手数料はこちら。
とりあえず今は大きくなればなるほど高くなるということだけ覚えておけばOKです。
ちなみにこういった計算をいちいちしないで済ませるためにはツールの活用がおすすめ。
無料でもいいツールがたくさんあるので、積極的に使っていきましょう。
ということで次からは手数料を簡単にチェックできるツールを紹介します。
Amazon FBAの手数料を簡単にチェックできるツールを5つ紹介
ここからはAmazon FBAの手数料を簡単にチェックできるツールを5つ紹介します。
- 【公式】FBA料金シミュレーター
- クイックショップ
- ワカルンダ
- モノトレーサー
- NEW TYPE DELTA TRACER
それぞれ解説します。
【公式】FBA料金シミュレーター
FBA料金シミュレーターはAmazon公式の手数料チェックツールです。Googleで「FBA料金シミュレーター」と検索すれば出てきます。
公式なので正しい数字を出してくれますが、リサーチをするのにページを移動するのはなかなか面倒。よって私は全く使っていません。
次から紹介するツールは商品ページ上に手数料などを表示してくれます。
クイックショップ
ということで無料で使えて商品ページに手数料や粗利計算を表示してくれるクイックショップがおすすめ。
イメージはこちら。
インストールすれば、該当商品ページの情報を自動で表示してくれます。手数料以外にも、商品サイズやASIN JANなどほしい情報は一通り揃っています。無料で使えるので、とりあえずインストールしておいて損はありません。
ワカルンダ
ワカルンダはセラースケットというAmazonアカウント停止の復活予防サービス利用者だけが使える拡張機能です。
ワカルンダをインストールすると、以下のような画面が商品ページ常に表示されます。
こちらもクイックショップ同様、手数料以外に利益計算機能や商品サイズなどが表示されています。
ワカルンダだけの機能としては、危険度の表示があります。危険度とは、該当商品を出品した場合にアカウント停止や閉鎖のリスクがある商品を知らせてくれる機能のこと。
この危険度を参考に仕入れをすれば、アカウントを無駄なリスクから避けて運用することができます。
私が強く導入を推奨しているサービスの一つです。
セラースケットへの登録が完了したら以下からワカルンダの拡張機能をインストールしましょう。
モノトレーサー
モノトレーサーは無料で使えるサイト型のサービスです。
しかしモノトレーサーは商品ページではないページに移動してチェックする必要があります。
少し面倒かもしれませんが、手数料以外の項目も一覧でチェックできるので重宝する人も多いはずです。
実はモノトレーサーはリサーチに必要なランキンググラフも無料で閲覧可能です。
本来であればKeepaや次に紹介するNEW TYPE DELTA TRACERなどの有料ツールが必須ですが、なんとモノトレーサーなら無料。
Amazon物販初心者で、できるだけツール代などを節約したい人には必須ツールです。
NEW TYPE DELTA TRACER
最後に紹介するのはNEW TYPE DELTA TRACERというツール。
NEW TYPE DELTA TRACERにはこのような利益計算器というツールがあります。
この機能を使えば手数料が簡単に確認できます。NEW TYPE DELTA TRACERは手数料を確認する以外にも、
- ランキンググラフの表示
- 価格推移の表示
- 他モールへのリンク
- ASIN
- JAN
- カート獲得率
などさまざまなデータがチェックできます。サブスクツールですが、リサーチに必要な情報が一通り手に入るので、使ったことがないなら使ってみる価値はあると思います。
≫ 14日無料でNEW TYPE DELTA TRACERを試してみる
【まとめ】Amazon物販はFBAのシステムを活用して効率よく稼ごう!
ということで今回はAmazon FBAについてできるだけ詳しく解説しました。なんとなくイメージは掴めましたか?
もう一度簡単にまとめておきます。
- フルフィルメント by Amazonの略
- 利用者はAmazonの倉庫に販売する商品を預けることができる
- 商品が売れたら、Amazonの倉庫スタッフさんが梱包や発送作業を代行してくれる
- Amazonの倉庫(FC)は全国に40ヶ所以上ある
これがAmazon FBAの概要です。FBAを利用するとビジネスの一部を自動化することができます。
- 商品を保管してくれる
- 売れたら梱包から発送まで自動でしてくれる
- 返品対応やカスタマサービスまで対応してくれる
物販で面倒な作業の大半をAmazonが代理でやってくれます。
次にメリットとデメリットを解説しました。
- 商品の保管〜発送まで全部FBAにおまかせ!=時間と場所の確保
- 取扱商品がAmazonプライム対象になる=売れやすくなる
- カート獲得率がアップする=売れやすくなる
- 決済方法が増える=コンビニ払いやATMなど
- 海外発送対応=自動的に販路拡大
- FBAマルチチャネルサービスが利用可能=販路拡大
- 手数料が発生する
- 倉庫に預けた商品の状態確認ができない
- どれくらい在庫があるか直感的に把握できない
- Amazon以外のネット物販知識が獲得しにくい
メリットはたくさんありますが、デメリットは多少の手数料が発生することと紹介しましたね。
ちなみにAmazon FBAの主な手数料は3つ。
- 出品プラン手数料
- カテゴリーごとの販売手数料
- FBA配送代行手数料(梱包、配送料)
これらの手数料を確認しながらリサーチを進める必要があります。そしてこの作業はできるだけ効率化した方がいいですよね。
そこでツールを活用することをおすすめしています。
手数料を簡単に確認できるおすすめツールは全部で5つ。
- 【公式】FBA料金シミュレーター
- クイックショップ
- ワカルンダ
- モノトレーサー
- NEW TYPE DELTA TRACER
これらのツールを使えば簡単に手数料の確認ができリサーチを効率よく進めることができます。
このようにFBAやツールを活用することでAmazon物販の大半の作業を自動化することができます。
あなたはその時間を使ってリサーチに集中したり、別の副業や家族の時間を優先したりできます。
時間がない人の副業にピッタリなサービスと言えますね。
どうですか?面白そうでしょ?
もしもAmazon物販に興味を持って初めてみたいなと思ったなら、まずは以下の記事から読んでみてください。
この記事さえ読めば、Amazon物販の基本の全てがわかります。
また、Amazon物販の中でも欧米輸入に興味を持ったなら、以下の記事が参考になります。
どうしても一人で進めるのが不安なら、私に頼っていただくのも一つの手です。最短距離を走って早く収益化したいならいつでも相談してください。