プライスターの「商品登録」、使ってみたいけど細かな設定や本当に使い方が合っているのかわからないという人も多いはず。
今回はそんな人に向けて、「商品登録」の使い方を徹底解説したいと思います。
ちなみにプライスターの商品登録はFBA用と自己発送用の2パターンがあります。しかし、これらは別々のページに割り振られていますが、基本的な使い方は同じです。
プライスターの「商品登録」機能使いこなせば、信じられないほど簡単にAmazonに商品登録ができます。
Amazonセラーセントラルの商品登録が苦手な人やストレスを抱える人にとっては参考になる内容です。
プライスターの「商品登録」の設定を確認しよう
まずは、プライスターの「商品登録」の設定や画面の見方を確認していきましょうましょう。
商品登録はプライスターの上部にあるタブのFBAもしくは自己発送をクリックすると表示されます。
FBAもしくは自己発送で、あなたが利用する方を選んで商品登録をしましょう。
ここからは以下の流れで解説します。
- 商品登録画面の見方について
- 商品登録の初期設定について
- 登録する商品の設定について
それそれ画像付きで解説します。
商品登録画面の見方
プライスターの商品登録は初期設定をしていることで、さらにスムーズに使いこなすことができます。
まずは商品登録の画面を見てみましょう。
以下の項目が並んでいます。
項目 | 説明 |
---|---|
①商品検索欄 | ここには、Amazonに登録する商品のキーワードやJANコード、ASINコードなどを入力します。 |
②商品のコンディション | ここでは、あなたが出品する商品のコンディションを選択します。 新品なら新品にチェックが入っていれば問題ありません。 |
③SKUの自動入力 | SKUの自動入力は、半角英数字での固定入力が設定できます。 |
③のSKUの自動入力は、表示されているボタンをクリックすることで、あなたオリジナルのSKUを作成することも可能。
例えば、[ASIN番号]-[日付]と設定しておけば、それに合わせたSKUが自動で登録される仕組みです。
SKUにこだわりがあるのなら、ここで設定をしておきましょう。
おそらくほとんどの人は、GoogleスプレッドシートやExcelなどで商品を管理していると思います。
私の場合はGoogleスプレッドシートで管理しており、スプレッドシートのセルを活用して自動でSKUが設定されるようにしています。
私のように、GoogleスプレッドシートなどであらかじめSKUを管理してるなら、「③SKUの自動入力」は特に設定する必要はありません。
商品登録の初期設定について
プライスターの商品登録では「出品設定初期値の変更」から初期設定を変更することができます。
クリックしてみてみましょう。
クリックすると、以下のような画面が表示されます。ここにそれぞれ初期値を設定することができます。必要であれば設定しておきましょう。
おそらく、よく使う項目としては
- ポイント率
- 価格の自動変更
- 支払い方法の制限
この辺だと思います。
仕入れ値は、商品によってバラバラなので、ここで設定しておく必要はありません。
赤字ストッパーや高値ストッパーに関しても、おそらく商品ごとにバラバラの数値を設定するはずなので、無視でいいと思います。
価格の自動変更については、毎回同じ設定を使うのであれば、ここで設定しておきましょう。
ちなみに私はオリジナルで設定しています。
私が登録しているオリジナル設定は以下の記事で紹介しています。
支払い方法の制限については、私は「代金引換とコンビニ決済を選べないようにする」を全商品に適用しています。
この設定をすることで、ライバルセラーからの嫌がらせを回避することができます。
普通の顧客で代引きやコンビニ決済を使いたいという人もいるので、多少の売り上げ低下にはつながります。
しかし、それ以上にライバルセラーの面倒なトラブルに巻き込まれる方が精神的にも厳選的にも良くないので、私はこの設定にしています。
ちなみに、代金引き換えについては、2024年6月に廃止されました。
明確な理由は説明されていませんが、送り付け詐欺などが多く発生したことが原因だと思われます。
出品者としては、売り上げが下がる可能性はありますが、おそらくほとんどのエラーは使っていなかったと思うので、特に大きなダメージはないと思います。
登録する商品の設定について
商品登録画面で登録したい商品を登録すると以下のように表示されます。
ここで設定すべきポイントをいくつか紹介します。
設定項目 | 説明 |
---|---|
SKU | 空白のままでもOK。こだわりがあるなら入力しましょう。 |
コンディション説明 | 新品なら空白でOK。中古なら状態を詳しく記載しておきましょう。 |
個数 | 納品する個数を登録。後から修正可能なので、今は放置でもOK。 |
出品価格 | 自動で入力されています。希望する価格でない場合は手動で変更。 |
ポイント | ポイントを設定するなら入力します。 |
仕入れ価格 | 仕入れ価格を入力しておくと、利益計算に役立ちます。 |
送料 | 送料が発生しているなら入力します。 |
ストッパー | 赤字ストッパーと高値ストッパーを設定できます。 |
価格の自動変更 | 追従設定ができます。 |
これらの設定ができます。
商品登録する該当商品の情報をここで設定しましょう。
基本的な使い方がわかったところで、次は実際の商品登録の流れを見ていきましょう。
プライスターの「商品登録」で商品を登録してみよう
それではここからはプライスターの「商品登録」で商品を登録してみましょう。
流れはこちら。
- 危険物情報を登録する
- 商品検索欄ASINやJANコードを入力して検索
- 表示された商品にそれぞれの数値やコンディションなどを登録
- 複数商品を登録するならここまでの作業を繰り返す
- 全て登録が完了したら「FBA商品登録」をクリック
それぞれ解説します。
商品検索欄ASINやJANコードを入力して検索
まずは登録する商品を商品検索欄で検索します。該当商品のキーワードやASIN、JANコード(EAN)などを入力して検索します。
ちなみに可能であればキーワード以外の方法をおすすめします。
理由はキーワードだと狙っていたASINではない商品がヒットしてしまう可能性があるからです。
Amazonには同じような商品名で登録された商品カタログが複数存在する場合があります。
間違った商品カタログに出品しないように、基本的にはASINやJANコードで登録した方が確実です。
表示された商品にそれぞれの数値やコンディションなどを登録
商品登録する商品が表示されたら、上記で解説したように個数や金額、ストッパーなどを設定していきましょう。
特に以下の設定は必須です。
- 出品価格
- 仕入れ価格
- 高値ストッパー
- 赤字ストッパー
これらを設定しておくことで、プライスターで利益管理ができます。
また赤字ストッパーと高値ストッパーを設定しておくことで、思わぬ赤字や不良在庫を防止することができます。
より効率よくAmazon物販を運営したいのであれば、これらの設定は必ずしておきましょう。
危険物情報を登録する
商品を登録するとき以下のような危険物情報についての表示がされています。
危険物情報とはAmazonに該当商品が危険かどうかを伝えるシステムのことです。
初期値はこちら。
項目 | 選択 |
---|---|
この商品は電池ですか、または電池を使用していますか。 | いいえ |
この商品は、危険物に該当しますか? | いいえ |
このままでいいなら、特に設定を変更する必要はありません。
しかし電池を使っていたり、危険物に該当したりする可能性があるなら、クリックして設定を変更しましょう。
「危険物情報が初期値です」をクリックすると以下のような画面が表示されます。
必要な変更を加えて「決定」をクリックします。そうすると、「危険物ではありません(設定済み)」という緑色の表示に変わります。
これで設定の変更は完了です。
おそらくほとんどの商品は危険物に該当しないと思います。ガスや燃える液体などが含まれるような商品は注意が必要です。
複数商品を登録するならここまでの作業を繰り返す
複数の商品をまとめて登録する場合は、商品登録欄にキーワードやASIN、JANコードなどで登録を繰り返します。
納品する可能性があるすべての商品を登録しましょう。
そうするると、このように登録した商品がリストとして表示されます。
全て登録が完了したら「FBA商品登録」をクリック
すべての商品の登録が完了したら、FBA商品登録をクリックします。
ちなみにその右側にある「削除」は間違って登録した商品や、やっぱり登録をやめる商品を削除するときに利用します。
「削除」をクリックすると、商品の左側にあるチェックボックスが入っている商品が削除されます。
その隣にある「出品後、自動で納品作業リストに商品を追加し、”納品プラン作成”ページにジャンプ」にチェックを入れた状態で「FBI商品登録」をクリックすると、そのまま納品プラン作成ページに移動できます。
商品登録から納品プランまでワンクリックで進みたいのであればここにチェックを入れておきましょう。
「納品プラン作成」の方法については以下で解説しています。
すでに登録がある商品はピンク色で表示される
プライスターの出品登録画面で、すでに登録がある商品を登録しようした場合は背景がピンク色で表示されます。
これはすでに登録がある商品を示しています。この場合、対応方法は2通りあるので紹介します。
- 追加納品として登録する場合
- 新しいSKUを作成して「新規出品」する場合
それぞれ紹介します。
追加納品として登録する場合
1つ目は追加納品としてそのまま登録する方法です。
この場合は、
- 追加個数
- 出品価格
- ストッパー
などの設定を見直して、必要であれば変更しましょう。
新しいSKUを作成して「新規出品」する場合
同じ商品であったとしても新しいSKUとして登録することも可能です。
同じ商品でも理由があり新しい出品として登録したい場合は、以下の方法で変更します。
- 「追加納品商品を選び直す」をクリック
- 「新規出品する」をクリック
これで追加納品ではなく新規出品として商品登録が可能です。
他の新規商品と同様に価格やストッパーなどの設定をして登録に進みましょう。
ちなみにすでに商品履歴がある商品を新規出品、つまり別SKUとして出品する場合は、必ず過去のSKUが全て売り切れていることを確認しましょう。
同じコンディションの同じ商品を別SKUで複数出品することはAmazonの規約違反です。
【まとめ】プイライスターを使って商品登録を効率化しよう
ということで今回は、プライスターの「商品登録」機能について紹介しました。初めて使う場合は、少し悩むところもあるかもしれませんが、すぐに慣れると思います。
まずは実際に触ってみて、どれだけ商品登録が効率よくなるか試してみてください。
ちなみに、プライスターを使えばさらに効率よく商品登録が行えます。それが「CSVファイルで出品」という機能を使った方法です。こちらの方法を使えば、一つ一つ商品を登録せずにCSVにまとめたデータを1クリックで簡単に登録できます。
100商品だろうと、1,000商品だろうと1クリックです。もっともっと効率の良い商品登録をしたいのであれば、こちらの記事を参考に使い方をマスターしてみてください。
商品登録終われば、納品プランを作成してAmazonに納品を進めると思います。納品方法については、こちらの記事にまとめているので、操作方法が不安な方はぜひ参考にしてみてください。
プライスターでは、このようにAmazon物販の地味に時間がかかる作業を徹底的に効率化してくれる機能がたくさん搭載されています。
今回紹介した商品登録は機能のほんの一部です。
まだプライスターを使ったことがなくて、色々と手動で行っているなら、あなたの貴重な時間を無駄にしているかもしれません。
プライスターは初回30日無料ですべての機能が利用できます。
今よりももっともっと効率を高めて、Amazon物販に臨みたいのであれば、ぜひ一度プライスターの素晴らしさを体験してみてください。
きっと、あなたの悩みや不安、ストレスの原因が解決されると思いますよ。
ちなみにプライスターの商品登録は、すでにAmazonに登録された商品の出品にしか使えません。Amazonにまだ登録されていない新しい商品を登録する場合はAmazonセラーセントラルから新規商品登録をする必要があるのでご注意ください。
Amazonに登録されていない商品を新規で登録する方法はこちらの記事にまとめています。
よくある質問
最後によくある質問をまとめした。
- プライスターの「商品登録」とは何ですか?
-
プライスターの「商品登録」は、Amazonに商品を簡単に登録するための機能です。FBA用と自己発送用の2つのパターンがありますが、基本的な使い方は同じです。
- SKUの自動入力設定はどのように行いますか?
-
SKUの自動入力は半角英数字での固定入力が設定できます。また、オリジナルのSKUを作成することも可能です。たとえば、「ASIN番号-日付」と設定すると、それに合わせたSKUが自動で登録されます。
- 出品設定初期値の変更はどこで行いますか?
-
出品設定初期値の変更は「出品設定初期値の変更」から行えます。ポイント率、価格の自動変更、支払い方法の制限など、よく使う設定をここで行えます。
- 登録した商品がピンク色で表示されるのはなぜですか?
-
既に登録がある商品を再度登録しようとすると、背景がピンク色で表示されます。これは既に登録済みの商品を示します。
- プライスターを使えばどのように効率が良くなりますか?
-
プライスターを使うことで、商品の登録や価格設定、納品プランの作成など、Amazon物販の多くの作業が効率化されます。特に「CSV一括登録」機能を使えば、大量の商品を一度に登録できます。
- プライスターの無料体験はありますか?
-
はい、プライスターは初回30日間無料で全ての機能を利用できます。効率を高めたい方は、まずは無料体験から始めてみてください。