「電脳せどりのリサーチって、何から始めたらいいの?」
「ツールを入れたほうがいいの?それとも手作業で探すの?」
「利益の出る商品をどう見つければいいのか全然わからない…」
そんな疑問を持っている方も多いと思います。

電脳せどりのリサーチは、“Amazonで売れる商品を見つけて、他のモールで安く仕入れる”という流れを理解するのが最初の一歩です。
この記事では、電脳せどりにおけるリサーチの基礎をわかりやすく解説します。
さらに、初心者でも使いやすい無料ツールや、実際のリサーチ手順も紹介しているので、今日から自分で商品を探せるようになります。


Amazon電脳せどりのリサーチとは?
まずは、Amazon電脳せどりにおける「リサーチ」とは何かを簡単に解説します。
リサーチの目的、怠ったときに起こる問題、そして稼げなくなる主な理由について触れながら、どれだけリサーチが重要なのかを紹介します。
リサーチの概要と目的を理解しよう
Amazon電脳せどりにおけるリサーチとは、利益の出る商品を探す作業のことです。
このリサーチができなければ、仕入れも販売も成り立ちません。
電脳せどりの基本構造はとてもシンプルで、「安く仕入れて、高く売る」だけです。
Amazon電脳せどりの場合は、Amazonで販売されている商品よりも、同じ商品を楽天市場やYahoo!ショッピングなどで安く仕入れ、その差額から利益を得ます。
たとえば、次のようなケースを考えてみましょう。
項目 | 金額 |
---|---|
Amazon販売価格 | 3,000円 |
仕入れ価格(楽天市場) | 2,000円 |
差額 | 1,000円 |
Amazon手数料・送料など | 約400円 |
実際の利益 | 約600円 |
このように、価格差が生まれる商品を探すのがリサーチの第一歩です。
感覚で行うのではなく、必ずスプレッドシートなどを使って数字で判断しましょう。



これ以上ないほどシンプルなビジネスモデルで、誰にでも稼げるチャンスがあるのが電脳せどりの魅力です。
リサーチを怠るとどうなるか
リサーチを怠ると、当然稼げません。
電脳せどりは「商品を仕入れて販売する」ことで利益を得る仕組みです。
リサーチをしなければ、稼げる商品を仕入れることができず、収益が下がります。
起きる問題 | 内容 |
---|---|
利益商品を仕入れられない | 感覚で判断して赤字商品を掴むリスクが高まる |
商品知識が育たない | 相場や需要を見抜く力がつかず、判断が遅れる |
継続できない | 結果が出ずにモチベーションが下がる |
このように、リサーチを怠ると「お金・時間・やる気」のすべてを失う結果になります。
電脳せどりは、リサーチがメインの仕事です。
最初のうちは地味でも、この作業を繰り返すことで確実に成果が積み上がるので、まずはコツコツと頑張ってみましょう。



電脳せどりは地味ですが、正しく実践すれば在宅で自由に稼げる方法です。
リサーチを始める前に入れておきたい3つの無料ツール
Amazon電脳せどりでは、ツールの活用が必須です。
ツールを使わなくても実践はできますが、無料で使えるものに関しては導入しない理由がありません。
特に初心者のうちは「作業時間を短縮する」「判断を間違えない」ためにも、ツールの力を借りることが大切です。
ここでは、私が実際に使っている3つの無料ツールを紹介します。
ツール名 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|
クイックショップ | 複数モールを一括検索し、 価格差を瞬時に確認できる | ★★★★★ |
モノトレーサー | Amazon商品の価格推移 ランキングをグラフで確認できる | ★★★★☆ |
Keepa | データの可視化に優れた定番ツール 無料版でも十分使える | ★★★★☆ |
この3つを入れておくだけで、リサーチ効率が大きく変わります。



ここからは、それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。


クイックショップ


クイックショップは、完全無料で使えるGoogle Chromeの拡張機能です。
導入すると、Amazonの商品ページ内に商品情報がわかりやすく表示されます。
粗利を自動で計算できる機能も付いており、スプレッドシートを開いて手動で管理する手間がなくなります。
さらに、Yahoo!ショッピングや楽天市場へのリンクも表示されるため、その場で価格差や利益を確認することが可能です。
初心者でも直感的に操作できる設計で、導入するだけでリサーチ効率が大幅に上がります。
とにかく「まず入れておくべきツール」と言えるでしょう。



作業を“時短化”するのもリサーチスキルの一部です。ツールを上手に使うことで、より多くの商品を正確に判断できます。
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モノトレーサー


モノトレーサーは、クイックショップと同じ会社が開発したリサーチツールで、こちらも完全無料で利用できます。
モノトレーサーでは、対象商品の過去の売れ行きやライバル出品者数の増減、ランキングの推移グラフが表示されます。
Amazon電脳せどりでは、ライバルの動きやランキングの変化が非常に重要な判断材料になります。
それらを無料で確認できる点が、モノトレーサーの大きな魅力です。
確認できる項目 | 役割 |
---|---|
価格推移 | 相場の安定性を判断 |
ランキング変動 | 売れ行きの確認 |
出品者数の推移 | 競合の増減を確認 |
カート価格履歴 | 価格競争の状況を把握 |
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Keepa(無料版)


Keepaは、Amazon物販で最も有名なリサーチ効率化ツールです。
主な機能は有料版で利用できますが、無料版でもある程度の活用が可能です。
Chrome拡張機能をインストールすると、Amazonの商品ページ上にグラフが表示されます。
このグラフで過去の価格推移を確認したり、価格変動をトラッキングしたりできます。
機能 | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|
価格推移グラフ | ◯ | ◯ |
ランキンググラフ | × | ◯ |
出品者数の変化 | × | ◯ |
通知・トラッキング | △(制限あり) | ◯(細かく設定可能) |
Keepaサイト | × | ◯ |
無料版でも基本的な価格推移は見られますが、データの範囲や細かい販売履歴までは確認できません。
そのため、無料で使うならモノトレーサーの方が実用的です。
ただし、Keepaの有料版を導入すると、ランキングのギザギザ推移を商品ページ上で確認できるようになり、リサーチ効率が大幅に向上します。


モノトレーサーが別ページで情報を確認するのに対し、KeepaはAmazonの商品ページ内で完結できる点が最大の強みです。
まずは無料版やモノトレーサーでリサーチに慣れ、電脳せどりを本格化するタイミングで、有料版への移行を検討しましょう。



情報量が増えるほど判断は速くなります。慣れてきたら、Keepaの有料版で一歩上のリサーチ環境を整えましょう。
\ リサーチの効率化に必須 /


Amazon電脳せどりのリサーチの基本的な流れ
基本的なリサーチツールの準備ができたところで、ここからはAmazon電脳せどりのリサーチの基本的な流れを見ていきましょう。
電脳せどりのリサーチは、次の3ステップで進めていきます。
- Amazonで売れている商品を見つける
- 楽天市場やYahoo!ショッピングで同じ商品を探す
- 価格差を確認して利益を計算する
この3つの流れを理解することで、どんな商品を仕入れるべきか、どのように判断すればいいのかが明確になります。



それでは、ここから各ステップを具体的に解説していきます。
【ステップ1】Amazonで売れている商品を見つける
方法 | 内容 |
---|---|
先輩セラーをチェックする (セラーリサーチ) | すでに実績のある出品者の取扱商品を確認する |
トレンド商品を調べる | テレビやSNSで話題の商品を追う |
興味のあるカテゴリーで探す | 自分が理解しやすい分野から始める |
SNSやブログで情報収集する | X(旧Twitter)やYouTubeで紹介されている おすすめ商品を確認する |
まずは、Amazonで売れている商品を見つけましょう。
リサーチの第一歩は「どんな商品が売れているか」を知ることです。
売れている商品を見つける方法はいくつかありますが、どの方法でも問題ありません。
まず大切なのは「Amazonの商品ページを見ることに慣れる」ことです。
最初は利益よりも“売れている商品の傾向”を掴む練習として、気になる商品をどんどんチェックしていきましょう。



最初から完璧を目指す必要はありません。売れる商品の“感覚”を掴むことが、リサーチ上達の第一歩です。
【ステップ2】楽天市場やYahoo!ショッピングで同じ商品を探す
Amazonで気になる商品を見つけたら、次は同じ商品を楽天市場やYahoo!ショッピングで調べてみましょう。
クイックショップを導入している場合は、Amazonの商品ページ上に楽天市場やYahoo!ショッピングへのリンクが表示されます。


そのままクリックして比較しても構いません。
ツールを使わない場合は、以下の情報をもとに手動で検索してみましょう。
検索に使える情報 | 活用方法 |
---|---|
JANコード | 最も正確に同一商品を特定できる |
型番 | 家電やガジェットなどで有効 |
商品名 | 一般的なキーワード検索に向いている |
重要なのは、「Amazonで売られている商品」と同じ商品を他のモールで探す練習をすることです。
最初は探すのに時間がかかっても構いません。
商品画像や仕様を照らし合わせながら、同一商品を見極める力を鍛えていきましょう。



最初のうちは“探すこと”そのものが学びです。正確に同じ商品を見つけられるようになると、リサーチの精度が一気に上がります。
【ステップ3】価格差を確認して利益を計算する
同じ商品を見つけたら、価格差を確認して利益を計算しましょう。
例えば、この商品で見てみましょう。


Amazonではカテゴリーによって販売手数料が異なります。
例に出した商品は「おもちゃ」カテゴリーのため、以下の手数料が適用されます。
条件 | 手数料率 |
---|---|
商品1点あたりの売上が750円以下 | 5% |
商品1点あたりの売上が750円を超える | 10% |
さらに、具体的な計算例を見てみましょう。
項目 | 金額 | 内容 |
---|---|---|
販売価格 | 2,420円 | Amazonでの販売価格 |
販売手数料 | 242円 | 10%の場合 |
FBA発送手数料 | 約465円 | 倉庫からの発送・梱包費用 |
合計コスト | 707円 | 手数料の合計 |
仕入れ価格 | 1,000円 | 楽天市場で仕入れた場合 |
利益 | 約713円 | 実際に残る金額 |
このように、販売価格から手数料・送料・仕入れ値を引いた残りが実際の利益になります。
利益率が低すぎると、価格競争が起きた際にすぐ赤字になるため、最低でも15〜20%以上の利益率を目安に商品を選びましょう。



数字で判断できる人ほど強いです。リサーチの最終目的は「いくらで売れば、いくら残るか」を正確に把握することです。


仕入れ対象商品と判断する5つのポイント
リサーチで気になる商品を見つけても、すべてが仕入れ対象になるわけではありません。
判断を誤ると、思ったより売れなかったり、赤字になったりすることもあります。
そこでここでは、仕入れ判断を行う際に必ずチェックしておきたい4つのポイントを紹介します。
チェックポイント | 内容 |
---|---|
1. 価格差がしっかり取れているか | 仕入れ価格と販売価格の差が十分にあるかを確認する |
2. 売れ行き(回転率)は十分か | ランキング推移から販売スピードを見極める |
3. ライバル数の有無 | 競合状況を確認して、価格競争を避ける |
4. Amazon本体の出品有無 | Amazon本体がいるとカート獲得が困難 |
5. 出品制限がないか | 出品できない商品を仕入れないように注意する |
この4つを意識することで、「なんとなく買って失敗した」というリスクを大きく減らせます。



それでは、ひとつずつ具体的に見ていきましょう。
価格差がしっかり取れているか
まず最初に確認すべきは「利益がしっかり取れているか」です。
どれだけ人気の商品でも、利益が出なければビジネスとして成り立ちません。
販売価格と仕入れ価格の差額を見て「なんとなく利益がありそう」と判断するのではなく、実際の手数料やコストをすべて含めて計算することが大切です。
特にAmazonでは、販売手数料やFBA(倉庫)手数料が発生するため、以下の項目を必ずチェックしておきましょう。
チェック項目 | 内容 | 確認方法 |
---|---|---|
販売価格 | 実際にAmazonで販売されている価格 | 商品ページを確認 |
仕入れ価格 | 楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの仕入れ値 | 各ECサイトで検索 |
販売手数料 | カテゴリごとに異なる | Amazonセラーセントラルで確認 |
FBA手数料 | 発送・保管・梱包などの費用 | FBA料金シミュレーターを使用 |
送料 | 仕入れ元から自宅 or FBA倉庫までの送料 | ショップの条件を確認 |
利益率 | (利益 ÷ 販売価格)×100 | 計算表で算出 |
これらを踏まえて、最低でも15〜20%以上の利益率が取れる商品を狙うようにしましょう。
利益率が低い商品は、価格競争で値下がりした際にすぐ赤字になるリスクがあります。
ただ、最初から自力で計算するのは難しいと思うので、まずはクイックショップなどをうまく活用して計算をしてみましょう。



リサーチのゴールは“仕入れ”ではなく“利益を残すこと”。数字で判断する癖を早めに身につけましょう。
売れ行き(回転率)は十分か
仕入れは「利益が取れる」だけでは意味がありません。
実際には、利益が出そうでも全く売れない商品も存在します。
だからこそ、ランキンググラフを使って過去の売れ行きをしっかり確認することが大切です。
ランキンググラフでは、波形がギザギザしているほど売れていると判断できます。


一方で、フラットに近いグラフは「ほとんど売れていない」サインです。
そのため、モノトレーサーやKeepaのグラフで「ランキング推移」を必ず確認しましょう。



回転率は資金効率そのものです。早く売れる商品を選ぶことで、次の仕入れに資金を回し、利益のスピードを高められます。


ライバル出品者数のバランスを確認する
次に該当商品に出品している、ライバル出品者数をチェックします。
出品者が増えると、カートボックスの獲得率が分散し、1人あたりの販売チャンスが減るためです。
具体的には、次のような関係で考えましょう。
条件 | 月間販売数 | 出品者数 | 想定販売数(1人あたり) | 判断 |
---|---|---|---|---|
パターンA | 10個売れる商品 | 9人 | 約1個 | 回転が遅くおすすめできない |
パターンB | 20個売れる商品 | 2人 | 約3〜4個 | 利益を取りやすくおすすめ |
このように、売れる商品でも出品者が多いと1人あたりの売上は減るということです。
目安としては、個人セラーが2〜10人前後の出品状況が理想です。
10人を超えるような商品は、価格競争に巻き込まれる可能性が高いので避けましょう。



状況にもよりますが、ライバルが少ないに越した事はありません。


Amazon本体の有無を確認する


Amazon本体が出品しているかどうかも重要です。
Amazon本体が販売している商品は、ほぼ確実にカートボックス(購入ボタン)を独占します。
その結果、個人セラーの商品はカートに表示されず、ほとんど売れない状態になります。
Amazon本体が出品している商品は、どれだけ価格差があっても売れにくいため、初心者は避けるのが無難です。
まずは「Amazon本体がいない商品」を優先的にリサーチしましょう。



Amazon本体は“最強のライバル”です。戦わずに済む市場を選ぶのも、戦略のひとつです。
出品制限がないか
Amazonでは基本的に誰でも出品できますが、メーカーやカテゴリーによっては出品制限が設けられている場合があります。
これはAmazonがブランド価値と顧客の信頼を守るための仕組みです。
もし誰でも自由に出品できてしまうと、偽物やルート不明の商品が流通し、クレームやトラブルが発生する恐れがあります。
特に次のような商品・カテゴリでは出品制限が発生しやすいです。
対象カテゴリ・商品 | 制限理由 |
---|---|
有名ブランド(例:Apple、Dyson) | 偽物防止・ブランド保護 |
化粧品・医薬部外品 | 法規制や品質管理の観点 |
食品・飲料 | 賞味期限・保管ルールの厳格化 |
新品指定のカテゴリー | 状態基準の厳守 |
出品制限がある商品を仕入れてしまうと、「販売できない在庫」として手元に残ってしまいます。
そのため、仕入れ前に必ず出品可否を確認する習慣をつけましょう。
クイックショップを導入していれば、ワンクリックで出品制限の有無を確認できるので、初心者でも簡単にチェックできます。



利益も大切ですがその前に安全が最優先です。出品制限の確認を習慣化するだけで、無駄な仕入れを防げます。


電脳せどり初心者が最初にやるべきリサーチ練習法
基本的な部分を理解したところで、ここからは実際にリサーチの練習をしてみましょう。
最初から完璧を目指す必要はありません。
重要なのは、手を動かしながら「利益商品の探し方」に慣れていくことです。
ここでは、電脳せどり初心者が最初に実践すべき3つの練習ステップを紹介します。
- カテゴリをひとつに絞って10商品リサーチする
- 見つけた商品をスプレッドシートに記録する
- 少量仕入れで実際に販売してみる



それでは、具体的にどのように進めていけば良いのかを順に見ていきましょう。
カテゴリを1つに絞って10商品調べてみる
まずは感覚を掴むために、自分の得意ジャンルに絞ってリサーチしてみましょう。
おもちゃに詳しいならおもちゃ、車が好きならカー用品、ガジェットが好きならガジェット。
興味を持てるカテゴリーで始めると、価格感も掴みやすく、継続しやすくなります。
最初の目標は「10商品リサーチしてみること」です。
やり方は次の通りです。
- 興味のあるジャンルをひとつ決める(例:おもちゃ・家電・美容など)
- Amazonでそのカテゴリの商品を検索してみる
- 気になる商品を10個ピックアップして、Keepaやモノトレーサーで価格推移をチェック
- 楽天市場やYahoo!ショッピングで同じ商品を探す
- 価格差・回転率・ライバル状況をチェックしてみる
このとき、スプレッドシートなどで自分専用のリストを作るのがおすすめです。
リサーチ結果を可視化しておくことで、どんな商品に利益が出やすいか傾向をつかめます。
また、ここでは「利益を出す」ことよりも、“探す流れを体で覚える”ことが目的です。
まずは、Amazonと他モールを行き来しながら“見る力”を養いましょう。



まずは利益よりもリサーチをするという習慣を作ることが重要です。
見つけた商品の記録を残して振り返る
リサーチの精度を上げるためには、記録を残すことが欠かせません。
その場の感覚で終わらせてしまうと、何が良かったのか・どこで間違ったのかが分からず、成長が止まってしまいます。
リサーチを「経験」として蓄積するために、スプレッドシートなどを使って記録を残しましょう。
記録しておくべき内容は次の通りです。
- 商品名・ASIN・仕入れ先URL
- 仕入れ価格・販売価格・想定利益
- カテゴリ・売れ筋ランキング
- 出品者数・Amazon本体の有無
- 結果(売れた/売れなかった・利益率など)
このようにデータを残しておくと、後から「どんな商品が利益を出しやすかったか」「どの価格帯が売れやすいか」が明確になります。
さらに、週に1回・月に1回はスプレッドシートを見直して、共通点を探してみましょう。
これを繰り返すことで、“なんとなく”ではなく“データで判断する”リサーチに進化します。



成功も失敗もすべてデータです。振り返りを習慣にすることで、リサーチ力が身につきます。
実際に少量仕入れてみる
リストができたら、利益が出そうな商品を少量だけ仕入れてみましょう。
ここでの目的は「稼ぐこと」ではなく、一連の流れを体験することです。
最初から大量に仕入れる必要はありません。
むしろ、最初は1〜2個だけで十分です。
実際に仕入れてみて、
- 商品を手に取る
- 検品・梱包を行う
- Amazonへ納品する(FBAを利用する場合)
これらを経験してみましょう。
この流れを経験することで、電脳せどりの全体像が具体的に理解できます。
また、自分がこの作業を継続できそうかどうかの判断材料にもなります。
人が一番苦労するのは「最初の一歩」を踏み出すとき。
ですが、その一歩を経験として踏み出すことで、確実に次のステップへ進めます。



最初の1個を仕入れる勇気が、すべての始まりです。動いてみて初めて見える景色があります。




導入するとリサーチの効率が高まる有料ツール集
電脳せどりの基本的なリサーチ方法が理解できたら、次のステップとして有料ツールの導入を検討してみましょう。
無料ツールだけでもリサーチは可能ですが、効率と精度を高めるにはやはり有料ツールが強力です。
ここでは、実際に多くの実践者が活用している2つの有料ツールを紹介します。
これらのツールを導入することで、「探す・比べる・判断する」というリサーチ作業が一気に時短できます。



それぞれのツールの特徴を順に見ていきましょう。
セラースケット


セラースケットは、Amazonアカウントの停止や閉鎖を防ぐための予防サービスです。
契約すると「ワカルンダ」というGoogle Chrome拡張機能を利用でき、これが非常に優秀で、インストールすると、商品の危険度を“色分け”で可視化してくれます。
たとえば、メーカー取り締まりや知的財産権の侵害リスクがある商品を、事前にアラートで知らせてくれる仕組みです。
危険度 | 理由 | 安全志向型 | バランス志向型 | 利益重視志向型 |
---|---|---|---|---|
危険度A | アカウント停止の可能性大 | 出品取り下げ推奨 | 出品取り下げ推奨 | 出品取り下げ推奨 |
危険度B | アカウント停止の可能性中 | 出品取り下げ推奨 | 出品自己判断 | 出品許可 |
危険度C | 請求書通知の可能性あり | 出品取り下げ推奨 | 出品自己判断 | 出品許可 |
危険度D | 商品ページ削除の可能性あり | 出品自己判断 | 出品許可 | 出品許可 |
リスクが低い | ✕ | 出品許可 | 出品許可 | 出品許可 |
物販初心者にとって、「安全に継続できる環境」を作ることは何より重要です。
せっかく稼げるようになっても、アカウントが停止してしまえば意味がありません。
セラースケットは、まさに“保険”のような存在。安心してAmazon物販を続けたい人には、導入を強くおすすめします。



アカウントは資産です。安全対策を最初から組み込むことで、長く安定した物販が実現します。
\ 危険な商品を仕入れ前に判断できる /


雷神


雷神は、電脳せどりのリサーチ作業を半自動化できる総合リサーチツールです。
最初のうちはリサーチもお宝探しのように楽しいものですが、続けていくと「もっと効率的に」「もっと精度高く」見つけたいと感じるようになります。



そんなときに頼りになるのが雷神です。
ASINを登録しておくだけで、Amazonから商品情報、楽天市場やYahoo!ショッピングの販売価格など、リサーチに必要なデータを自動で収集してくれます。
これにより、「利益が出るかわからない商品を探す」作業から、「利益が出る可能性の高い商品だけを確認する」作業に変えられます。
また、雷神は単体ツールではなく、複数の専用機能と連携して動くのが特徴です。
ツール名 | 役割 |
---|---|
ブレイカー | ネットショップから商品データを一括収集 |
セラーブレイカー | ライバルセラーの商品データを自動取得 |
雷神 | Amazon・楽天・ヤフショの商品情報を一括抽出 |
ミリオンサーチ | 利益商品のみを抽出・絞り込み |
雷神会 | 現役トップせどらー達のリアルな稼ぎ方が学べる |
アマロジ | 納品代行サービス(雷神ユーザー限定) |
これらのツールを組み合わせることで、仕入れ判断までの工程をほぼ自動化できます。
電脳せどりをほぼ自動で稼ぐ仕組みにしたいなら、導入を検討すべきツールです。



時間を買うのも立派な投資です。ツールの力を借りて“作業”を減らし、“判断”に集中できる環境を作りましょう。
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まとめ|まずは利益よりもリサーチに慣れよう
今回は、Amazon電脳せどりのリサーチ方法の基礎について解説しました。
最後に、内容を振り返ります。
- 電脳せどりのリサーチは「安く仕入れて高く売る」シンプルな仕組み
- リサーチを怠ると稼げないだけでなく、商品知識も育たない
- 無料ツール(クイックショップ・モノトレーサー・Keepa)で効率化できる
- 有料ツール(セラースケット・雷神)を導入すると安全性と時短が向上
- まずは10商品を調べてリサーチの流れを体感し、記録と振り返りを習慣化
電脳せどりは「探す力」がすべての基礎になります。
最初は利益を追うよりも、リサーチの感覚を身につけることを優先しましょう。
この基本を丁寧に積み上げることで、安定して稼げる“物販の土台”が作れます。
焦らず、少しずつ経験を積みながら、自分のペースでリサーチを続けていきましょう。



まずはやってみることから全てが始まります。


Amazon電脳せどりのリサーチについてのよくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- 電脳せどりのリサーチは毎日やらないとダメですか?
-
毎日でなくても構いませんが、継続が大切です。最初のうちは1日30分〜1時間でも良いので、リサーチの感覚を保つようにしましょう。
- 無料ツールだけで稼げますか?
-
可能です。クイックショップやモノトレーサー、Keepa(無料版)を使えば十分にリサーチできます。ただし、効率を重視するなら有料ツールの導入も検討すると良いでしょう。
- どのジャンルからリサーチを始めるのが良いですか?
-
自分が興味を持てるジャンルがおすすめです。おもちゃ・家電・キャンプなど、知識がある分野は判断が早く、リサーチが楽しく続けられます。
- 利益率はどれくらいを目安にすればいいですか?
-
初心者の場合は20〜30%を目安にしましょう。利益が少ない商品ばかり扱うと、手数料や送料で赤字になるリスクがあります。
- 最初の仕入れは何個くらいがいいですか?
-
1〜3個程度で十分です。まずは実際に仕入れから販売までの流れを経験し、仕入れ判断やFBA納品の感覚を掴むことを優先しましょう。