Amazon物販を始めてすぐに目につく新しい用語、それが「ASIN」。あなたはASINについてどれくらい知っていますか?
なんとなくしか知らないという人は、ぜひ最後まで見てください。
この記事ではAmazon物販に欠かせないASINの概要からリサーチへの活用方法まで網羅的に解説しています。
Amazon物販で本気で稼いでいくと誓った人には知っておいて損はない内容ばかりなので必ず確認しておいてください。
ASINについても知りたいけど、Amazon物販のもっともっと基礎の基礎を知りたいという人はこちらの記事もどうぞ。
ASINとは|全世界のAmazonで使われる共通コードのこと
ということで今回はAmazon物販の基本中の基本であるASINについて解説します。まずはASINの基本情報を紹介します。
- ASINはAmazon Standard Identification Numberの略
- 基本的に、全世界がAmazonで共通して使われるコード
- 商品登録はセラーがするので、ずれていることが多い
それぞれ解説します。
ASINはAmazon Standard Identification Numberの略
ASINはAmazon Standard Identification Numberの略称です。これについては特に覚える必要はありません。
AmazonにはASINという管理コードがあるということだけ覚えておいてください。
基本的にB0~のような形から始まります。
基本的に、全世界がAmazonで共通して使われるコード
ASINは全世界のAmazonで共通して使われているコードです。例えば、こちらの商品。
この商品のASINはB07RX8WBC4です。次に、同じ商品をアメリカのAmazonで見てみましょう。
それぞれのASINは同じB07RX8WBC4です。このように、同じ商品は他の国のAmazonでも同じASINで管理されています。
これをうまく活用すると欧米輸入のリサーチが爆速化します。方法は後ほど詳しく解説。
商品登録はセラーがするので、ずれていることが多い
Amazonでは商品の登録は基本的に出品しているセラーがしています。
例えば、アメリカのAmazonでは売られているけど日本のAmazonにはまだ登録されていない商品があるとします。
本来ならアメリカのAmazonですでに売られているので、日本のAmazonで販売するときも同じASINで登録する必要があります。
しかし、何らかの理由でASINが紐付かずに別々の商品として登録されていることがよくあります。
紐付かない理由は、
- 紐付けて登録する方法を知らない
- そもそも、同一商品が海外Amazonで売っていることを知らなかった
- 同じ商品と分かっていながらわざとずらした
このような理由が考えられます。
知らなくてずれてしまったのは仕方がないと思います。問題なのは同じ商品と分かっていながらわざとずらしている人がいるということ。
わざとずらすにも理由があります。
その理由とは、ライバルセラーが増えることを抑えるため。
上でも少し触れましたが、例えば日米のAmazonでASINが一致していると、ツールを使えばかなり簡単にリサーチできます。
そういったツールを使ったリサーチをしているセラーから隠れるために、わざとASINをずらして登録しているセラーが一定数います。
このお話については、後で詳しく紹介します。
ASINを確認する3つの方法|URL、登録情報、拡張機能
ASINの基本がわかったけど/悩む人吹き出し
ASINってどこで確認すればいいの?効率よく確認する方法は?
と疑問に思う人も多いと思うので、ここからは商品ページでASINを確認する3つの方法を紹介します。
- URL
- 登録情報
- 拡張機能
それぞれ紹介します。
URL
一番シンプルなのはURLです。
基本的に「dp/該当商品のASIN」の文字列です。B0から始まるのでわかりやすいと思います。
登録情報
商品ページを少し下にスクロールすると、該当商品の登録情報が表示されます。
この部分にASINが記載されています。
商品ページによって少しずつ表示形式が違います。しかし、どの商品ページでもほぼ同じ場所に記載されているので分かりやすいと思います。
拡張機能
上の方法は、あくまでも一般的なASINの確認方法です。しかしこの方法では効率が良いとは言えません。
拡張機能をインストールすることで、さらに効率よくASINの確認が可能です。ASINが効率よく確認できるおすすめの拡張機能はこちら。
この5つです。それぞれ簡単に紹介します。
Keepa
Amazon物販で必要不可欠なツールです。Keepaの拡張機能をインストールするとこんな感じで表示されます。
Dataの部分をクリックするとASINを含む商品の詳しい情報を確認が可能。EANなども確認ができますね。
ASIN確認目的だけで導入するにはオーバースペックですが、Amazon物販にはなくてはならないツール。
Keepaを知らなかったという人は、この機会にKeepaについて知っておいて損はないと思います。
クイックショップ
クイックショップは無料で使える拡張機能です。検索結果画面と商品ページの両方で拡張機能が表示されます。
クイックショップは商品ページの商品画像横あたりに表示されます。必要な情報をすぐに確認できるので、間違いなくリサーチははかどるはず。
ちなみにASINはクリックするだけでコピーできます。
完全無料で使えます。まずはインストールして使ってみましょう。
モノサーチ
こちらも基本無料で使える拡張機能です。拡張機能をインストールすると、画面下部にツールバーが表示されます。
このツールバー内にASINが含まれています。
NEW TYPE DELTA TRACER
NEW TYPE DELTA TRACERは有料のツールです。
以下の画像のようにランキンググラフやリサーチに使える情報と一緒にASINが表示されます。
Keepaと似たツールではありますが、NEW TYPE DELTA TRACERの方が安く使えますしランキンググラフは見やすいです。
ただし、ツールの使い勝手は人それぞれなので、まずは14日間無料で試してみて、使いやすい方を使いましょう。
≫ 14日無料でNEW TYPE DELTA TRACERを試してみる
ワカルンダ
セラースケットというサービスを契約している人だけが使える拡張機能です。
セラースケットを契約していれば無料で使用可能。ワカルンダをインストールすると、このような表示が出てきます。
セラースケットはAmazon物販をより安全に進めるための必須サービス。
拡張機能であるワカルンダもリサーチにかなり役立つので使って損はありません。
ASINを使った3つのリサーチ方法|一括で抽出して一括でリサーチする必殺技あり
ここまででASINの基本情報と、ASINを効率よくチェックする方法を紹介しました。ここからはASINを使った基本的なリサーチ方法を3つ解説します。
- ASINをコピーして海外のAmazonで検索する
- ASINを一括で抽出してツールで一括リサーチする
- ASINがずれた商品をリサーチして高利益を狙う
それぞれ解説します。
ASINをコピーして海外のAmazonで検索する
まずは基本中の基本です。ASINを上で紹介した方法を使ってコピーします。
コピーしたASINを海外のAmazonの検索窓に貼り付けて検索をしてみましょう。
ASINが一致していれば同じ商品が表示されます。
超基本中の基本のリサーチ方法です。
ちなみに欧米輸入の基本的なリサーチ方法はこちらの記事に全部まとめています。
ASINを一括で抽出してツールで一括リサーチする
上でも紹介しましたがASINを活用すれば、リサーチの超絶効率化が可能です。
でも、それってどうやってやればいいの?高額なツールは使いたくないよ。
そんな人、多いと思います。
安心んしてください。私が紹介する方法では有料ツールはKeepa以外使いません。
ということで、ここからはASINを使った超効率リサーチ法をいくつか紹介します。
まずはASINの抽出から。ASINはツールを使うことで数千件でも数万件でも一括で抽出ができます。
主な方法は2つ。
- Keepaを使う
- ASINFetcherを使う
Keepaを使ってASINを抽出する方法はこちらの記事にまとめています。
もう一つの方法はASINFetcherを使う方法。こちらは無料の拡張機能です。
どちらの方法でもいいので、あなたの感覚に合う方法を使ってASINを抽出しましょう。
そして集めたASINは以下の方法で一気にリスト化できます。
- ひこーるオリジナルスプレッドシート
- PRIMA
ちなみにひこーるオリジナルスプレッドシートでリスト化したデータのイメージがこちら。
スプレッドシートに落とし込むことで、商品画像やKeepaのランキンググラフ、利益額などを何件でも一括で表示できます。
こちらのシートは本来有料ですが、現在は特別に無料で配布中です。興味がある人は以下のページからゲットしてください。
ちなみにPRIMAというツールもかなり有能。気になる人は30日無料で使えるので、こちらもお試しからどうぞ。
これらの方法を活用することで、ASIN一致商品のリサーチが爆速で可能になります。まだ、1商品ずつ手動でリサーチしているなら、それは時間の無駄なので必ず効率化の方法を取り入れましょう。
ASINがずれた商品をリサーチして高利益を狙う
ここまではASINが一致している商品のリサーチ方法を紹介しました。しかしASINを使ったリサーチ方法はこれだけではありません。
実は、あえてASINが一致していない商品を狙うのもありなんです。
なぜなら、
- ツールで抽出できない
- リサーチが面倒
- リサーチ方法がわからない
このような理由から、そもそもほとんどのセラーのリサーチ対象から外れているからです。それによりASIN一致商品よりはライバルが増えづらいという傾向にあります。
ライバルが増えづらいということは、価格競争にもなりにくく高利益率、高単価が狙いやすい。
ツールで抽出するだけのリサーチよりも面倒で時間はかかりますが、リサーチする価値は十分あります。
ASIN不一致商品のリサーチ方法については以下の記事に詳しくまとめているので、欧米輸入のリサーチを極めたい人はぜひ参考にしてください。
【まとめ】ASINをうまく活用すればリサーチ効率が爆上がりする
ということで今回はASINの概要とASINを活用したリサーチ方法を網羅的に解説しました。
ASINについて理解が深まりましたか?
Amazon物販において、このASINをリサーチに活用できるかできないかは今後の収益に大きく関わってきます。
単純にASIN一致商品のリサーチ方法を知っているだけで、リサーチ時間が5倍10倍と早くなりますからね。
Amazon物販ではたくさんの商品をリサーチする必要があるので、効率化の方法を知っておいて損はありません。いえ、むしろ取り入れるべき手法です。
まだまだ効率化できていないなと感じるなら、この記事を参考にASIN一致商品のリサーチ効率化に取り組んでみましょう。
そんな時には私が作ったスプレッドシートが間違いなく大活躍するので、必ず今のうちに手に入れておいてください。