今回はプライスターの赤字ストッパーのオススメ設定方法を3つ紹介します。
プライスターの赤字ストッパーってどんな設定をすればいいか悩みますよね。
そんな人に向けて、プライスター歴10年以上のひこーるが状況別に3つの設定方法を紹介します。
プライスターの赤字ストッパーの設定に悩んだからこの記事が参考になるはず!
この記事を読めばこれらのことが分かるようになっています。
この記事を書いたひこーるの概要はこちら。
- 在宅副業を2014年に開始して2016年に独立
- Amazon物販10年目/ブログ6年目
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プライスターの赤字ストッパーのオススメ設定方法3選|10年以上使ってるプロが解説
プライスターの赤字ストッパーのオススメは3つあります。
それぞれ詳しく紹介します!
【利益重視】仕入れ値+手数料分を含めた金額に設定して本気で赤字を防ぐ
絶対に赤字を出したくないときはこの設定がオススメ。
例えば、仕入れ値が5,000円で、諸々の手数料が1,500円くらいだとすると赤字ストッパーの設定金額は6,500円。
この設定をすることで計算ミスがなければ、赤字になることはあり得ません。
ただし、注意点もあります。
この設定の場合、価格競争に最後までついていくことができません。
つまりライバルが多く、赤字設定よりも低い価格で長期間にわたって価格がキープされた場合、あなたの商品が売れる可能性は極端に下がります。
キャッシュに余裕があるならいいですが、余裕がないなら多少赤字でも価格競争にある程度追従してもいいかもしれません。
絶対に赤字を出したくないなら、価格競争が終わるまで高値で待つしかありません。
ぶっちゃけ、相乗り出品をしている以上は赤字0はほぼ不可能です。
どれだけベテランのセラーでも、相乗り出品しているのであれば、一定数の赤字は発生します。
1つの商品の赤字を気にし過ぎず、全体で利益を出すイメージを持ったほうがいいと思います。
【バランス型】仕入れ値×1.1くらいでできるだけ価格競争を追いかける
多少の赤字は受け入れるけど、大きな赤字はストップする設定です。
こちらも例として5,000円の仕入れ値だとしましょう。
そして、この仕入れ金額に×1.1倍をします。
つまり設定価格は5,500円。
手数料が1500円だと仮定すると、赤字ストッパーの金額で売れた場合−1,000円の赤字ですね。
多少赤字が発生する可能性は高まりますが、ある程度許容することで商品が売れる可能性は高まります。
あくまでも回転を重視しつつ赤字は一定レベルまで受け入れる考え方ですね。
設定する倍率はもちろん変更可能です。
ここでは、例として1.1倍としました。
しかし、1.1倍にこだわる必要はありません。
1.2倍でも1.3倍でも大丈夫。
実際に試してみて、あなたの資金や戦略にあった倍率を探してみましょう!
【回転重視】赤字ストッパーを設定せずに、全力で追いかける
最大限に回転を重視するのであれば、赤字ストッパーを設定しないという方法もあります。
設定していないので、基本的にはどこまでも追いかけて行きます。
ただし、仕入れ値を設定している場合はそこで自動的に追従がストップします。
仕入れ値以下でも追いかけたいなら、追従設定でオリジナル設定を作りましょう。
「仕入れ価格を赤字ストッパーとして使用しない」を選択しておけばどこまでも追従してくれます。
ただし、こちらの方法はかなり注意すべきポイントが1つだけあります!
【要注意】赤字ストッパー未設定は刈り取りの対象になる可能性あり
悲しい話ですが、赤字ストッパーを設定していないセラーを対象に刈り取りをしている人がいます。
簡単に解説すると、夜中など人が少ないタイミングで相場よりも圧倒的に安い価格に設定。
追従しているセラーはそれにつられて自動的に価格が下がります。
赤字ストッパーを設定していれば設定ラインで止まりますが、赤字ストッパーを設定していなければ、どこまでもついてきます。
それを狙って刈り取る手法のことです。
この場合、刈り取られた側はもちろん利益はでません。
むしろ下限を設定していないと大赤字になる可能性が高いです。
そして、刈り取った側は本来の仕入れ値よりも、さらに安く仕入れができる可能性が高いです。
追従設定をしていて赤字ストッパーをしないということは、こういった刈り取りセラーを喜ばすだけなので、基本的には赤字ストッパーは設定しておくべきです。
刈り取られたらなんとも言えない悲しい気持ちになりますよね!
赤字ストッパーを設定するときに考えるべき3つのルール|価格追従するなら設定必須
ここからは赤字ストッパーを設定するときに、どのような考え方をすべきなのかを3つ紹介します。
それぞれ詳しく紹介します!
追従設定をするなら赤字ストッパーは絶対に設定する
上でも触れましたが、追従設定をするなら赤字ストッパーは必須です。
理由は刈り取りに遭う可能性があるから。
これは本当にただただもったいないです。
例えば、プライスターの「現在庫のダウンロードと編集」機能を使えば何千商品でも2分もあれば全商品に赤字ストッパーの設定ができます。
上で紹介したバランス型のように×1.1倍を全商品に設定するなら、ExcelやGoogleスプレッドシートの機能を使えば一瞬。
方法はこちらの記事で詳しく紹介しているので参考にどうぞ。
全商品同じ設定にはしない
商品によって戦略はバラバラだと思います。
例えば、
- 薄利でも回転重視でガンガン回して商品
- 利益が高くて、回転は重視しない商品
いろんな商品があるはず。
そしてこれらの商品はすべて戦略が違いますよね。
よって、今は1つも赤字ストッパーの設定をしていないなら、上で紹介したようにとりあえず一括で設定をしておく。
そして余裕ができたら、1つ1つ商品をチェックして赤字ストッパーを調節しましょう。
回転が良い商品は価格競争になっても早めに元の価格に戻ってくる可能性が高いです。
なぜなら、価格競争を仕掛けてきたセラーの商品が早く売れる可能性が高いから。
深く追いかけなくても少し待てば価格は戻ってくる可能性が高いです。
逆に回転が遅い商品は、一度価格が落ちれば元の価格に戻るまで時間がかかる可能性が高いです。
高回転商品とは逆になかなか売れないので、ダラダラと価格が落ち続ける可能性があります。
特にライバルが1円下げる設定などをすればいつまでもダラダラと価格は落ち続けます。
このような価格競争に巻き込まれてしまうと誰も得しません。
しかし価格競争はいつ発生するかわからないので、価格調整のタイミングや赤字ストッパーの設定は本当に難しいです。
ぜひ、いろいろ試してみてあなたなりのベストを探してみてください。
初心者にはバランス型がオススメ
赤字ストッパーについてはなんとなくわかったけど、結局どんな設定がいいの?
と思う人も多いはず。
であれば、とりあえずバランス型の設定がオススメです。
仕入れ価格× 1.1倍〜1.3倍くらい。
この赤字ストッパーの設定であればある程度の価格競争にもついていけますし、大ダメージにつながるような赤字にはならないはず。
絶対に避けたいのは赤字ストッパーの設定なしで、大赤字になること。
これだけは絶対に避けるようにしてくださいね。
まとめ:プライスターの価格追従を使うなら赤字ストッパーの設定は必須
プライスターの赤字ストッパーについてまとめました。
もう一度カンタンにまとめます。
とにかく、プライスターの価格追従を使うときに絶対にやっておくべきなのが赤字ストッパーの設定です。
面倒なら一括設定でもいいので、とりあえず赤字ストッパーは全商品でやっておいてください。
それさえ守っていれば、大きな損失は防ぐことができます。
あとは、実際に運用する中で、あなたにあった赤字ストッパーの設定価格を見つけてみてくださいね。