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この記事ではMyUSの使い方は徹底的に解説しています。
この記事を読めばMyUSの使い方をマスターできると言ってもいいくらい詳しく書いたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

MyUSの使い方を知りたい。MyUSを今から使ってみたいけど使いこなせるか不安…。
今回はそんな人に向けて書いています。

MyUSを使って約10年のひこーるが基本的な使い方から、損しないオプションの選び方まで徹底的にまとめたよ!
- MyUSに荷物が到着してからの基本的な手続き方法
- 「Action Required」に分類されてしまった場合の対処法
- MyUSに荷物が溜まってから日本に転送する方法
- 転送するときに損しないオプションの選び方
- 荷物がDHLやFedExに引き渡されてからの追跡方法
この記事を読めばこれらのことが分かるようになっています。
この記事の結論
- MyUSに荷物が届いたら正しい金額を伝える
- アンダーバリューは違法なので絶対にしてはいけない
- たくさんの荷物が届く場合はExcelなどでトラッキングナンバーを管理する
- 「Action Required」に分類されたらインボイスを提出すればOK
- オプションは基本なしでOK。破損を防ぎたいなら「Ship in Original Boxes」だけ使う【注意点あり】
まだMyUSに登録していない人はこちらもどうぞ。
こちらからMyUSに登録すると初回の発送手数料が20%割引されます。
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転送会社MyUSとは【Amazon欧米輸入で一番使われている転送会社】

転送会社?MyUS?という人はこちらの記事が参考になると思います。
上の記事では、
- 転送会社の概要
- MyUSの概要と登録方法をわかりやすく解説
- 通常よりも◯%安く利用する方法を紹介
- AmazonやeBayの発送先をMyUSに設定する方法
このような内容を紹介しています。
【ステップ1】MyUSに荷物が届いたらすること

MyUSに商品が届いたら以下の流れで処理します。
- MyUSから届く商品到着メールを確認する
- MyUSにログインして商品を確認する
- 商品の金額を正確に入力する(アンダーバリューはNG)
こんな感じです。
それぞれ深堀りします。
MyUSからの商品到着メールを確認する
それでは実際に荷物がMyUSに届いた後の操作方法について説明いたします。
MyUSでは荷物が届けば以下の画像のようなメールが届きます。


このメールが届くとMyUS上にも反映されているので確認しましょう。
MyUSにログインして商品を確認する

MyUSのページを開くと以下のように届いた商品が一覧で表示されます。
MyUSの到着商品管理の注意点
ここで少しMyUSで注意すべき点をお伝えしておきます。
それは届いた商品が「何なのか」が非常にわかりにくいということです。
MyUSでは届いた商品を画像で確認することができません。
厳密には確認できるのですが、写真を表示してもらうには$2支払う必要があります。
自分の商品を確認するために$は高過ぎますよね。
商品はトラッキングナンバーで管理するとわかりやすい
管理をするExcelなどには商品と一緒にトラッキングナンバーも管理しておきましょう。
トラッキングナンバーはオーダー履歴などから確認することができます。
届いた商品は基本「Ready to Send」にリスト化される
話を戻します。
届いた商品は基本的には「Ready to Send」というタブ内にリスト化されます。

メールが届いたらトラッキングナンバーをキーワードにして届いた商品を探しましょう。
届いた商品の内容を確認する
届いた商品を見つけたら左側にある矢印をクリックして詳細を確認します。

クリックすると以下のような画面になります。

それぞれ確認をしていきましょう。
- 商品の詳細→商品名や商品のカテゴリが記載されています
- 商品数→該当商品の商品数が記載されています
- 金額→インボイスが入っていなかった場合にはMyUSのスタッフが適当に入力しているので、誤った金額が入力されている場合は正しい金額に変更しましょう。
- 複数の商品がある場合は、ここに合計金額が表示されます。
- すべて誤りが無ければ「SUBMIT ITEM VALUES」をクリックします。
「SUBMIT ITEM VALUE」をクリックすると以下のような画面が表示されます。

金額が正しいかを確認する画面です。
間違いないなら「YES, SUBMIT VALUES」をクリックしましょう。
金額が正しいと判断された場合はMyUSのリストが更新されます。
必ずやるべきことが正確な価格の入力です。
インボイスが商品に同封されていない場合、MyUSのスタッフが適当に価格を入力してくれます。
これ、正直かなりありがた迷惑です。
適当に入力するなら空白のまま置いておいてくれと思うくらいです。
絶対にアンダーバリューで申告はしない
もしあなたが購入した金額より安く価格が入力されていた場合。
「まあ、このままでいいか。」と放置しないようにしてください。
なぜならそれはアンダーバリューと言って、れっきとした脱税行為だからです。
アンダーバリューがバレると(というか普通にバレます)過少申告加算税または重加算税、更に延滞税が発生します。
余裕で利益がぶっ飛んで行くレベルでペナルティが発生しますので絶対にしないようにしてください。
ブラックリストに登録される可能性もある
更に税関でブラックリストにも登録されます。
ブラックリストに登録されると輸入貨物を詳しく検査されるようになります。
そうなるとリードタイムが長くなりますよね。
どう考えても損しかないので絶対にアンダーバリューはやめておきましょう。
「Ready to Send」にリスト化された商品の確認や入力方法については以上です。
インボイスが入っている場合はMyUS側で処理してくれる
ちなみに商品と一緒にインボイスが入っていた商品に関しては「INVOICE VALUE」と記載され金額を変更することはできません。
この場合は正しい金額が入力されているので変更する必要がないですからね。

MyUS担当者が金額不明と判断した場合は「Action Required」に入る
次に「Action Required」というタブについてです。
MyUS担当者が届いた商品を確認して金額不明と判断した場合は「Action Required」に入ります。

「Ready to Send」と何が違うかというと金額の項目が空白ということだけです。
本来、インボイスが同封されていない全ての商品はここに入るべきなんですけどね。
トラッキングナンバーを参考に該当商品の金額を入力する
こちらもトラッキングナンバーをキーワードにして商品を確認して正しい仕入れ金額を入力しましょう。

このとき、MyUSは商品に応じてそれぞれ許容価格を設定していると思われます。
例えば、「このおもちゃなら◯ドル~◯ドル以内」というイメージです。
MyUSのイメージする金額と大幅にずれていたらインボイスを請求される
申告した金額とMyUSがイメージする金額に大きな誤差があるとインボイスを請求されることがあります。

その場合は面倒ですが該当商品の金額が正しいと証明できるメールのスクショやインボイスをスクショを撮ってMyUSに提出しましょう。
インボイスの確認は1~2営業日程度
インボイス提出後、だいたい1~2営業日内には審査が終わります。
審査中はタブの「In Review」に移動されます。
「In Review」にある商品は金額を変更するなどの操作は一切できません。
MyUSからの連絡を待ちましょう。
金額が正しいと判断された場合は、「Ready to Send」に移動します。
【ステップ2】MyUSに荷物が溜まったら転送依頼をする【オプション設定はこちら】

商品がある程度溜まったら転送依頼をかけます。
流れは、
- 「Ready to Send」のページを確認
- 転送したい商品にチェックを入れる
- 合計金金額や重さなどをチェックする
- 関税や消費税の先払いオプションと発送方法を選択する
- 転送依頼をかける
こんな感じ。
流れに沿って解説します。
「Ready to Send」のページを確認する
さて、ここからはいよいよ日本に転送する段階になります。
日本に転送できる準備ができている商品は「Ready to Send」にある商品です。
「In Review」や「Action Required」の商品は転送することができませんので、金額を入力したりインボイスを提出して早めに「Ready to Send」に移動しておくようにしましょう。
「Ready to Send」のページを確認

画面右上に記載があるように、現状MyUSでは最大50個までのパッケージが一括で転送できます。
50個を超える場合は分割する必要があるので、早く販売したい商品から順に転送をかけるよにしましょう。
後回しにしてもいい商品はチェックボックスを外します。
アカウント作成時期によってはMAXが50よりも少ない場合があります。
合計金額や重さなどを確認する
転送する商品の選択が完了すれば右側の合計金額や重さ、転送料金などを確認します。

問題なければ「CREATE SHIP REQUEST」をクリックします。
そうすると保険や運送業者を選択するオプションの設定画面が表示されます。
関税や消費税の先払いオプションと発送方法を選択する
まずは関税や消費税の先払いオプションと発送方法を選択します。

【Pay Duties & Taxes Now】をONにすれば関税や消費税を先払いすることが出来ます。
税関をノンストップで通関することができるのでONにしておいてもいいかと思います。
Shipping Methodについては戦略に応じたものを選択しましょう。
僕自身は最近はFedEx Economyを選択することが多いです。
その他のオプションについて
結論からお伝えすると、僕は無料のオプションを1つだけチェックします。
正直、MyUSの有料オプションは基本的に全て不要です。
使うとするなら後ほど解説しますが「Ship in Original Boxes」だけは使ってもいいと思います。
Your Credits & Discounts
ここにはクレジットカード設定などによる割引の詳細が表示されます。
僕の場合はアメックスの割引30%が適用されている状態ですね。

Packing Optionsの項目を1つ1つ解説します

この項目では細かな依頼オプションを設定することができます。
Fragile stickers(2ドル)
壊れものシールを張ってくれます。
Extra padding(5ドル)
緩衝材を多めに入れてくれます。
Discard Shoe Boxes(2ドル)
靴箱を捨てて中身だけ送ってくれます。
梱包料を減らしたいなら選択してもいいかもしれません。
Special Instructions(8.5ドル)
特別な要望があれば伝えることができます。
例えば、◯◯の商品は破損が無いようにできるだけ丁寧に梱包してほしいなど。
Ship in Original Boxes(オススメ)
送られてきた箱のまま梱包して転送してくれます。
MyUSは商品の扱いが雑なのでほとんどの転送の場合、一部の商品が破損して届く可能性が非常に高いです。
しかしShip in Original Boxesを利用してみたところ、無茶な詰め込みや商品の干渉が無くなるためかなり高い確率で商品の破損を防ぐことが出来ました。

ただしダンボール数が増えるため若干ですが送料が高くなる可能性があります。
しかし破損した商品の損失を考えると安いので僕はこのオプションだけは使ってもいいと思います。
Ship in one outbound package(5ドル)
1つの箱で発送するように依頼するオプションです。
不要です。
Collectible or fragile item packing(10ドル)
壊れもの要注意の場合に利用するオプションです。
最近のMyUSは梱包も丁寧になってきているので不要です。
Do not repack(無料)
送られてきたまま転送するように依頼するオプションです。
Gift items included(5ドル)
荷物にギフト(プレゼント)が入っていると記載してくれます。
特に必要ないです。
Max weight per box/Multi-piece shipment(MPS)
1梱包あたりの最大重量を設定できます。
特に必要ありません。

ここでは配送設定ができます。
Insurance
保険の設定です。
不要です。
保険には入っていたほうがいいのでは?と思うかもしれません。
しかし保険に入っていてもMyUSはよほどのことがない限り補填はしてくれません。
何かにつけて言い逃れをされます。
ぶっちゃけ入るだけ無駄だと感がています。
Urgent Handling (Ship Today)
当日配送オプションです。
通常の営業日なら当日もしくは翌営業日には配送してくれます。
年末年始などの忙しい時期にどうしても早く発送してほしい場合に利用しましょう。
Add pallet for shipment
パレットに入れて転送をしてくれるオプションです。
不要です。

Tax I.D
Tax IDをお持ちの場合はこちらに入力します。
Mark for “For Personal Use Only”
個人利用のものであればこちらにチェックを入れます。
Amazon欧米輸入の場合は個人使用ではないはずなので不要です。
Include Printed Proforma Invoice
商品それぞれのインボイスをコピーして入れてくれます。
以上です。
上にも書いたように基本的にオプションは不要です。
もしどうしても気になるものがあるなら一度使って見てもいいと思います。
項目に変更があるなら「UPDATE TOTALS」をクリックして金額を確認する
オプションにチェックを入れると以下の画像のように「UPDATE TOTALS」と表示されます。

これをクリックすると選択したオプションが反映された金額が表示されます。
オプションの設定が終われば最後に「SHIP NOW」をクリックしましょう。

以下のような画面が表示されれば転送指示は完了です。

あとは発送されるされるのを待ちましょう。
転送されればMyUSから運送状番号が記載されたメールが届きます。

【ステップ3】DHLやFedExの追跡方法と関税や消費税をクレジットカードで支払う方法

DHLの追跡方法
MyUSから商品が発送されれば次はDHLの出番です。
MyUSから届いたメールに記載されている運送状番号をDHLのページで追跡してみましょう。
確認はこちら。

トラッキング番号の部分に番号を入力して「追跡」ボタンをクリックします。

そうするとこのように運送状況の確認ができます。
到着日時などを確認しましょう。
DHLで関税や消費税をクレジットカード払いする方法
DHLでは関税や消費税をクレジットカード払いすることができます。
キャッシュフローを考えるなら現金で支払うよりもクレジットカードで支払ったほうがいいですよね。
物販の場合、支払いはできるだけ遅くしたほうが安定したキャッシュフローを作ることができます。
小さなことですがクレジットカードのポイントも貯まります。
DHLからメールが届く
DHLでは通関する前にメールが届くようになりました。
そのメールにクレジットカード払いをするリンクがあるので、そこから支払いをしましょう。
FedExの追跡方法
DHLと方法はほとんど同じです。
FedExのページで追跡をしてみましょう。

追跡番号をコピペして「追跡」をクリックすれば状況を確認することができます。
FedExで関税や消費税をクレジットカード払いする方法
FedExは基本的にすべて後払い対応になります。
後日、自宅や納品代行業者の住所宛に請求書が届きます。
FedExで関税と消費税をクレカ払いするには2通りの方法があります。
- FedExに電話をする
- フェデックス・オンラインペイメント・ポータルで支払う
それぞれ解説します。
FedExに電話をする
FedExのカスタマサービスの請求担当に電話をして請求書番号を伝えればOKです。
電話番号は以下のFedExのページを参考にしてください。
フェデックス・オンラインペイメント・ポータルで支払う
専用の支払いページからもクレジットカード払いは可能です。
請求書にURLとQRコードが記載されているのでそこからアクセスして支払うことができます。
電話するのが面倒ならこの仕払い方法でもOKです。
まとめ

いかがでしたか?
今回はMyUSの使い方、オプションについて詳しくお伝えしました。
最後に簡単にまとめると、
- アンダーバリューは絶対にしない
- オプションは基本的に不要
- 使うなら「Ship in Original Boxes」だけでOK
- 【Pay Duties & Taxes Now】をONにすれば関税や消費税を先払いすることができる
という感じです。
MyUSのオプションで迷ったならこの記事を思い出してくださいね。
それでは今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。