Amazon欧米輸入ビジネスに取り組んでいる、もしくは取り組もうとしている人は、こんな悩みを抱いてはず。
- 作業に追われて一日があっという間に過ぎてしまう
- 効率を上げたいけれど、どこから手をつければいいのかわからない
- 稼いでいる人はどんなツールを使っている?
もしそう感じているなら、あなたはこの記事を読むことで一歩先に進めます。
この記事では、Amazon欧米輸入ビジネスを成功させるために必要な10個のツールを無料ツールと有料ツールに分けて紹介します。
できるだけ、出費を抑えて稼ぎたい人は無料ツールを中心に、お金を払ってでも効率に特化したい人は有料ツールもあわせて使いましょう。

そうすることで、欧米輸入の攻略が楽になります。
それではAmazon欧米輸入を攻略する10個のツールを見ていきましょう。


Amazon欧米輸入でおすすめな7つの無料ツール


Amazon欧米輸入を攻略するには拡張機能などのツールが欠かせません。
特に、Amazon欧米輸入の作業の8割以上を占めるリサーチの効率化は必須です。



昔は本当にいいツールは有料でしか使えませんでしたが、今は無料でも本当に使えるツールがたくさん出回っています。
今回はその中から、プロも愛用する無料ツールを7つ厳選し、それぞれの特徴と使い方を解説します。
無料で使えるものばかりなので、まずはインストールして使ってみましょう。



拡張機能って何?という人は以下の記事もあわせてどうぞ。


code2asin|リサーチ効率


code2asinは完全無料で使えるAmazonデータ抽出ツールです。
ASINやEANコードさえ準備すれば、一瞬で50以上のデータが抽出されます。
項目1 | 項目2 | 項目3 | 項目4 |
---|---|---|---|
ASIN | 商品名 | カテゴリー | ランキング |
カートボックス価格 | カートを獲得している セラーのセラーID | カートを獲得している セラー名 | カートボックスが FBAかFBMか |
カートボックスが Amazon本体ならチェック | カートボックスが 予約注文ならチェック | カートボックスが 在庫切れならチェック | カートボックスの 発送国 |
Amazon本体の価格 | FBAの最低価格 | 最低価格 | 中古の最低価格 |
コレクターアイテムの 最低価格 | Amazon倉庫の 最低価格 | 参考価格 | カタロググループ |
タイプ | 画像 | EAN | UPC |
品番 | 新品出品者数 | 中古出品者数 | コレクター 出品者数 |
Amazon倉庫 出品者数 | カテゴリー手数料(%) | FBA手数料(円) | 商品の長さ(cm) |
商品の幅(cm) | 商品の高さ(cm) | 商品の重さ(g) | パッケージの 長さ(cm) |
パッケージの 幅(cm) | パッケージの 高さ(cm) | パッケージの 重さ(g) | パッケージ数 |
ブランド | メーカー | 作者や歌手名 | 登録日 |
発売日 | カラー | サイズ | 特徴 |
アイテム数 | ページ数 | 下取り対象 | マーケットプレイス(国) |



実際に私が10,000件を抽出した時の計測データをまとめました。
回数 | 時間 |
---|---|
1回目 | 15秒 |
2回目 | 12秒 |
3回目 | 18秒 |
4回目 | 16秒 |
5回目 | 15秒 |
10,000件のデータ抽出に20秒もかかりません。ぶっちゃけ圧倒的な抽出スピードです。



code2asin以上のスピードで抽出できるツールを見たことないので、リサーチを効率化したい人は使わないと損なレベルです。
以下の記事でcode2asinについて、さらに詳しく解説しています。


抽出したデータをスプレッドシートに落とし込んで使う
code2asinで抽出したデータの使い道は人それぞれです。が、いきなりそんなこと言われても困るという人に活用例を紹介しておきます。
code2asinでデータを抽出して、私が作ったスプレッドシートにデータを落とし込んでいけば簡単にリサーチできます。


このようにあなただけのリストが完成するので、ぜひあわせて活用してみてください。


クイックショップ|リサーチ効率


クイックショップを導入すると、商品ページにリサーチに活用できるデータが表示されます。
表示される主な情報をまとめます。
- ASIN
- JAN(EAN)
- サイズ
- 重量
- ランキング
- 粗利計算
- 販売予想期間
- 各サイトへのリンク集
わざわざ別のページを開いたり、調べたりしなくても、リサーチに必要な情報が簡単にチェックできます。
特におすすめなポイントが、横断検索と手数料の表示です。



横断検索には任意のサイトを登録できるので、よく検索するサイトを登録しておけばすぐにリサーチできます。
無料でこのレベルのツールはクイックショップ以外見たことないのでこれは使っておきましょう。


モノトレーサー|リサーチ効率




ランキンググラフを無料で見たいなら、モノトレーサーがおすすめです。
モノトレーサーは、Keepaのようなランキンググラフを無料で閲覧できるサイト型のツールです。
Keepaではグラフを見るために有料会員登録が必要ですが、モノトレーサーなら完全無料で利用できます。



さらに無料の会員登録をすれば、ゲストでは見られない詳細なデータにもアクセス可能です。
クイックショップと同じ会社が提供しているため、連携して使うと効率もアップします。


ランキンググラフは使いたいけど、有料ツールにお金はかけたくないという人にはモノトレーサーがおすすめです。


Keepa – Amazon Price Tracker|Keepaの拡張機能


KeepaのデータにAmazon上で簡単にアクセスするための拡張機能です。
ランキンググラフを表示するにはサブスク契約が必要ですが、トラッキング機能などは無料で使えます。



Keepaのサブスクには登録したくないけど、トラッキングツールだけでも使ってみる価値はあるので、まだ使ったことがない人はまずは使ってみましょう。


ただし、Keepaのフル機能を活用したいならサブスク契約が必要です。
Amazon欧米輸入で本気で稼ぐなら、Keepaは必須です。


キーゾンv3|Keepaのグラフを数値化


キーゾンはKeepaのランキンググラフを数値化してくれる無料の拡張機能です。
Keepaのランキンググラフはギザギザで表示されます。
このギザギザを数えるのは大変ですし、売れ行きによっては数えられなかったりします。
キーゾンをインストールすると、上の画像のようにランキンググラフを数値化してくれるので、仕入れ判断がカンタンになります。



ただし、キーゾンの数値はあくまでも目安のため、過信は禁物です。
キーゾンである程度の売れ行きを判断しつつ、本当に仕入れる時はKeepaやその他のツールも活用しながら判断しましょう。


ワカルンダ|セラースケットの拡張機能


ワカルンダはセラースケット利用者専用の拡張機能で、リサーチに必要なデータを商品ページ上に表示してくれるツールです。
ワカルンダでチェックできる主な情報をまとめます。
- 危険度
- ASIN
- 利益計算(輸入対応)
- 売れた個数
- 売り切り率
これらの情報がチェックできます。



特に重要な機能が「危険度」です。
危険度をチェックすることで、アカウントに危険を及ぼず商品を仕入れ前に回避できます。
危険度 | 理由 | 安全志向型 | バランス志向型 | 利益重視志向型 |
---|---|---|---|---|
危険度A | アカウント停止の可能性大 | 出品取り下げ推奨 | 出品取り下げ推奨 | 出品取り下げ推奨 |
危険度B | アカウント停止の可能性中 | 出品取り下げ推奨 | 出品自己判断 | 出品許可 |
危険度C | 請求書通知の可能性あり | 出品取り下げ推奨 | 出品自己判断 | 出品許可 |
危険度D | 商品ページ削除の可能性あり | 出品自己判断 | 出品許可 | 出品許可 |
リスクが低い | ✕ | 出品許可 | 出品許可 | 出品許可 |
Amazon物販で、Amazonのアカウントが無くなってしまうと稼げなくなるので、ワカルンダは必ず導入しましょう。
ワカルンダを導入するにはセラースケットへの登録が必要です。


セラースケットに加入してから、ワカルンダをインストールしましょう。


ASINFetcher Amazon ASIN Grabber Tool|ASINやセラーID抽出


ASINFetcherは、検索画面や任意のセラーからASINを一括で抽出する無料の拡張機能です。
ASINだけではなく、セラーIDなどの情報も抽出可能です。
有料ツールレベルの抽出力があるので、とりあえず無料でデータを収集したいならインストールしましょう。


Amazon欧米輸入でおすすめな3つの有料ツール


Amazon欧米輸入を本気で攻略するにはプライスター・Keepa・セラースケットの3種の神器が必須です。
逆に言うと、この3つの有料ツール以外は不要です。
それぞれ、商品管理・リサーチ・アカウント停止予防という役割があります。
絶対に稼ぎたいという強い気持ちがあるなら、必ずチェックしましょう。



ここからは、それぞれの特徴と導入メリットを詳しく解説します。
プライスター|価格改定ツールおよび総合管理ツール


プライスターを導入すると、商品管理が冗談抜きで100倍ほど効率化および自動化できます。
さらに、自分でやるとミスすることもありますが、プライスターを使えばミスも発生しません。
プライスターで効率化や自動化できる主な機能はこちら。
- 価格改定【自動追従/赤字ストッパー/高値ストッパーなど】
- サンクスメール【自動で評価を集めるためのシステム】
- 商品登録【CSVファイルで一括登録が可能】
- 納品サポート【納品作業の圧倒的な効率化】
- 棚卸し【毎月、年末の棚卸し作業がワンクリックで完結】
- 売上・利益管理【物販に必須な数字の部分が自動化】
- 在庫管理【不良在庫や予想利益などが一目でわかる】
とにかくAmazon欧米輸入に必要な作業の効率を徹底的に高めてくれます。



月額5,280円ですが、それ以上の価値は間違いなくあると私は考えています。
理由は、
- 手動よりもツールの方が圧倒的に正確な作業ができる
- 手動よりもツールの方が圧倒的に高速で作業ができる
- 手動よりもツールの方が圧倒的に働き続けられる
ツールにはツール、人には人がやるべき作業があります。
プライスターはツールがやるべき作業を圧倒的な正確さと速さ、そして24時間働き続けられる体力であなたをサポートしてくれます。
あなたはツールに任せられる作業はツールに任せて、あなたにしかできない作業に時間を使い、ビジネスを加速させましょう。


Keepa|リサーチ効率化ツール


Keepaを導入すると、リサーチの効率と精度が上がり、稼ぎに直結します。
Keepaはリサーチに必要な情報を圧倒的なボリュームで保有しています。
Keepaを使えばそれらの情報を全て閲覧することができるため、リサーチの効率と精度アップに役立ちます。
例えば、以下の情報が確認できます。
- 売れ行きがわかる
- ライバル数やライバルの在庫数がわかる
- 過去の価格の変動がわかる
- これらの情報から予想利益が計算できる
- 仕入れる個数の判断ができる
- Amazon本体の有無がわかる
リサーチや仕入れに必要な情報は全てKeepaに詰まっていると言っても過言ではありません。



リサーチツールはたくさんありますが、Keepaを超えるツールはありません。
Keepaの細かな機能やあなたのリサーチを楽にする機能については別のページで詳しくまとめています。


セラースケット|Amazonアカウント停止予防サービス


セラースケットはAmazon販売用アカウントの停止や閉鎖を予防してくれるサービスです。
AmazonセラーにとってAmazonアカウントは命と同じです。
そんな大切なアカウントを守るためにセラースケットが活用できます。
例えば、無料ツールで紹介した「ワカルンダ」を見てみましょう。


このように、危険な商品が一目でわかります。
仕入れ前に危険と判断できれば仕入れを回避できるため、アカウントの停止を回避できます。



Amazonで長く稼ぎ続けたい人は導入必至のツールです。
セラースケットには危険度以外にも様々な機能があります。
セラースケットに興味がある人は以下の記事もあわせてご確認ください。


【まとめ】ツールを活用してAmazon欧米輸入を攻略しよう


Amazon欧米輸入の効率を高める10個のツールを紹介しました。
まとめると、
- Amazon欧米輸入で稼ぐにはツールが必須
- まずは無料ツールを導入してみよう
- さらに加速させたい人は有料ツールを導入しよう
Amazon欧米輸入で効率よく稼ぐにはツールの活用が必須です。
ツールを活用しないと、無駄に時間を使ってしまったり、無駄なミスで損失につながったりします。
そういった、無駄をなくすためにも必ずツールを活用しましょう。
Amazon欧米輸入で稼ぎたいのであれば、この記事で紹介したツールを導入しておけば間違いありません。



逆に10個以外のツールは不要です。
この記事で紹介したツールを活用し、ぜひAmazon欧米輸入ビジネスを最短で攻略していきましょう。
この記事の次に読むべき記事はこちら。




欧米輸入ビジネスを加速させる納品代行サービスとは


Amazon欧米輸入で効率よく稼ぐには、ツールを活用することも重要です。
しかし、いくらいい商品を仕入れても「納品」しないと商品は売れません。
しかし、納品作業は非常に面倒なモノではないでしょうか。
- 商品を受け取ることができない
- 商品を保管する場所がない
- 納品する時間がない
- 家族の目が気になる
様々な理由で、納品作業に悩みを抱えている人も多いと思います。



そこでおすすめなのが、納品代行サービスです。
納品代行サービスとは、あなたの代わりにAmazon FBA倉庫に商品を納品するサービスのことです。
例えば、私がプロデュースしている納品代行サービスは1商品あたり60円ポッキリです。
1つ当たりたった60円の手数料で、あの面倒な納品作業が自動化できると考えると神のようなサービスではないでしょうか?



実際に神サービスなので、納品作業を自動化したい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。


私のブログでは他にもいくつかサービスを紹介しているので、ぜひあなたに合う納品代行サービスを見つけてみてください。


Amazon欧米輸入のツールについてのよくある質問


最後にAmazon欧米輸入のツールについてのよくある質問をまとめました。
- 無料ツールだけでも稼げますか?
-
一定の収益は可能です。特にリサーチ系の無料ツールは非常に優秀なので、正しい使い方をすれば月5万円〜10万円程度の利益を目指すことは可能です。ただし、効率や安定性を求めるなら有料ツールの導入も検討しましょう。
- 最初に導入すべき無料ツールはどれですか?
-
全て導入しましょう。理由はシンプルで、すべて無料だからです。使いながら合う合わないを判断し、不要なものは後からアンインストールすれば問題ありません。悩む前にまず使ってみることが、Amazon欧米輸入を効率よく進めるコツです。
- Keepaの有料版は本当に必要ですか?
-
本気で取り組むなら必要です。無料機能だけではデータが不十分な場面が多く、リサーチの精度が落ちます。特に、ランキンググラフやライバルセラーの情報は正確なリサーチに必須です。稼げる人ほど、最初からサブスク契約しています。
- セラースケットは稼げるようになってからでいいですか?
-
いいえ、初期段階からの導入が効果的です。アカウント停止は突然起きるため、リスクを回避するためには最初から危険商品を避ける仕組みが必要です。特に、新しいアカウントはAmazonの真贋調査の対象に狙われやすいです。せっかく始めたビジネスをすぐに潰さないためにも、必要経費と割り切って導入することをおすすめします。
≫ セラースケットを詳しく見る - プライスターは初心者でも使えますか?
-
むしろ初心者ほど使うべきです。価格改定や納品、棚卸し、売上管理など、慣れない作業を自動化・効率化してくれるのがプライスターの強みです。導入するだけで、ミスや作業漏れを防げるので初心者には特におすすめです。