セラースケットの危険度A〜Cはなんとなく危険だと判断できるはず。でも危険度Dはどうでしょう?
リスクがあるはわかるけど、利益を考えると仕入れたい…。
そう考えている人も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、リスクを承知の上で仕入れてみる価値は十分あると私は考えています。
ただし、もちろん何でもかんでも仕入れてもいいというわけではなく、私なりに3つの仕入れ基準を作ってみました。
ということでこの記事では、セラースケットの危険度Dの判断基準と、危険度Dの商品を仕入れた時に発生する3つのリスクを紹介します。
この記事で紹介している内容が全てではないですが、危険度Dの仕入れ判断の一つとして役に立つはずです。
ぜひ最後まで読んで知識を深めていってください。
セラースケットの危険度Dの3つの仕入れ判断基準を解説
セラースケットの危険度は全部で4段階あります。
その中でも仕入れの判断に迷うのが危険度Cや危険度D。ちなみに、危険度Cについては以下の記事にまとめています。
ここからは、危険度Dの仕入れ判断基準3つを解説します。
- 結論:危険度Dは気にしすぎる必要なし
- 判断基準1:危険度Dと他の危険度が両方適用されている商品は注意が必要
- 判断基準2:過去に急激な出品者数の減少がないか確認する
- 判断基準3:あなたのアカウントが15ヶ月未満なら無理な出品は危険かも
それぞれ解説します。
結論:危険度Dは気にしすぎる必要なし
結論ですが、危険度Dなのであればそこまで気にしすぎる必要はないと判断しています。
理由は、基本的に仕入れをしてもアカウント停止や閉鎖に直接つながるような事がほとんどないからです。
ただし、すでにアカウント健全性が危険な水準に達している場合や過去にAmazonから注意を受けたことがあるなら少しだけ警戒したほうがいいと思います。私が考える危険度Dの判断基準3つはこちら。
- 判断基準1:危険度Dと他の危険度が両方適用されている商品は注意が必要
- 判断基準2:過去に急激な出品者数の減少がないか確認する
- 判断基準3:あなたのアカウントが15ヶ月未満なら無理な出品は危険かも
判断基準1:危険度Dと他の危険度が両方適用されている商品は注意が必要
たまに、危険度が2つ以上付いている商品があります。例えば、こんな商品。
この商品の場合、ブランド及び商品自体にも危険度が設定されています。
- ブランドは危険度B
- ASINは危険度D
このように、二重で危険度が設定されている商品の場合は、高いほうの危険度を優先して仕入れ判断をしましょう。
判断基準2:過去に急激な出品者数の減少がないか確認する
今回はわかりやすいようにNEW TYPE DELTA TRACERのグラフを参考にしてみましょう。リサーチをしていると以下の画像のように出品者が急激に減っているグラフを見かけることがあります。
このような商品は権利者やAmazonの力で強制的に出品を取り消されてい可能性が高いです。危険度Dでもこのような商品を見つけたら注意する必要があります。
判断基準3:あなたのアカウントが15ヶ月未満なら無理な出品は危険かも
セラースケットが公開している危険度判断基準の表がこちらです。
この表にもまとめられている通り、アカウントを開設して15ヶ月未満の場合は「出品自己判断」という基準が設けられています。実際、アカウントは若ければ若いほどアカウント停止のリスクが高いと言われています。
少しもミスでもアカウント停止や閉鎖の可能性があるので、できるだけ無駄なリスクを取らない方がいいかもしれません。
危険度Dを出品して発生する3つのリスクを解説
ここからは、危険度Dを出品して発生する3つのリスクを解説します。
- 権利元から出品取り消しの依頼メールが届く
- 前触れもなく商品ページが削除される
- 真贋調査の対象となる
それぞれ解説します。
権利元から出品取り消しの依頼メールが届く
商品によっては、商品の権利を持っている担当者から出品の取り消し依頼のメールが届くことがあります。
これは、大手よりもOEM商品や中国の小さな会社から届くことが多い印象です。取り消しをしなくても問題ない理由があるなら、担当者にそのように伝えましょう。あなたの意見が正しければ出品し続けることができます。
逆に、あなたの意見が間違っていれば、強制的に出品を取り消される可能性もあるので注意が必要です。
前触れもなく商品ページが削除される
これは大手メーカーの商品でたまにあります。商品ページ自体がAmazonの規約に違反している場合、突然、商品表示が消える可能性があります。並行輸入品のページだったとしてもメーカーの申請があり、それをAmazonが認めれば消えます。
この時、在庫を多く抱えている販路に困りますよね。Amazon以外にも販路を確保しているのであれば問題ありません。
しかし、Amazon以外で売る場所がないのなら在庫を多く抱え過ぎるのは危険といえます。そういうときのためにも販路は複数持っている方がいいです。簡単な販路だとメルカリやヤフオクがありますよね。
真贋調査の対象となる
1番面倒なのがこれです。危険度Dでも真贋調査の対象になるような商品があります。
こちらの商品も危険度Dですが、内容は真贋調査です。
このように危険度Dでもリスクが若干高い商品があります。
危険度Dだから何でも出品していいというわけではなく、危険度の内容を確認しながら仕入れ判断をしてみてください。
【まとめ】リスクを理解しているなら危険度Dは仕入れてもいい
ということで今回はセラースケットの危険度Dについてまとめました。
多少のリスクはありますが、いきなりアカウントが閉鎖したり停止たりの高リスクではない可能性が高いです。
よって、リスクを許容できるなら、仕入れ対象にしてもいいとは私は判断しています。
ただし、危険度Dでも以下の条件に該当する場合は仕入れを見送ることをおすすめします。
- 判断基準1:危険度Dと他の危険度が両方適用されている商品は注意が必要
- 判断基準2:過去に急激な出品者数の減少がないか確認する
- 判断基準3:あなたのアカウントが15ヶ月未満なら無理な出品は危険かも
また、危険度Dを仕入れた場合のリスクも把握しておく必要があります。
- 権利元から出品取り消しの依頼メールが届く
- 前触れもなく商品ページが削除される
- 真贋調査の対象となる
このようなリスクを理解した上で、危険度Dに該当する商品の仕入れを判断しましょう。
ただし何かあった時のためにセラースケットのプレミアムコースに入会しておく。そして何かあったらすぐに緊急サポートに助けてもらえる環境は整えておいた方がいいと思います。
せっかく育てたアカウントがなくなってしまったら悲しいですからね。
よくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- 危険度Dの商品は絶対に仕入れない方がいいですか?
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いいえ、リスクを理解した上で仕入れ判断をすれば問題ありません。ただし、アカウント開設15ヶ月未満の場合は慎重に判断する必要があります。
- 危険度Dの商品を仕入れる際の注意点は?
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以下の3点に注意が必要です。
・他の危険度と重複していないか確認する
・過去の出品者数の推移を確認する
・アカウントの経過期間を考慮する - 危険度Dの商品で真贋調査の対象になった場合はどうすればいいですか?
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真贋調査の要請があった場合は、必要な書類を提出して対応する必要があります。セラースケットのプレミアムコースに加入している場合は、緊急サポートに相談することをお勧めします。
- 商品ページが突然削除された場合の対処法は?
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Amazon以外の販路(メルカリ、ヤフオクなど)で販売することを検討してください。そのため、普段から複数の販路を確保しておくことが重要です。
- 権利元から出品取り消しの依頼が来た場合はどうすればいいですか?
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正当な理由がある場合は、その旨を丁寧に説明して交渉することができます。ただし、権利者の主張が正しい場合は、速やかに出品を取り消す必要があります。