ランキンググラフツールと言えばKeepaですよね。これはAmazon物販プレイヤーからすると常識だと思います。
しかし、Keepaはいいツールではありますが月額約3,000円の高額ツールです。
既に利益が出ているセラーからすると、許容できる金額ではあります。しかし、今から稼いでいこうと考えている初心者セラーからすると高額に感じますよね。
そこで今回紹介するのは、Keepaのようなランキンググラフが無料で閲覧できるツールであるモノトレーサー。
モノトレーサーを使えば、このようなランキンググラフが本当に無料で見ることができます。
私の知る限り、完全無料で使えるランキンググラフとしては最高レベルのツールです。
ランキンググラフを使いたいけど、Keepaの月額料金は高過ぎする。そう考えるなら、モノトレーサーが最善の選択肢かもしれません。
ということでこの記事では完全無料のランキンググラフツールであるモノトレーサーの概要から登録方法、使い方のコツまで徹底解説します。
固定費をできるだけ削減したい人はぜひ参考にしてみてください。
ちなみにモノトレーサーはクイックショップと一緒に使うことでさらに効果を発揮します。モノトレーサーを使うのであれば、一緒にクイックショップもインストールしておきましょう。
そもそもランキンググラフって何?という人はこちら。
完全無料で使えるモノトレーサーってどんなツール?
まずはモノトレーサーの概要から紹介します。
- モノトレーサーはランキンググラフが無料で確認できるツール
- ASINやJAN、キーワードで検索できる
- クイックショップからならワンクリックでモノトレーサーが開く
それぞれ解説します。
モノトレーサーはランキンググラフが無料で確認できるツール
結論からお伝えするとモノトレーサーはKeepaやDELTA Tracerなどと類似の商品情報確認ツールです。
Amazon物販のリサーチでは、このようなランキンググラフが非常に重要です。しかしKeepaなどのツールは有料。
どうしても有料ツールには抵抗があるという人もいますよね。そんな人にオススメなのが、モノトレーサーです。
モノトレーサーはKeepaやDelta Tracerなどと同じようなランキンググラフを無料で見ることがでる嬉しいツールです。
完全無料で利用できるので、Keepaを使ってる人でも新たな固定費なく併用できます。それぞれのグラフに特徴があるの併用することで見えてくるものがあります。
ASINやJAN、キーワードで検索できる
モノトレーサーのサイトにアクセスすると、ASINやJAN、キーワードで検索ができます。
リサーチしたい商品のASINやJAN、キーワードを使って検索してみましょう。
検索するとこのような検索結果の画面が表示されます。
クイックショップからならワンクリックでモノトレーサーが開く
ASINやJANをわざわざコピペしなくてもクイックショップという拡張機能からならワンクリックでモノトレーサーが開きます。
モノトレーサーを効率的に使いたいならクイックショップも同時にインストールしておきましょう。
モノトレーサーで確認できる10の情報
モノトレーサーは無料の会員登録をしなくても、誰でも10個の情報が確認できます。
- 商品詳細情報【商品名/商品画像/サイズ/ASIN/JAN/カテゴリ/規格番号/メーカー名/ランキング】
- 各サイトへのリンクボタン
- 損益分岐点
- 月ごとの販売数
- ランキンググラフ
- 手数料と利益計算
- バリエーション
- カート獲得率
- 楽天市場とヤフーショッピングで売られている同じ商品が確認できる
- 過去のランキング/新品出品者数/新品最安値をリスト表示
実際の画面を参考にしながら1つずつ紹介します。
商品詳細情報【商品名/商品画像/サイズ/ASIN/JAN/カテゴリ/規格番号/メーカー名/ランキング】
まずは商品の基本情報。
確認できる項目はこちら。
- 商品画像
- サイズ
- 商品名
- レビューの有無
- バリエーションの有無
- ASIN
- JAN
- カテゴリ
- ランキング
- サブカテゴリ
- 企画番号
- メーカー
各サイトへのリンクボタン
Amazonの出品制限や料金シミュレーション、他にもヤフーショッピングや楽天市場にもワンクリックで移動できます。
- 商品詳細ページ
- 出品制限確認
- FBA料金シミュ
- レビュー
- Keepa
- ヤフーショッピング
- 価格ドットコム
- ヤフーオークション
- 楽天市場
- メルカリ
- NETSEA
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- ヨドバシドットコム
損益分岐点
今いくらで販売されていて、いくらまでで仕入れをすれば利益が出るかが確認できます。
例えば、この商品の場合はカート価格が6,545円です。そのままの金額で売れた場合、FBA利用なら4,902円が入金されることがわかりますよね。
つまりこの金額を基準に仕入れ判断をすればOKということです。
月ごとの販売数
過去3ヶ月間の販売数データを確認できます。
ランキングの推移から概算で算出されているようなので、完璧に信頼することはできませんが、参考にはできそうですね。
ちなみにKeepaを使っているならキーゾンというツールを使えば、このようにランキンググラフが数値化できます。
ランキンググラフ
グラフの新品や中古、1ヶ月や3ヶ月のボタンをクリックすれば自由にデータを変更して閲覧が可能。
類似ツールのDELTA Tracerと基本的な使い方は同じです。
ちなみにDELTA Tracerは有料ですが、モノトレーサーと同じようなランキンググラフをAmazonの商品ページ上に表示させられます。
有料でもいいから、高精度なランキンググラフをAmazonの商品ページ上に表示させたいという人はDELTA Tracerの方がいいかもしれません。
ぶっちゃけ、モノトレーサーはページ移動があるので、効率がいいとは言えません。効率を求めるのであれば、商品カタログ内にランキンググラフが表示されるKeepaやDELTA Tracerがおすすめです。
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手数料と利益計算
該当商品の手数料や粗利を簡易的に計算ができます。
この機能についてはワカルンダやクイックショップを導入しておけば商品ページ上で確認ができます。
モノトレーサーを使ってついでに利益計算として使うのならアリですが、リサーチを効率的に進めたいのであればワカルンダやクイックショップを使ってもいいかもしれませんね。
ワカルンダの拡張機能
クイックショップの拡張機能
バリエーション
該当商品がバリエーション商品なら、バリエーション情報も確認できます。
確認できる情報は3つ。
- ASIN
- 新品最安値
- レビュー数
レビュー数を見れば、どのバリエーションが人気なのかがカンタンに確認できます。
バリエーション商品のリサーチが難しいと感じるなら、このような情報を参考にしてみましょう。
カート獲得率
どのセラーがどのくらいの価格で、どれくらいの確率でカートを獲得しているのかが把握できます。
例えば1人のセラーのカート獲得率が異様に高いようなら、理由を探ってみましょう。理由を特定して、あなたも出品をすればカートが獲得できそうなら仕入れる価値がありそうですね。
楽天市場とヤフーショッピングで売られている同じ商品が確認できる
JANが登録されている商品なら、楽天市場とヤフーショッピングのデータも確認が可能。
電脳せどりをしているなら、このページから直接飛んで仕入れることもできるので便利ですね。
過去のランキング/新品出品者数/新品最安値をリスト表示
ページを一番下にスクロールすると過去の情報も確認できます。ライバル数の動きやランキングの動きで回転がある程度把握できます。
無料会員登録でさらに3つの機能が開放される
ここまでの機能は会員登録をしていないユーザーでも使える機能でした。
ここからは無料の会員登録をした人がだけが使える機能です。
- お気に入り登録
- 検索履歴
- モノトレーサーユーザーの表示
それぞれの特徴と使い方の例を紹介します。
お気に入り登録
気になる商品をお気に入り登録できます。お気に入りは「+お気に入り登録」をクリックするだけ。
お気に入り登録した商品は右上の「+お気に入り」からいつでも簡単に確認ができます。
一度リサーチした商品を後日確認したい場合などに役立ちそうですね。
検索履歴
過去にモノトレーサーを使って閲覧した商品を一覧で確認ができます。
モノトレーサーユーザーの表示
モノトレーサーのユーザーが該当の商品を検索した回数を確認ができます。
ここでユーザー数が多い場合は、潜在的なライバルの可能性あり。今は出品者数が少なくても将来的には飽和する可能性もあるので、仕入れるときにはチェックをしておきたい指標の1つですね。
モノトレーサーの無料会員登録の方法
ここまででモノトレーサーでできることをお伝えしました。ここまでお伝えした内容は全て無料で利用ができます。
一部、無料の会員登録は必要ですが、カンタンな登録を済ませるだけで利用可能。ぶっちゃけ、とくにリスクはないので、リサーチに役立ちそうと感じるなら、登録しておいて損はないと思います。
それでは、登録方法を紹介します。
- 新規登録画面から会員情報を入力
- メール認証をする
それぞれ画像付きで解説します。
新規登録画面から会員情報を入力
まずはこちらからモノトレーサーの登録画面を開きます。
会員情報情報の登録画面が表示されるので入力しましょう。入力が済んだら「利用規約 と プライバシーポリシー に同意します。」にチェックを入れて「新規登録」をクリックします。
メール認証をする
登録したメールアドレス宛に認証コードが届きます。画面上に認証コードを入力して「ログイン」をクリックしましょう。
以上で無料の会員登録は完了です。
【まとめ】無料で使えるモノトレーサーを活用してリサーチの効率を高めよう
全機能が無料で使えるモノトレーサーを紹介しました。
いかがでしたか?無料でこれだけの機能が使えるのって魅力的じゃないですか?
モノトレーサーの唯一の欠点はAmazonの商品ページ上に情報が表示できないこと。
もしあなたが「Amazonのページ上で同じような情報が見たい!」
そう思うなら、KeepaやDelta Tracerがオススメです。
しかしこれら2つのツールは有料。無料でもいいし、別のページに移動するのも大丈夫!っていう人はモノトレーサーを導入して損はないと思います。
もちろん、KeepaやDelta Tracerを使っている人も、別の視点からのリサーチができるので、導入をお忘れなく。
ちなみにリサーチの効率を最大限に高めたいならKeepaの導入は必須です。最初からフルスロットルでリサーチ効率を高めたいなら、Keepaの導入も検討しましょう。