
Amazon輸入ビジネスの失敗について教えて欲しい。失敗しちゃいけないことは?失敗しない方法を教えて欲しい。
こういった疑問や悩みにお答えいたします。
この記事のテーマ
【失敗談あり】Amazon輸入ビジネスの失敗事例を紹介します【結論:失敗してもOK】
この記事の内容
- 法律違反・規約違反の商品を仕入れてしまって失敗した事例
 - 確認不足が原因で失敗した事例【事前確認さえしておけば大丈夫です】
 - 【結論】同じ失敗を繰り返さなければOK【ダメージはそれほど大きくありません】
 
このような内容になっています。
この記事の信頼性
この記事を書いている私のメインの仕事はAmazon輸入というものになります。海外から商品を仕入れて日本のAmazonで販売をしています。販売歴は8年ほどになりました。Amazonだけの最高月収は120万円ほどです。他にもブログやアフィリエイト、投資など幅広くやってます。
読者さんへの前置きメッセージ
この記事では私の実際の失敗談も含めてAmazon輸入ビジネスの失敗事例を紹介します。Amazon輸入ビジネスに挑戦したいけど失敗したくない人はこの記事を一通り目を通しておくことで失敗の可能性を大きく減らすことが出来ると思います。
- 失敗は誰でもするので気にし過ぎたり恐れすぎたりしない
 - 法律関係の失敗さえ気をつけていればその他はかすり傷程度
 - 一番ダメなのは失敗を恐れて動かなかったり諦めたりすること
 
法律違反・規約違反の商品を仕入れてしまって失敗した事例

まずは結論から。
- 法律違反の商品を仕入れてしまった
 - 偽物を販売してしまう
 - 知的財産権関係の販売【特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権】
 - 【要注意】食品衛生法【許可を取ればOK】
 
それぞれ解説します。
法律違反の商品を仕入れてしまった
これは私も始めたばかりの頃に多く失敗をしました。
「ライバルも少ないし、利益率も高い。回転もいい!」という商品は注意が必要な場合が多いです。
理由は違法だからみんな仕入れを避けている可能性が高いから。
偽物を販売してしまう
これも関税法やその他の法律に違反します。
eBayなどからの仕入れで多いのが本物だと思って仕入れた商品が偽物だったという例です。
Amazonでも稀に偽物が混ざっているので出品者の評価などには十分注意が必要です。
昔、あえて中国セラーから仕入れてみた商品があったのですが素人目から見ても偽物とわかる商品も普通にAmazonで販売されています。
そのまま販売してしまうとあなたが犯罪者になってしまうので注意してくださいね。
知的財産権関係の販売【特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権】
このあたりの権利についても一通りは知っておいた方がいいです。
知らずに販売してしまうとアカウント停止や最悪の場合は訴えられることもあります。
【要注意】食品衛生法【許可を取ればOK】
意外と落とし穴なのが食品衛生法です。
「はいはい。食べ物とか飲み物を仕入れなければいいんでしょ?」と思うかもしません。
事実、私もそう思っている時期があり、かなり多くの失敗を繰り返してしまいました。
- 子どものおもちゃ(6歳未満)
 - ぬいぐるみ
 - 積み木
 - コップ
 - キャンプ用の食器
 - タンブラー
 - 水筒
 - 台所用品
 - ラッパなど口で咥える楽器
 - ホイッスル
 - 浄水機器
 
このあたりの商品も食品衛生法の対象に含まれます。
あなたもこれらの商品を知らないうちに仕入れてませんか?
私自身も誤って仕入れてしまったことがあり税関から電話がかかってきたことがあります。
この場合は正直に「ごめんなさい。知らなかったです・・・」と答えて破棄してもらうか、食品衛生法の申請を通すことになります。
どちらにせよ時間と費用がかかるので仕入れないほうがいいかもしれません。
確認不足が原因で失敗した事例【事前確認さえしておけば大丈夫です】

こちらもまずは結論から。
- 並行輸入品を正規品のページに出品する
 - そもそも出品できない商品を仕入れてしまった
 - 間違った商品を仕入れてしまった
 - 同一商品ページに複数SKUを出品してしまった
 - 計算ミスをしてしまった
 - 仕入れすぎてしまった
 - 納品ミスをしてしまった
 
それぞれ解説します。
並行輸入品を正規品のページに出品する
これも結構多いと思います。
正規品と並行輸入品は明確な違いがあるので、「正規品」と記載があるページに並行輸入した商品を出品するのは規約違反になります。
そもそも出品できない商品を仕入れてしまった
Amazonでは出品規制されているカテゴリやブランドがあります。
リサーチをして利益が出るからといって確認せずに仕入れてしまうと、「実は出品できないブランドだった」ということもよくあります。
これは仕入れる前に出品登録画面を確認することで回避出来る失敗ですね。
面倒ですが、1商品ずつ出品登録確認をしてから仕入れるようにすればミスすることは減ると思います。
間違った商品を仕入れてしまった
これは私は今でもあります。
ASIN不一致で画像検索や型番検索などでリサーチしたときによく起きます。
型番の末尾が微妙に違う
よくあるのが型番の末尾が微妙に違う商品です。
商品画像を見ても違いがわからない。
商品説明もほぼ同じ。
にもかかわらず別の商品ということがあります。
素人目から見たら同じに見えても微妙な型番の違いで不適合の場合もあります。
ASINやEANが一致していないなら最新の注意を払って確認しましょう。
色違い・サイズ違い
これも今でも時々します。
同一ページ内に複数バリエーション販売されているときは注意が必要ですね。
同一商品ページに複数SKUを出品してしまった
Amazon新品の同一商品を複数のSKUを使って販売することを禁止しています。
これをOKにしてしまうと利用者の利便性が大きく損なわれます。
例えば「新品の商品」をクリックしたら1ページ丸々同一出品者で2ページ目から別の出品者が出てくるなど。
もし間違って複数SKUで出品してしまった場合はすぐに出品を消して同一SKUにまとめましょう。
計算ミスをしてしまった
Amazon輸入ビジネスの場合は国際送料や関税消費税の計算が必須になります。
これを適当にしてしまうと大きな計算ミスが起こります。
特に重たいものや大型商品などの計算が狂いやすいので、そういった物を取り扱うときは注意して計算しましょう。
過去に仕入れた事あるならなんとなく計算も出来ると思います。
どうしても国際送料や関税、消費税の計算が難しいという人は参考になるかもです。
私のマニュアル購入特典で国際送料や関税、消費税が簡単に計算できる損益計算シートをプレゼントしています。
他にもASIN一致商品を特殊なツールを使わず5分で抜き出す方法など特典もたくさんあります。
欧米輸入のノウハウを手っ取り早く手に入れたい人には参考になると思います。
同じ商品を多く仕入れすぎてしまった
ライバルの増え方や回転の予測が外れてしまったときに起きる失敗ですね。
「この商品よく売れてるし利益率も高いな!ライバルも少ないし50個仕入れよう!」
だいたいこのパターンは失敗します。
特に仕入先がAmazon.comの場合はほぼアウトです。
大量仕入れするなら、Amazon.comの在庫をすべて仕入れて売り切れさせるか、Amazon.comで売り切れで他のサイトでしか仕入れができないか。
などライバルが増えにくい、もしくは増えないテクニックを使う必要があります。
納品ミスをしてしまった
単純にラベルを貼り間違えてしまうこともよくある失敗だと思います。
自分で納品するときは特に注意が必要ですね。
特にラベルシートの場合。
こういうのですね。
シートは一括で24枚くらいのラベルが出てきます。
なので類似商品名の場合は貼り間違いが多くなりがちです。
納品ミスを減らすには
私はラベルシートではなくてラベルプリンターを使っています。
ラベルプリンターを使うことで総合的な経費も安くなりますし、ミスも大幅に減らすことができます。
初期投資は多少必要ですが納品効率も確実にUPしますよ。
【結論】同じ失敗を繰り返さなければOK【ダメージはそれほど大きくありません】

同じミスを何度も繰り返さなければ問題ありません。
しかし法律関係だけは注意しておきましょう。
- 法律違反以外は大ダメージにはなりにくい
 - Amazonアカウントも意識して守る
 - 確認作業を徹底して失敗を繰り返さない【チェックリスト】
 
法律違反以外は大ダメージにはなりにくい
Amazon輸入ビジネスで一番気をつけるべきは法律違反です。
逆にそれ以外であれば繰り返さなければ大ダメージにはなりにくいです。
もちろん注意されているのに繰り返し同じ違反を繰り返していたらアカウント停止などの措置も取られるので注意が必要です。
輸入に関する法律については専門機関に問い合わせる
ネット上にはいろいろな情報が落ちていますが、法律に関しては専門機関に問い合わせることをオススメします。
輸入関係の場合はミプロとジェトロがオススメです。
Amazonアカウントも意識して守る
法律関係に注意していても確認しきれな部分もあります。
私自身はAmazonアカウントはセラースケットを使って守っています。
登録者同士でアカウントリスクを回避するサービス
セラースケットは登録者が協力してアカウントを守るサービスです。
こちらの記事に詳しくまとめています。
確認作業を徹底して失敗を繰り返さない【チェックリスト】
これは意識次第になります。
特にリサーチのミスは少し意識するだけで大幅に減らすことができますよね。
リサーチ時のチェックリストを作ってみました。
- 法律に違反していないか
 - Amazonの規約に違反していないか
 - 転送会社の規約に違反していないか
 - 商品は一致しているか
 - 出品ページは間違っていないか
 - 出品できる商品か
 - すでに別SKUで出品していないか
 - 原価計算は間違っていないか
 - 仕入れ数は適正か
 - ラベルの貼り間違いはないか
 
このあたりを意識すれば間違いないかと思います。
ということでちょっと長くなってきたので今回はこのあたりにしておきます。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。




