「プライスターって棚卸できるの?」
「どうやってやるの?」
「棚卸データの活用方法は?」
そんな疑問を持つ人に向けて、この記事ではプライスターの棚卸機能についてわかりやすく解説します。
結論からお伝えすると、プライスターで棚卸は可能です。しかも操作はとても簡単で、慣れれば1分もかからず必要な在庫データをダウンロードできます。

月末の在庫確認や、確定申告にも活用できるため、必ず操作方法を覚えておきましょう。
この記事では、棚卸のやり方・得られるデータ・活用方法に加えて、注意点やFAQもあわせて紹介しています。
Amazon物販の棚卸で困っている人は、ぜひ参考にしてください。
プライスターで棚卸する方法【操作手順を画像付きで解説】


まずはプライスターで棚卸する方法を画像付きで解説します。流れは以下です。
- プライスターにログインし「在庫一覧」を開く
- 過去在庫のダウンロードを開く
- 必要なデータをダウンロードする
それぞれ画像付きで解説します。
プライスターにログインし「在庫一覧」を開く
まずはプライスターにログインしましょう。
まだアカウントを持ってない人はこちらからの登録で、30日無料で全機能が体験できます。
ログインができたら、上部のタブから「在庫一覧」をクリックします。


過去在庫のダウンロードを開く
ページが在庫一覧に切り替わります。画面右側に「在庫ダウンロード」という表示があるのでクリックします。
クリックすると「過去在庫のダウンロード」が表示されるので、クリックしましょう。


必要なデータをダウンロードする
過去在庫のダウンロードページが表示されます。



ここから、棚卸に活用できるデータがダウンロードできます。


ここでは以下のデータがダウンロードできます。
- 直近3ヶ月分の在庫データ
- 直近の3月末日の過去在庫データ
- 直近の12月末日の過去在庫データ
これら以外のデータは削除されます。



毎月のデータを保存したい場合は、データ保管期間内に必ずダウンロードしましょう。
プライスターの棚卸で手に入るデータはこちら


プライスターの棚卸で手に入るデータは以下です。
- SKU
- ASIN
- 在庫数
- 販売価格
- 設定ポイント
- 仕入れ価格
- コンディション
- 商品名



最低限、必要なデータは揃っていますね。
プライスターの棚卸データの活用方法


プライスターの棚卸データは、毎月の在庫管理や利益計算などに活用できます。
他にも、確定申告時に活用できますし、税理士さんと契約している人は、税理士さんへの提出書類としても活用できます。



会計処理を圧倒的に効率化できるデータなので、ぜひうまく活用しましょう。
仕入れ原価は必ず登録しておく
仕入れ原価を登録しておけば、利益計算も棚卸も一瞬で終わります。
プライスターでは商品登録時および、あとからでも仕入れ原価の登録が可能です。
この仕入原価を登録しておけば、
- 日々の利益計算が自動化される
- 利益率なども把握できる
- 棚卸作業が楽になる
など、メリットしかありません。
もしあなたが商品管理をスプレッドシートで行っているなら、原価データをそのままコピペすれば登録作業は完了します。
人間が手動でやるには、時間がかかり、ミスも発生しやすい作業です。



プライスターを使うなら、必ず仕入れ原価を登録しましょう。




月末棚卸で会計処理に活用する
確定申告の負担を減らすには、棚卸を毎月やっておくのが効果的です。Amazon物販をしている限り、確定申告は避けられません。
そして、確定申告では売上や在庫の集計が必ず必要で、後回しにすると12ヶ月分を一括でやる羽目になります。



ぶっちゃけ、一人でやるにはストレスが溜まりまくる作業です。
そんなときに活用できるのが、プライスターの棚卸機能です。
例えば、毎月決まった日に棚卸データのCSVをダウンロードしておけば、在庫数や仕入れ価格を一瞬で把握できます。
そのデータを使って毎月処理しておけば、確定申告前に慌てることなく、作業のストレスを大幅に減らせます。
また、月ごとに処理することで、忘れてしまうことによる入力ミスも減らせるため、一石二鳥です。



確定申告でバタバタしないためにも、月末の棚卸データ取得を習慣にしておきましょう。


滞留在庫を把握しキャッシュフローを健全化できる
滞留在庫を可視化できれば、キャッシュフローの悪化を未然に防げます。Amazon物販では、滞留在庫が命取りです。
滞留在庫とは、想定よりも売れず、FBA倉庫や自宅で長期間眠ってしまっている在庫のことです。キャッシュフローに大きく影響するため、常に注意を払う必要があります。
そんなときにも、プライスターの棚卸機能が役立ちます。
在庫一覧をCSVで出力し、どの商品がいくつ残っているのか、合計でいくら滞留しているのかがすぐに把握できます。
定期的に棚卸データをチェックしていれば、売れ残りの在庫を見逃さず、早期の値下げ・販促・仕入れ抑制などの判断にもつながります。



不要な在庫を早めに処分し、キャッシュを回収することで、キャッシュフローが健全に保たれ、ビジネスの安定にもつながります。


【まとめ】プライスターなら1分で棚卸できる


プライスターの棚卸機能を使えば、面倒だった在庫確認や棚卸作業を、たった1分で終わらせることができます。
操作も簡単で、得られるデータも非常に実用的です。



ただし、効率よく使うためには、仕入れ原価の登録が必須です。
仕入れ原価さえ登録しておけば、
- 日々の利益計算が自動化される
- 利益率なども把握できる
- 棚卸作業が楽になる
Amazon物販に必須なこれらの作業が、圧倒的に効率化でき、あなたはリサーチや仕入れに集中する時間を確保できます。
プライスターの中でも、地味ですが重要な機能なので、必ず使えるようにしておきましょう。
人間が手動でやるには、時間がかかり、ミスも発生しやすい作業です。



プライスターを使うなら、必ず仕入れ原価を登録しましょう。




ちなみに、まだプライスターに登録していない人は、30日無料で全機能がお試しできます。
Amazon物販では必須のツールです。
事実、1万人以上が使っているツールなので、逆に使わないという選択肢がないレベル。
このブログから登録すれば、素敵なプレゼントも受け取れるので、この機会にぜひお試しください。
プライスターの棚卸しについてのよくある質問


最後によくある質問をまとめました。
- Amazon物販では棚卸が必要ですか?
-
原則として毎月の棚卸が推奨されます。理由は、月ごとの在庫資産を把握しておくことで、会計処理や確定申告時にスムーズに対応できるからです。また、在庫の増減を毎月チェックすることで、売れ残りや不良在庫の早期発見にもつながります。安定した物販運営のために、月末ごとの棚卸習慣をつけることをおすすめします。
- プライスターの在庫数とAmazonの在庫が違うのはなぜ?
-
プライスターは一定間隔でAmazonのデータを取得しているため、タイミングによっては最新の在庫数と一致しないことがあります。出品後すぐや納品直後は反映に時間差が出ることもあるため、数時間おいて再確認しましょう。
- 出力できる在庫データに単価や仕入価格は含まれますか?
-
い、プライスターの棚卸CSVには販売価格や仕入れ価格も含まれています。具体的には、「SKU」「ASIN」「在庫数」「販売価格」「設定ポイント」「仕入れ価格」「コンディション」「商品名」などが出力されます。このデータをもとに、棚卸資産や粗利率の分析にも活用できます。仕入価格が正確に入力されていれば、在庫評価額の算出にも使えるため、会計処理や税理士への提出にも便利です。
- プライスターを使えば、税理士に提出する棚卸データも作れますか?
-
はい、CSV出力した在庫一覧をそのまま提出資料として活用できます。必要に応じてSKUのフィルターや金額の追記などを行えば、会計処理にも十分対応可能です。税理士と相談しながら、フォーマットを整えましょう。