「メーカーにメールを送っても、返事が全然来ない…」
「断られてばかりで、心が折れそう」
「どうすれば返事が来るメールになるの?」
ひこーる結論、交渉は断られるのが当たり前です。そのうえで、件名で「日本」に興味を持ってもらい、本文の最初で相手のメリットを伝えれば、返事が来る確率はぐっと上がります。
この記事では、物販歴10年以上の私の経験から、卸交渉が断られる理由と、返事が来るメールの書き方、断られた後の次の一手を解説します。
- 交渉が断られる・返事が来ない理由
- 返事が来ない3つの原因
- 返事が来るメールの書き方
- 断られた後の次の一手
交渉のメールを一緒に考えてほしい人は、ひこーるのコンサルで個別にサポートしています。
交渉は断られる・返事がないのが当たり前
卸交渉は、断られたり返事が来なかったりするのが普通です。
メーカーには毎日、何十件・何百件という問い合わせが届いていることも多く、そもそもメールを開かれないこともあるからです。
| よくある断られ方 | 中身 |
|---|---|
| そもそも開かれない | たくさんのメールに埋もれてしまう |
| 日本には代理店がいる | すでに日本の販売先が決まっている |
| 信用できない | どんな相手か分からず、取引をためらわれる |
| 募集していない | 新しい販売先をそもそも探していない |
断られる理由は、こちらではどうしようもないものも多いのが現実。
だからこそ、断られても気持ちを落とさないことが一番大事になります。



言い方は悪いですが、世界にメーカーは何万社もあります。1社に断られても「しょうがない、次いこう」くらいの気持ちでいるのが、続けるコツです。
交渉の全体像や、返事が来る割合の感覚は、こちらの記事でも紹介しています。


返事が来ない3つの原因
返事が来ない原因は、大きく分けて3つです。
件名や本文に魅力がない、読んでも興味を持たれない、そもそも気づかれていない、のどれかです。
| 原因 | よくある状態 |
|---|---|
| 件名・本文に魅力がない | テンプレートの使い回しで、熱意が伝わらない |
| 読んでも興味を持たれない | 相手にとってのメリットが書かれていない |
| 気づかれていない | ほかのメールに埋もれて、開かれていない |
どれも、メールの書き方しだいで減らせる原因ばかり。
特にテンプレートの使い回しは、相手にすぐ見抜かれるので注意してください。
返事が来るメールの書き方


返事が来るメールにするには、件名で興味を持ってもらい、本文の最初ですぐに相手のメリットを伝えることです。
「交渉のお願い」「契約の希望」のような、よくある件名にすると、ほかのメールに埋もれてしまいます。
- 件名に「日本」を入れる
- 本文の最初で、相手のメリットを伝える
- 下手に出すぎない
順番に見ていきましょう。
件名に「日本」を入れる
件名には、「日本」という言葉を入れるのがおすすめです。
海外のメーカーから見ると、「日本」というブランドには今も十分な力があると私は考えています。
- あなたの商品が、日本でとても評価されています
- あなたの商品を、日本できちんと売らせてください
まずは件名で「おもしろそう」と思ってもらい、メールを開いてもらうことが第一歩です。
本文の最初で、相手のメリットを伝える
メールを開いてもらえたら、軽い自己紹介のあとすぐに、相手にどんなメリットを持ってこられるのかを伝えます。
長い前置きは、読み飛ばされてしまうからです。
- あなたの商品は日本で評価が高いのに、きちんと売っている正規の売り手がいない
- Amazonや楽天市場、ほかのモールでこれくらい売れている(調べた数字)
- 日本語の説明書をつけるなど、戦略を持って売ればもっと広げられる
このように、調べた事実と、自分が入ることで何が良くなるかをセットで伝えましょう。
メーカーの立場になって、「こう言われたらうれしい」と思える内容にするのがコツです。
そのまま使える件名と本文の例は、マニュアルの購入者とコンサルのクライアントさん限定の「交渉の実例・テンプレ集」で公開しています。
下手に出すぎない
返事が欲しいあまりに、「もしよかったら連絡ください」と下手に出すぎる必要はありません。
「私と取引すれば、あなたにもいいことがある」と、自信を持って伝える方が相手の心に届くはずです。
断られた後の次の一手
断られても、そこで終わりではありません。
リストに残して時間をおいて連絡したり、実績を積んでから再挑戦したりと、次の一手はいくらでもあるのです。
- リストに残して、半年後にまた連絡する
- 実績がないうちは、正直に伝える
- 実績が増えたら、伝えられることが増える
1つずつ見ていきましょう。
リストに残して、半年後にまた連絡する
断られたら、「分かりました。あなたが契約したいと思えるように私も頑張るので、また半年後くらいに連絡させてください」と返しておきましょう。
そしてリストに残しておき、半年ほどしたら、もう一度連絡してみるイメージです。
断られるのが当たり前だと思って取り組めば、断られても気にならなくなります。
「はい次、次」と、どんどん進めていけばいいのです。
実績がないうちは、正直に伝える
交渉していると、「ほかにどんな会社と取引していますか?」とよく聞かれます。
最初は実績がなくてしんどいところですが、うそはつけません。



実績がないと、相手にされない気がして…。



最初はみんなゼロからです。「始めたばかりですが、あなたのブランドにとても興味があります。ぜひ最初のパートナーになってくれませんか」と正直に伝えれば大丈夫ですよ。
ホームページを用意しておくと、実績が少なくても信用してもらいやすいもの。
取引の準備については、初めての卸取引で決める条件で解説しています。
実績が増えたら、伝えられることが増える
1社・2社・3社と取引が増えれば、取引先の名前や毎月の売上を伝えられるようになります。
個人事業主から法人になれば、さらに信用度アップ。
| 段階 | 伝えられること |
|---|---|
| 始めたばかり | あなたが最初のパートナー |
| 取引が増えてきた | 取引している会社の名前・毎月の売上 |
| 法人化した | 会社としての実績・体制 |
名刺を用意したり、身だしなみを整えたりと、会う準備ができてくれば、海外だけでなく日本のメーカーとの交渉や、展示会での商談にも進みやすくなります。
最初のしんどい時期を乗り越えれば、交渉の世界は一気に広がるはずです。
交渉する相手の見つけ方は、交渉できる海外メーカーの見つけ方で解説しています。
断られても続けるには、方向が合っているかを確かめられる相手がいると心強いものです。
私のコンサルでは、交渉のメールの中身や、相手の返事への対応も一緒に考えています。
コンサルで受けられる主なサポートはこちら。
- 基本6か月のサポート(条件を満たせば最大12か月まで延長)
- ChatWorkでの質問とリサーチの添削
- メーカーや卸業者との交渉まで個別にサポート
- 更新され続けるオンラインマニュアル
- 欧米輸入ベースが参加から6か月無料
料金や参加条件は、コンサルのページでくわしく紹介しています。
まとめ|断られて当たり前。件名と最初の数行で勝負する
最後に振り返りましょう。
- 交渉は断られる・返事がないのが当たり前
- 返事が来ない原因は、魅力がない・興味を持たれない・気づかれていない、の3つ
- 件名に「日本」を入れ、本文の最初で相手のメリットを伝える
- 断られたらリストに残して、半年後にまた連絡する
- 実績がないうちは正直に。実績が増えれば交渉の幅が広がる
交渉は、断られた数だけ上手くなっていくもの。
契約できたら当たり前ではなく、断られて当たり前。その気持ちで続けていきましょう。



全員、最初はゼロからのスタートです。そこを乗り越えた人だけが、交渉で安定して稼げるようになりますよ。
交渉は、続けた人から結果が出ていきます。
ひとりで進めるのが不安なら、まずはコンサルの内容を見てみてください。
次に読むなら、こちらの記事がおすすめです。





