突然ですがセラーIDがあればリサーチを有利に進めることができます。ではどうやってセラーIDを抽出するのが効率的なのでしょうか?
その答えをこの記事で紹介したいと思います。
ということで今回はKeepaを使ってセラーIDを一括で抽出する方法を徹底解説します。
さらに、抽出したセラーIDの活用法まで解説するので、Amazon物販のリサーチを1秒でも効率化させたい人にとっては必見の内容です。
ちなみにこの方法はKeepaのサブスクに登録しておく必要があります。まだ登録していない人は以下の記事を参考にしつつ登録を進めてください。

またKeepaはこの記事で紹介している使い方以外にもリサーチを効率化できる機能がたくさん搭載されています。まだまだKeepaを使いこなせていないと感じるなら、以下の記事も併せて参考にするとあなたのリサーチ能力が格段に向上すること間違いなし。

Keepaを使ってセラーIDを効率よく一括で集める方法

まずはこの記事を読んでいるみんなが早く知りたいと思っているKeepaを使って効率的にセラーIDを集める方法を解説します。

大丈夫です。もったいぶりません。すぐに解説します。
順序はこちら。
- Keepaのサブスク会員になり拡張機能をインストールする
- キーとなる商品ページを開いてKeepaからセラーIDを含んだデータを取得する
- 抽出されたデータからセラーIDをだけを抽出する
詳しく解説します。
Keepaのサブスク会員になり拡張機能をインストールする
冒頭でも解説していますが、この機能を使うにはKeepaのサブスク会員になる必要があります。
KeepaはAmazon物販を本気でするならマストなツールなのでまだ登録していない人はこちらからどうぞ。


登録が完了したら拡張機能もインストールしておいてください。
キーとなる商品ページを開いてKeepaからセラーIDを含んだデータを取得する
準備ができたら、早速セラーIDを一括で取得してみましょう。
まずはセラーIDを抽出したい商品ページを開きます。なんでも良いので適当な商品ページを開いてみましょう。
商品ページを開くとページ下部にKeepaのデータが表示されます。


ちなみに私はキーゾンという拡張機能も導入しているのでKeepaのグラフの上部には売れ行きが数値としても表示されています。キーゾンは無料で使えて非常に優秀なツールなのでKeepaと一緒に導入しておくことをオススメします。


Keepaの「Data」をクリックする
話を戻しまして、Keepaのデータの中に「Data」というタブがあります。この「Data」をクリックしましょう。


そうするとKeepaに蓄積されている該当商品のデータが一覧として表示されます。


「Offers」をクリックする
「Data」をクリックするとすぐ下に新しいタブが出現します。その中に「Offers」という項目があるのでこちらをクリックしましょう。


「Offers」をクリックすると該当商品を出品しているセラーが一覧として表示されます。





上の画像ではボカシを入れていますが実際に見ていただくとセラー名とセラーIDが表示されています。
「Export」からデータをダウンロードする
次に「Offers」の下に表示されたタブの中から「Export」をクリックします。


上のような画面が表示されます。セラーIDだけを抽出するなら「Only offer deeplink」にチェックを入れます。
下の選択項目はファイル形式になります。どちらか任意の形式を選択して「EXPORT」をクリックしましょう。
抽出されたデータからセラーIDをだけを抽出する
ダウンロードされたデータを確認してみましょう。


抽出されたデータの「/?m=」と「&psc=1」の間がセラーIDです。この部分をコピーして抽出します。
ちなみにこのデータはURLですので、URLのまま保存しておき手動でリサーチする時にも役立ちします。
抽出したセラーIDのリストはあなただけのオリジナルの大切なデータとなります。今後もリピートしてリサーチができる貴重なデータになるので1つのデータにまとめて大切に保管するようにしましょう。


これでセラーIDの抽出は完了です。



このセラーIDをどう活用するかはあなた次第。
Keepaで集めたセラーIDを活用する4つの方法


それではここからは収集したセラーIDの活用法を4つ紹介します。
- KeepaのProduct Finderの絞り込みに使う
- KeepaのSeller Lookupで1つ1つセラーリサーチをする
- 雷神のセラーブレイカーで自動でセラーリサーチをする
- 実はリスト化して手動でリサーチするのもあり
それぞれ解説します。
KeepaのProduct Finderの絞り込みに使う
1つ目はKeepaのProduct Finderを使う方法です。


Product FinderはKeepaに集められているAmazonの全商品データから任意の商品にだけ絞って検索できる機能のことです。
この機能を使えば、あなたがリサーチしたい商品にだけ絞り込んでリサーチできます。
そしてProduct Finderの中に、「Seller」という項目があります。


ここにセラーIDを入力すれば、絞り込みに該当し、かつ指定したセラーIDのセラーの商品リストの中から絞り込みができるというもの。
例えば、
- Amazon本体不在
- 新品2000円〜30000円
- FBAセラー5人以下
- 直近1ヶ月で10個以上のランキング上昇
それに加えて、リサーチしたいセラーIDを貼り付ける。
これで該当のセラーIDの条件を満たした商品だけを抽出することができます。
しかもセラーIDはカンマで区切ることで複数セラー登録可能。


こんな感じでかなり絞り込みつつ一括してセラーリサーチができるのがProduct Finderという機能です。
Product Finderについては機能が多すぎるので別の記事にまとめています。使いこなしたい人はぜひこちらの記事も参考にどうぞ。


KeepaのSeller Lookupで1つ1つセラーリサーチをする
KeepaのSeller Lookupは高精度なセラーリサーチ機能です。


セラーIDを入力して検索することで、セラーの全商品をリスト化して閲覧可能。
イメージはこちら。


しかも検索から数秒で全データが表示されるのでリサーチ効率化にも役立ちします。



最近私がセラーリサーチをするときは必ずこの機能を使います。
Product Finderはかなり良い機能なのですが、なぜか対象なのに抽出されないことが多いです。
例えば、あるセラーの商品数をSeller Lookupで調べると500件あるのに、条件を全く指定せずにProduct FinderのSellerの部分にセラーIDだけを貼り付けたら300件程度しかヒットしないことがあります。
本来、Product FinderのSellerの部分にセラーIDを貼り付けただけなら何も絞り込んでいないのでSeller Lookupと同様に数字が出ないとおかしいですよね。
それがなぜか少なめに抽出されることが多いです。
よって、より高精度なセラーリサーチをしたいと考えているならSeller Lookupを活用することをおすすめしています。
Seller Lookupについてもここで全ての使い方を紹介すると記事が長くなりすぎるので、使い方を詳しく知りたい人は以下の記事を参考にどうぞ。


雷神のセラーブレイカーで自動でセラーリサーチをする
雷神のセラーブレイカーは登録したセラーIDから自動でリサーチしてくれる超優秀なリサーチ自動化ツールです。


セラーブレイカーにセラーリサーチをしたいセラーIDを登録しておくだけで勝手にリサーチしてくれます。
しかもAmazonの情報を収集するだけではなく、電脳せどりのリサーチの基本とも言える
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
のデータも自動で抽出比較してくれるので、本当にセラーIDを登録するだけでセラーリサーチが完結するレベルです。
電脳せどりで稼ぎたいけど、リサーチする時間がない。
そんな人にはピッタリなツールですね。雷神やセラーブレイカーについては以下の記事に詳しくまとめています。




実はリスト化して手動でリサーチするのもあり
効率化と言えばツールを活用するのが一般的ですが、意外と手動でリサーチするのもありです。
なぜなら、ツールだけを使っているとツールが抽出する商品しかリサーチ対象にならないからです。
ツールは便利です。しかし手動でしかできないリサーチというのも存在します。
だからこそあえて先ほど抽出したセラーIDを含むURLから直接あなたの目と手でリサーチするのはかなり有効。
実際、私はリスト化したセラーIDを定期的に手動で巡回しています。
そうすることでツールだと気が付かないことことが見えてきたりもします。
特に私が好きなのが、検索結果の後半部分を見ること。
Amazonの特性上、基本的に売れている順にリストが並んでいます。つまり後半に行けば行くほど売れていない商品になっていくということ。
しかし後半は売れていない商品だけではありません。商品登録されて間もないまだ実績が少ない商品も混じっていることが多いです。
つまり、
- ライバルが少なく
- 実は売れている
こんな商品もあります。
ツールだと弾かれてしまうような商品でも目視で確認することでリサーチ対象になることがあるんです。



だから手動リサーチはかなり大切なんですよ。
【まとめ】セラーIDを効率よく抽出してリサーチの効率を高めよう


いかがでしたか?今回はKeepaを使って効率よくセラーIDを抽出する方法と、抽出したセラーIDを活用する方法を解説しました。
セラーIDをうまく活用することでリサーチの効率は間違いなく高まります。
また、今回のように一括で抽出しなくても、セラーIDはリスト化しておくことであなたの資産になります。
リサーチをその場だけの刹那的な作業にせず、未来の資産にするためにもうまくセラーIDを活用していきましょう。
KeepaはセラーIDを収集する以外にもたくさんのリサーチ効率化機能があります。
まだまだKeepaを使いこなせていないと少しでも思うなら、以下の記事も必ずチェックしておきましょう。
きっと気づきがあるはずです。


またAmazon物販ではKeepa以外にもたくさんの有益なツールがあります。私がおすすめするツールは以下にまとめているので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

