セラーリサーチ、してますか?
そのセラーリサーチは、さくさく進んでいますか?
もし、すぐに「はい!」と言えないなら、そのセラーリサーチは改善の余地があるかもしれません。
そして、その改善はKeepaのSeller Lookupという機能を活用すればできるかもしれません。
ということで今回はKeepa有料会員限定の機能であるSeller Lookup(出品者検索)の使い方を解説します。
- セラーリサーチをしたいけどやり方がわからない
- セラーリサーチをもっと効率化したい
- 最高レベルのセラーリサーチ方法を知りたい
そんな人は絶対に読むべき内容です。
Seller Lookupを知らない人、活用できていないと感じている人は絶対に読んでください。
1分でセラーリサーチが完結するSeller Lookupとは?
まずはKeepaのSeller Lookupの概要を紹介します。
- KeepaのSeller Lookupとは?
- KeepaのSeller Lookupを使うには有料会員登録が必要
まずはこの2つを解説します。
KeepaのSeller Lookupとは?
KeepaのSeller Lookupは1分もかからずにセラーの情報と取り扱っている商品情報が手に入る機能のことです。
しかも商品情報は500商品でも1,000商品でも一瞬で手に入ります。
使い方はSeller LookupにリサーチしたいセラーのセラーIDを貼り付けて検索するだけ。
抽出される主な情報はこちら。
- セラーの評価数
- セラーのレビュー数
- 取扱商品数
- FBAの利用有無
- 該当セラーがKeepaに登録された日
- 購入者からのコメント
- 取り扱っているカテゴリの分布
- 取り扱っているブランドの分布
- 特商法の表示に登録されている住所、電話番号、代表者の名前
- 取り扱っている商品の詳細
まさにセラーリサーチをする人からすると神のような機能です。
【例】あるセラーをSeller Lookupで検索した実際の画像
文章だけではわかりにくいと思うので実際の画像を使って紹介します。あるセラーの検索するとこんな感じ。
もちろん取り扱っている商品の情報も一瞬で手に入ります。
このようなセラー情報が本当に一瞬で手に入ります。
セラー情報を見れば、どのような戦略を取っているか判断できますよね。
そして商品情報はもちろんダウンロード可能なので、私のスプレッドシートと相性抜群です。
KeepaのSeller Lookupを使うには有料会員登録が必要
ちなみにKeepaのSeller Lookupを使うためにはサブスクの登録が必要です。
Keepaは基本無料で利用できますが、本当に必要な機能は全て有料会員のみに解放されています。
Amazon物販で本気で稼ぐならKeepaの有料会員は必須なので、使っていない人はいないと思います。
もしも使っていないなら、今すぐにでも登録をした方が幸せになれると思います。
Keepaのサブスクについては以下の記事にまとめています。
Seller Lookupの使い方
それではここからは実際にSeller Lookupを使う方法を画像付きで紹介します。
すでにKeepaの有料会員に登録した人向けなので、まだ登録していない人はこちらからまずは登録を済ませてくださいね。
- Keepaのサイトページを開く
- Seller Lookupをクリック
- リサーチしたいセラーのセラーIDをコピペして「送信する」をクリック
- 【STOREFRONT】をクリック
- セラーが扱っている全商品のリストが表示される
- csvなどに書き出して自由に使う
この流れで進めます。
Keepaのサイトページを開く
まずはこちらからKeepaのサイトページを開きます。開くとこんな感じの画面が出ます。
画面上部の「Data」をクリックしましょう。
Seller Lookupをクリック
ページが変わります。「Seller Lookup」が表示されるのでクリックします。
リサーチしたいセラーのセラーIDをコピペして「送信する」をクリック
Seller Lookupの検索画面が表示されます。ここにセラーリサーチをしたいセラーのセラーIDをコピペして「送信する」をクリックしましょう。
セラーIDって何?
という人はこちらの記事をどうぞ。
これら2つのツールを活用することで、セラーIDを簡単にリスト化できます。
【STOREFRONT】をクリック
セラーIDを貼り付けて「送信する」をクリックするとセラーの情報が表示されます。先ほど紹介したページですね。
画面上部の「STOREFRONT」をクリックします。
数秒から1分ほど待てば、そのセラーが扱っている全商品が表示されます。
セラーが扱っている全商品のリストが表示される
少しだけ待てば、検索したセラーの商品が一覧で表示されます。
これらのデータをどう使うかはあなた次第です。
例えば、
- このページでそのままセラーリサーチする
- csvで書き出して別のツールに落とし込む
ちなみに私はcsvで書き出して、そのデータを私が作ったスプレッドシートに落とし込んでいます。
こんな感じで欲しい情報だけを表示してリサーチの効率を高めています。
このシートは無料で配っているのでほしい人は以下の記事からどうぞ。
欧米輸入のリサーチが爆発的に効率UPします。
csvなどに書き出して使う方法
上述した通り、csvなどでデータを書き出すことができます。
書き出す場合は画面上の「Export」をクリックします。そうすると抽出する項目とファイル形式が選択できます。
わかりやすく選択項目をまとめると、
- All active columns:表示されている全ての項目
- Only ASINs:ASINのみ
- Excel(.xlsx):エクセルファイル形式
- CSV:CSV形式
例えば、表示されている全項目をエクセルファイルでエクスポートするなら、
- All active columns:表示されている全ての項目
- Excel(.xlsx):エクセルファイル形式
にチェックを入れて「EXPORT」をクリックすればOKです。
あなたの用途に合わせて書き出し方法を選択しましょう。
KeepaのSeller Lookupを使いこなすための4つのテクニック
さて、ここまででSeller Lookupの基本的な使い方を紹介しました。
ここからは、さらにSeller Lookupを活用するための4つのテクニックを紹介します。
- Configure Columnsを使って不要な項目を非表示にする
- カラムをドラッグ&ドロップすれば項目の順番を入れ替えられる
- セラーIDの効率がいい収集方法
- 【例】ひこーるが作成したGoogleスプレッドシートに落とし込む
それぞれ解説します。
Configure Columnsを使って不要な項目を非表示にする
まずはConfigure Columnsについて。
Configure Columnsをクリックすると、ずらっと項目が並びます。
上の画像はほんの一部で、実際はスクロールすればもっとたくさんの項目があります。
この項目にチェックを入れると、チェックを入れた項目がリスト上に追加されます。
例えば、画像の中でチェックが入っている「Amazon:Stock」。
これにチェックが入っていると、Amazon本体の在庫の有無がわかる項目が追加れます。
あなたが必要と思う項目にだけチェックを入れて、あなたが使いやすいリストを作成しよう。
カラムをドラッグ&ドロップすれば項目の順番を入れ替えられる
表示されているリストの項目をドラッグ&ドロップすると項目の順番を入れ替えられます。
例えば、EANコードをASINの隣に並べたいなら、EANの項目をドラッグしてそのままASINの横まで持ってきてからドロップします。
ちなみに、この並び順はエクスポートするときにも反映されます。
つまりあなたオリジナルのGoogleスプレッドシートがあるなら、それに合わせた並び順でエクスポートすれば、あとは貼り付けるだけでシートが完成します。
セラーIDの効率がいい収集方法
上でも少し触れましたが、Seller Lookupを使うにはセラーIDが必須です。
セラーIDはツールを使わないなら1つ1つリサーチをしたいセラーのセラーフロントを開いて、URLからコピーをしないといけません。
ただ、それってかなり面倒ですし効率がいいとは言えませんよね。
そこでオススメなのがツールの活用です。ここでは2つのツールを紹介しておきます。
- Keepa
- ASINFetcher
KeepaではセラーIDすらも一括で収集が可能です。また無料の拡張機能であるASINFetcherというツールを使ってもカンタンに抽出ができます。
それぞれ別の記事で詳しい方法を紹介しているので、セラーIDの効率がいい収集方法が知りたい人は参考にしてみてくださいね。
【例】ひこーるが作成したGoogleスプレッドシートに落とし込む
Seller Lookupの使い方はわかった。セラーIDの収集方法もわかった。でも収集したデータの活用方法がわからない…。
そういう人もいると思います。
ということで、ここからはそんな人に向けて活用事例を1つ紹介しておきます。
これは私もリアルに活用している方法なので、かなり参考になるはずです。
その方法がこちら。
モザイクが多すぎて、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。
これは私が作ったGoogleスプレッドシートの一部です。このスプレッドシートにSeller Lookupで抽出したデータをコピペすれば、ツールのように商品の一覧が作成できます。
表示される主なデータはこちら。
- ASIN
- EAN
- 商品画像
- 各ページへのURL
- 商品名
- Keepaグラフ【1か月、3ヶ月、12ヶ月】
- FBAライバル数
- 予想売上数【1ヶ月、3ヶ月】
- 予想利益
- 予想利益率
- 販売価格
- 各種手数料
- 仕入れ価格
- 仕入れに必要な予想経費【国際送料や関税消費税など】
私がリサーチをするときにリアルに使っているシートです。このシートだけ見ればリサーチが完結するレベルに仕上げました。
もちろんGoogleスプレッドシートの機能を使ってソートも可能です。例えば、ライバル数が10人以上は非表示、予想利益500円以下は非表示など。
あなたは本当にリサーチすべき商品にだけ集中して時間を使うことができます。
使い方の例としては、
- たくさんのデータをSeller Lookupで抽出
- データをスプレッドシートに落とし込む
- スプレッドシートのソートを使って、リサーチ不要な商品を非表示にする
- 本当にリサーチすべき商品だけをリサーチする
どうですか?イメージが湧いてきましたか?
おそらく今まで手動で1つ1つリサーチしていた人からすると、文明が1つ進むレベルのリサーチ方法だと思います。
このスプレッドシートは現在無料で配布しています。今のうちに手に入れておきましょう。
【まとめ】Seller Lookupを使ってセラーリサーチの効率を高めよう
KeepaのSeller Lookupについてまとめました。
KeepaのSeller Lookupを使いこなせば、間違いなくリサーチの効率は高まります。
しかし、ツールはうまく使いこなさなければ、その力を発揮できません。ツールは使うだけではなくて、どう使えばより効果的に、より効率を高めて使えるのかを考えながら使ってみてください。
あなただけの使い方が思い浮かべば、きっと成果に直結すると思います。
データの使い方のヒントがほしいと思うなら、ひこーるオリジナルのGoogleスプレッドシートも参考にしてみてください。
使い方のヒントが発見できると思います。
KeepaにはSeller Lookup以外にもたくさんの機能があります。まだまだ使いこなせていないと思うなら、こちらの記事も参考にどうぞ。
あなたの知らない機能が見つかるかもしれません。