はいみなさんこんにちは~~~~。
ひこーる(@hiko_ru)です。
副業でせどりを始めたいけど新品と中古はどっちが稼ぎやすいの?メリットとデメリットを教えて欲しい。
こういった疑問や悩みにお答えいたします。
この記事のテーマ
【せどり】新品と中古はどちらが稼ぎやすいのか【それぞれのメリットとデメリットを比較します】
この記事の内容
- 【新品せどりVS中古せどり】わかりやすくメリットとデメリットをまとめてみた
- 【結論】メリット・デメリットを知った上で好きな方をやればOK
このような内容になっています。
この記事の信頼性
この記事を書いている私のメインの仕事はAmazon輸入というものになります。海外から商品を仕入れて日本のAmazonで販売をしています。販売歴は8年ほどになりました。Amazonだけの最高月収は120万円ほどです。他にもブログやアフィリエイト、投資など幅広くやってます。
読者さんへの前置きメッセージ
せどりには大きく分けて新品と中古があります。どちらも稼ぐことは出来ますが、それぞれメリットとデメリットがあります。今回はAmazonで販売する時に考える必要がある新品せどりと中古せどりのメリットとデメリットを中心に解説したいと思います。今からせどりを始めようと考えている人には必見の内容です。
- どちらでも稼ぐことはできる
- 新品せどりはツールを使えば目利き不要
- ただしライバルが多いので利益率は10~15%と低め
- 利益率が低いので軍資金も多く必要になる
- 価格競争にもなりやすい
- 真贋調査にも注意する必要がある
- 中古はある程度の目利きが必要
- ライバルが少ないので利益率は30%以上も余裕で狙える
- 真贋調査は少なめ
- ただし検品や動作確認など商品知識はある程度必要になる
- 古物商許可が必要
【新品せどりVS中古せどり】わかりやすくメリットとデメリットをまとめてみた
まずはそれぞれのメリットとデメリットを表にまとめたので確認してみましょう。
メリットになる部分が赤色。
デメリットになる部分を青色の文字にしています。
それぞれ深堀りしていきましょう。
検品の有無
新品せどりは基本的に検品が不要です。理由は新品だから。
シュリンクや箱の角くらいの確認だけでOKです。
中古は詳しく検品する必要があります。
中古で検品するべきポイントは以下です。
中古で検品するポイント
- 化粧箱の有無
- 化粧箱のダメージ
- 商品のダメージ
- 商品の動作確認
- 付属品の確認
少なくともこれらは検品する必要があります。
検品の精度は直接的に評価に繋がるので慎重にする必要があります。
この点では新品は楽と言えますね。
まとめて仕入れ
新品は在庫がまとまってあることが多いのでまとめ買いが簡単です。
ただしショップによっては1人1個とか3個までの制限があるので注意が必要です。
最近では転売対策で大量購入やリピート仕入が出来ないネットショップも増えてきました。
複数アカウント運用などをすれば仕入は出来ますが、規約違反にもなりかねないので注意が必要ですね。
最悪、垢バンになることもあります。
中古は基本的に現品限りの場合が多いのでまとめ買いが難しいです。
同じ商品をたくさん売る縦積みが難しいので商品の種類は多くなりがちです。
中古の場合は1商品1商品を大切に仕入れて販売していくイメージです。
まとめ買いには値下がりリスクもあります
まとめ買いは楽ですがリスクもあります。
Amazonでは同一商品に複数の出品者が出品していますよね。
つまりライバルが増えすぎて商品が売れにくくなれば必然的に価格競争が発生します。
価格競争になれば利益も減りますし、赤字で売ることになることもあります。
”今”利益が出るからと言って大量に仕入れてしまうと大赤字になることもあるので同一商品の仕入れすぎには注意が必要です。
カート獲得
カート獲得はAmazonでの売れ行きに大きく関わります。
カートボックスについてはこちらの記事も参考になると思います。
新品商品はカートを獲得しやすい
基本的に以下の基準を満たしていればカートを取れる確率が高くなります。
- FBAを利用
- FBA出品者の最安値から誤差数%内に価格を設定
最低限、これらを満たしていればカートボックスを取れる確率は高くなります。
つまり商品が売れやすいということ。
中古はよほどの事がないとカートが獲得できない
中古は基本的にカートが取れないと思った方がいいです。
中古商品がカートを獲得する事があるのは以下の場合によく見られます。
- 新品出品者が不在もしくは高額すぎる時
- FBAを利用している
- 中古出品の中でも価格が低めに設定されている
こんな感じでうまく要因が絡めば中古でもカートを獲得することが出来ます。
中古ではコンディション説明が重要になる
中古商品はカート獲得が難しいのでコンディション説明や商品写真が非常に重要になります。
ネットから購入する時、ヒントになるのはコンディション説明と写真しかないですからね。
つまり中古せどりではここをどれだけ詳しく記載出来るかが勝負になります。
商品知識
新品商品の場合は後ほど紹介しますが、Keepaやプライスターのアプリなどを使って売れ行きを確認することができます。
つまり商品知識はなくても問題ありません。
中古せどりは商品の知識が必要
逆に中古せどりはある程度の商品知識が必要になることが多いです。
理由は、
- 動作確認が必要
- 付属品の有無の説明が必要
- 中古需要の把握が必要
などが挙げられます。
その商品がどういった動きをすることが正解なのかを知らないと検品が出来ませんからね。
あとはその商品が中古として需要があるのかも知っている必要があります。
コンディション説明欄の記入
上でも簡単に解説しましたが中古では必須になります。
逆に新品は新品なのでコンディションなどがないので記載不要です。
中古販売ではここが最重要
中古では絶対に記載が必要な部分になります。
記載と合わせて写真も載せると更に売れる確率がアップします。
コンディション欄に記載しておくべきポイントはこちら。
- 商品本体の状態
- 動作確認済みの有無
- 化粧箱の有無
- 付属品の有無
- 「クリーニング済み」の表記
- 実際に商品写真
最低限これらは欲しいですね。
中古ではこういった作業が必要になるので面倒に感じる人が多いです。
つまりそれだけでライバルが少なくなっているということ。
面倒な事ができる人は稼ぎやすいと思います。
仕入先
新品商品は実際のコンディションを確認する必要がないのでどこでも仕入が出来ます。
新品せどりの主な仕入れ先
- 家電量販店
- ディスカウントショップ
- ネットショップ
実際に店舗まで行って仕入れてもいいですし、ネットショップからも簡単に仕入れすることが出来ます。
余談ですが私は店舗せどりが苦手なので基本はネットで仕入れます。
どうしても人の目が気になってしまうので・・・。
中古はコンディション確認が必須
中古の場合はネットショップ仕入はあまりオススメ出来ません。
理由は、コンディションがわからないから。
「このコンディションなら利益がでる!」と思って仕入れても実際に届いてみると「思っているよりも酷いコンディションだった」なんてこともよくあります。
コンディションが重要な中古に関しては店舗まで足を運んでしっかりとあなたの目で確認することをオススメします。
【余談】中古せどりは店舗仕入れでも人の目が気になりにくい
理由は普通に買い物している人に見えるから。
ジャンク品とか中古品って同じものが大量にあるわけではありませんよね。
周りから見ても中古の商品を普通に買ってる人にしか見えないので、人の目が気になる人は中古せどりの方がいいかもしれません。
ライバル
新品は目利きが不要でツールがあれば簡単に始められるのでライバルも多い傾向にあります。
あと検品とかも不要なので時間がない人は始めやすいですよね。
逆に中古は目利きが必要だったり検品やコンディション説明・写真撮影も必要なので面倒です。
面倒なことはやりたがらない人が多いので新品よりはライバルが少ない傾向にあります。
できるだけ簡単な方法でライバルが多いところで戦うか。
少し面倒だけどライバルが少ないところで戦うか。
って感じで考えればいいかと思います。
価格競争
ライバルが多いということは価格競争になりやすいです。
つまり新品の商品は価格競争になる可能性が非常に高いと言えます。
逆に中古商品はそもそも全く同じコンディションというのは少ないので、ライバルが少ないです。
利益率
新品商品は10~15%くらいに落ち着くと思います。
うまく仕入れが出来るようになれば15%以上も狙えます。
中古商品はライバルも少なく販売までのプロセスも多いことから利益率は高くなる傾向にあります。
低くても15%以上、高い場合だと余裕で30%を超えたりします。
利益率は高いに越したことはないですが、利益率が高くなると回転が悪くなりがちです。
利益を取ろうとしすぎると販売価格が高くなりお客さんは買ってくれなくなりますからね。
新品でも中古でも価格設定には注意が必要です。
軍資金
利益率が低い新品せどりの方が多く必要になることが多いです。
利益30万円を目指した場合の必要な軍資金の例を挙げます
Amazonの販売手数料は10%のカテゴリを販売したとします。
新品の利益率が15%で中古が30%だとすると、
約139万円の仕入れが必要になります。
そして販売価格は190万円が必要。
Amazonの手数料が引かれて利益約30万円で利益率15%となります。
約58万円の仕入れが必要になります。
そして約100万円で販売します。
Amazonの手数料を引いて利益約30万円で利益率30%となります。
つまり同じ30万円を稼ぐのに中古だと約58万円、新品だと139万円の軍資金が必要になるということ。
もちろん利益率にはばらつきがあるので一概には言えませんが。一つの参考として考えてください。
利益率ってたった数%しか変わらないように見えても実際に計算すると大きな差になりますよね。
使えるお金に応じてビジネスモデルを選択することをオススメします。
真贋調査
真贋調査は年々厳しくなっている印象です。
特に新規の新品出品者に対してはかなり厳しいです。
中古は新品よりは真贋調査をされる可能性は低くなります。
真贋調査にあたってしまうと最悪の場合アカウントが停止や閉鎖される
真贋調査ではAmazonが必要としている書類などを準備できないと問答無用でアカウントが停止される場合があります。
新規出品者ではランダムに真贋調査が入る可能性が高いので最初は中古を販売してアカウントを育てた方がいいかもしれません。
Amazonで長く物販を続けたいのであれば注意が必要です。
真贋調査はセラースケットを使えば98%の確率で再開できる
ちなみにセラースケットというサービスは真贋調査などで停止したアカウントを98.3%の確率で再開させています。
まさに驚異のアカウント保護サービス。
私自身、他の記事でも紹介しているようにAmazon物販においては必須のツールだと思っています。
サービス内容についてはこちらの記事にまとめています。
出品制限
最近では特に増えてきた印象があります。
数年前からはCDやDVDなども新規出品者はなかなか出品することが出来ません。
他にもブランド品や家電メーカーなども出品規制されている事が多いです。
ただしこれはほとんどの場合、新品だけです。
中古は問題なく出品できることがほとんどです。
しかし最近は中古でも出品制限が厳しくなってきているので出品前の確認は必ずしておきましょう。
【結論】メリット・デメリットを知った上で好きな方をやればOK
どちらにもメリットデメリットがあります。
これらを知った上でどちらに挑戦するかを決めればいいかと思います。
- 簡単に始めることが出来てお金に余裕があるなら新品せどり
- 多少時間がかかってもライバルが少なく高利益率で販売したいなら中古
こんな感じだと思います。
Amazon物販を始める上で必須となるツールを5つ紹介
最後に新品でも中古でもAmazon物販をするなら必須のツールを紹介しておきます。
それぞれ紹介しているページを貼っておくので興味があればどうぞ。
その他の類似ビジネスモデル比較記事はこちら
新品中古以外にも比較した記事があるのでこちらも参考になるかと思います。
ということで今回は以上です。
今回も最後までお読みいいただきましてありがとうございました。