Amazon物販をしていると、
- 破損して届いた
- 中古として返品された
という残念なことがよくあります。しかし、落ち込んでいる暇はありません。正直なところ、物販をしていたら当たり前に発生します。
落ち込んでいる時間があれば、1円でも多くのお金を取り返す方法を今すぐ考えましょう。そうすることでキャッシュフローを健全に保つ事ができます。
ということでこの記事では、不良在庫の処分方法を4つ紹介します。この記事で紹介する方法を参考に商品にあわせたベストな処分方法を考えてみましょう。
破損や返品など不良在庫の処分方法4選
ということでまずは結論からです。返品商品や破損商品の4つの処分方法はこちら。
まずは結論から。
- 基本はAmazonFBAの中古として出品する
- 可能であればメルカリやラクマなどのフリマアプリも使う
- Amazon.comからの仕入れなら返品するのもあり
- どうしても売れないなら買取業者などに買い取ってもらう
それぞれ解説します。
基本はAmazonFBAの中古として出品する
返品商品と破損商品を中古として販売する場合、基本はAmazonFBAの中古として出品するのがおすすめです。
AmazonFBAは新品でも中古でも納品するときの作業はほとんど変わりません。新品で出品していたものを中古で出品し直す場合は、コンディションを中古にして新しいSKUを作成するだけで簡単に出品できます。
また、新品のみ販売している人は、中古での売れ行きが心配かもしれません。
結論からお伝えすると、新品で需要がある商品は中古でも問題なく売れる可能性が高いです。実際、私はよく返品商品や破損商品を中古で出品しますが、問題なく売れていきます。
もしも新品商品ですら回転が遅すぎる商品なら、その商品だけでもFBM(自己発送)にしてのんびり売ってもいいかもしれませんね。
Amazon.comからの仕入れなら返品するのもあり
Amazon.comならMyUSのような転送会社を介して通して輸入した商品でも返送料無料で返品できます。
これをうまく使えばリスクを抑えながら仕入れもできるので返品方法を知っておいて損はないと思います。
詳しい方法や注意点は以下の記事にまとめています。
可能であればメルカリやラクマなどのフリマアプリも使う
これは中古出品に限った話ではありませんが、より早く商品を売りたいのであれば複数販路を持つことをおすすめします。
最近ではメルカリなどのフリマアプリで簡単に商品を出品できますよね。全部の商品の出品は面倒かもしれませんが早く売りたい商品だけでも出品することで資金の回収が早くなります。
どうしても売れないなら買取業者などに買い取ってもらう
どうしても売れない商品が残ってしまった場合は買取業者やリサイクルショップに持っていくのも一つの手段です。
中古で販売するよりも安く買い取られる可能性が高いですが、廃棄をして0円になるよりはマシですよね。
一番もったいないのが、1円にもならない破棄です。これだけは絶対に避けましょう。
中古だとしても破損商品だとしても、それはあなたの大切な資産です。資産を失わないためにも、なんとしてもお金に変える努力が必要です。
返品商品や破損商品をできるだけ高く販売する極意
仕入れた商品は、返品されたとしても破損した状態で届いたとしてもあなたの資産の一部です。
簡単に諦めずにどうすれば多くのお金を回収できるかを考えてみましょう。
どうすれば、高く売れるの?
という疑問を持っている人も多いと思うので、その極意を解説します。
- 商品の状態をできるだけ詳しく把握する【箱のダメージや商品の動作確認など】
- 中古として出品するときはできるだけ詳しく商品説明欄を埋める
- 可能であれば実際の商品の写真も掲載する
それぞれ解説します。
商品の状態をできるだけ詳しく把握する
新品商品と中古商品の決定的な違いは商品の状態です。
新品は当たり前ですがパッケージも商品本体もきれいな状態を指しますよね。中古は商品1つ1つで状態が全く異なります。
一度使用しただけの商品も中古ですし、5年間使った商品も中古です。
返品商品や破損商品を中古品として出品する場合、まずはできるところまで商品の状態を把握しましょう。
だからこそ、しっかりと把握してできる限り綺麗な状態に整えます。
- 外箱や商品本体を清掃する
- 修復できる部分は修復する
- OPP袋などに入れて保護する
それぞれ簡単に紹介します。
外箱や商品本体を清掃する
商品や外箱や本体の汚れはできるだけきれいにしましょう。汚れた商品をそのまま再出品する必要はありません。
可能な限りきれいな状態にすることで中古としての商品価値が上がります。
冷静に考えて、購入者側としていくら中古だとしてもできるだけ綺麗な商品の方がいいですよね。
修復できる部分は修復する
外箱が破損している場合などは透明なテープで止めるだけでも印象は変わります。
嘘はいけませんが、商品をできるだけきれいな状態にすることは悪いことではありません。
中古で購入したとしてもボロボロのまま届くよりも少しでもきれいな箱で到着したほうがお客様も喜んでくれるはずです。
OPP袋などに入れて保護する
どんな商品であっても外箱にそのまま商品ラベルを貼ってしまうよりは、OPP袋に入れた方が届いてからの印象がいいです。
これはあとから悪い評価を防ぐ目的もあります。
中古で販売するときは、新品よりも客様の気持ちになって商品の準備をしましょう。
そうすることで少しでも高く売ることに繋がりますしクレームにもなりにくくなります。
中古として出品するときはできるだけ詳しく商品説明欄を埋める
返品商品や破損商品を中古で販売するときは、中古商品を購入するお客様が何を知りたいのかを理解することが非常に重要です。例えば以下のようなことではないでしょうか。
- 商品自体の状態【新品同様なのか使用感があるのか】
- 外箱の状態【箱はあるのかないのか、傷があるのか】
- 付属品の有無【説明書は付いているのかなど】
- 実際の商品の状態【写真で見てみたい】
これくらいの情報が揃っていて、価格に納得がいくなら購入をしますよね。
他の中古商品よりも詳しい説明がある方が安心感がある
中古品として売られている商品の説明欄に何も書かれていない商品を見つけた場合、あなたならどう感じますか?
おそらく
この商品はどんな状態だろう?
と疑問に思うはずです。
中古で商品を購入するお客様は中古は中古でもどれくらいの状態なのかを知りたいはずです。
よって、同じ中古でもたくさんの情報が記載されている方が安心して購入できますよね。
当たり前ですが売れやすいのは説明がしっかりとある商品です。金額が多少高くても状態がしっかりと把握できる商品を手に入れたい人も多いので、必ずコンディション説明欄には詳しく状態を記載しましょう。
可能であれば実際の商品の写真も掲載する
Amazonで中古出品をする場合は写真が掲載できます。正直面倒ではありますが、写真を掲載している方がより売れやすくなります。
それだけ中古で買う場合は商品の状態を把握しておきたいからですからね。
中古での出品は商品状態が詳しければ詳しいほど売れる
ということで中古品をできるだけ高く、そして売れやすくする方法を解説しました。
正直面倒ですよね。しかし商品をできるだけ清潔にして丁寧な説明文を記載することで、中古でも十分に売れるということを理解しておいてください。
返品商品でも破損商品でもそれはあなたの資産ということを忘れてはいけません。面倒であったとしても仕事のうちです。
たとえ利益が100万円出たとしても仕入れ値50万円分の返品・破損商品を廃棄してしまうと利益は50万円しか残らないことになります。不良在庫をうまく処分することが利益を確保することに直結します。
Amazon欧米輸入では返品や破損商品は当たり前
Amazon欧米輸入を実践しているとお客様からの返品やアメリカから破損して商品が届くことは日常茶飯事です。
ここでイライラしても仕方がないのである程度は諦めましょう。
- Amazon物販では返品が生じて当たり前|一定数の返品は諦めが必要
- 返品商品も破損して届いた商品もそのまま破棄せずに少しでも取り返す努力をする
それぞれ解説します。
Amazon物販では返品が生じて当たり前
Amazonはお客様ファーストです。よって他のECサイトや小売店などよりも圧倒的に返品に対するハードルが低く設定されています。
現状、たとえお客様自身のミスで生じた破損であっても、ただただ気に入らないだけであったとしても簡単に返品手続きができます。
パッケージも商品本体も傷一つなく完璧だったとしても返品されます。
返品0のセラーなんていませんし、返品は当たり前のことと捉えて取り組むようにしましょう。
最初は返品に対してショックだったり腹が立つかもしれません。しかしそれもすぐに慣れます。
そこに腹を立てるよりも、次の仕入れに向けて時間を使ったほうが精神的にも金銭的にも安定します。
返品商品も破損して届いた商品もそのまま破棄せずに少しでも取り返す努力をする
AmazonFBAを使って新品商品を出品している人は効率化をしていることが多いので中古で再出品や動作確認などが面倒に感じる人も多いはず。
何度もお伝えしますが、そもそもは需要がある商品です。よって中古でも安ければ買い手はたくさんいることを忘れてはいけません。
だから、面倒であっても必ず1円でも取り返す努力を忘れないでください。
【まとめ】返品や破損商品が発生したら1円でも多く取り返せるように行動しよう
ということで今回は返品された商品や破損して届いた商品を損せず処分する4つの方法を中心に紹介しました。
Amazonで販売する以上、返品や破損商品は必ず発生します。そこで重要なのが、気にしすぎないこと。
気にしても返品は取り消されませんし、破損した商品が新品に戻ることはありません。
そんなことよりも、目の前の不良在庫をどう処分すれば一番お金に変わるのかを考えるべきです。
1円でも多く取り戻せる最善の方法を選んでいきましょう。