あなたはクレジットカードを何枚持っていますか?
もし1枚しか持っていなくてAmazon欧米輸入にチャレンジしようとしているなら、それは危険かもしれません。
なぜ危険かって?結論からお伝えすると、支払いが間に合わなくなる可能性があるからです。
せっかく順調に利益を重ねているのに、ちょっとした判断ミスで事業が進められなくなる可能性があります。
そんな最悪の事態を避けるための手法が、クレジットカード2枚以上運用法です。
ということで今回は、
- なぜクレジットカード1枚が危険なのか
- クレジットカードを2枚以上使う場合のコツ
- 最適なクレジットカードの選び方
- 新しいクレジットカードを作るときの注意点
このような内容を学んでいきましょう。
今よりももっとクレジットカードをうまく活用して有利にAmazon欧米輸入を進めたい人は最後までご覧くださいませ。
Amazon欧米輸入でクレジットカードが2枚以上必要な絶対的理由
まずは結論からです。
- 締め日と支払日を分けることでキャッシュフローを安定させる
- 複数枚利用することで限度額が増えるので仕入れられる商品数も増える
それぞれ解説します。
締め日と支払日を分けることでキャッシュフローを安定させる
クレジットカード1枚で仕入れする場合、キャッシュフローが悪くなりがちです。
例えば、末締め27日払いのカード1枚で仕入した場合のイメージがこちら。
仕入れ日 | 猶予 |
---|---|
3月1日 | 57日 |
3月15日 | 44日 |
3月31日 | 27日 |
月末に近づけば近づくほど支払いまでの猶予が短くなりますよね。
資金が少ないなら、資金を早く回収しないと支払に間に合わない人もいると思います。そうなると、かなりタイトなスケジュールで販売プランを立てなければなりません。
次に2枚のクレジットカードを使った場合のイメージです。使うクレジットカードは以下の2種類と仮定します。
- 末締め27日払い
- 15日締め10日払い
仕入れ日 | 末締め27日払いの カードを使った場合 | 15日締め10日払いの カードを使った場合 |
---|---|---|
3月1日 | 57日 | 41日 |
3月15日 | 44日 | 27日 |
3月16日 | 43日 | 56日 |
3月31日 | 27日 | 41日 |
このように締め日と支払日が違う2枚以上のカードを使えば、約2週間ほど支払いまでの猶予を延ばせます。
Amazonの売上金の入金は2週間おきなので、支払い前に入金があればうまくキャッシュを回せそうですよね。
ビジネスでは支払いは後に回せたほうが圧倒的に有利です。よってクレジットカードで仕入れる場合は、できるだけ支払日が遠いカードを選択するのがベストです。
これを知っているだけでもAmazon欧米輸入のキャッシュフローはかなり良くなると思います。
複数枚利用することで限度額が増えるので仕入れられる商品数も増える
クレジットカードにはそれぞれ限度額が定められています。
例えば、
カードの種類 | 限度額の例 |
---|---|
無料のクレジットカード | 10〜30万円 |
ゴールドカード | 100〜300万円 |
プラチナカード | 500万円〜 |
アメックス | デポジットを使えば 実質無制限 |
Amazon欧米輸入は商品をたくさん仕入れてたくさん販売するビジネスモデルです。
たくさんの商品を仕入れるにはたくさんの限度額が必要。
仮にあなたが持っているクレジットカードの限度額が50万円なら、それ以上仕入れることはできません。しかし仮に2枚持っていたとして、それぞれ限度額が50万円なら合計で100万円分の仕入れができます。
無理をして限度額いっぱいの仕入れをする必要はありませんが、
あ〜限度額が足りなくて仕入れられない!絶対に利益が出る商品なのに…。
という悔しい思いをしなくて済みます。
物販ビジネスをやる以上、限度額が多くて損することはないので、早いうちにカードを作っておいた方がいいと思います。
ちなみに私は副業時代に10枚ほど一気に作りました。
Amazon欧米輸入に最適なクレジットカードの選び方3選
ここからはAmazon欧米輸入に最適なクレジットカードの選び方を紹介します。
- 締め日と支払日が異なるクレジットカードを選ぶ
- 年会費が発生したとしてもゴールド以上の限度額が高いクレジットカードを選ぶ
- 還元率は最低1%以上のクレジットカードを選ぶ
それぞれ解説します。
締め日と支払日が異なるクレジットカードを選ぶ
上でも解説した通り、クレジットカードを選ぶときは締め日と支払日が異なるカードを選びましょう。
締め日と支払日が異なるクレジットカードを選ぶことで支払日を可能な限り遠ざけられます。
それによりキャッシュフローの安定化が見込めます。
仕入れ日 | 末締め27日払いの カードを使った場合 | 15日締め10日払いの カードを使った場合 |
---|---|---|
3月1日 | 57日 | 41日 |
3月15日 | 44日 | 27日 |
3月16日 | 43日 | 56日 |
3月31日 | 27日 | 41日 |
ちなみに代表的なクレジットカードの締め日と支払日はこちら。
締め日 | 支払日 | |
---|---|---|
三井住友カード | 15日もしくは月末 | 10日もしくは26日 |
JCBカード | 15日 | 10日 |
アメックス | カードにより異なる | カードにより異なる |
ダイナース | 15日 | 10日 |
UCカード | 10日 | 5日 |
セゾンカード | 10日 | 4日 |
楽天カード | 末締め | 27日 |
イオンカード | 10日 | 2日 |
ジャックス | 末締め | 27日 |
エポスカード | 4日もしくは27日 | 4日もしくは27日 |
オリコカード | 末締め | 27日 |
このようにクレジットカード会社によって少しずつ異なります。ちなみに私は後ほど紹介しますが、楽天プレミアムカード、エポスカード、セゾンゴールドプレミアムカードを活用しています。
サイクルはこちら。
少し変則ではありますが、最近は楽天プレミアムをメインにしてこの3枚で回しています。
年会費が発生したとしてもゴールド以上の限度額が高いクレジットカードを選ぶ
クレジットカードには無料カードと年会費が発生する有料カードがあります。
無料カードの場合、限度額が10万円〜100万円までに設定されている場合が多いです。
それに対して有料のクレジットカードの場合は50〜300万円、プラチナカードクラスだと1000万円を超えます。
私が活用しているカードはそれぞれ限度額が300万円を超えています。よって、今の仕入れ状況なら困ることはありません。
上でも解説したように、限度額は多いに越したことありません。限度額に余裕を持たせておくことで、急な卸の大型契約にも対応できます。
さらにいうと、限度額が少ないカードだとだんだん枚数が増えて管理が大変。でも限度額が大きいカードを2枚くらいに絞っておくと管理がかなり楽です。
特に確定申告を自分でやるなら、資金の動きはシンプルにしたほうが後悔しないと思いますよ。
確定申告は本当に面倒なので、会計ソフトもしくは税理士さんに依頼しましょう。ちなみに私は税理士さんに丸投げしています。
還元率は最低でも1%以上のクレジットカードを選ぶ
クレジットカードは使うだけでポイント還元などが受けられます。例えば楽天カードなら使った分の1%〜が楽天ポイントで還元されます。
この還元率ですが、基本的に無料カードでは0.5%〜、ゴールドカード以上の有料カードなら1%〜が基本です。たった0.5%と思うかもしれません。
しかし高額を利用するAmazon欧米輸入ではこのたった0.5%でとても大きな差が生じます。わかりやすく表にまとめました。
利用額 | 0.5%還元 | 1%還元 |
---|---|---|
100万円 | 5,000円 | 10000円 |
200万円 | 10,000円 | 20,000円 |
300万円 | 15,000円 | 30,000円 |
400万円 | 20,000円 | 40,000円 |
500万円 | 25,000円 | 50,000円 |
600万円 | 30,000円 | 60,000円 |
700万円 | 35,000円 | 70,000円 |
800万円 | 40,000円 | 80,000円 |
900万円 | 45,000円 | 90,000円 |
1000万円 | 50,000円 | 100,000円 |
このように年間で考えると数万円単位でポイント獲得数が変わってきます。同じように使うなら、お得に使いたいですよね。
だからこそ、多少の年会費が発生したとしても有料カードを使った方がお得なんです。
年会費は払いたくない!と思うかもしれませんが、トータルで見るとプラスになることが多いです。
新たにクレジットカードを作るときの3つの注意点
それではここからは新たにクレジットカードを作るときの3つの注意点を確認していきましょう。
- 複数枚のカードを作るときは一定期間空ける
- 還元されるポイントや特典があなたにあっているか確認する
- 独立を考えているなら会社員のうちにクレジットカードを作成しておく
それぞれ解説します。
複数枚のカードを作るときは一定期間空ける
クレジットカードの作成は分割して進めましょう。なぜならクレジットカード会社が違っても会社同士はつながっているからです。つまりあなたのクレジットカードヒストリーは筒抜け。
仮に一気に3枚4枚の発行を申請すれば担当者からすれば怪しく見えます。そうなると、通常なら通っていた審査も通らない可能性があります。
クレジットカードの審査を通る確率を少しでも上げたいなら、1枚ずつ申請しましょう。
と言いつつ私は一気に3枚とか申請していましたけどね。
ちなみにクレジットカードの再申請は半年間開けるといいと言われています。
正直、審査内容なんて素人にはわからないので、気になるカードがあるなら申請してみましょう。
確実に合格率を上げたいなら1枚1枚がオススメです。
還元されるポイントや特典があなたの生活圏にあっているか確認する
クレジットカードは数え切れないほどの種類があります。その中からあなたのあった1枚を選ばなくてはいけません。
いくら還元率がいいからといって、普段使わないサービスに利用できるポイントが貯まっても意味がないですよね。
よって、クレジットカードを選ぶときは、あなたの生活にあったポイント還元があるかどうかで選びましょう。
例えば私の場合は旅行が好きで楽天系のサービスをよく使います。
だからこそ、メインカードは楽天ポイントが貯まりやすい楽天プレミアムカードを使っています。
楽天ポイントなら、街での利用ができますし、楽天トラベルを使えば無料で旅行だって行けちゃいます。
あなたもこれからAmazon欧米輸入に使うカードを選ぶなら、どんなことに使えるポイントが還元されるカードなのかをしっかりとリサーチしましょう。
物販もカード選びもリサーチが大切。
独立を考えているなら会社員のうちにクレジットカードを作成しておく
もしあなたがAmazon欧米輸入やその他の事業で独立を考えているなら。
おそらく独立後数年はクレジットカードの審査が厳しくなります。
なぜなら、起業したての個人事業主や会社に信用がないからです。
よって、今現在あなたが会社に属しているなら、今のうちに審査が厳しいと言われるクレジットカードを作っておくべきです。
特にゴールドカードやプラチナカードを作るなら、個人事業主1年目より会社員5年目や10年目の方が通りやすいです。
作ってさえいれば、その後に会社を辞めても解約しない限りは保持し続けられる可能性が高いです。
クレジットカードの作成は計画的に。
【まとめ】クレジットカードを2枚以上活用して欧米輸入を有利に進めよう
ということで今回はAmazon欧米輸入ではクレジットカードを2枚以上活用した方がいい理由を中心に解説しました。
Amazon欧米輸入では普通に生活していれば考えられないほどの頻度でクレジットカードを使います。
当たり前のように毎月数十万円〜数百万円使います。年間だと数千万円に達する人も少なくないでしょう。
だからこそクレジットカード選びは重要です。あなたにあった最高のクレジットカードを探してみてくださいね。