Amazon物販を始めたばかりで、
今からFBAへの納品するぞ!でも必要なもの揃っているのかな?
と不安に思ってる人も多いはず。
はじめての場合、なにを準備したらいいのかわからないですよね。
ということで、この記事ではAmazon物販初心者が困らないように、FBA納品する時に必要なものを全部で18個紹介します。
これからAmazon物販を始めようと考えてる人は必ずチェックをしてあらかじめ準備しておきましょう。そうすることで、スムーズにAmazon物販に取り組むことができるようになります。
Amazon FBAへの納品で必須な備品5選
まずは、AmazonFBAへの納品で必須な5つの備品を紹介します。
- A4サイズが印刷できるプリンター
- 商品ラベル用のラベルプリンター
- 重量計
- メジャー
- ハサミまたはカッター
それぞれ必要な理由を解説します。
A4サイズが印刷できるプリンター
Amazonへの納品では「納品ラベル」というダンボールに貼り付けるラベルが必須です。
イメージはこちら。
そして、このラベルを印刷するためにはA4サイズのプリンターが必須です。
プリンターには大きく分けて二通りあります。それぞれ特徴と合わせて簡単に紹介します。
プリンター種類 | 特徴 | ランニングコスト |
---|---|---|
インクジェットプリンター | 写真や画像の印刷が得意 | 高い |
レーザープリンター | 文書などを印刷するのが得意 | 安い |
Amazon物販以外に自宅でプリンターを使う予定がない場合は、レーザープリンターをおすすめします。
理由はランニングコストの安さです。インクジェットプリンターの場合、インクが無くなればその都度購入しないといけません。しかもそれなりに高額です。
それに対して、レーザープリンターはトナーカートリッジというものを使用します。インクよりもかなり長持ちで、おおよそ5年間ほどは交換なく利用が可能。
こういった理由からランニングコストを考えるのであれば、レーザープリンターがおすすめです。ちなみに、私がおすすめするレーザープリンターはこちら。
最低限の機能がついており、値段も安いためコスパはかなり良いです。安いインクジェットプリンターを購入しても良いですが、結局インク代などを考えると長期的に見ても損をします。
Amazon物販の納品ラベル印刷用のためにプリンターを準備するのであれば、コスパに優れたレーサープリンターがおすすめです。
商品ラベル用のラベルプリンター
納品するには、商品ラベルというものを貼り付ける必要があります。
商品ラベルは、以下の2つの方法で印刷が可能です。
- A4サイズのラベル用紙
- 一枚ずつ印刷できるラベルロール
初期投資を抑えたいのであれば、A4サイズのラベル用紙からスタートしてもいいと思います。その場合は上で紹介したA4サイズが印刷できるレーザープリンターがあれば問題ありません。
しかし、ラベル用紙の場合、24枚のラベルが一括で印刷されるため、ラベルの貼り間違いが発生する可能性が非常に高くなります。
ラベルを貼り間違えると、お客様に別の商品が届いてしまう恐れがあります。その結果、返品やクレームが発生し、Amazonでの評価が下がる原因となりかねません。
それを回避するのがラベルプリンターです。ラベルプリンターを利用すれば、1枚ずつラベルを印刷することができます。
これにより1商品ずつ処理が可能となるため、ラベルの張り間違いのリスクを大幅に減らすことができます。また、ラベルプリンターではラベルを探す作業がなくなるため作業効率も上がります。
初期投資は少し高くなりますが、長期的に見ると導入しておいて損は無い機器といえます。このようなラベルプリンターは以下のようなラベルロールを利用します。
重量計
Amazon FBAへの納品時には、梱包したダンボールの重量を正確に測定する必要があります。よって、1台は重量計を準備しておきましょう。
初期投資を節約したいのであれば、自宅にある体重計でも対応することができます。
長期的に見てスムーズな納品作業をしたいのであれば、デジタル表示の重量計があると便利かもしれません。
例えば、以下のような商品です。
メジャー
重量とともに計測が必要なのがダンボールのサイズです。ダンボールのサイズは送料に直結する数値なので、適切に測るようにしましょう。
最近は、iPhoneのアプリなどでも計測できますが、例えば159センチと160センチでは大きく送料が変わります。
よってより確実に段ボールサイズを測るためにもアナログで測れるメジャーを準備しておくことをおすすめします。
メジャーは100均でも売っているので100均で購入してもいいですし、面倒であればAmazonなどで購入しましょう。
ハサミまたはカッター
ダンボールの開封などにハサミやカッターがあると便利です。様々な場面で使用することがあるので、いくつかの種類を準備しておくと便利だと思います。
準備しておいた方が良い刃物系はこちら。
- ハサミ
- カッター
- 段ボール開封用のカッター
このあたりの道具を用意しておくと、スムーズに納品作業が進められます。
Amazon FBAへの納品で必須な消耗品9選
次に、Amazon FBAへの納品に必須な消耗品を紹介します。これらは使い切るものなので、ある程度の量を自宅にストックしておくと便利です。そうすれば、納品作業中に「あれがない…」と困ることはありません。
- FBAパートナーキャリア用のシート
- ダンボール
- 緩衝材
- 透明テープ
- セロハンテープ
- ガムテープ
- シール剥がしスプレー
- OPP袋
- アルコールシート
それぞれ必要な理由を解説します。
FBAパートナーキャリア用のシート
Amazon FBAに納品するには配送業者を利用する必要があります。いわゆるヤマト運輸であったり、佐川急便であったり。
ただし、こういった配送業者は普通に利用するとかなり高額な料金が発生します。
しかしAmazonにはFBAパートナーキャリアというヤマト運輸と契約された神のようなサービスが存在します。
FBAパートナーキャリアは通常の配送料金から最大67%割引でAmazonの倉庫まで配送してくれるAmazonセラー限定のサービスです。このFBAパートナーキャリアはAmazonのセラーなら誰でも利用することができます。
ただし1つだけ条件があって、それが専用のシートに印刷しないといけないこと。
この専用のシートは、ヤマト運輸に電話をして持ってきてもらうか、営業所にもらいに行く必要があります。
普通の営業用紙に印刷して貼り付けるだけでは、受け付けてくれません。FBAパートナーキャリアを使う予定があるなら、必ず先に準備しておきましょう。
準備方法は、以下の記事にまとめています。
ダンボール
Amazoに納品するためにはダンボールが必須です。基本的に無地かつ無改造のものであれば問題ありません。なので、商品を仕入れたときに届いたダンボールを再利用することも可能。
ただし、上述した通り、ダンボールサイズによって送料が大きく異なります。140サイズに収まる商品を160サイズに送ってしまうと、その分送料の負担が大きくなります。
この無駄な送料を削減するためにも、適切なサイズのダンボールを自宅にストックしておくことをおすすめします。
少しでも経費を削減したいのであれば、スーパーやホームセンターなどに無料で持ち帰ってもいいダンボールが置いてあるので、買い物のついでにもらってきましょう。
どうしてもちょうどいいサイズがない場合はAmazonなどで購入をしておくと良いです。
緩衝材
壊れやすい商品や割れやすい商品を扱っている場合は、緩衝材が役に立ちます。
また、ダンボールに隙間ができてしまう場合もあるので、そういった時も緩衝材をうまく活用しましょう。
緩衝材としておすすめなのがこちら。
- プチプチ
- 新聞紙や広告
- ビニール袋
このようなものを家にストックしておきましょう。できるだけ、経費を削減したい場合は、仕入れたときに一緒に入っているプチプチやポストに入っている広告などをうまく活用します。
また、ビニール袋に空気を含ませて、ダンボールの隙間を埋めるのも効果的です。
透明テープ
透明テープは、大きな商品をビニール袋に入れたときの封印に使います。
セロハンテープでは対応しきれない大きな袋の時は透明テープが活躍してくれます。
セロハンテープ
例えば、小さな商品をOPP袋に入れて隙間ができてしまったとき。
OPP袋の端をセロハンテープで止めて、商品が袋の中でズレないようにするときに役立ちます。
ガムテープ
ダンボールを閉じるときにガムテープは必須です。
配送中にダンボールが開いてしまい商品が紛失してしまったら困るので、できるだけ強度の強いガムテープを使いましょう。
シール剥がしスプレー
店舗せどりをしている場合、割引シール等が貼られていることがあります。このような割引シールが貼られた状態で商品が届いたら、お客様からとっても良い印象がありません。
よって、シール剥がしスプレーなどを使ってきれいに剥がしていくことをおすすめします。
輸入商品の場合でも同じように、新品なのにもかかわらず何かしらのシールが貼り付けられていることがあります。
このような場合にも必ずきれいに剥がしてから納品するようにしましょう。
OPP袋
商品によっては袋に入れることが必須な場合があります。ビニール袋だと袋に入れてから手付で止めるなどの手間が発生しますし、何よりも見た目があまり綺麗ではありません。
そんなときはテープ付きのOPP袋を活用しましょう。テープ付きのOPP袋を使うことで、簡単かつきれいに商品を梱包することができます。
受け取ったお客様からの評価も高くなりやすいので、少し割高ですがテープ付きのOPP袋はおすすめです。
アルコールシート
店舗せどりや輸入商品の場合、新品商品なのにもかかわらず外箱が汚れていることが稀にあります。
そういった場合は、アルコール除菌シートなどを使ってできるだけ綺麗な状態にして納品にしましょう。
あなたがお客様の立場に立って考えるとわかりやすいですよね。新品を購入しているのに、汚れがあったら嫌な思いをするはずです。
そういった思いをたくさんにさせないためにも、必ずきれいな状態にしてから納品しましょう。
お客様の為でもありますし、あなたのアカウントを完全に保つためでもあります。
Amazon FBAへの納品であると便利なグッズ4選
次に必須ではないですが、あると便利なグッズを4つ紹介します。
- バーコードリーダー
- シュリンクフィルム
- 封印シール
- ペン
それぞれ必要な理由を解説します。
バーコードリーダー
バーコードリーダーがあるとJANコードなEANコードを読み取って納品作業を進めることができます。
Amazonにコードが登録されていることが前提ですが、納品作業を少しでも効率化したいのであれば、持っておいて損はないアイテムの1つです。
ただし、輸入商品の場合はEANが登録されている割合が低いので、活躍する場面が少ないかもしれません。
逆に電脳せどりや店舗せどりなど、国内商品がメインの場合は大活躍してくれます。あなたが国内商品をメインに扱っているのであれば、導入しておいて損はありません。
シュリンクフィルム
セット商品などを効率よくまとめるときに利用できます。
また、ビニール袋やOPP袋では梱包しづらい大きな商品を保護する時にも活用します。
封印シール
輸入商品に多いですが、新品にもかかわらず、封印シールが剥がれかけているような商品が稀にあります。
そういった商品の封印を収穫するときに用います。
ただし、これに関しては、新品商品に手を加えることになります。実践するときは、あくまでも自己判断でお願いします。
ペン
納品事は何かとメモが必要になります。そんな時に近くに点があると便利なので、最低でも1本は準備しておきましょう。
【まとめ】始める前に準備しておくとスムーズにスタートできる
ということで、今回はAmazon FBAに納品するときに、必要な備品と消耗品を18個紹介しました。
もう一度簡単にまとめておきます。
- A4サイズが印刷できるプリンター
- 商品ラベル用のラベルプリンター
- 重量計
- メジャー
- ハサミまたはカッター
- FBAパートナーキャリア用のシート
- ダンボール
- 緩衝材
- 透明テープ
- セロハンテープ
- ガムテープ
- シール剥がしスプレー
- OPP袋
- アルコールシート
- バーコードリーダー
- シュリンクフィルム
- 封印シール
- ペン
今からAmazon物販を始める人は、このリストを参考に備品と消耗品を揃えておきましょう。これらがあれば納品作業をストレスなく進めることができます。
超基本的な納品の方法は以下の記事にまとめています。
その他、Amazon物販全体で必要なアイテムなどについては、以下の記事にまとめています。
また、備品や消耗品だけではなく、オススメなツールなどについて知った人はこちらの記事も参考になると思います。
【余談】自分でやりたくないなら納品代行サービスを使うのもアリ
最後にちょっとだけ余談です。この記事では、納品を自分ですることを前提に紹介しました。
しかし、納品作業は必ずしも自分でする必要がありません。なぜなら、納品作業は誰がやっても同じ結果になる単純作業だから。
あなたがやるべきことは、お金を稼ぐ作業です。Amazon物販の場合は、リサーチがそれに該当しますね。
もし副業でAmazon物販を実践していて、リサーチの時間が納品作業で圧迫されているのであれば、納品作業は外注化を検討しても良いかもしれません。
手前味噌ではありますが、私が監修している「ひこーる納品代行サービス」1つあたり、たった60円で納品作業を代行します。
しかも、この60円に、
- 簡易検品
- ラベル貼付
- シール剥がし
- OPP袋
- セットアップ料
- 緩衝材
- ダンボール
- 商品登録(プライスター利用者のみ)
- 納品プラン作成
が含まれています。本当に60円ポッキリ。
このようなサービスを活用することで、あなたの貴重なリサーチ時間を確保でき、さらなる収益アップを目指すことができます。もしリサーチ時間の確保に悩んでいるなら、ぜひ納品代行サービスも検討してみてください。
私のサービス以外の納品代行サービスを比較したい場合はこちらの記事もどうぞ。
よくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- Amazon FBA納品に必要な最低限の備品は何ですか?
-
Amazon FBA納品に最低限必要な備品は以下の5つです:
- A4サイズが印刷できるプリンター
- 商品ラベル用のラベルプリンター
- 重量計
- メジャー
- ハサミまたはカッター
これらの備品があれば、基本的な納品作業を行うことができます。
- 納品作業に必要な主な消耗品は何ですか?
-
主な消耗品には以下のものがあります:
- FBAパートナーキャリア用のシート
- ダンボール
- 緩衝材
- 透明テープ
- セロハンテープ
- ガムテープ
- シール剥がしスプレー
- OPP袋
- アルコールシート
これらの消耗品は、商品の梱包や保護、ラベル貼付などの作業に使用します。
- バーコードリーダーは必須ですか?
-
バーコードリーダーは必須ではありませんが、あると便利なアイテムの1つです。特に国内商品を扱う場合に効果を発揮します。JANコードやEANコードを読み取ることで、納品作業を効率化できます。ただし、輸入商品の場合はEANが登録されていない場合も多いため、活躍する場面が少なくなる可能性があります。
- 納品代行サービスを利用するメリットは何ですか?
-
納品代行サービスを利用するメリットは以下の通りです:
- 時間の節約:納品作業にかかる時間をリサーチなど他の重要な作業に充てられる
- 効率化:専門のスタッフが作業を行うため、ミスが減少し効率が上がる
- コスト削減:備品や消耗品の購入・管理が不要になる
- 作業スペースの節約:自宅や事務所で大量の商品を扱う必要がなくなる
特に副業でAmazon物販を行っている場合、納品代行サービスを利用することで限られた時間を有効活用できます。
- 商品の外箱が汚れている場合、どうすべきですか?
-
商品の外箱が汚れている場合は、アルコール除菌シートなどを使ってできるだけ綺麗な状態にしてから納品することをおすすめします。ただし、過度の清掃や商品への手を加えすぎないよう注意しましょう。