Amazon物販では通常では考えられないほどの勢いでお金が動きます。毎月数十万円から数百万円の仕入れをして、それらが売れて数十万円から数百万円返ってきます。
これをプライベートの入出金がある銀行口座でやってしまうと起こること。
それが、
- なんかお金持ちになった気分になって散財してしまう
- 利益がどれくらい出たかわからなくなる
- 確定申告の時に不要な会計処理をして提出しなければならなくなる
というように、正直なところデメリットしかありません。
プライベートはプライベート、ビジネスはビジネスで分けて資金管理を行うことによって、正しいお金の流れが理解できます。

まさか、あなたは1つの銀行口座でやっていませんよね?
ということで今回は、正しい資金管理をするために銀行口座を分けましょうというお話。
Amazon物販専用に活用できる、
- 安い
- 簡単
- 手軽
な銀行口座をいくつか紹介します。
Amazon物販の資金管理にやなんでいる人は、まずは銀行口座の分割から始めてみてはいかがでしょうか。


銀行口座を分けるべき3つの理由


そもそもプライベート用とビジネス用の口座は分けるべきなのか。これについて最初に解説しておきます。
- 公私を区別することができる
- 取引の追跡や管理が簡単になる【確定申告がスムーズにできる】
- 税務銀行口座を分けるべき3つの理由調査でプライベートの収支を見せずに済む
それぞれ解説します。
公私を区別することができる
これが一番の理由です。プライベートで使う口座とビジネス用の口座を一緒に使ってしまうと、売上や利益がよくわからなくなります。恥ずかしい話、私が副業を始めた頃は全て同じ口座で管理していました。
結果、売上金や利益額が曖昧になり大失敗しました。
Amazon物販は基本的にクレジットカードで仕入れます。よって、支払い前にしっかりと商品を売ることができれば銀行口座のお金が一気に増えるタイミングが発生するんです。
そのお金を見て、自分はお金持ちだと錯覚し浪費が増えてしまう可能性もあります。



私はそれでかなり痛い目を見ました。
使っていいお金と使ってはいけないお金を確実に理解するためにも銀行口座は分けるべきです。
取引の追跡や管理が簡単になる【確定申告がスムーズにできる】
プライベート用とビジネス用を分ける理由は確定申告のときにも役立ちします。確定申告のときにはビジネスで利用した取引のみを報告しますが、そこにプライベートのショッピング履歴などがあれば管理が面倒になります。
ちょっとしたことかもしれませんが、確定申告時のストレスも軽減されるので口座は分けておくことに越したことはありません。
これと同じ理由でクレジットカードもプライベート用とビジネス用は分けておいたほうがいいですね。


税務調査でプライベートの収支を見せずに済む
これは全員が対象ではないですが、ビジネスをするならあなたも対象になる可能性があります。それが税務調査です。
税務調査では確定申告や財務諸表の内容と、通帳の内容などをチェックします。つまりプライベート用とビジネス用を共通にしている場合はプライベートな収支も見られてしまうことになります。
別にプライベートなものを見られてもいいと思うなら問題ありません。しかし、わざわざ他人に無駄にプライベートを晒す必要もないですよね。なのでこういった時のためにも口座は分けておくほうがいいと思います。



見られたく無い恥ずかしい使い方をしている人もいますよね。


銀行口座選びで気をつけるべき7つのこと


ここからはAmazon物販用の銀行口座の選び方を紹介します。今回は厳選して7つ。
- 在宅で手軽に管理できるか
- ATMの利便性
- 入出金手数料
- 他行への振込手数料
- その他の関連サービスとの連携
- セキュリティ
- 個人事業主(法人)口座の作成を考えているならその準備も含めておく
それぞれ深掘り解説します。
在宅で手軽に管理できるか
銀行口座は管理が手軽の方がいいですよね。わざわざ支店まで行かないといけないような口座はおすすめできません。
PCやスマホアプリで手軽に管理ができるか。これはかなり重要な要素と言えます。
ATMの利便性
稼いだお金を出金したいときもあるはず。なので、生活圏内に該当銀行のATMがあることも重要です。
ネット銀行の場合はコンビニATMや大手銀行のATM、ゆうちょ銀行のATMも活用できますね。
あなたの生活圏内にあるATMで利用できる銀行を選択すると出金もスムーズにすることができます。
入出金手数料
小さな手数料がですが回数が積み重なればそれなりの金額になります。仮に1回の出金手数料が200円だとします。1ヶ月に1回ずつ出金するとしても年間2,400円です。もったいないですよね。
手数料ほど無駄なものはないので、出来るだけ手数料が無料もしくは安い口座を選択することが必要になります。
他行への振込手数料
選択するAmazon物販の種類によっては銀行口座から直接お金が動くものもあります。
そうなると気になるのが振込手数料。1回数百円でも回数が増えればそれなりに大きなお金になります。入出金手数料と同様に無駄な手数料です。
あとで詳しく解説しますが、条件を満たせば振込手数料が無料になる銀行も多くあります。ビジネス用途かつ振込回数が多いのであれば、振込手数料が無料になる口座を選択しましょう。
その他の関連サービスとの連携
例えば楽天銀行。楽天銀行を楽天カードと連携することで金利がUPしたり楽天ポイントが多くもらえたりします。
更に楽天市場とも連携するとポイントがザクザク貯まる仕組みです。
このように、あなたの生活圏にあわせて使うとお得になるサービスを選ぶことで、更に得することができます。
セキュリティ
基本的に大手銀行であればセキュリティ面で心配する必要はそこまでありません。しかし必ず安全とは言い切れないので銀行口座を選ぶ時はセキュリティ面でも信頼できる銀行を選択したほうがいいですね。
少し前も大手銀行で情報が漏洩したなんて話もありましたよね。気になる人はググってみてください。
個人事業主(法人)口座の作成を考えているならその準備も含めておく
最初は個人口座でもいいと思います。しかしビジネスを大きくしていく考えがあるあら個人事業主用の口座や法人口座も視野に入れたほうがいいです。
これらの口座は通常の口座よりも審査が厳しい場合が多いです。作りたい時に作れるように、審査を通しやすくしておく必要がありますよね。
どうすればいいのかというと、個人口座で実績を作っておくこと。つまり楽天銀行の個人事業主用の口座を作りたいなら、楽天銀行の個人口座で実績を作っておけばOK。そうすれば審査の時に「この人は信頼できる」と判断してもらうことができます。
なので、目当ての個人事業主用口座があるならその銀行で個人口座を開設して実績を作っておきましょう。
Amazon物販用にピッタリな銀行口座4選


Amazon物販をするならビジネス用の銀行口座を作ったほうが何かと良さそうというのがわかった思います。ここからは厳選したオススメ銀行口座4つを紹介します。
- 楽天銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- 住信SBIネット銀行
- イオン銀行
それぞれ簡単に紹介します。
楽天銀行
まずは楽天銀行。おそらく楽天銀行の口座を持っている人も多いと思います。
楽天銀行はネット銀行の中でもサービス内容が充実しています。
例えば、
- コンビニATMなどで手軽に入出金できる
- もちろんメガバンクやゆうちょ銀行のATMにも対応
- ハッピープログラムにエントリーすればATM手数料が最大7回無料
- 月最大3回まで他行への振込手数料0円
- 楽天ポイントが貯まる
- スマホで残高照会や振込などのサービスが利用できる
ハッピープログラムにエントリーしておけば、残高を10万円以上でキープしておけば月に1回ATM手数料が無料、他行への振込手数料も無料になります。
残高が300万円以上だと月に7回までATM手数料が無料、他行への振込手数料も3回まで無料で利用することができます。


楽天銀行は個人口座の他の個人事業主用の口座もあります。個人事業主用の口座なら口座名に屋号を入れることができるので、取引先にも信頼感を持って取引してもらえやすくなりますよね。
口座開設には審査が必要なので、楽天銀行の個人事業主用口座に興味がある人は個人口座で実績を作っておきましょう。
GMOあおぞらネット銀行
次にGMOあおぞらネット銀行について。
- セブン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行のATMから入出金ができる
- カスタマーステージによって最大月に20回まで出金手数料が無料
- カスタマーステージによって最大月に20回まで他行への振込手数料が無料
- 個人事業主口座の開設ができる
GMOあおぞらネット銀行ではカスタマーステージという優遇制度があります。条件を満たせば最大月20回までATM出金手数料と他行への振込手数料が無料。
条件が外貨普通預金というところがネックになりますが、ドルで資産を保有したいという人にはちょうどいいかもしれませんね。


住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行もかなりオススメです。
- キャッシュカードの代わりにスマホアプリで入出金の手続きができる(セブン銀行とローソンATMのみ)
- イオン銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行、コンビニATM、ローソンATMなどで入出金できる
- ランクによって最大月に20回まで出金手数料が無料
- ランクによって最大月に20回まで他行への振込手数料が無料


スマート認証NEOという生体認証に登録しておくことでスマプロのランク2が確定。ランク2では月5回までの入出金と振込手数料が無料になるのでかなりお得ですね。
それ以上のランクは預金額などが必要になるので可能なら目指す程度でいいと思います。
イオン銀行
最後にイオン銀行について。
- イオン銀行ATMの利用で入出金手数料がいつでも無料
- 全国のイオンモールなどで入出金可能
- シルバーステージ以上になると月1回以上の振込が無料になる
- イオンカードと一括で管理できる
イオン銀行スコアという点数を貯めることでステージが上がります。イオン銀行スコアについてはここでは書ききれないので興味がある人は公式サイトで確認してみて下さい。
近くにイオン銀行がある人には便利な銀行口座だと思います。更にイオンカードとも一括で管理ができるのでビジネス用で使いたいクレジットカードが欲しい人にはちょうどいいかもしれませんね。
【まとめ】口座を分けて資金管理を徹底しよう


Amazon物販用の銀行口座についてまとめました。
銀行口座はプライベートとビジネスを分けるのが一番の理由です。あとは手数料の安さと使いやすさですね。
あなたの生活圏にあったATMが利用できるか、その他のサービスとの連携はどうか。この辺りを考えてビジネス用の銀行口座を選択してみてください。
実際に作ってみて、合わないと思ったなら別の口座を作ればOKです。ネット銀行なら気軽に作れるので、まずは使ってみるのが一番早いと思います。
銀行口座を作ったら、クレジットカードもプライベートとビジネスを分けておきましょう。私が激推しするクレジットカードたちを以下の記事にまとめています。



