Amazon物販では自分で納品するなら、プリンターが必須です。しかし、どのプリンターがコスパがいいかわからないという人も多いはず。
ということで、今回はAmazon物販歴10年以上の私が愛用しているプリンターを紹介します。
正直なところ、一台あれば事足ります。ただし、商品ラベルの印刷方法によっては二台持ちをおすすめしています。
なぜ二台なのかについては、本編で詳しく解説します。
それではAmazon物販用のプリンターの選び方を見ていきましょう。
ちなみに先に結論を書いてしまうと、Amazon物販にピッタリな最高の一台はこちらです。
A4サイズが印刷できるレーザープリンターです。プリンターをAmazon物販以外に使わないならインクジェットプリンターは不要。維持費が安いレーザープリンターを使いましょう。
そのほか、納品に必要な備品は以下の記事にまとめています。
FBA納品の方法はこちら。
【予備知識】インクジェットプリンターではなくレーザープリンターをおすすめする理由
まず最初に解説したいのが、私がインクジェットプリンターではなくレーザープリンターをおすすめする理由です。
結論からお伝えすると、
- 印刷コストが安い
- インクの交換手間が省ける
- 印刷した文字が滲みにくい
- 印刷速度が早い
という理由があります。それぞれ簡単に解説します。
印刷コストが安い
まず最初にお伝えしたいのが印刷コストの安さです。レーザープリンターはインクジェットプリンターよりも印刷にかかるコストが大幅に低く、1枚あたり約半分のコストで印刷可能です。
分かりやすい例だと、A4サイズにモノクロ印刷した場合の比較がこちら。
プリンター種類 | 印刷コスト(A4モノクロ1枚あたり) |
---|---|
インクジェットプリンター | 6円 |
レーザープリンター | 3円 |
半分のコストで印刷できることがわかります。このように圧倒的にレーザープリンターの方がランニングコストが安いのです。
インクの交換手間が省ける
次に、インクの交換手間が省けるという点について説明します。
レーザープリンターはトナーカートリッジを使用しており、インクジェットプリンターと比べて交換頻度が大幅に少なくなります。Amazon物販のラベル印刷だけに使用するなら、1つのトナーカートリッジだけで数年単位で利用できます。
一方、インクジェットプリンターでは、Amazon物販のラベル印刷のみに使用しても、数ヶ月に1回の頻度でインク交換が必要です。使用頻度によっては、月1回程度の交換が必要になることもあります。
正直、これは面倒以外の何物でもありません。
印刷した文字が滲みにくい
レーザープリンターの特徴として、印刷した文字が滲みにくいという点も重要です。
レーザープリンターは、トナーを熱で定着させる印刷方式を採用しているため、インクジェットプリンターのように紙にインクが染み込むことがありません。よって、くっきりとした文字が印刷され、バーコードなどの読み取りが必要な印刷に適しています。
あなたも経験があるのではないでしょうか。インクジェットプリンターから印刷されたばかりのラベルを触ってしまい滲んでしまった経験が。
せっかく印刷したのに、ラベルが滲んでしまったらまた印刷をし直す必要があります。しかしレーザープリンターではそのようなことはありません。
印刷されたばかりのラベルを触っても滲むことはありません。まさにAmazon物販のラベルの印刷にピッタリなプリンターと言えます。
印刷速度が早い
最後に、印刷速度の速さも重要なポイントです。
レーザープリンターは、インクジェットプリンターと比較しても圧倒的なスピードで印刷ができます。特に大量の配送ラベルや商品ラベルを印刷する必要がある場合、この速度差は作業効率に大きく影響します。
体感ですが、インクジェットプリンターよりもレーザープリンターの方が5倍くらい早く感じます。
「印刷スタート」を押したら、すぐにシャーッと出てくる感じ。
インクジェットプリンターの場合は、ガッガッガッガッ…シャーッ!って感じですよね。
納品スピードをより早くしたいならレーザープリンター一択です。
【結論】Amazon物販用のプリンターはコレ一台でOK!
ということでAmazon物販用プリンターの答えを紹介します。と言ってもすでに何度かリンクを貼っていますが。
冒頭でもお伝えした通り、一台だけを選ぶとするなら、こちらの機種がおすすめです。
ちなみに、これはリアルに私が使っている機種です。
この機種をおすすめする理由はこちら。
- エントリーモデルでコスパがいい
- Amazon物販ができる必要最低限の機能が備わっている
- 見た目がかっこいい
という理由です。
正直なところ、Amazon物販以外にプリンターを使わないのであれば、この一台さえ購入しておけば困る事はありません。
どれを買えばいいかわからない。
という人は何も考えずコレさえ買っておけば後悔はなと思います。
ちなみにこの機種一台で納品をする場合は商品ラベル用のラベルシートも購入しておきましょう。
ただし、
商品ラベルはラベルプリンターを使いたいかも?
と思う人もいると思います。ということで、ここからはおすすめの商品ラベル用のラベルプリンターも紹介します。
商品ラベルを1枚ずつ印刷したいならラベルプリンターも用意する
上記で紹介したプリンターはA4サイズのレーザープリンターです。配送ラベルに関しては基本的にA4サイズなので問題ありません。FBAパートナーキャリアで使うラベルもA4サイズですからね。
しかし、この一台だと商品ラベルもA4サイズのラベルシートで印刷しなくてはなりません。
ここが好き嫌いが別れるところだと思います。
もう少し詳しく解説します。
- 商品ラベルは2通りの方法で印刷できる
- ラベルロールのコストが安い
- おすすめのラベルプリンターはこちら
それぞれ解説します。
商品ラベルは2通りの方法で印刷できる
商品ラベルは2通りの方法で印刷できます。
- ラベルシート
- ラベルロール
ラベルシートは、A4サイズのシートに24枚のシールがついています。つまり、24商品分のラベルを一括で印刷することになります。
これによって生じる問題が、商品ラベルの貼り間違いです。24枚のラベルが一度に印刷されるので、似たような名前の商品があれば、間違える可能性が大幅に高まってしまいます。
よって、貼り間違いをできるだけ防ぎたいなら、ラベルロールで印刷できるラベルプリンターがおすすめです。
ちなみにラベルロールとはこのような用紙のことです。
これを使うことで商品ラベルを1枚ずつ印刷できます。
ラベルロールのコストが安い
ラベルシートとラベルロールのコストにも大きな差があります。
1枚あたりのコストを比較してみましょう。
ラベルの種類 | 1枚あたりのコスト |
---|---|
ラベルシート | 約0.67円 |
ラベルロール | 約0.3円 |
商品ラベル1枚にかかるコストが約2倍です。
ラベルプリンターを購入するという初期投資は必要ですが、長期的に納品作業を自分でする予定なら購入して損はないです。
ちなみに単純計算すると、仮にラベルプリンターが15,000円で手に入るとします。
そしてラベルシートからラベルロールの1枚あたりのコスト差は0.67円。
つまり約40,541枚以上の印刷をする可能性があるならラベルプリンターを購入したほうがコスパが良くなります。
あなたの納品予定数から、どれくらいの期間でラベルプリンター代が回収できるのか計算してみてください。
早めに回収できそうなら、購入する価値ありです。
おすすめのラベルプリンターはこちら
Amazon物販セラーの大多数が愛用しているラベルプリンターがこちらです。
私自身もこのプリンターを使用しています。正直なところ、Amazon物販用のラベルプリンターといえば、このモデル一択と言っても過言ではありません。
他のラベルプリンターも存在しますが、圧倒的な人気を誇るこのプリンターを選ぶことをおすすめします。
人気商品なら、万が一トラブルが発生しても、ネット検索や質問サイトで解決策を見つけやすいからです。
安いからと言ってマイナーな商品を選んでしまうと、トラブル発生時に対処が困難になる可能性があります。長期使用を前提とする機器なので、できるだけメジャーな製品を選びましょう。
【まとめ】Amazon物販専用プリンターを購入するならレーザーがコスパ最強
ということで今回はAmazon物販の商品ラベルおよび配送ラベルを印刷する目的でプリンターを準備することを前提におすすめのプリンターを紹介しました。
初期コストとしては、インクジェットプリンターのほうが安いかもしれません。また一般的にレーザープリンターというものに馴染みがない人も多いでしょう。
よって、馴染みがあり初期投資が抑えられるインクジェットプリンターを購入してしまいそうになる気持ちはよくわかります。
実際、私も最初はインクジェットプリンターで納品作業をしていました。
ただし、よく調べてみるとわかるようにランニングコストは圧倒的にレーザープリンターのほうが安いです。
さらに言うと、商品ラベルについてはラベルプリンター用のラベルロールのコスパが圧倒的です。
今後、長く自己納品する予定なら、間違いなくランニングコストが安いレーザープリンターを導入したほうがいいです。
もし今、あなたがどのプリンターを購入するか悩んでいるなら、この記事を参考にしてプリンターを選んでみてください。
私は以下の機種を使っています。
しかしこの機種にこだわる必要はありません。さらに安いモデルなどもあるので、あなたの用途にあわせて選んでみてください。
納品ミスなどを極力抑えたい場合は、レーザーのラベルプリンターもおすすめです。
ただし、いつかは納品代行サービスなどを使って自分では納品しない可能性が高いなら、ひとまずできるだけ安い価格帯のプリンターを購入するのも一つの方法です。
今後のプランとあなたの予算に合ったものを選びましょう。
よくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- インクジェットプリンターとレーザープリンターのどちらがAmazon物販に適していますか?
-
レーザープリンターがAmazon物販に最適です。初期投資は少しだけ高くなりますが、長期的にはランニングコストが低く、印刷速度も速いため効率的です。また、インクが乾く時間を待つ必要がないため、作業効率も向上します。
- ラベルプリンターは必要ですか?
-
必須ではありませんが、商品ラベルを1枚ずつ印刷したい場合や、ラベルの貼り間違いを防ぎたい場合はラベルプリンターを用意することをおすすめします。ラベルロールを使用すると、1枚あたりのコストも大幅に抑えられます。
- プリンターの選び方で最も重要なポイントは何ですか?
-
Amazon物販用のプリンター選びで最も重要なのは、長期的なコスト効率です。初期投資だけでなく、インクやトナー、用紙などのランニングコストを考慮し、総合的に判断することが大切です。また、印刷速度や耐久性も重要な要素です。
- 中古のプリンターを使用しても問題ありませんか?
-
中古プリンターの使用は可能ですが、注意が必要です。特にレーザープリンターの場合、消耗品の交換時期や機器の耐久性を確認することが重要です。また、サポートが終了している古いモデルは避けた方が良いでしょう。信頼できる販売元から購入し、保証がついているものを選ぶことをおすすめします。