Amazonでは現在、クレジットカードとコンビニ決済が利用できますが、セラーにとってはコンビニ決済はトラブルのもとです。特にライバルセラーから長期保留による妨害を受けるケースは少なくありません。
そんなトラブルを未然に防ぐために、この記事ではAmazonセラーセントラルからコンビニ決済を制限する方法を紹介します。
個別に設定する方法と一括で行う方法の両方を解説するので、状況に応じて活用してください。
ちなみに、プライスターを利用している方はプライスター上でも設定できます。
この記事を参考にして、ライバルセラーからの嫌がらせやトラブルを回避し、安心してビジネスに集中できる環境を整えましょう。
セラーセントラルで支払い方法の制限を個別でする方法
Amazonのセラーセントラルから支払い方法の制限を一括で変更したいは、以下の方法で行います。
- セラーセントラルから商品管理画面を開く
- 支払い方法を制限したい商品の「詳細の編集」を開く
- 「除外する支払い方法の指定」で「コンビニ決済不可」を選択する
以上の流れで設定できます。それぞれ画像付きで紹介します。
セラーセントラルから商品管理画面を開く
セラーセントラルから商品管理画面を開きます。
そうすると、あなたが出品している商品や過去に出品していた商品たちがずらりと並ぶはずです。
その中から払い制限をしたい商品を探しましょう。
支払い方法を制限したい商品の「詳細の編集」を開く
支払い方法制限したい商品が見つかったら、商品の右側の「詳細の編集」をクリックします。
そうすると、該当商品の編集画面が表示されます。
「除外する支払い方法の指定」で「コンビニ決済不可」を選択する
詳細画面が表示されたら、少し下にスクロールします。
項目の中に「除外する支払い方法の指定」という項目があります。
ここで「コンビニ決済不可」を選択しましょう。
画面を一番下までスクロールして「保存して終了」をクリックします。
これで、個別でコンビニ決済の制限ができます。
ちなみに、Amazonでは代金引換も利用できていましたが、現在は利用できなくなりました。
よって、こちらには項目は表示されなくなっています。
現状のAmazonでは、コンビニ決済の制限さえすれば、ある程度ライバルセラーからの嫌がらせを防ぐことが可能です。
セラーセントラルで支払い方法の制限を一括でする方法
次に、セラーセントラルで支払い方法の制限を一括でする方法を紹介します。
この設定をしておくことで、設定以降登録する商品はすべてコンビニ決済が不可の設定になります。
今後、コンビニ決済をすべての商品で制限したい場合は必ず設定しておきましょう。
設定方法はこちら。
- 右上の歯車から「出品アカウント情報」をクリック
- 支払い情報をクリック
- 支払い方法の設定(コンビニ払い/代金引換)クリック
- コンビニ決済を「有効」にして「送信」をクリック
以上でコンビニ決済の支払いを制限することができます。
それぞれが画像付きで紹介します。
右上の歯車から「出品アカウント情報」をクリック
セラーセントラルの右側にある歯車にか、それを合わせると項目が表示されます。
その中の1番上にある「出品用アカウント情報」をクリックします。
そうすると、アカウント設定の画面が表示されます。
支払い情報をクリック
左側に表示されたタブの中に「支払い情報」があるので、クリックしましょう。
支払い方法の設定(コンビニ払い/代金引換)クリック
支払い情報の1番下の項目に「支払い方法の設定(コンビニ払い/代金引換)」があるのでクリックします。
コンビニ決済を「有効」にして「送信」をクリック
支払い制限に関する項目が表示されます。
少し前までは、ここに代金引換の項目もありましたが、Amazon自体が代金引換のサービスを終了したので、今は「コンビニ決済」しか表示されていません。
「コンビニ決済」のボタンを「有効」に変更しましょう。
変更ができたら「送信」ボタンをクリックして設定は完了です。
これにより今後登録するすべての商品でコンビニ決済の制限がかけられた状態で出品されます。
【まとめ】コンビニ決済を制限してライバルセラーからの長期保留対策をしよう
ということで、今回は、Amazonセラーセントラルからコンビニ決済を制限する方法を紹介しました。
この設定をしておくことで、ライバルセラーによる嫌がらせ、つまり長期保留トラブルを未然に防ぐことができます。
ライバルによる長期保留は、売れ筋商品や利益商品が狙われることが多いです。
当然ですよね。
ライバルも有益な商品を優先して販売したいので、あの手この手を使って妨害してきます。
Amazon的にも確実にアウトとは判断できない部分なので、セラーそれぞれが対策するしかありません。
現状では長期保留トラブルを未然に防ぐ方法としては、コンビニ決済の制限をするしかありません。
コンビニ決済の制限をすることで、コンビニ決済で購入したい通常のお客様も制限することになります。
多少のダメージはありますが、おそらくほとんどのお客様はクレジットカード決済を導入していると思います。
売り上げの減少はあるかもしれませんが、それよりも長期保留によるトラブルの方がさらに大きな売り上げや精神的ダメージにつながると思うので、設定しておいて損はないと思います。
一度設定すれば、それ以降は自動でコンビニ決済が制限されるので、まだ設定していない方はぜひこの機会に設定をしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにプライスターでもコンビニ払いの制限の設定ができます。
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よくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- コンビニ決済を制限すると売り上げに影響がありますか?
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コンビニ決済を制限すると、コンビニ決済を利用する一部の顧客を制限することになります。しかし、ほとんどのお客様はクレジットカード決済を利用しているため、売り上げへの影響は限定的です。それよりも、長期保留トラブルを未然に防ぐことの方が重要です。
- コンビニ決済を制限する設定は一度行えば十分ですか?
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はい、一度設定すれば、それ以降は自動でコンビニ決済が制限されます。ただし、設定以前の商品は個別に設定するか、一括で商品情報を変更する必要があります。
- 他の支払い方法も制限できますか?
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現在、Amazonでは代金引換が利用できなくなっていますので、コンビニ決済のみ制限することが可能です。他に制限する項目はありません。
- プライスターを利用していますが、そちらでも設定できますか?
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はい、プライスターを利用している方は、プライスター上でもコンビニ決済の制限を設定することができます。
- 設定に関するサポートはありますか?
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設定に関して不明点や問題がある場合は、Amazonセラーサポートにお問い合わせください。詳しい手順や問題解決のサポートを受けることができます。