この記事ではKeepaのBuy boxの意味を含めて、その他すべての項目が何を表しているのかを解説しています。
まず結論からお伝えするとKeepaのBuy boxとはカートボックス価格を指しています。
カートボックスとは商品ページを開いたときに表示される価格のことですね。
KeepaにはBuy boxを合わせて13個の項目があります。この記事ではこれらが意味するものについてもあわせて解説します。
Keepaグラフの項目の意味をもっと深く知りたい人にはピッタリな内容です。
Keepaはこの記事で紹介する以外にもたくさんの機能があります。Keepaの機能を1つでも多く使いこなしたいと考えているなら、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
KeepaのBuy boxを含む13項目の意味を解説
まずはKeepaのBuy boxを含む13項目の意味を解説します。表でまとめた方がわかりやすいと思うのでまとめてみました。
項目 | 意味 |
---|---|
売れ筋ランキング | Amazonのランキングを緑のギザギザで表示 |
Buy box | 新品のカートボックス価格 |
Amazon | Amazon本体の価格 |
新品 | 新品で出品されている商品の最安値 |
新しい、第三者FBA | FBA出品されている商品の最安値 |
新品 第三者 FBM | FBM(自己発送)されている新品商品の最安値 |
Buy Box 中古 | 中古のカートボックス価格 |
中古 | 中古で出品されている商品の最安値 |
中古-非常に良い | 中古の非常に良いで出品されている商品の最安値 |
中古-良い | 中古の良いで出品されている商品の最安値 |
中古-可 | 中古の可で出品されている商品の最安値 |
倉庫 | Amazonアウトレットの価格 |
参考価格 | 商品カタログに登録されている参考価格 |
これらのデータがKeepaのグラフに表示されています。イメージはこんな感じですね。
Buy Box(カートボックス)をもう少し深掘り解説
Buy Box=カートボックスとわかったところで「じゃあカートボックスって何?」と思う人もいると思うのでもう少し深掘りしておきます。
ちなみにさらに詳しい解説は以下の記事にまとめています。
- Amazonでは同じ商品はみんな同じ商品カタログに出品する
- カートボックスは商品ページを開いて一番最初に出てくる価格のこと
- カートを獲得できていないセラーはまとめて小さく表示される
それぞれ解説します。
Amazonでは同じ商品はみんな同じ商品カタログに出品する
Amazonでは同じ商品は同じ商品カタログに出品します。例えば楽天市場とかYahoo!ショッピングってお店ごとに商品ページがありますよね。
全く同じ商品でも別々の商品ページとして表示されます。こんな感じですね。
赤枠で囲っている商品は全て同じ商品です。対してAmazonはこちら。
Amazonでは1つの商品は1つの商品カタログしか存在せず、出品するならそこに出品するしかありません。
そしてAmazonが最適と判断したセラーがカートボックスとして一番購買される位置に表示されるシステムです。
カートボックスは商品ページを開いて一番最初に出てくる価格のこと
画像で見た方がわかりやすいと思うので、こちらをご覧ください。
商品ページを開いた時に表示されている赤枠で囲った部分がカートボックスです。
そしてここに表示されているセラーは1人だけです。この商品の場合は「販売元 Amazon.co.jp」になっているのでAmazon本体がカートボックスを獲得しています。
カートを獲得できていないセラーはまとめて小さく表示される
じゃあカートボックスを取れていないセラーはどこにいるのか?それがこちら。
下の方にまとめられてしまっています。ぶっちゃけわざわざここをクリックして他のセラーを見る人は少ないと思います。
この画像を見てわかる通り、カートボックスの価格(6400円)よりも安い6300円で販売しているセラーもいます。
それでもカートボックスを獲得していなければ、その他大勢にまとめられます。
これがAmazonのカートボックスの仕組みの概要です。さらに詳しく知りたい場合は以下の記事もどうぞ。
【まとめ】Keepaの項目の意味を理解すればグラフの見え方は変わってくる!
ということで今回はKeepaのBuy Boxの意味を中心にまとめました。もう一度この記事の内容をまとめます。
項目 | 意味 |
---|---|
売れ筋ランキング | Amazonのランキングを緑のギザギザで表示 |
Buy box | 新品のカートボックス価格 |
Amazon | Amazon本体の価格 |
新品 | 新品で出品されている商品の最安値 |
新しい、第三者FBA | FBA出品されている商品の最安値 |
新品 第三者 FBM | FBM(自己発送)されている新品商品の最安値 |
Buy Box 中古 | 中古のカートボックス価格 |
中古 | 中古で出品されている商品の最安値 |
中古-非常に良い | 中古の非常に良いで出品されている商品の最安値 |
中古-良い | 中古の良いで出品されている商品の最安値 |
中古-可 | 中古の可で出品されている商品の最安値 |
倉庫 | Amazonアウトレットの価格 |
参考価格 | 商品カタログに登録されている参考価格 |
Keepaは海外製のツールなので、表示が日本語に最適化されていないことがよくあります。
それによって、意味がわからない項目もしばしば。
例えば「倉庫」とかがその典型ですね。
ただ、よく考えたり調べたりすればわかる点も多いので、気になったらまずはググってみてください。
そのほかKeepaには今回紹介した方法以外にもたくさんのリサーチ効率化機能があります。
まだまだKeepaを使いこなせていないと少しでも思うなら、以下の記事も必ずチェックしておきましょう。
きっと気づきがあるはずです。
またAmazon物販ではKeepa以外にもたくさんの有益なツールがあります。私がおすすめするツールは以下にまとめているので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。