「カートプラスを使おうとしたらサービスが終わっていた」
「カートプラスの代わりになる価格改定ツールってある?」
「そもそもカートプラスってどんなツールだったの?」
そんな疑問を持っている人に向けて、この記事ではカートプラスのサービス終了の経緯を整理しつつ、代替となる価格改定ツールを3つ紹介します。
カートプラスは2024年7月にサービスを終了しています。
実際に雷神ツールとして使っていた立場から、代替サービスについても正直にまとめます。
カートプラスに代わる価格改定ツール3選
カートプラスが終了した今、代わりの価格改定ツールを探している人に向けて3つのサービスを紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、自分のビジネス規模や使い方に合うものを選ぶのがポイントです。
| ツール | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| プライスター | 4,980円〜 | 国内最大手・安定した実績・多機能 |
| セラースケット価格改定ツール | 無料〜 | 機能特化・手軽に始められる |
| マカド! | 4,900円〜 | 多店舗対応・受注管理も一括管理 |
それぞれの特徴を詳しく解説します。
プライスター
Amazon物販をやっているなら一度は名前を聞いたことがあるはずの価格改定ツールです。
国内の価格改定ツールの中では最大手クラスに位置し、利用者数も多いため情報が豊富に出回っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 4,980円〜(プランにより異なる) |
| 価格改定 | 自動価格改定・上下限設定・カート追従 |
| その他機能 | サンクスメール・在庫管理・売上管理・FBA納品対応 |
| サポート | メールサポートあり |
価格改定だけでなく、サンクスメールや在庫管理・売上管理まで一体化している点が強みです。
カートプラスよりも料金はやや高めですが、機能の網羅性とサービスの安定性を重視するなら選びやすい選択肢です。


セラースケット価格改定ツール
セラースケットが提供する価格改定に特化したツールです。
無料から始められるプランがあるため、価格改定ツールを初めて使う人や、まずコストをかけずに試したい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 無料〜(プランにより異なる) |
| 価格改定 | 自動価格改定・上下限設定 |
| 特徴 | シンプルな操作・セラースケット本体との連携 |
機能をシンプルに絞り込んだ設計なので、操作に慣れていない人でも使いやすい印象です。
詳しい機能や料金プランは以下の記事でまとめています。

マカド!
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど複数のモールに対応した多店舗管理ツールです。
価格改定だけでなく、受注管理・在庫管理・売上分析まで一つのツールで完結できる点が特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 4,900円〜(プランにより異なる) |
| 対応モール | Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・au PAY マーケットなど |
| 主な機能 | 価格改定・受注管理・在庫管理・売上分析 |
Amazon単体の運用であればオーバースペックに感じることもありますが、複数モールを運用しているなら管理コストをまとめられる分だけ効率は上がります。
Amazon専業ならプライスターかセラースケット、多店舗展開しているならマカド!という使い分けが現実的です。
カートプラスとはどんなサービスだったか【参考情報】


カートプラスは雷神という総合リサーチツールに付属する形で提供されていた価格改定ツールです。
雷神ユーザーは追加費用なしで利用でき、雷神非会員でも初回3ヶ月無料・月額3,980円という価格設定でした。
当時の価格改定ツール相場が5,000円前後だったことを考えると、コストパフォーマンスの高いサービスでした。
料金体系はシンプルで、雷神の契約プランに応じて無料利用できるアカウント数が変わる仕組みでした。
| 契約プラン | カートプラス料金 |
|---|---|
| 雷神 | 1アカウント無料 |
| 雷神極 | 2アカウント無料 |
| 雷神非会員 | 初回3ヶ月無料・以降月額3,980円 |
個人名義と法人名義の2アカウントを持っている場合、雷神極を契約するだけで両方のアカウントを無料で管理できるという使い方もできました。
雷神ユーザーにとっては価格改定ツールが実質無料になるお得なサービスでした。残念ながら今は使えません。
価格改定ツールとしての4つの標準機能【参考情報】


カートプラスに搭載されていた価格改定ツールとしての基本機能を紹介します。
どれも価格改定ツールとして必要な機能で、他の大手ツールに引けを取らないレベルで揃っていました。
価格改定機能
価格改定ツールの根幹となる自動価格改定機能を搭載していました。
追従方式の選択肢も多く、単純な最安値追従だけでなく状況に応じた細かい設定が可能でした。


- 価格改定なし
- カート価格追跡
- 最安値追跡(新品・FBA・自己発送)
- Amazon本体の価格追跡(Amazonより○%安くなども可能)
- 上下限のリミット設定(○%まで値下げOKや○円まで値下げOKなど)
- 中古出品者合わせ
カート価格やライバル数などの情報表示機能
販売判断に必要な数値をカートプラスの画面内で一覧できる機能です。
セラーセントラルを開かなくても現在の市場状況を把握できるため、作業効率が上がります。


- 現在のカート価格
- Amazon本体の価格
- ライバルセラーの価格(FBA・自己発送・中古)
- Amazon本体の有無
- FBA出品者数
- 自己発送出品者数
手数料や利益の表示機能
利益計算に必要な各種手数料と利益額・利益率をリアルタイムで表示する機能です。
価格改定しながら利益がどう変わるかを確認できるため、赤字販売を防ぎやすい設計でした。


- 販売手数料
- 配送代行手数料
- その他の手数料(任意設定可能)
- 利益額
- 小型軽量プログラムの手数料
- ROI(投資利益率)
原価管理機能
正確な利益計算のためには原価の入力が欠かせません。
カートプラスは直接入力だけでなくCSV一括入出力にも対応しており、商品数が多い場合でも効率よく原価を管理できました。


- 原価直接入力
- CSVによる原価一括入出力
- CSVによる棚卸し
カートプラスにしかない7つの便利機能【参考情報】


カートプラスが他のツールと差別化していたのが、以下の7つの独自機能です。
特にカートレスキューとデイリーレスキューは、この記事を読みに来た人がカートプラスを選んでいた最大の理由だったと思います。
収支管理機能
月別・年間の収支だけでなく、商品別の収支とグラフまで確認できる機能です。
商品単位で利益が見えると、リピート仕入れをするかどうかの判断がしやすくなります。


Amazonとのデータ連携機能
セラーセントラルにログインしなくても、Amazonの販売データをカートプラス内で確認できる機能です。
在庫切れまでの日数・月間販売数・保管手数料といった情報が商品ごとに表示されるため、不良在庫の対処もしやすくなります。


Keepa連携機能
価格改定の画面内でKeepaのグラフを確認しながら作業できる機能です。
仕入れ判断・リピート判断をするための価格推移データを、別タブを開かずに確認できる点が実務上の強みでした。


強力フィルタ機能
40種類以上の絞り込み条件で、対象商品だけを一覧表示できる機能です。
対処が必要な商品・利益が出ている商品・在庫が少ない商品など、状況別に素早く絞り込めるため、商品管理の手間が大幅に減ります。


ワンクリックボタン機能
よく使う絞り込みをワンクリックで呼び出せるショートカットボタンです。
フィルタを毎回設定する手間が省けるため、日常的な在庫確認がテンポよく進みます。


- 在庫数が少ない利益商品だけを表示する「リピートボタン」
- 価格が上昇して利益商品になった商品だけを表示する「価格復活ボタン」
- 低閲覧数商品だけを表示する「広告推奨ボタン」
- 現在出品者なしの商品だけを表示する「出品者なしボタン」
カートレスキュー機能
カートプラスの目玉機能の一つで、価格競争で最後の1人になったとき自動で価格を元に戻してくれる機能です。
例えば価格競争後に1,800円まで下がっていた商品を、カートレスキューが発動して2,000円に戻す。
1商品あたりたった200円の差ですが、100商品・1,000商品と積み重なると利益への影響は小さくありません。


デイリーレスキュー機能
毎日午前2時に価格を初期設定に戻してから、価格追従を再スタートさせる機能です。
1人だけ最安値に取り残されていた場合に、翌朝から高値に戻して仕切り直せるのが特徴です。
カートレスキューと組み合わせることで、損失を最小限に抑えながら利益を積み上げる動きができていました。


カートレスキューとデイリーレスキューは他にはなかった機能でした。この2つを惜しんでいる人は多いと思います。
まとめ:カートプラスは終了、今は代替ツールへの切り替えを
この記事の内容を振り返りましょう。
- カートプラスは2024年7月にサービスを終了している
- 代替としてプライスター(月額4,980円〜・国内最大手)がある
- 代替としてセラースケット価格改定ツール(無料〜・シンプル設計)がある
- 代替として多店舗展開ならマカド!(月額4,900円〜)という選択肢もある
- カートレスキュー・デイリーレスキューなど独自機能は優秀だったが、現在は利用不可
今から価格改定ツールを探している場合は、まずプライスターかセラースケットを比較して選ぶのが最もスムーズです。
プライスターの詳しい機能や評判は以下の記事でまとめています。


よくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- カートプラスはいつサービスを終了しましたか?
-
2024年7月にサービスを終了しました。現在は利用できません。
- カートプラスが終了した後、雷神は使えますか?
-
はい、雷神本体(リサーチ機能・ミリオンサーチ・ブレイカーなど)は引き続き利用できます。終了したのはカートプラスという価格改定ツールのみです。
- カートプラスの代わりになるおすすめの価格改定ツールは?
-
Amazon専業ならプライスター(月額4,980円〜)かセラースケット価格改定ツール(無料〜)がおすすめです。複数モール運用ならマカド!(月額4,900円〜)も選択肢に入ります。
- カートプラスのカートレスキュー機能と同じ機能は他のツールにもありますか?
-
カートレスキューという名称はカートプラス独自ですが、「価格を一定条件で元に戻す」機能自体はプライスターなどにも搭載されています。機能名や仕様は異なりますが、同様の用途で活用できます。
- 価格改定ツールは必ず使った方がいいですか?
-
在庫が20〜30商品を超えてくると手動での価格管理は非現実的になってきます。価格改定ツールを使うことで価格の取り残しによる損失を防ぎ、売上の安定にもつながるため、せどりを本業・副業として続けるなら早めに導入するのがおすすめです。




