この記事ではGoogle検索を使ったAmazon欧米輸入のリサーチ方法を解説しています。
Amazon.comからの仕入れだけだと、リサーチがシンプルでライバルがすぐに増えます。
ライバルが増えると価格競争に巻き込まれて思ったように利益が取れません。
より高い利益率を目指し、より安定して稼ぎたいなら、ちょっとだけ工夫するだけでも全然違います。
今回はAmazon欧米輸入で安定した利益を目指したい人に向けて記事を作成しました。
Amazon以外のショップのリサーチ方法を知りたい。リサーチの方法を教えてほしい。Amazon以外から仕入れるメリットとデメリットを教えてほしい。
OK!Amazon欧米輸入歴10年目のひこーるがAmazon.com以外のサイトのリサーチ方法を教えるよ!
- Google検索を使ったAmazon欧米輸入のリサーチ方法
- Amazon.com以外で仕入れをする3つのメリット
- Amazon.com以外で仕入れをする5つのデメリット
この記事を読めばこれらのことが分かるようになっています。
この記事の結論
- Amazon.com以外のリサーチならアメリカのGoogle検索がオススメ
- 主な検索方法は4つ【商品名・型番・EAN・画像】
- 最大のメリットはライバルが少なく大きな利益が期待できること
- 最大のデメリットは詐欺に遭う可能性があるという事【解決策あり】
Google検索を使ったAmazon欧米輸入のリサーチ方法を解説
Amazon.comはAmazon欧米輸入の仕入れ先のなかで、一番カンタンに仕入れができるサイトです。
しかし手法が簡単すぎるためライバルが増えやすく価格競争になる可能性が非常に高いといえます。
せっかくAmazon欧米輸入という比較的ハードルが高めのビジネスモデルに挑戦しています。
であれば、少しだけ工夫してライバルに差をつけてもいいと思いませんか?
そうすれば利益も利益率もUPして安定した収入が期待できますよ!
では、Amazon.com以外のサイトを効率よくリサーチする方法を紹介します。
こんな感じで進めますね。
Amazon.com以外のページをリサーチすべき理由
そもそもAmazon欧米輸入でAmazon.com以外のサイトから仕入れをするべきなの?
と思う人もいると思います。
冒頭でも少し触れましたが、Amazon.com以外のサイトから仕入れることは非常に重要なこと。
理由はこちら。
- Amazon.comのリサーチはカンタンなのでライバルが集まりやすい
- ライバルが集まりやすいということは飽和しやすい
- 飽和しやすいということは需要と供給のバランスが崩れて売れにくい
- 売れにくくなると価格競争に巻き込まれやすい
- 価格競争に巻き込まれるということは利益が取りづらい
このような理由が挙げられます。
Amazon.comの商品だけでも稼げないわけではありません。
しかしより安定した収益を目指すのであれば、Amazon、以外の仕入れ先を持っていて損はありません。
Amazon.com以外のショップのリサーチにはアメリカのGoogle検索を使う
Amazon.com以外のショップをリサーチするにはアメリカのGoogle検索を使うと効率的です。
通常通りにアクセスできるGoogleは日本用のGoogleです。
つまり日本のサイトを中心に検索結果が表示されるように設定されています。
でも、リサーチしたいのはアメリカのサイトですよね。
であれば、アメリカのGoogleで検索すれば、効率よく検索結果が表示されそうじゃないですか?
ということで、アメリカのGoogleのURLを使ってリサーチをしてみましょう。
アメリカのGoogleのURLはこちら。
ブックマークしておくと便利ですよ!
検索に利用する主な4つの方法とは
Google検索では主に4つの方法が活用できます。
- 商品名
- 型番
- EANコード
- 商品画像
ほとんどの商品では、これらの情報を活用することで検索がヒットするはずです。
実際の商品を例にして4つのGoogle検索方法を画像付きでわかりやすく解説
それではここからは実際の商品を例にして、リサーチをしてみましょう。
今回はこちらの商品を使ってみましょう。
4つのリサーチ方法はこちら。
それぞれ紹介します。
商品名
まずは商品名で検索してみましょう。
商品名を使う主な3つの方法はこちら。
- Amazon.comの商品名をコピーして検索
- Amazon.co.jpの商品名の英語部分だけをコピーして検索
- Amazon.co.jpの商品名を英語に翻訳
それぞれ深掘りします。
Amazon.comの商品名をコピーして検索
日米のAmazonでASINが一致している場合はカンタンです。
リサーチしたい商品をAmazon.comで表示してその商品名をコピーしてGoogle検索をするだけでOK。
Amazon.co.jpの商品名の英語部分だけをコピーして検索
次にAmazon.co.jpの商品名の英語部分だけをコピーして検索する方法です。
これはそのまま。
商品名の英語部分だけをコピーしてGoogleで検索してみましょう。
こちらの方法は英語表記がある場合だけ使える方法です。
Amazon.co.jpの商品名を英語に翻訳
Amazon.co.jpでリサーチした商品で英語表記が含まれていない商品の場合は商品名をGoogle翻訳やDeepL翻訳を使って英語に変換しましょう。
翻訳する場合は、Amazonに登録されている商品名すべてを翻訳するのではなくてキーワードとなりそうな部分だけを抽出したほうが効率よくリサーチができる可能性が高いです。
キャラクター名など、翻訳がうまくいかない場合は公式ホームページなどを参考に翻訳しましょう!
型番
商品名でうまくヒットしない場合は【型番】でのリサーチも有効です。
型番は、登録されている商品と登録されていない商品があります。
基本的には商品ページの【商品の詳細】などに記載されています。
KeepaのDataからも確認可能
Amazon欧米輸入を実践されているならおそらくKeepaの有料機能を利用しているはず。
まだ使ってないよって人は、リサーチの効率で大きく損をしている可能性があるので要チェック。
Keepaを利用しているならKeepaのDataからも型番等の情報が確認できます。
モノトレーサーやモノサーチでも確認ができる
型番などの情報はモノトレーサーやクイックショップ、モノサーチという無料の拡張機能やツールでも確認できます。
3つともかなり使える拡張機能なので、使ったことがない人はとりあえず使ってみて!無料なので使ってみない理由はないはずです!
EANコード
EANコードは商品識別コード規格のことです。
商品識別コードをカンタンに説明すると、バーコードのことですね。
ちなみに日本の規格はJANコードと呼ばれています。
Google検索以外でも、Keepaやクイックショップなどを使いこなせばリサーチを圧倒的に短縮することが可能!
EANコードでリサーチすると商品間違いが起こりにくい
EANコードはAmazonのASINのように商品1つ1つに割り振られているコードです。
商品名検索やあとで紹介する画像検索では類似商品が表示される場合があります。
よく似た商品の場合、誤って仕入れてしまいクレームになることもあります。
しかし、EANコードは全世界共通で商品自体に割り振られているコードなので、間違った商品を仕入れてしまうミスが非常に少なくなります。
EANは便利ですが、登録されていないショップもあります。
そうったショップではEANだけのリサーチではヒットしません。
逆に、そういった商品はリサーチが複雑なので、ライバルが少なく有益な商品の可能性も高まります。
ASINやEANなどでリサーチするのは楽ですが、ライバルが増えやすいという側面もあります。ヒットしにくい商品ほどライバルが減るので、いろんなリサーチ方法と組み合わせてリサーチしよう!
KeepaでEANを確認する方法
KeepaでEANを確認するには型番と同様にDataをクリックします。
EANコードが登録されている商品ならDataの中に表記されます。
ちなみにUPCもほぼ同様の解釈で問題ありません。
モノサーチでEANコードを確認する方法
次にモノサーチでEANコードを確認する方法です。
商品ページ上に表示されるので、Keepaで確認するよりも簡単かもしれません。
モノサーチでは主に2つの方法でEANコードが確認できます。
1つ目が商品画像付近に表示されるデータ内。
もう1つは下部に表示されているドック内で確認ができます。
クイックショップでEANを確認する方法
クイックショップでもカンタンにEANコードが確認できます。
クイックショップではEANという表記はなく、JANと表記されている部分にEANコードが記載されます。
商品画像
次に画像検索について解説します。
まずは検索したい商品画像のURLをコピーします。
該当の商品ページを開いて、商品画像をクリックしましょう。
そうすると商品画像が大きく表示されると思います。
画像が大きく表示されたら画像の上で右クリックをします。
画像の上で右クリックをすると「画像アドレスをコピー」という表示がるのでクリックしましょう。
これで画像アドレスのコピーは完了です。
次に上でも紹介したアメリカのGoogle検索ページを開きます。
ページを開いたら、カメラボタンをクリックします。
そうすると以下のように画像を読み込ませたり画像のURLを読み込ませたりする画面が表示されます。
URLを入力して検索してみましょう。
あとは表示されたAmazon.com以外のサイトを1つ1つ見ていくだけです。
この画像検索を使うとASIN不一致の商品やEANが登録されていないサイトの商品も見つけることができます。
Amazonに売っていなくて、EANが登録されていない商品のリサーチにはかなり効果的な方法なので、うまく活用してみてくださいね!
Amazon.com以外で仕入れをする大きすぎる3つのメリットを紹介【圧倒的に稼ぎやすくなる】
まずは結論から。
それぞれ解説します。
ライバルが見つけてないショップなら大きめの利益が見込める
Amazon欧米輸入の主な仕入先として挙げられるのがAmazon.comやeBayです。
これらのプラットフォームについてはおそらくほとんどのセラーがリサーチをしていると思います。
逆にこの2つ以外は一気にリサーチをしているセラーが減ります。
実際にAmazon.comやeBayで売っていない商品を他のショップから仕入れると利益率も高いですし、ひこーるはこういった商品をコッソリとリピートしまくっています!
有名じゃないショップから仕入れができれば独占できるかも
日本でも同様ですが有名なプラットフォーム以外にも数え切れないほどのネットショップが存在します。
これらのショップをうまく使うことで、難しいことをしなくても簡単に利益や利益率を上げることができます。
ぶっちゃけ、Amazon.comやeBay以外のショップをリサーチするのは難しくありません。
ただ、面倒なだけです。
このちょっとした面倒な作業をするだけで利益や利益率がUPするなら、やらない理由がありませんよね。
ここだけの話、Amazon欧米輸入で稼ぎたいのであれば、こういった面倒な作業をすることが一番の近道ですよ!
ライバルが増えにくいのでリピートしやすい
上でも少し解説しましたが有名ショップ以外はリサーチをしているセラーが少ないです。
つまりライバルが増えにくいということ。
ライバルが増えにくいということは価格競争が発生しづらく、安定した価格で売れる可能性が高い。
そして、ライバルが少ないので回転もよくリピートがしやすいので、安定した収入の柱として頑張ってくれます。
Amazon欧米輸入ではこういった優良な商品をいくつもリストにすることで、リサーチ時間を短縮して、少しずつ楽に稼ぐことが可能なビジネスモデルです。
その他の利益商品も芋づる式に見つかる可能性がある
Amazon.comよりも安くで商品を仕入れることができるショップを見つけたなら他の関連商品もリサーチしましょう。
理由は、他の関連商品も安く仕入れができる可能性が高いから。
特に同じメーカーの商品や同じジャンルの商品は細かくチェックすると、芋づる式に見つかる可能性があります。
いいサイトを見つけたなら、そこで終わらずに深く深くリサーチしてみよう!
Amazon.com以外で仕入れをする5つのデメリットを紹介【これを踏まえてもチャレンジする価値あり】
次にデメリットについてまとめます。
それぞれ深掘り解説します。
送料無料までの最低購入金額が設定されている可能性が高い
Amazon.comは送料無料で配送してくれることがほとんどです。
送料が無料だからこそ、価格が安い商品でも手軽に仕入れができますよね。
しかしAmazon.com以外のネットショップでは送料が発生することがほとんどです。
もしくは、100ドル以上で無料などと設定されていることが多いので、仕入れ金額が低い場合は送料によって損する可能性があります。
送料が発生する場合は、送料を加味、さらに送料が無料になるラインを要チェック!
送料無料のためにまとめ買いをすると不良在庫になることも
利益率を上げるためにできるだけ無駄な送料は抑えたいですよね。
しかし、そのために無理をして多く仕入れをしてしまうと、不良在庫になってしまう可能性があります。
赤字でも売れればいいですが、不良在庫になれば資金が停滞します。
そうなると、何のために送料無料にして仕入れたのかもわからなくなりますよね。
送料無料が設定されているショップから仕入れる場合でも無理な仕入れはせず、該当の商品の回転や類似品も利益が出ないかなどを確認して冷静な仕入れを心がけましょう。
MyUSなどの転送会社を拒否しているショップがある
MyUSは転送会社としてアメリカでも有名です。
そして転送会社は一定数の転売業者が利用していることも有名です。
転売業者を嫌うショップはMyUSを含む転送会社へは発送を拒否していることがあります。
せっかく時間をかけて見つけた利益商品でも仕入れができなければ意味がありません。
それまでの時間が無駄になる可能性があることも知っておいてください。
時間を無駄にしたくない人は、仕入れ判断前に決済画面に進んでMyUSの住所を入力してみれば確認ができますよ!
アメリカのクレジットカードしか対応していないことがある
ショップによってはアメリカで登録されているクレジットカードしか利用できない場合があります。
日本で登録されているクレジットカードでは決済が完了しない場合があるので注意が必要。
といっても、どうしようもないので諦めるか、PayPalやAmazon Payなどに対応しているなら、そちらを利用しましょう。
詐欺に遭う可能性がある
Amazon.comからの仕入れでは詐欺に遭うことはほぼありません。
あったとしても新品を買ったのに中古が届いたり箱が潰れた商品が届いたりする程度。
しかし商品が届かないということはありませんし、もし届かなければAmazonに問い合わせをすれば補填してくれます。
しかしネットショップではそうはいきません。
ショップのことをよくリサーチもせずに仕入れてしまうと、商品が届かないなんてこともよくあります。
商品ページや商品の価格、サイトの作りやFacebookやTwitterの有無など、怪しい点がないかはよく確認したほうがいいですよ!
ちなみに僕は詐欺に遭った事があります
いつもなら知らないネットショップから仕入れるときはよく調べるのですが、その時はボーッとしていたのかよく調べもせずに小さなネットショップから仕入れをしました。
決済が終わってからも受付完了のメールは届かず、いつまで待っても発送されることはありませんでした。
後日、該当のページを見てみるとすでにページは削除されていました。
もちろん決済はされているのでお金だけ取られたという感じですね。
あなたも知らないサイトから商品を仕入れるときは十分に注意してくださいね!
Amazonのように簡単に返品できない可能性が高い
Amazon.comでは比較的カンタンにどんな商品でも返品対応をしてくれます。
これはAmazon.comから仕入れをする上で、かなりありがたいサービスですよね。
しかし他のネットショップではそうはいきません。
もしイメージと違う商品が送られてきたり、破損して送られてきたりしてもAmazonのように簡単に返品ができない可能性は高いです。
初めてのサイトで仕入れをするときは返品についての条件もしっかりと確認しておきましょう!
とは言っても大きく稼ぎたいなやらない理由はない
どんなビジネスにもデメリットやリスクは必ずあります。
そしてデメリットやリスクに怯えていては稼ぐことはできません。
こういったデメリットやリスクとうまく付き合うことでライバルと差別化ができます。
差別化をすることは収益化の第一歩。
不安があるかもしれませんが、挑戦しないと何も変わりませんからね。やっていくうちにAmazon欧米輸入ビジネスの可能性に気がつくと思いますよ。
【まとめ】Google検索を活用してAmazon以外のサイトからも仕入れよう!
ということでGoogle検索の方法、さらにメリットとデメリットについてまとめました。
もう一度カンタンにまとめます。
こんな感じですね。
Amazon欧米輸入ではASINを軸としてツールを活用しAmazon.comから仕入れるだけでも稼げます。
実際に僕が作ったリサーチ方法を使えば、カンタンにASIN一致商品を含むAmazon間のリサーチができます。
しかも使う有料ツールはKeepaだけ。
こういった方法も使いつつ、さらに安定した収益を作るならGoogle検索などもうまく活用していきましょう。
そういったときに活躍してくれるのが、本文中でも紹介したKeepaやクイックショップ、モノトレーサーなどですね。
使える方法は全部使う、使えるツールは全部活用する。
そうやって効率よく稼いでいきましょう。