Amazon物販のFBA納品って、結局どのサービスが安くてお得なのか疑問に思ったことはありませんか?
どうせなら一番安いサービスを使いたいですよね。
ということで今回は、おそらく一般セラーが使える最もコスパがいい配送サービスであるヤマト運輸のFBAパートナーキャリアについて解説します。
さらに、FBAパートナーキャリア以外の類似サービスとも価格を比較したので、ぜひ参考にしてみてください。
ヤマト運輸のパートナーキャリアを使えばどれほどお得なのかが分かります。FBA納品の負担をできるだけ減らしたい人には必見の内容です。
そもそも納品作業自体を辞めてしまいたい人は以下の記事も参考になります。
ちなみにパートナーキャリアにはヤマト運輸と日本郵便がありますが、日本郵便は通常の配送料と全く変わらないので使うメリットはありません。
昔は日本郵便が頑張ってたんですけどね。今はパートナーキャリアを使うならヤマト運輸一択です。
ヤマト運輸のFBAパートナーキャリアとは
まずはヤマト運輸のFBAパートナーキャリアの概要を解説します。
- FBAパートナーキャリアとは?概要を徹底解説
- 通常の配送料金から最大67%割引されることも
- 注意:利用には一部対象外あり!対象を確認しよう
それぞれ解説します。
FBAパートナーキャリアとは?概要を徹底解説
FBAパートナーキャリアとは、Amazon倉庫への納品をするときに利用できるAmazonの配送サービスです。
特徴はこちら。
- Amazonのセラーセントラルの納品プラン作成から利用できる
- 通常の配送価格よりも圧倒的に安い価格で配送してくれる
- FBAの納品伝票を手書きする必要がない
- もちろん集荷依頼にも可能
要は、手軽かつ格安でヤマト運輸が使えるセラー限定のサービスです。
通常の配送料金から最大67%割引されることも
ヤマト運輸のFBAパートナーキャリア最大の特徴は格安料金です。
ぶっちゃけかなり安いです。分かりやすく通常のヤマト運輸の料金と比較してみましょう。
サイズ | 距離 | FBAパートナーキャリア ヤマト運輸 | ヤマト運輸の 基本運賃 |
---|---|---|---|
140サイズ | 関東-関東 | 608円 | 1,850円 |
140サイズ | 関東-関西 | 857円 | 1960円 |
160サイズ | 関東-関東 | 762円 | 2,070円 |
160サイズ | 関東-関西 | 1,120円 | 2,180円 |
基本料金と見比べていただけばわかりますが、使わない理由がないくらい安いですよね。
もちろん関東や関西以外でも同じように割引が適用されます。詳しい料金を確認したい場合は、納品プランを作成して見積もりを取ることで確認できます。
注意:利用には一部対象外あり!対象を確認しよう
ヤマト運輸のFBAパートナーキャリアは大口プラン出品者のみが対象です。小口プランには対応していないのでご注意ください。
また一部対象外商品があります。わかりやすいように表にまとめました。
利用可能 | 利用不可 | |
---|---|---|
商品サイズ | 小型、標準、大型 | 特大型 |
商品特性 | 常温管理できるもの | 危険物(可燃性液体)、 常温管理が必要なもの |
輸送箱サイズ | 60~160サイズ | 160を超えるサイズ |
輸送箱の重さ | 25kg※ | 25kgを超える輸送箱※ |
輸送方法 | ダンボール箱 | パレット輸送、トラック配送 |
こんな感じですね。一般的な納品には使えますが、超大型や危険物、食べ物などは対象外に該当する可能性が高いです。
ヤマト運輸のFBAパートナーキャリアと他サービスを徹底比較してみた
ではここからは類似サービスと比較してみましょう。
- プライスター急便/エコムー便と比較してみた結果
- 25kgを超える場合や地域によってはプライスター急便が活躍することもある
それぞれ解説します。
プライスター急便/エコムー便と比較してみた結果
Amazonの倉庫までの納品に利用できる割安なサービスはFBAパートナーキャリアだけではありません。
ここでは通常の配送サービるよりも安い価格に設定されているプライスター急便、エコムー便とFBAパートナーキャリアを比較したいと思います。
ヤマト運輸 FBAパートナーキャリア | プライスター急便 | エコムー便 | |
---|---|---|---|
140サイズ 関東ー関東 | 608円 | 980円 | 1,180円 |
140サイズ 関東ー関西 | 857円 | 1480円 | 1,680円 |
160サイズ 関東ー関東 | 762円 | 980円 | 1,180円 |
160サイズ 関東ー関西 | 1,120円 | 1,480円 | 1,680円 |
価格だけでいうとヤマト運輸のFBAパートナーキャリアが圧勝ですね。ちなみに、集荷に関しても当日に対応しているのはヤマト運輸だけで、プライスター急便とエコムー便は翌日以降が対象です。
普通に使うならパートナーキャリア一択です。
25kgを超える場合や地域によってはプライスター急便が活躍することもある
ただしある条件を満たせばヤマト運輸のFBAパートナーキャリアよりもプライスター急便の方が安くなる場合があります。
それがこちら。
- 25kg以上30kg未満の場合
ヤマト運輸のFBAパートナーキャリアは25kgまでが対象です。それに対してプライスター急便は30kgまで対象。
例えばヤマト運輸のFBAパートナーキャリアの場合、一箱に詰めると25kgを超えてしまうなら、二箱に分割しなければなりません。よって送料は二箱分必要ですよね。
しかしプライスター急便なら25kg以上でも30kg未満に収まるなら一箱に収めて納品可能。ここをうまく活用すればプライスター急便は活用してくれます。
かなり限定された使い道ですが、常に最安の送料を目指すなら使い分ける価値がありそうです。
まとめ:基本はパートナーキャリア!条件がマッチすればプライスター急便がお得!
ということで今回はヤマト運輸のFBAパートナーキャリアの概要を紹介しました。
FBAを利用するなら納品は必須。納品をするならできるだけ安くしたいはず。
そんなときに使う配送方法の第一候補は圧倒的にヤマト運輸のFBAパートナーキャリアです。
一回の配送はたった数百円の差しかありませんが、年間で考えると数万円単位の差額が生じます。
同じ作業を依頼しているのに、年間数万円も多く払うのってもったいないですよね。現状、一般のセラーが利用できる納品サービスでは一番安いと思うのでぜひ活用しましょう。
状況によってはプライスター急便の方がお得な場合もあるので、プライスター利用者は比較を忘れずに。
パートナーキャリアの使い方は以下の記事で詳しく解説しています。パートナーキャリアの使い方で困っている人は以下の記事も参考にしてみてください。
【余談】自分でやりたくないなら納品代行サービスを使うのもアリ
最後にちょっとだけ余談です。この記事では、納品を自分ですることを前提に紹介しました。
しかし、納品作業は必ずしも自分でする必要がありません。なぜなら、納品作業は誰がやっても同じ結果になる単純作業だから。
あなたがやるべきことは、お金を稼ぐ作業です。Amazon物販の場合は、リサーチがそれに該当しますね。
もし副業でAmazon物販を実践していて、リサーチの時間が納品作業で圧迫されているのであれば、納品作業は外注化を検討しても良いかもしれません。
手前味噌ではありますが、私が監修している「ひこーる納品代行サービス」1つあたり、たった60円で納品作業を代行します。
しかも、この60円に、
- 簡易検品
- ラベル貼付
- シール剥がし
- OPP袋
- セットアップ料
- 緩衝材
- ダンボール
- 商品登録(プライスター利用者のみ)
- 納品プラン作成
が含まれています。本当に60円ポッキリ。
このようなサービスを活用することで、あなたの貴重なリサーチ時間を確保でき、さらなる収益アップを目指すことができます。もしリサーチ時間の確保に悩んでいるなら、ぜひ納品代行サービスも検討してみてください。
私のサービス以外の納品代行サービスを比較したい場合はこちらの記事もどうぞ。