他の類似商品に負けないOEM商品を作るにはどうしたらいいの?差別化をするときに意識するポイントがあるなら教えて欲しい。
こういう悩みがある人も多いはず。
私もOEMを始めた頃は他の商品との差別化に悩んでいました。
そこで今回は、
- 他の類似商品に負けない差別化の方法を知ることができる
- 差別化をする時に意識するポイントが分かる
- 差別化をすることで相乗りを防げる理由もわかる
この記事を読めばこれらのことが分かるようになっています。
OEMで類似商品を出品しているライバルに負けないためにはお客様が「買いたい」「欲しい」と思えるような魅力的な商品ページと写真を準備することが重要です。この記事では私がOEMで差別化するときに意識している事をできるだけわかりやすく紹介しています。
私はAmazonでOEM商品の販売を6年以上やっています。いろんな商品を売る中でどうやって差別化をするか、どうすれば売れる商品が作れるのかなど、いろいろと経験してきました。その経験が役立つと思います。
- 類似商品よりも更に効率面や機能面で優れたものにする
- 商品ページと商品画像を妥協なく作り込む
- ロゴや付属品を付けることは相乗り出品を防ぐことにも繋がる
中国OEMで他の類似商品と差別化をする4個のルール
まずは他の類似商品と差別化する4つのルールを紹介します。
- 類似商品よりも更に効率面や機能面で優れたものにする
- 付属していると嬉しいプラスワンのグッズをセットにして販売する
- 商品ページと商品画像を妥協なく作り込む
- 見た目やパッケージを おしゃれにする【持っていて嬉しいは大切】
こんな感じ。
それぞれ深掘りします。
類似商品よりも更に効率面や機能面で優れたものにする
OEM商品を作る時に考えないといけないのが、いま販売されている商品よりも更に良い商品を作るということです。
ぶっちゃけ、いま売っている商品や売れている商品をそのまま真似したり、それよりも劣る商品を出品しても売れる可能性は低いです。
いま売れているけど、もう少しデザインがいい商品、もう少し機能面で優れている商品。
こういった商品を考えることができればOEMで稼ぐのは難しくありません。
簡単な商品例を紹介します
記事を書きながら思いついたものをいくつか書いておきます。
- 10個セットの商品→15個セットの商品
- デザインがいまいちな商品→おしゃれでカワイイ商品
- 持ち手がない商品→持ち手がある商品
- 商品だけ→商品持ち運び用のバッグ付き
挙げ始めるといくらでも出てきますね。
こんな感じで、ほんのちょっとでもいいのでアピールポイントを作るイメージ。
「他の商品にはないけど、ウチの商品には付いてるよ~」っていう何かがあればお客様は買いたくなりますよね。
付属していると嬉しいプラスワンのグッズをセットにして販売する
これは私自身も良く使う方法です。
よく使う理由は簡単なのに効果が高いからです。
例えば、
- 持ち運び用のバッグを付ける
- 収納用の袋を付ける
- 化粧箱に入れる
- 日本語説明書を付ける
こんな感じ。
たったこれだけでもお客様は購入したくなります。
特にプレゼントとかに利用するような商品であれば、最初から化粧箱に入っていれば便利ですよね。
100均とかで箱や袋を買って梱包しなくてもそのままプレゼントできるので。
この商品を買うときプラスワンで何があればお客様は嬉しいのかを考える
あなたがお客様だった場合、この商品を買うならあと何があれば嬉しいかを考えます。
そうすれば自然と何を付属させれば売れやすくなるかも見えてきまよ。
プラスワンの商品にロゴやブランド名を印字させておく
簡易OEMで商品本体にロゴやブランド名を入れるのが難しいとき。
そんな時にもプラスワンの収納袋や化粧箱が役立ちします。
収納袋や化粧箱にロゴやブランド名を入れて商品画像に乗せておくだけブランディングも出来ますし相乗りも防ぐことが出来ます。
このあたりについては後ほど詳しく解説します。
商品ページと商品画像を妥協なく作り込む
Amazonで検索するときお客様の目に最初に飛び込むのは商品画像です。
つまり商品画像のクオリティがそのまま商品の売上にも直結します。
有名な商品などの場合は、商品画像でアピールする必要はほとんどありません。
通常の商材写真を使っておけば特に問題なく売れます。
しかし無名のOEM商品の場合は写真の出来栄えで売上が大きく変わってしまいます。
逆に言うと商品画像の作り込みを妥協しなければ売上UPが見込めるということです。
商品写真はできればプロに任せる
もちろんあなた自身で写真を撮影して編集して商品写真を作っても問題ありません。
しかし写真撮影や画像加工に自信がないならプロに任せたほういいかもしれません。
OEM代行業者によっては出品用の商品写真の撮影もしてくれる業者もありますね。
ちなみに私が紹介しているOEM代行業者も写真撮影に対応しています。
商品写真をプロに依頼するならココナラやクラウドワークスなどがおすすめです。
手軽な料金でプロに依頼できるので本気でOEMを成功させたいなら使ってみてもいいかと。
何度か利用して仲良くなれば安くしてくれる事もあるので、良きパートナーさんを見つけるとスムーズに撮影ができるようになります。
見た目やパッケージを おしゃれにする【持っていて嬉しいは大切】
これも結構重要です。
商品は機能性がいいだけとかただ仕事をすればいいだけでは売れにくいです。
最近は特に見た目がカワイイとかおしゃれとか。
要は映える商品の方が売れやすい傾向にあります。
例えば、全く同じ価格、同じ機能の商品があったとします。
1つは見た目があまり好みではない。もう一つは好みの見た目。
どちらを購入するかと言われれば好みの見た目の商品を買うはずです。
パッケージだけカワイイものにするだけでも売れ行きは変わる
簡易OEMでノーブランド商品をOEMするとき。
商品自体に手を加えると経費が高く付く場合もあります。
そんな時は商品を包むパッケージや持ち運び用の袋を少しこだわるだけでもOK。
例えば指輪とかがわかりやすいと思います。
見た目は大きく変更出来ないかもしれませんが、持ち運び用の小袋のデザインを考えるだけでも印象は大きく変わります。
差別化をする事は相乗り出品を防ぐためにも重要【雑なOEMだとマジで相乗りされます】
次に差別化をする意味について。
差別化は商品の売上にももちろん重要です。
しかし相乗りを防ぐという観点からもかなり重要なプロセスになります。
- ロゴや付属品で差別化して相乗りを防ぐ
- 商品画像をオリジナルな写真にして相乗りを防ぐ
- 相乗りをされると最悪の場合、商品ページを乗っ取られる可能性があります
こんな感じで進めます。
ロゴや付属品で差別化して相乗りを防ぐ
簡易OEMで一番効果的で効率が良い方法は、ロゴや付属品を付けることです。
オリジナルなロゴを商品や付属品に付けて、商品画像で確認ができるように写真を掲載することで相乗りを狙うセラーを排除することが出来ます。
最初は商標を取らずにロゴなどを付けて試しで販売をしてもいいと思います。
ただしこの場合は厳密にはノーブランド商品扱いになる可能性があるので相乗りされる可能性は0ではありません。
とは言ってもロゴを付けるだけでも何もしないよりは対策になる
ロゴを付けている場合でも相乗りしてくるセラーは一定数います。
これはツールなどを使っていることが原因だと思われます。
放っておくと面倒なことになりかねないので警告のメッセージくらいは送っておいていいと思います。
オリジナル商品とAmazonに認めて貰うにはロゴの商標などが必要になります。
本格的にOEMをするなら商標の取得も視野に入れていきましょう。
商品画像をオリジナルな写真にして相乗りを防ぐ
例えばアリババやタオバオなどに使われている商品画像をそのまま流量するとします。
そうすると画像検索などで簡単に同一商品を発見されてしまいます。
同一商品と判断されればロゴやブランド名を付けていても関係なく相乗り出品をしてくるセラーがいます。
そういったセラーから商品ページを守るためにも商品画像は自分で準備した方がいいです。
ノーブランドの全く同じ商品だったとしても写真が違えば違う商品に見えます。
これにロゴなどを組み合わせると更にオリジナル感が出ますよね。
写真やロゴを作るならクラウドワークスやココナラがおすすめ
上でも少し触れましたがロゴや写真はプロに任せたほうが確実です。
資金が少ないうちは自分でやってもいいと思いますが、本気で売りに行くなら本気で作り込みが必要。
クラウドワークスやココナラならプロがたくさんいるので力を貸してもらいましょう。
相乗りをされると最悪の場合、商品ページを乗っ取られる可能性があります
OEM商品に相乗りをされると最悪の場合には商品ページを乗っ取られてしまいます。
せっかく頑張って商品ページや商品画像を作り込んだのに、そんなページが乗っ取られたら悲しいですよね。
だからこそ乗っ取られないための工夫はできるだけ本気で取り組むようにしてくださいね。
本当に商品ページや商品を守るなら商標の取得が必要になります。
商標を獲得しておけばAmazonに報告することで相乗りセラーを排除することが出来ます。
商標については近日中に記事にします。
【まとめ】差別化のルールを知っていれば売れる商品かつ相乗りされにくい商品を作れます
中国OEM商品の差別化についてはこんな感じですね。
もう一度簡単にまとめておきます。
- 類似商品よりも更に効率面や機能面で優れたものにする
- 付属していると嬉しいプラスワンのグッズをセットにして販売する
- 商品ページと商品画像を妥協なく作り込む【本気で作るならココナラやクラウドワークスがオススメ】
- 見た目やパッケージを おしゃれにする【持っていて嬉しいは大切】
- ロゴや付属品で差別化して相乗りを防ぐ
- 商品画像をオリジナルな写真にして相乗りを防ぐ
- 相乗りをされると最悪の場合、商品ページを乗っ取られる可能性があります【商標を取ると相乗りできなくなる】
とにかく今ある商品よりも魅力的な商品を作る、もしくはセットにすることが重要になります。
それに加えて商品ページの作り込み、商品画像の綺麗さなどがあれば売れる商品は作れるはず。
商品画像やロゴをそれっぽく作りたいならクラウドワークスやココナラでプロを探せば作れます。
ちなみに私のひこーるの画像もココナラで見つけたイラストレーターさんに書いてもらいました。
他と差別化を図るならロゴや商品画像は大切なので、本気でOEM商品を売りたいなら使ってみる価値はあると思います。