「Amazon物販を始めたいけど、今からでも稼げるの?」
「ツールの値上げで初期費用が不安」
「出品制限が厳しくて、始められるか心配」
今からネット物販を始めようと考えている人の中には、こんな悩みを持っている方も多いと思います。
結論からお伝えすると、今後のAmazon物販で生き残るには副業感覚ではなく、本気でビジネスとして取り組む覚悟が必要です。
2025年11月、AmazonがSP-APIの有料化を発表しました。
この内容を受けて、Xで私の見解をポストしたところ、それなりの反応があったので記事にまとめることにしました。
さらに詳しく私の考えを知りたい人は、この記事を読むことで、今後の戦略の参考になると思います。
本題に戻ります。
現状、SP-API有料化により、各種リサーチツールの値上げが予想されています。
この記事では、SP-API有料化という大きな環境変化を踏まえて、今後のAmazon物販で生き残るための具体的な戦略を解説します。
- SP-API有料化の詳細と影響
- 今後のAmazon物販の予測
- 生き残るための5つの条件
- Amazon物販以外の選択肢
読み終わる頃には、今後のAmazon物販で生き残るための具体的な一歩が見えるはずです。
AmazonのSP-API有料化の概要と考察【2025年11月発表の変更内容】
まずは、2025年11月にAmazonが発表したSP-API有料化の詳細を整理します。
この変更が、今後のAmazon物販にどんな影響を与えるのかを事実と私の見解を含めて解説します。
SP-APIとは?
SP-API(Selling Partner API)とは、Amazonが提供するプログラミングインターフェースのことです。
簡単に言えば、外部のツールやアプリがAmazonのデータにアクセスして、商品情報や価格、在庫状況などを自動的に取得できる仕組みです。
これまでKeepaやプライスターなどのリサーチツールは、このSP-APIを使ってAmazonから商品データを取得し、せどりや転売に役立つ情報を提供してきました。
つまり、SP-APIは私たちが普段使っているツールの情報源です。
SP-API有料化の概要
2025年11月、AmazonはSelling Partner API(SP-API)を使用したツール開発者に対して「年$1,400+月額料金」の新たな料金体系を導入することを発表しました。
これは、Keepaやプライスターなど、私たちになじみ深いツールも該当します。
Amazonは今回の有料化に対して「開発者支援プログラムへの投資コストを回収する必要がある」と説明していますが、私はこの変更にはAmazon自体のブランディング戦略も関係していると考えています。
Amazon側の狙いとして考えられる主な理由はこちら。
- API運営コストの回収
- せどり・転売の温床となっている現状の改善
- 出品者の質を高め、プラットフォームの信頼性を向上
現在、ツールを使えば誰でも簡単に売れ筋商品や利益商品を見つけることができます。
その結果、新品なのに中古のような商品や出所不明の保証対象外商品が増え、購入者の中には「もうAmazonから買わない」という人や、既に使っていないという人も多数見受けられる状況です。
このことからAmazonでは最近、出品者に対する出品制限をかなり厳しくしています。
今回のSP-API有料化も、単なるコスト回収だけでなく、せどりや転売を抑止し、Amazonに利益をもたらすセラーだけを残すという目的があると私は考えています。
SP-APIの新料金体系
SP-APIの新料金体系をまとめました。
導入される新料金体系はこちら。
| プラン | 年間料金 | 月額料金 | 含まれるGET呼び出し | 超過料金 |
|---|---|---|---|---|
| Basic | $1,400 | $0 | 月250万回 | $0.40/千回 |
| Pro | $1,400 | $1,000 | 月2,500万回 | $0.40/千回 |
| Plus | $1,400 | $10,000 | 月2億5,000万回 | $0.40/千回 |
| Enterprise | $1,400 | カスタム | カスタム | カスタム |
これらの料金は開発者の負担となり、当然ですが新たな負担分は利用者に転嫁されると予想されます。
つまり、私たちが普段使っているツールも、近いうちに値上げされると思われます。
そして、採算が合わないと判断したサービスに関しては、廃止されるでしょう。
特に、データの呼び出し回数が多ければ多いほど月額料金がプラスされる仕組みのため、大規模なツールほど影響を受けます。
Keepaの値上げは避けられない可能性大
今回のSP-APIの有料化に伴い、最も影響を受けるのはKeepaだと予想します。
Keepa全世界にユーザがいるAmazon物販でも最も使われているリサーチツールです。


ご存知の通り、信じられないくらいのAmazonの商品情報をデータベース化していますよね。
これだけの情報を得るにはとてつもないデータを毎日毎日Amazonから抽出していることが考えられます。
となると、今のKeepaの形を維持するのであれば、相当な金額の手数料がAmazonから請求されるはず。
つまりKeepaが今の形を維持するなら運営の担は増すので、当然ですが利用者に転嫁されます。
予想をまとめていました。
| シナリオ | 値上げ幅 | 月額料金 | 年額料金 |
|---|---|---|---|
| 現在 | – | €19(約3,363円) | €189(約33,453円) |
| ケース① | +30% | €24.7(約4,372円) | €246.3(約43,595円) |
| ケース② | +60% | €30.4(約5,381円) | €312.6(約55,330円) |
例えば、月の利益が8万円の副業セラーの場合を考えてみましょう。
| 項目 | 現在 | 値上げ後(+60%) |
|---|---|---|
| Keepa月額 | 約3,363円 | 約5,381円 |
| プライスター月額 | 5,280円 | 約8,448円 |
| 合計ツール代 | 8,643円 | 13,829円 |
| 月の利益 | 80,000円 | 80,000円 |
| 利益に占める割合 | 10.8% | 17.3% |
月利8万円のセラーの場合、ツール代だけで利益の17%以上を持っていかれる計算です。
利益は残るといえば残りますが、やはり利益がこれ以上少ない場合は厳しくなります。
例えば月利30,000円や50,000円程度しか稼げていない場合、かなり厳しい状況ですよね。
副業で50,000円くらい稼ごうかなと考えている人に対しては、なかなかツール代が重くなりますね。
影響を受けない新しい形のツールが登場する可能性
ただし、今回のSP-APIの新料金で、すべてのツールが影響を受けるわけではありません。
今回の有料化の重要な点としては、自分のセラーアカウント専用でSP-APIを使う場合は、追加料金が発生しないことです。
| ツールの形式 | 課金の有無 | 説明 |
|---|---|---|
| 自分のセラーアカウント専用でAPIを使用 | 課金されない | 自社開発ツール |
| 各セラーが自分のAPIを取得してツールに接続 | 課金されない | 新しい形のツール |
つまり、個人が自分のセラーアカウント専用でSP-APIを使用する場合は、以前と同様に追加料金が発生しません。
したがって、他社が開発したツールを各セラーが自分のAPIキーで接続して使う形式であれば、SP-API有料化の影響を受けずに無料で使い続けることが可能です。
今後はこのような形式のツールが増えていくのではないかと考察しています。
ただし、Keepaのように独自の価格履歴データベースを持つツールは、この方式では代替できないため、やはりKeepaに関していえば値上げは避けられないと考えています。
今後のAmazon物販はどうなる?3つの考察をします
SP-API有料化によって、Amazon物販の環境は大きく変わります。
私の予想はこちら。
- ツール難民が増えて参入が厳しくなる
- 出品制限がさらに厳格化される可能性
- 「副業せどり」から「ビジネス物販」への転換期
それぞれ深掘り解説します。
ツール難民が増えて参入が厳しくなる
ツール代の値上げで、月利が少ないセラーほど苦しくなります。
今回のSP-API有料化でツール代の値上げは避けられないことが予想されていますよね。
ただし、ツール代は利益の多い少ないに関係なく一律で発生します。
つまり、月利が少ない人ほど負担は大きくなります。
| 月利 | ツール代(推定) | 利益に占める割合 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 30,000円 | 13,829円 | 46.1% | 継続困難 |
| 50,000円 | 13,829円 | 27.7% | 厳しい |
| 100,000円 | 13,829円 | 13.8% | 何とか継続可能 |
既に稼いでいる人も厳しくなりますし、今から参戦しようとしている人もツール代が高すぎて参入を躊躇してしまう状況です。
この負担に耐えられず、軽い副業感覚で参入しようとする人の撤退が予想されます。
出品制限がさらに厳格化される可能性
SP-APIとは少し話がそれますが、AmazonはAmazonに利益をもたらす優良なセラーだけを残したいはずです。
当然ですよね?あなたがAmazonの運営側ならそう思うはずです。
じゃあどうすべきか?
当然ですが、出品制限や真贋調査などを強化して、怪しいセラーや偽物を販売している可能性があるセラーを排除する動きに出ますよね。
他にも以下のようなセラーを排除する傾向が見て取れます。
| 特徴 | 具体例 |
|---|---|
| 品質管理の不備 | カスタマーサポートや商品管理が適当 |
| アカウント管理 | アカウントヘルスを軽視している |
| ビジネスモデル | 転売やせどりのみのアカウント |
今回のSP-API有料化も、この流れの一環です。
Amazonは公式で「開発者のイノベーションを支える基盤を構築する」と述べていますが、これは質の低いツール開発者を排除するという意味でもあります。
今後は「本気でやる人だけが残る市場」になります。
環境が厳しくなったのではなく、本来あるべき姿に戻っているだけかもしれませんね。


「副業せどり」から「ビジネス物販」への転換期
これらの理由から、今後のAmazon物販では、今まで以上に副業感覚での実践は厳しくなると予想します。
今後の流れを予想してみましょう。
| 項目 | これまで | これから |
|---|---|---|
| 目的 | 副業でサクッと稼ぐ | もう一つの収入源を作る |
| 取り組み方 | 空き時間にツールで仕入れ | ビジネスとして基盤構築 |
| 重視するもの | 目先の利益 | 仕入れルートの確立 |
| ツール依存度 | 高い | 低い |
| 継続性 | 短期 | 中長期 |
仕入れルートを確立し、中長期的に安定して稼ぐビジネス基盤を構築する必要があります。
つまり、今後は「副業物販」ではなく「ビジネス物販」として本気で取り組む覚悟が求められます。
今後のAmazon物販界隈で生き残るための5つの条件
SP-API有料化により、これまでのやり方が通用しなくなる今、生き残るには戦略が必要です。
具体的には、以下の5つの条件を満たすことが重要です。
| 条件 | 概要 |
|---|---|
| 自分の商品を作る(中国輸入OEM) | 独自商品で高利益率を確保 |
| メーカー・業者と直接取引する | 正しい仕入れルートで正規品を扱う |
| 展示会で仕入れルートを開拓する | 未開拓のメーカーと直接つながる |
| ツール依存からの脱却 | 自社ツール開発や手動リサーチへ移行 |
| 長期的なビジネス基盤の構築 | 短期的な利益より継続性を重視 |
これらの条件を参考に戦略を整えることで、ツール値上げや環境変化に左右されない強固なビジネス基盤を構築できるはずです。
それぞれ解説します。
自分の商品を作る(中国輸入OEM)
OEM商品は、個人セラーでも取り組みやすく、規制の影響を受けにくいビジネスモデルです。
Amazonは偽物や転売品を排除する一方で、正規ルートから仕入れられた商品や新しい価値を持つ商品はウェルカムです。
OEMはまさに新しい価値を持つ商品なのでピッタリですね。
- オリジナル商品のため規制対象外
- 転売・せどりと違い正規品として扱われる
- 独自性があれば長期的に需要を獲得できる
- 利益率をコントロールしやすい
- Keepaのようなツールを使わなくても稼げる
自分で商品を企画し、それを世界に発信する。
クオリティが高く、市場が求めているものを提供できるなら、今後のAmazonでも余裕で稼げるビジネスモデルです。


メーカー・業者と直接取引する(国内・欧米輸入)
Amazonが求めているのは、正規ルートから仕入れられた確実な正規品です。
当然Amazonとしても、お客様から信頼されるプラットフォームであり続けないと、ビジネスが成り立ちませんからね。
だからこそmazonは出品制限により、不要なセラーを排除する方向に進んでいます。
じゃあどうすべきか?
| 条件 | 具体例 |
|---|---|
| メーカー・業者と直接契約 | 正規代理店契約を結ぶ |
| 正しい仕入れルート | 卸業者・商社経由での仕入れ |
| 証明書類の保持 | 請求書・納品書などの書類 |
メーカーや業者と直接契約し、請求書などの証明書類があれば、Amazonは正規品として認めます。
これにより、Amazon自体のブランディングや信頼構築にもつながるため、このようなセラーをAmazonは歓迎しています。
つまり、今後生き残るには、正規ルートからの仕入れを徹底し、証明書類を整備することが不可欠です。
展示会で仕入れルートを開拓する
メーカーと契約しましょう!といっても、個人がメールや電話でメーカーに問い合わせても、契約を取るのは簡単ではありません。
しかし、展示会を活用すれば、未開拓のメーカーと直接つながるチャンスが広がります。
- まだ一般に流通していない商品と出会える
- OEM製造を請け負う業者が多数参加している
- 対面交渉により信頼関係を構築しやすい
- 販売権や独占契約を獲得できる可能性がある
例えば、ビューティーワールドなどの無料展示会に参加すれば、市場にまだ出回っていない商品やOEM製造業者と直接交渉できます。
こうした場で販売権を獲得したり、オリジナル商品を開発することで、競合の少ない市場で利益を上げることが可能です。
欧米輸入でも交渉次第で日本業者より取り扱いやすいケースもありますが、海外交渉に不安がある方は、まず国内の展示会から始めるのが現実的な選択肢といえるでしょう。


【重要】自社専用のSP-APIツールを作る
自分のセラーアカウント専用でSP-APIを利用する場合、追加料金は発生しません。
つまり、自社専用のツールを構築できれば、SP-APIで取得できるデータを今後も無料で使い続けることが可能です。
ということは、自身でツールを作成するということも視野に入ってきます。
| 方法 | 難易度 | コスト |
|---|---|---|
| AIを活用した開発 | 中 | 低 |
| 外注(ランサーズ・ココナラ等) | 低 | 中 |
| 自分で学習して開発 | 高 | 低 |
ツール開発は決して簡単ではありませんが、最近ではAIを活用することで基盤部分をある程度構築できます。
技術的に難しい場合は、ランサーズやココナラなどのクラウドソーシングサービスで開発を依頼する方法も有効です。
セラーから「ツール開発者」へ転身する選択肢
物販プレイヤーにこだわりがなく、収益を最優先するなら、ツール開発者への転身も選択肢の一つです。
物販経験者だからこそ、どの作業が大変か、どんな情報が重要かを理解しているはずです。
その強みを活かし、自分が感じた課題を解決するツールを開発すれば、同じ悩みを持つセラーから需要が生まれるでしょう。
| 物販経験者の強み | ツール開発での活用 |
|---|---|
| 現場の課題を理解 | 本当に必要な機能を設計できる |
| ユーザーの痛みを把握 | 使いやすいUIを実現できる |
| 実務の知識がある | API連携やデータ処理の要件を理解 |
プログラミングスキルがある、または学習意欲があるなら、この方向性も検討する価値があります。
Amazon物販から離れるのも一つの手
ここまでAmazon物販について色々とお伝えしてきましたが、おそらく「Amazon物販にこだわる必要はない」と考えている人も一定数いると思います。
色々と調べた結果、Amazon物販で稼げるのではないかと考えて情報収集していたものの、今回のSP-API有料化により稼ぎにくくなる可能性があると知ってしまった状況という人もいますよね。
それを踏まえて、私ならどうするか、次の選択肢についても考察したいと思います。
別の販路を開拓する
ネット物販ビジネスはAmazon以外にも数多く存在します。
メルカリやヤフオク、ラクマといったプラットフォームは、Amazonよりも規制が緩く、初心者でも参入しやすいのが特徴です。
| プラットフォーム | 特徴 | 難易度 |
|---|---|---|
| メルカリショップ | 利用者が多い | 低 |
| ヤフオク | オークション形式で高値販売も可能 | 低〜中 |
| ラクマ | 手数料が比較的安い | 低 |
これらのプラットフォームは、副業としても成立するレベルで参入障壁が低く、今から始める人にも適しています。
商品知識を身につけ、需要のある商品を的確に仕入れられるようになれば、まだまだ稼げる市場。
Amazonにはこだわりはないけど、ネット物販にチャレンジしてみたいという人はフリマアプリを中心に販路を探してみましょう。
Webライターやブロガーに挑戦する
物販にこだわりがなく、ネットで収益化を目指すなら、ブログやWebライターも有力な選択肢です。
実際、私もAIを活用して効率的に記事を作成しています。
ただし、AIに丸投げするのではなく、自分の経験や知識をしっかり盛り込むことを意識しています。
AIはあくまで効率化のツールであり、読者に価値を届けるのは自分自身の経験と知識です。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| オリジナリティ | 自分の経験や知識を活かした発信 |
| AIの活用法 | 執筆効率の向上に使い、丸投げはしない |
| 戦略 | 発信方法や切り口を工夫する |
| 目標設定 | 副業として月5〜10万円なら十分達成可能 |
ブログやWebライターもAIの登場により一昔前より稼ぎにくくなったのは事実です。
しかし、発信方法を工夫したり、AIを効率化ツールとして使いこなしたりすれば、副業として月5〜10万円を目指すのは現実的な目標です。
ブログやWebライターは物販よりもリスクが低い方法なので、リスクを抑えた副業を探しているならおすすめです。


まとめ
ということで今回はAmazonのPS-APIの有料化の概要と今後のAmazon物販の戦い方についてまとめました。
今回の記事の要点を5つにまとめます。
- 2026年1月31日からSP-API有料化でKeepaなど主要ツールの値上げは避けられない
- 月利が少ない副業セラーは厳しくなるが、OEMやメーカー取引への転換で高利益率を確保できる
- 転売・せどり型には逆風だが、本気でビジネスとして取り組むセラーにとってはAmazon信頼回復のチャンス
- 自分のAPIを使う新しい形のツールなら、SP-API有料化の影響を受けない可能性がある
- Amazonにこだわらず、メルカリやヤフオク、Webライターなど別の選択肢も検討する価値がある
今回のAPI有料化は、Amazon物販の状況を大きく変えるイベントになると考えています。
ただし、これは完全に悪いことではなく、Amazonで今後も稼いでいく上で必要な出来事だと思っています。
転売・せどりで手軽に稼ごうとしていた人にとっては厳しい状況ですが、ビジネスとしてAmazonを活用しようとしている人にとっては、Amazon自体のブランディングや信頼が回復していく方向に進むと考えられます。
一方で、手軽に稼ぎたいと思っていた転売・せどりをしている人にとっては辛い現状です。
ただ、そういった人はおそらくAmazonでなければダメというわけではなく、Amazonが稼ぎやすかったから使っていただけだと思います。
この機会に別の稼ぎ方を考えてみるのも良いでしょう。
ツールを作る側の人間になったり、別の販路を探してみたり、全く別の事業にチャレンジしたり。
Amazonで販売した経験は、間違いなく今後の人生にも活きます。今後もAmazonで戦うにしても、別のステージに行くにしても、間違いなく役に立ちますよ。
よくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- SP-API有料化はいつから始まりますか?
-
2026年1月31日から有料化が確定しています。それ以降は、API利用料が発生し、ツールコストが大幅に上昇することが予想されます。
- SP-API有料化で具体的にどれくらいコストが上がりますか?
-
ツール利用者には直接的にコストは発生しません。しかしツール開発者には年額1,400ドル+使用量に応じた月額料金が発生します。それにより、ツール代の上昇が予想され、各ツールごとに月額数千円から数万円の値上げが予想されます。複数のツールを併用している場合、総額で数万円単位のコスト増となる可能性もあります。
- 転売・せどりはもう稼げなくなりますか?
-
いいえ、そんなことはありません。ただし、今よりも状況が厳しくなるのは間違いありません。今後もその流れは変わらないと思います。今後もネット物販で稼ぎ続けるのであれば、OEMやメーカー取引などしっかりとした基盤を作ったビジネスへの転換が必要になると考えています。
- ネット物販初心者にAmazon以外のおすすめの販路はありますか?
-
メルカリショップ、ヤフオク、ラクマなどが初心者でも参入しやすい販路です。これらは規制が比較的緩く、副業レベルでも十分に収益化が可能です。
- 今回のSP-API有料化は悪いことばかりですか?
-
必ずしもそうではありません。転売・せどり型セラーが減ることで、Amazonの信頼性が向上し、本気でビジネスとして取り組む人にとっては、むしろチャンスになる可能性もあります。




