はいみなさんこんにちは~~~~。
ひこーる(@hiko_ru)です。
ライバルよりも1円安くする設定ができるツールってどうなの?使うべき?それとも使わないほうがいいの?もし使うならメリットとデメリットは?どのツールがオススメ?
こういった疑問や悩みにお答えいたします。
この記事のテーマ
【Amazon物販】ライバルより1円値下げ設定でセラーの誰も得をしない理由を解説【ライバルが価格追従を使っているなら無意味です】
この記事の内容
- ライバルより1円値下げ設定でセラーの誰も得をしない理由を解説【ライバルが価格追従を使っているなら無意味です】
- 1円値下げをするライバルに遭遇したときの対処法【強引な撃退方法もあります】
- 1円値下げ設定が有効なタイミングとは【上手く使えば効果を発揮します】
- 1円値下げ設定ができるツールを紹介します【1円値下げができるツールならダントツでマカド!がオススメ】
このような内容になっています。
この記事の信頼性
この記事を書いている私のメインの仕事はAmazon輸入というものになります。海外から商品を仕入れて日本のAmazonで販売をしています。販売歴は8年ほどになりました。Amazonだけの最高月収は120万円ほどです。他にもブログやアフィリエイト、投資など幅広くやってます。
読者さんへの前置きメッセージ
この記事ではライバルよりも1円安く価格を設定する事のメリットとデメリットを紹介しています。使い方を間違えれば誰も得をしません。もし使うのであれば限定的に使うことをオススメします。なぜ誰も得をしないのか?どう使えばメリットが有るのかを紹介するので1円安く値下げする設定に興味がある人には参考になると思います。
- 1円安くなったところでお客様はそれほど気にしていない
- 価格追従しているライバルがいた段階で無限1円値下げという負のループに突入する
- ライバルも1円安くする設定をしていたら倍の速度で利益が削られていく
- 1円値下げを使うライバルに遭遇したら追従をストップして様子見が一番
- 強引に撃退する方法もあるけどリスクも伴う
- プロモーション割引を活用すると効果あり
- 1円値下げを使いたいなら限定的な場所で使う
- 1円値下げが設定できるツールはマカド!一択
【Amazon物販】ライバルより1円値下げ設定でセラーの誰も得をしない理由を解説【ライバルが価格追従を使っているなら無意味です】
まずはライバルより1円値下げ設定でセラーの誰も得をしない理由を解説します。
- 1円値下げをしてもそもそもお客様は「お!昨日よりも1円安くなった」とはならない
- ライバルが価格追従設定をしているなら無限1円値下げという負の螺旋に入り込む
- 得をするのはAmazonとその時に購入したお客様だけ【セラーは誰も得をしない】
それぞれ解説します。
1円値下げをしてもそもそもお客様は「お!昨日よりも1円安くなった」とはならない
あなたがお客さんだとしましょう。
おそらくAmazonで毎日のように価格を日確認している人はほとんどいないと思います。
もしかするとたまたま昨日価格を見ていて、今日も見ることがあるかもしれません。
仮に4800円の商品が4799円になったとして「お!昨日よりも1円安くなってる。買おう!」とはなりませんよね。
これが500円や1,000円の値下げだとイメージも変わってきます。
しかしたった1円安くなったからといってお客様からすると「安くなった」という印象はほとんどない可能性が高いですよね。
ライバルが価格追従設定をしているなら無限1円値下げという負の螺旋に入り込む
ライバルよりも1円安く値下げする設定は、これが最大の欠点です。
1円値下げのメリットはカートを獲得すること。
しかしライバルセラーが価格を追従する設定にしているなら無限に値下げ合戦になるだけです。
無限にというのは少しオーバーですが。
例えば、あなたがライバルセラーよりも1円安くするように設定していたとしましょう。
そうするとこのように金額が動きます。
ライバルより1円値下げの最悪のパターン
こんな感じで販売価格がズルズルと下がって利益が削り取られます。
あなた5000円
ライバル5000円
↓
あなた4999円
↓
ライバル4999円
↓
あなた4998円
↓
ライバル4998円
ーーーーーーーーーー
あなた3999円
↓
ライバル3998円・・・・
赤字ストッパーなどの設定をしていなければこれが赤字になるまで続きます。
【一番最悪なパターン】ライバルも同様に1円安くする設定にしていた場合
これは上で説明した金額よりも2倍の速度で価格が下落します。
あなた5000円
ライバル5000円
↓
あなた4999円
↓
ライバル4998円
↓
あなた4997円
↓
ライバル4996円
ーーーーーーーーーー
あなた3999円
↓
ライバル3998円・・・・
2倍速で価格が落ちるので利益も2倍の速さで失われます。
毎日ただただダラダラとお互いの利益を削っているだけなので誰も得をしません。
1円値下げ設定のリアルなKeepaグラフの画像はこちら
こんな感じになります。
こうなったら1円安く値下げ設定をしているセラーか価格追従をしているセラーが設定を変更するまでダラダラと下がり続けます。
これを見てわかるのが、価格が下がったからといって回転が目に見えるほど良くなっているわけではないということ。
まさに無駄な値下げ合戦と言えますね。
得をするのはAmazonとその時に購入したお客様だけ【セラーは誰も得をしない】
ぶっちゃけライバルよりも1円安くする設定で得をするのはAmazonとその時に購入したお客様だけです。
Amazonは手数料ビジネスなので商品が売れれば利益を得ることになります。
その時に購入できたお客様も通常より安く購入できたはずなのでお得だと感じてくれるでしょう。
しかしセラーとしてはほとんどの場合、赤字か薄利まで利益を削っているだけです。
誰も得しない設定なので、現役セラーの私としてはあまりオススメできる設定とは言えません。
できればセラーみんなで協力して販売活動したいものですね。
1円値下げをするライバルに遭遇したときの対処法【強引な撃退方法もあります】
じゃあもしあなたが1円安くする設定をしているライバルに遭遇したらどうすべきか。
これについて解説したいと思います。
- 追従設定を止めてポイントを調整してみる
- 価格追従設定を止めて様子を見る【該当出品者が売れるのを待つ】
- 夜中などのタイミングで大幅に値段を下げて追従させる
- プロモーション割引を活用する
追従設定を止めてポイントを調整してみる
ただしこの場合も、追従の設定にポイントが含まれていると意味がありません。
プライスターやマカド!などの価格改定ツールはポイントも含めて価格追従設定をすることができます。
この設定をされているとポイントで調整したとしても1円安くする設定で追従されてしまいます。
ひとまずできることとすれば、ポイントを調整してみてどうなるか。
1円安く追従してくるなら追従設定を止めて別の方法を考えた方がいいです。
価格追従設定を止めて様子を見る【該当出品者が売れるのを待つ】
ぶっちゃけこれが1番いいと思います。
あなたが許容できるところまでは追従してもいいと思います。
その方がカートボックスも取りやすいので。
しかし無駄に赤字や薄利になるようなら早めに赤字ストッパーで止めておきましょう。
相手が売れるのを待ってから、また高値で売ればオッケーです。
夜中などのタイミングで大幅に値段を下げて追従させる【リスクもあります】
ちょっと意地悪な方法はこれ。
条件はこちら。
- 追従設定しているライバルが複数名いる
- 1円安く追従する設定をしている出品者が値段を上げる設定をしていない
このどちらかに当てはまるならライバルを一掃することができる可能性が高いです。
リスクはあるけどライバルを一掃する事ができるかもしれない方法
方法は、お客様が少なくなっている夜中(例えば2時から4時位)に赤字スレスレもしくは赤字まで価格を下げます。
そうすると価格追従設定をしているライバルたちは数分後に追従してきます。
追従を確認できたらすぐに元の価格に戻しましょう。
複数名ライバルがいる場合はお互いを追従し合うので価格はそこで停止します。
もしくは価格を上方向に追従しないセラーが1人だとしてもここで停止します。
お客様に安価で買ってもらうか刈り取りをするか
あとはお客様に購入してもらうのを待つだけ。
もしくは仕入れ値付近まで落としたなら刈り取りもできなくはないですね。
一応刈り取りは若干グレーゾーンだと判断しているので個人的にはあまりオススメはしません。
この方法のリスクも解説します
それがこちら。
- 価格を下げたタイミングで売れることがある
- ライバルが多かったり在庫が多かったりするとなかなか金額が戻ってこない
こんな感じ。
価格を下げたタイミングで売れることがある
1番最初に値段が下がるのはあなたなので、一時的に激安でカートを取ることになります。
そのタイミングでお客様が商品を閲覧していたら購入される可能性がありますよね。
いくら夜中でもAmazonは超人気サイトなのでたくさんのお客様が閲覧しています。
この方法を使うときはそのリスクを理解した上で実践する必要があります。
ライバルが多かったり在庫が多かったりするとなかなか金額が戻ってこない
さらにライバルが多かったり在庫が多かったりするとそもそもの回転が悪い商品の場合は価格が戻って来ません。
赤字や薄利にで売れるまでおそらくその金額が維持されることになります。
どちらにせよ長期戦になると思うのでじっくりと待ちましょう。
プロモーション割引を活用する
プロモーション割引は価格追従の影響を受けません。
該当商品の追従設定を停止して、1円安く追従してくるセラーには1円安く出品してもらいます。
あなたはプロモーション割引を使って100円オフや5%オフなどを付けておきましょう。
カートは取りにくいかもしれませんが何もしないよりは売れ行きはアップするはずです。
1円値下げ設定が有効なタイミングとは【上手く使えば効果を発揮します】
次にあなたが1円値下げを使うことを想定した場合の解説をします。
1円値下げは誰も得しないと解説しましたが使い方によっては効果を発揮することもあります。
- 全セラーがカート獲得をしていない商品でカート獲得を目指す時
- 最低販売価格を決めた状態で1円値下げ設定をする時
- とにかく1円値下げ設定は全ての商品を対象に設定するのではなく限定的に使うことをオススメします
こんな感じ。
それぞれ解説します。
全セラーがカート獲得をしていない商品でカート獲得を目指す時【カートが取れる最高価格を知れる】
全セラーがカートを取れていない商品で1円安くする設定をしていればカート価格が取れる一番高い価格設定を狙うことができます。
例えば、
5000円→カート取れない
4999円→カート取れない
4998円→カート獲得
こんな感じでカートが取れる一番高い価格を自動で見つけることができます。
しかしこれが成り立つのは他のセラーが追従設定をしている時です。
つまりカートが取れてからも価格は下がり続けます。
カートが取れる価格がわかったら1円安くする設定を解除することも検討した方がいいと思います。
最低販売価格を決めた状態で1円値下げ設定をする時
とにかく早く商品を回転させたい場合は使ってもいいと思います。
ただし赤字までダラダラ下げるのではなく、「ここまで!」という金額を決めているなら設定してもいいと思います。
例えば粗利500円までとか、利益率10%までとかですね。
とにかく1円値下げ設定は全ての商品を対象に設定するのではなく限定的に使うことをオススメします
ライバルより1円安くする設定を使いたいのであれば、すべての商品で使うのではなく限られた一部の商品で設定することをオススメします。
そうしないと上で解説したようにあなたを含めセラー全員が損するだけの設定になってしまいます。
1円値下げ設定ができるツールを紹介します【1円値下げができるツールならダントツでマカド!がオススメ】
じゃあもし1円値下げ設定を使いたいならどのツールがいいのかについて解説します。
個人的にはマカド!一択でいいと思っています。
- 1円値下げ機能がある価格改定ツールでは超メジャーなツール
- 価格改定の最短時間が5分と業界でもトップクラスの速さ
- マカド!のその他の機能についてはこちら
マカド!はプライスターと並んで超メジャーなAmazon物販の総合管理ツールです。
利用者も多く新機能の開発や不具合の修正などもかなり早いので信頼できるツールの1つです。
価格改定の最短時間が5分と業界でもトップクラスの速さ
マカド!の他のメリットも簡単に紹介しておきます。
マカド!は業界でもトップクラスの価格改定速度を謳っています。
その時間なんと5分。
価格改定の時間は速いに越したことないのでこのレベルの速さはありがたいですね。
ちなみに類似ツールのプライスターは最短2分(平均5分)らしいです。
ぶっちゃけプライスターとかマカド!とかがここまで速いと手動では絶対に対応できないので、まだ価格改定ツールを導入していない人は早めに導入した方がいいと思います。
ツール代を節約するよりもツールを使って効率的に稼いだ方がいいと思うので。
サンクスメールの送信有無を商品単位で設定できる
マカド!はサンクスメールの送信を商品単位で設定できることもできます。
あまりあってはならないことですが「あんまりこの商品は自信ないな…」という商品はサンクスメールを送らない。
逆に「この商品は自信ある!」という商品だけサンクスメールを送るとか。
こんな感じでサンクスメールの有無を選ぶことができます。
マカド!のその他の機能についてはこちら
マカド!の機能についてはここで説明し出すと長くなるので、興味がある人はこちらの記事も参考にしてみてください。
ちなみにマカド!は30日間無料で体験できます。
とりあえずライバルより1円安く価格改定する機能を使ってみたいなって人は無料で体験してみてもいいかもしれませんね。
いらないと判断するなら30日以内に解約すれば一切お金もかからないので。
ライバルより1円値下げ設定でセラーの誰も得をしない理由を解説【まとめ】
ということで最後にまとめです。
- 1円値下げをしてもそもそもお客様は「お!昨日よりも1円安くなった」とはならない
- ライバルが価格追従設定をしているなら無限1円値下げという負の螺旋に入り込む
- 得をするのはAmazonとその時に購入したお客様だけ【セラーは誰も得をしない】
- 追従設定を止めてポイントを調整してみる
- 価格追従設定を止めて様子を見る【該当出品者が売れるのを待つ】
- 夜中などのタイミングで大幅に値段を下げて追従させる【リスクもあります】
- プロモーション割引を活用する
- 全セラーがカート獲得をしていない商品でカート獲得を目指す時
- 最低販売価格を決めた状態で1円値下げ設定をする時
- とにかく1円値下げ設定は全ての商品を対象に設定するのではなく限定的に使うことをオススメします
- 1円値下げ機能がある価格改定ツールでは超メジャーなツール
- 価格改定の最短時間が5分と業界でもトップクラスの速さ
- マカド!のその他の機能についてはこちら
こんな感じですね。
ライバルよりも1円安くする設定は使い方を間違えれば全員損します。
しかし上手く使いこなすことができればカート獲得率UPや売上UPに繋がります。
そしてその設定を試してみたいならマカド!が一番オススメ。
ということで今回は以上です。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。