Amazonの数えきれない商品データの中から、あなたが希望する商品データだけを効率よく抽出できる方法があれば知りたいと思いませんか?
実は、あるんです。
KeepaのProduct Finder(製品ファインダー)という機能を活用すれば、誰でも簡単に任意の商品データだけ抽出可能。
もちろん、ASINだけ抽出や商品データの全てを抽出など、抽出方法は自由自在。
Amazonのデータ抽出で悩んでいる方には絶対に役立つ内容です。
特に後半ではProduct Finderの実践的な絞り込み方法も紹介しています。
ぜひ、最後までチェックしてあなたのリサーチに役立ててみて下さい。
- KeepaのProduct Finder(製品ファインダー)とは
- KeepaのProduct Finderへのアクセス方法
- Sales Rank & Price Typesの項目内容や設定方法を丁寧に解説
- Sales Rank & Price Typesでできる絞り込み内容を解説
- Title, Brand and more!でできる絞り込み内容を解説
- Offer Countsでできる絞り込み内容を解説
- Refine your search even more!でできる絞り込み内容を解説
- 「FIND PRODUCTS」をクリックしたあとの操作方法
- Product Finderのおすすめの絞り込み方法をコッソリ紹介
- Product Finderのは優秀だけど完璧ではない
こちらから無料のメルマガに登録すると、Amazon欧米輸入のリサーチに使えるひこーるオリジナルスプレッドシートがすぐに受け取れます。
このシートを使えば、
- ASIN一致商品の一括リサーチ
- 利益計算
- 商品管理
- プライスターへの商品登録
など、Amazon欧米輸入に必要な商品管理のほぼ全てが完結します。無料配布はいつ終了するか分からないので、気になる人はお早めに。
シートの概要はこちら。
そもそもKeepaって何?やKeepaの基本的な情報が知りたいという人は、まずはこちらの記事が参考になります。
KeepaのProduct Finder(製品ファインダー)とは
まずは、Product Finderの概要を簡単に紹介します。
- Product FinderはKeepaの機能の一つでサブスク会員のみ利用可能
- Product Finderを使えばAmazonの全商品データから絞り込むことができる
- 絞り込んだデータだけリサーチすれば圧倒的に効率を高めたリサーチができる
それぞれ解説します。
Product FinderはKeepaの機能の一つでサブスク会員のみ利用可能
Product FinderはKeepaの機能の一つでサブスク会員のみ利用できます。
ちなみにKeepaのサブスク料金はこちら。
月会費 | 年会費 | |
---|---|---|
ユーロ(€) | 19€ | 189€ (月会費より39€お得) |
円(¥) | 約3,200円 | 約32,000円 (月会費より約6,400円お得) |
月額換算 | – | 約2,666円 |
Amazon物販ではKeepaのデータがかなり重要なので、まだ使ったことがない人は使ってみる価値があると思います。
Keepaのサブスクについてや登録方法については以下の記事に詳しくまとめているので、興味がある人は参考にどうぞ。
Product Finderを使えばAmazonの全商品データから絞り込むことができる
Product Finderを使えば、Amazonの全商品データからあなたが希望する商品のデータだけ抽出できます。
このような画面が表示されるのであなただけの絞り込みをしてみましょう。
例えば、
条件 | |
---|---|
新品 | 2,000円〜10,000円 |
Amazon | 出品なし |
FBAセラー | 5名以下 |
重さ | 1kg以下 |
カテゴリ | おもちゃ |
などと絞り込みをしたとします。
そうすると、それに該当する商品データだけがリストとして表示される機能です。
イメージはこんな感じです。
絞り込んだデータだけリサーチすれば圧倒的に効率を高めたリサーチができる
このように絞り込んだデータはそのままリサーチすることもできますし、データをエクスポート(ダウンロード)してスプレッドシートなどに書き出すこともできます。
これはあくまでも私の使い方ですが、私はこのデータをオリジナルなスプレッドシートに落とし込んで使っています。
イメージはこちら。
このように、スプレッドシート内に画像やKeepaのグラフ、予想利益や利益率などを表示させています。
あとは、スプレッドシート内でさらに絞り込んで基準に合う商品だけをリサーチするだけ。
非常に簡単ですよね。ちなみに、このスプレッドシートは期間限定で無料配布しています。
興味がある人は以下の記事から入手してください。
ちなみに私のスプレッドシートは欧米輸入用に作っています。
電脳せどりでKeepaのデータを効率よく活用したいなら、雷神というツールがおすすめです。
雷神はおそらく今のAmazon電脳せどりツール界の王様。
Keepaとうまく連携して使うことで最大限の力を発揮してくれます。
雷神を使うのと使わないのとでは、リサーチの効率が雲泥の差なので、こちらも興味があればざひチェックしてみてください。
KeepaのProduct Finderへのアクセス方法
それではここからはProduct Finderにアクセスする方法を紹介します。
- 言語や検索する国、使用する通貨を選択する
- KeepaのProduct Finderへのアクセス方法する方法
それぞれ解説します。
言語や検索する国、使用する通貨を選択する
まずは言語や検索する国、使用する通貨を選択しましょう。
以下のリンクからKeepaを開きます。
次に右上の言語やAmazonの部分をクリックして、基本設定を行います。
表示する言語や検索するAmazonのロケーションが選択可能。
日本語かつ日本のAmazonをリサーチするなら、
選択項目 | |
---|---|
言語を選択 | 日本の国旗を選択 |
ロケールを選択 | .jp |
アメリカのAmazonをリサーチしたいなら「.com」、イギリスなら「.uk」を選びます。
その下に小さく表示されている「Currency settings」をクリックすると使用する通貨の選択が可能です。
例えば日本のAmazonのリサーチがしたいなら「¥ JPY」を選択しましょう。
アメリカなら「$ USD」ですね。
これでProduct Finderを使ったリサーチの準備が整いました。
ちなみにこの設定はProduct Finder以外でも使用します。
輸入や輸出ビジネスで日本のAmazon以外のリサーチをする人は覚えておいてください。
KeepaのProduct Finderへのアクセス方法する方法
次にProduct Finderを開きます。
上部に「Data」という項目があるのでクリックしましょう。
そうするとKeepaに蓄積されているデータが確認できる機能が一覧でズラッと並びます。
その中から、Product Finderもしくは製品ファインダーをクリックします。
これは設定言語によって表示が変わります。
そうするとProduct Finderが開きます。イメージはこちら。
これでProduct Finderを使う準備が整いました。
Sales Rank & Price Typesの項目内容や設定方法を丁寧に解説
Product FinderはAmazonの全商品データから好きなように絞り込むツールです。
ただし、ページを見てみるとわかりますがかなり細かく設定があり迷う方も多いと思います。
しかも日本語を選択していたとして、英語が残っていたり翻訳が意味不明だったりしますよね。
よって、ここからは絞り込みの方法や基本的な使い方を紹介します。
とにかく使い方をマスターしたいという人は要チェック。
それぞれ解説します。
No Sales Rank
売れ筋ランキングの項目にだけあるチェックボックスです。
ランキングがない商品を検索結果に含めるかどうかを決めます。
ランキングがないということはつまり売れていない商品ということですね。
掘り出し物を見つけたいときには使える項目です。
Out of stock
例えば「新品」の【Out of stock】にチェックを入れると、新品の在庫が切れている商品を排除できます。
使い方の例としては、Amazonの【Out of stock】にチェックを入れるとします。
そうするとAmazonが在庫切れの商品だけ表示できます。
つまりAmazon本体と競合することがなくなります。
Lowest ever
今までで一番安い金額の商品のみを抽出することができます。
これも使い方によっては面白く使えそうですよね。
輸入の場合ならアメリカのAmazon側でLowest everを使って抽出。
それを日本のAmazonのASINと比較する感じとか。
逆引きのイメージで使えると思います。
現在価格 From
これは今の価格が◯◯以上と指定したい場合に入力します。
例えば、新品商品の今の販売価格5,000円以上の商品だけを抽出したいならこのように入力しましょう。
現在価格 To
ここは逆に抽出したい最高額を入力します。
例えば、新品商品の今の販売価格10,000円以下の商品だけを抽出したい場合はこのように入力です。
現在価格 From TOの両方を埋めることも可能
両方を埋めればその間に該当する商品のみに絞り込むことができます。
このように設定すれば利益が薄い低価格商品と、リスクが高くなる高額商品を同時に排除できます。
30 , 90 , 180 days avg,のFromとTo
それぞれの価格の平均を絞り込めます。
例えば過去30日間の最低価格の平均が3,000円以上、最高価格平均が50,000円以下ならこのようになります。
90 days drop
90日間で価格が◯%下落した商品だけを絞り込めます。
例えば価格競争が発生している商品を発見するのに役立ちます。
90日間で20%下落している場合、価格競争が発生していると判断できそうですよね。
こんな感じであなたなりに絞り込んでいきます。
Sales Rank & Price Typesでできる絞り込み内容を解説
それではここからはSales Rank & Price Typesでできる絞り込み内容を解説します。
それぞれ解説します。
売れ筋ランキング
ランキングを絞り込めます。
例えば、現在の10万位までの商品だけにしぼりたいならこんな感じ。
Amazon
Amazonの在庫を対象に絞り込めます。
ここで使う項目は「Out of stock」だけでいいと思います。
Out of stockとは、売り切れのこと。
新品
新品出品セラーの在庫を対象に絞り込めます。
新品商品を取り扱っているならここの設定はかなり重要です。
2,000円〜30,000円とかに設定するとちょうどいいかもしれません。
Amazonによる配達
FBAセラーの在庫を対象に絞り込めます。
FBAを利用する場合は主にこの金額のセラーがライバルです。
New 3rd Party
自己発送セラーの在庫を対象に絞り込めます。
例えば、Amazonによる配達で「Out of stock」にチェックを入れる。
これでFBAセラーが表示されなくなります。
そして、New 3rd Partyでうまく絞り込みを行えばライバル不在の有益商品をリサーチすることも可能ですね。
中古
中古セラーの在庫を対象に絞り込めます。
参考価格
Amazonには参考価格という項目があります。
その項目に登録があれば絞り込めます。
参考価格の登録がない商品は絞り込み対象外になります。
タイムセール
タイムセールに登録されている商品を対象に絞り込めます。
倉庫
Amazonアウトレットの商品を対象に絞り込めます。
アウトレットなので完全な新品はないですが、うまく使うことで中古商品の仕入れには役立ちそうですね。
全然関係ありませんが、ひこーるはPC周りのガジェットなどをAmazonアウトレットを活用して安く買うことが多いです。
箱が潰れているだけで新品の商品なども多いのでうまく活用すれば安く環境を整えることができますよ。
コレクターアイテム
コレクターアイテムの商品を対象に絞り込めます。
リファビッシュ
リファビッシュの商品を対象に絞り込めます。
Buy Box
カート価格の商品を対象に絞り込めます。
カート価格はAmazonにおいてもかなり重要です。
ここを基準に絞り込みをするのもオススメです。
中古品 – ほぼ新品
中古品の「ほぼ新品」を対象に絞り込めます。
中古品 – 非常に良い
中古品の「非常にいい」を対象に絞り込めます。
中古品 – 良い
中古品の「良い」を対象に絞り込めます。
中古品 – 可
中古品の「可」を対象に絞り込めます。
再生品
再生品を対象に絞り込めます。
eBay New
eBayの新品を対象にリサーチできるようですが正直上手く使えた事がありません。
利用方法が分かり次第、更新します。
eBay Used
eBayの中古を対象にリサーチできるようです。
こちらも利用方法が分かり次第、更新します。
Title, Brand and more!でできる絞り込み内容を解説
次にTitle, Brand and more!でできる絞り込み内容を解説します。
ブランドやカテゴリなど様々な条件で絞り込めます。
絞り込みができるのはこちら。
- カテゴリ
- サブカテゴリ
- 商品名
- メーカー名
- ブランド名
- モデル
- 色
- サイズ
- エディション
- フォーマット
- 著者
- 言語
- 部品番号
使えそうな機能に絞って解説します。
「Is one of」と「Is none of」を使い分ける
それぞれの意味はこちら。
- Is one of:絞り込み
- Is none of:除外
狭くリサーチしたい時はIs one of。
広くリサーチしたいけど不要なものを除きたいときはIs none ofを使いましょう。
カテゴリ(Root category)
これはかなり便利だと思います。
好きなカテゴリに絞ってリサーチしたい時は積極的に使いたい機能ですね。
商品名(Text fields)
例えば欧米輸入で並行輸入品をリサーチしたい時は、「並行輸入品」と記載すればOK。
言語(Languages)
DVDとかブルーレイをリサーチするときなどに使えそうですね。
Offer Countsでできる絞り込み内容を解説
ここからはOffer Countsでできる絞り込み内容を解説します。
各コンディションや出品形態ごとの出品者数を絞り込めます。
それぞれ解説します。
ちなみに各項目のFromとToは「Sales Rank & Price Types」と同じです。
Fromが最低、Toが最高を意味しています。
各コンディションの現在の出品者数で絞り込むことができる
例えば新品の出品者数が5人以上で10人以下だけを抽出したければこのようになります。
日本語が「現在価格」になっているので少し混乱するかもしれません。
現在価格は無視して、出品者数と考えて入力しましょう。
各コンディションの90日間の平均出品者数で絞り込むことができる
現在の出品者数だけではなく90日間の平均出品者数でも絞り込めます。
その場合は、絞り込みたいコンディションの90 days avg,のFromとToにそれぞれ入力をしましょう。
新品の場合はこんな感じ。
上の画像の場合だと、90日間の平均出品者数の最低平均が1人以上で最高平均が10人以下の商品だけに絞っています。
FBAだけの絞り込みやFBM(自己発送)だけの絞り込みも可能
一番下のCount of retrieved live offersを使えばFBAやFBM(自己発送)だけで絞り込むことも可能です。
例えばFBA出品者で最低2人、最高5人で絞りたい場合はこんな感じ。
もちろんこれらを複合して使うことも可能です。
FBA出品者数の絞り込みはかなり有効なのでうまく使ってみてください。
ただし絞り込みすぎるとリサーチ対象商品を無駄に狭めてしまうので注意も必要です。
Refine your search even more!でできる絞り込み内容を解説
最後の項目です。
更に細かな設定ができます。
- Buy Box Seller
- Seller
- Additional Buy Box switches
- Product Type
- Variations
- Last Price Change
- Tracking since
- Listed since
- Publication Date
- Release Date
- 90 days out of stock percentage (OOS %)
- Sales Rank Drops
- Reviews
- Availability of the Amazon offer
- FBA Pick&Pack Fee
- Number of …
- Package Dimensions
- Package
- Item Dimensions
- Item
- One Time Coupon
- Subscribe and Save Coupon
- Additional switches
- Additional settings
それぞれ解説します。
Buy Box Seller
カートボックス取得者の中から絞り込みます。
項目 | 意味 |
---|---|
All | 全ての出品者 |
Amazon | Amazonのみ |
3rd Party | FBAと自己発送出品者 |
Seller IDs | セラーIDを入力することで 入力したセラーの取扱商品だけに絞り込める |
ちなみにSeller IDsではセラーIDとセラーIDの間を「,」で区切ることで複数のセラーIDを入力して一括で絞り込めます。
Seller
入力したセラーIDに絞って絞り込めます。
こちらもBuy Box SellerのSeller IDsと同様にセラーIDとセラーIDの間を「,」で区切ることで複数のセラーIDが入力できます。
セラーIDを効率よく抽出する方法は以下の記事で紹介しています。
Additional Buy Box switches
2つの項目があります。
- Buy Box: Is FBA
- Buy Box: Unqualified
Buy Box: Is FBA
FBA出品者がカートを取得している商品に絞るかどうかを選択できます。
Buy Box: Unqualified
FBA以外の出品者がカートを取得している商品に絞るかどうかを選択できます。
Product Type
- Physical Product
- Digital Product
Physical Product
実物がある商品。
つまり通常の商品を含むかどうかを選択します。
Digital Product
デジタル商品。
つまりKindle等の商品を含むかどうかを選択します。
Variations
バリエーション商品の設定をします。
- All
- No Variations
- Is Variation
- Show only one variation per product
All
全ての商品を表示します。
No Variations
バリエーション商品を表示しないようにします。
Is Variation
バリエーション商品だけを表示します。
Show only one variation per product
バリエーションを1つにまとめてくれます。
例えば10個の子ASINが登録されているバリエーションがあったとすれば、1つの親ASINだけをリストとして表示してくれます。
Last Price Change
指定した期間内に価格変動があった商品だけを表示します。
Tracking since
指定した期間にデータの取得が開始された商品だけを表示してくれます。
Listed since
指定した期間内にAmazonに登録された商品だけを表示してくれます。
Publication Date
指定した期間内に発行(刊行)された商品だけを表示してくれます。
Release Date
指定した期間内に発売された商品だけを表示してくれます。
90 days out of stock percentage (OOS %)
90日間の在庫切れを指定できます。
入力は%です。
Sales Rank Drops
ランキングが落ちた回数を指定できます。
ランキングが落ちる=1個以上の商品が売れたと判断できます。
30日、90日、180日で指定できます。
Reviews
評価数やレビュー数の上限と下限が設定できます。
Availability of the Amazon offer
Amazon直販の絞り込みが細かく設定できます。
- no Amazon offer exists
- Amazon offer is in stock and shippable
- Amazon offer is a pre-order
- Amazon offer availability is “unknown”
- Amazon offer is back-ordered
- Amazon offer shipping is delayed
no Amazon offer exists
Amazon本体在庫切れ
Amazon offer is in stock and shippable
Amazon本体に在庫あり
Amazon offer is a pre-order
Amazon本体が予約で在庫がある
Amazon offer availability is “unknown”
Amazonの状態不明
Amazon offer is back-ordered
Amazon本体の入荷待ち
Amazon offer shipping is delayed
Amazon本体の出荷までに時間がかかっている
FBA Pick&Pack Fee
FBA手数料で絞り込みできます。
数値をうまく設定すると大型商品を省くことも可能。
Number of …
個数を設定ができます。
例えば2個セットの商品ばかり表示させたい場合はFromに「2」と入力すればOK。
ただし2個セットの商品でも、商品登録に個数の設定がされていない場合は表示されません。
Package Dimensions
梱包後のサイズを絞り込めます。
Package
商品梱包後の重さを絞り込めます。
Item Dimensions
商品本体のサイズを絞り込めます。
Item
商品本体の重さを絞り込めます。
One Time Coupon
ワンタイムクーポンによる割引額もしくは割引率を指定できます。
欧米輸入なら、アメリカ側のワンタイムクーポンを抽出しておけば、表示価格よりも安く仕入れらます。
通常価格なら利益が出ない商品でもワンタイムクーポンを活用すれば、利益が出ることがあるので要チェック。
Subscribe and Save Coupon
Amazon定期便の割引額もしくは割引率を指定できます。
Additional switches
6つ設定があります。
- MAP restriction
- Launchpad
- Adult Product
- Trade-In Eligible
- Prime Eligible (Buy Box)
- Subscribe and Save
MAP restriction
最低広告価格の制限
Launchpad
新しい企業が作った製品
Adult Product
アダルト商品
Trade-In Eligible
下取り可能商品
Prime Eligible (Buy Box)
プライム商品かどうか
Subscribe and Save
Amazon定期便を含むかどうか
Additional settings
価格情報が古くなっている商品を含めるかどうかを設定できます。
全ての項目の設定が完了すれば「FIND PRODUCTS」をクリックして絞り込み開始
以上です。
設定したい項目の入力や設定が完了すれば右下に表示されている「FIND PRODUCTS」をクリックしましょう。
「FIND PRODUCTS」をクリックしたあとの操作方法
「FIND PRODUCTS」をクリックするとあなたが絞り込んだ商品がリストとして表示されます。
このようにズラッと商品一覧が並ぶはずです。
このページでできることはこちら。
それぞれ詳しく解説します。
Configure Columnsで表示する項目を選択する
左上のConfigure Columnsをクリックすると項目の表示と非表示が選択できます。
かなり項目が多いので、本当に必要なものだけを表示しましょう。
無駄なものを表示しすぎるとリストが見にくくなります。
Advanced Finderで再検索する
Advanced Finderをクリックすると絞り込みの画面に戻ります。
絞り込み設定を変更したいときなどに使います。
rowsで表示件数を選択する
表示件数の変更ができます。
最小で5、最大で5,000件まで一括で表示可能。
次に紹介するExportでは表示しているリストがダウンロードされます。
例えば、5 rowsを選択していれば5件しかダウンロードされません。
一括でダウンロードしたいのであればここで5,000 rowsなど大きめの数字を選択しておきましょう。
Exportで表示しているリストをダウンロードする
データがダウンロードできます。
Exportは2通りから選択可能。
- All active columns
- Only ASINs
All active columns
こちらを選択すれば表示されている全ての項目がダウンロードできます。
Only ASINs
こちらを選択すればASINだけダウンロードできます。
ファイル形式も選択可能です
- Excel (.xlsx)
- CSV
ぶっちゃけどちらでもいいことのほうが多いです。
ASINだけ抽出して雷神などのツールを利用するならCSVファイルの方が軽くてダウンロードが早くできます。
ちなみに私のオリジナルスプレッドシートに落とし込むならExcelファイルでダウンロードしてください。
Show active filtersで現在適用されているフィルターを確認する
ここでは適用されているフィルターの確認ができます。
例えばこんな感じ。
絞り込み内容を確認したいときに使いましょう。
Amazon商品ページに移動する
Amazonマークをクリックすることで直接Amazonページに移動ができます。
Keepaの更に詳しいグラフを確認する
商品名をクリックするとKeepaランキンググラフが大きく表示されます。
Amazon商品ページに出てくるグラフと同じものが確認できます。
こんな感じでとにかく多機能です。すぐに全ての機能は覚えられないと思いますので、少しずつ触りながら慣れていきましょう。
Product Finderのおすすめの絞り込み方法をコッソリ紹介
ここまでProduct Finderの使い方をできるだけ詳細に紹介してきましたが、実際のところ
結局どんな絞り込みがいいの?
と思う人も多いと思います。
そこで、ここからはいくつかおすすめの絞り込み方法を紹介します。
- ベーシックな絞り込み方法
- 低価格高回転商品を狙った絞り込み方法
- 高価格帯高利益を狙った絞り込み方法
- Amazonがいるけどカートが狙える商品に絞る方法
この4つを紹介します。
ベーシックな絞り込み方法
まずは一般的な絞り込み方法から紹介します。
選択項目 | 理由 | |
---|---|---|
Amazon | Out of stockにチェック | Amazon本体が邪魔だから |
新品 | 2,000〜30,000円 | 低すぎず高すぎず |
Buy Box | 2,000〜30,000円 | カートボックスを獲得している 商品だけに絞りたいなら設定する |
New, FBA | 2〜10 | 0はリサーチ対象外の可能性が高い 1はメーカー独占の可能性が高い |
Sales Rank Drops | 3〜 | 売れている商品だけ抽出したいため |
Seller | 任意のセラーIDを入力 | 複数名まとめた セラーリサーチが可能 |
No Variations | バリエーション商品を 避けたいならチェック | バリエーションのリサーチは 難しいため |
no Amazon offer exists | チェックをいれる | Amazon本体がいると カートボックスが獲得しにくたいめ |
FBA Pick&Pack Fee | 〜588円 | 大型商品を避ける場合は使う 589円以上は全て大型商品のため |
Package | 〜3,000g | 輸入の場合、 重すぎると送料負担が大きすぎるため |
こんな感じで絞り込みをすると、一般的な商品がヒットしやすいです。
あとはこの絞り込みを参考にあなたなりにアレンジしてみてください。
低価格高回転商品を狙った絞り込み方法
ここからはベーシックな絞り込み方法をベースとして、少しずつアレンジしていきます。
まずは低価格高回転商品を狙った絞り込み方法の例です。
選択項目 | 理由 | |
---|---|---|
新品 | 〜2,000 | 狙っている商品の 価格帯を参考に設定する |
Buy Box | 〜2,000 | 狙っている商品の 価格帯を参考に設定する |
New, FBA | 〜5 | 少なめに設定 |
Sales Rank Drops | 20〜 | 高回転商品だけ欲しい 臨機応変に変更する |
こんな感じで絞り込むと、高回転商品だけを抽出できます。
もちろんもっと高回転が欲しい場合は「Sales Rank Drops」をもっと大きな数字に変更することで絞り込み条件を変更できます。
高価格帯高利益を狙った絞り込み方法
次は高価格帯高利益を狙った絞り込み方法です。
選択項目 | 理由 | |
---|---|---|
新品 | 20,000〜 | 狙っている商品の 価格帯を参考に設定する |
Buy Box | 20,000〜 | 狙っている商品の 価格帯を参考に設定する |
New, FBA | 〜2 | 少なめに設定 |
Sales Rank Drops | 1〜 | 高回転商品だけ欲しい 臨機応変に変更する |
高価格帯商品は回転が遅いことが多いです。
よってライバル数は少なめに設定しておきたいです。
そして「Sales Rank Drops」は1〜。ここは設定せずに実際のランキンググラフを見てもいいと思います。
例えば、5万円で販売されていて3ヶ月に一度くらいのペースで売れている。
利益は2万円くらい取れそう。
こういった商品もよくあります。
このような商品を抽出する場合「Sales Rank Drops」に1〜を設定してしまうとヒットしない可能性がありますよね。
よって、「Sales Rank Drops」は設定せずに目視でのリサーチに切り替えるのもありです。
Amazonがいるけどカートが狙える商品に絞る方法
最後にAmazonがいるけどカートが狙える商品に絞る方法です。
おそらくほとんどのセラーはAmazon本体が出品している商品は避けていると思います。
Keepaグラフだとこのようなオレンジ色のグラフですね。
ただし、このようにオレンジ色になっているからといって必ずしもAmazon本体がカートを取っているとは限りません。
この状態でAmazonがカートを取っていない可能性が高いのが「Amazon本体の入荷待ち」のときです。
基本的にAmazon本体が在庫を持っており、最低価格付近にいるなら、ほぼ100%Amazonがカートを獲得します。
しかし、「Amazon本体の入荷待ち」のときは少し違います。
Amazonはいるけど入荷待ち状態なので最善の状態とは言えませんよね。
よって、「Amazon本体の入荷待ち」のときは、いるけどカートは取得できていないということがよくあります。
それをワンクリックで炙り出す設定がこちら。
Amazon offer is back-ordered | チェックをいれる |
これで、Amazonの入荷待ち商品だけ抽出できます。
あえてAmazon本体の入荷待ち商品だけに絞り込むことで、ライバル不在な有益な商品を見つけることも可能。
ぜひ、試してみてください
他にも、設定方法はたくさんあります。これらを参考にあなたのベストな絞り込み方法を見つけてみてください。
Product Finderのは優秀だけど完璧ではない
ここまでProduct Finderのいい点を紹介してきました。
確かにかなり優秀なツールです。しかし実は完璧ではありません。
その理由をいくつか紹介します。
- Product Finderは有料でしか使えない
- Product Finderで抽出されるデータは最新ではない可能性がある
- Product Finderで抽出されるデータが明らかに少ない時がある
このような欠点があります。
それぞれ解説します。
Product Finderは有料でしか使えない
冒頭でもお伝えしましたが、Product FinderはKeepaのサブスクに登録したユーザーだけが使える機能です。
もう一度価格表を貼っておきます。
月会費 | 年会費 | |
---|---|---|
ユーロ(€) | 19€ | 189€ (月会費より39€お得) |
円(¥) | 約3,200円 | 約32,000円 (月会費より約6,400円お得) |
月額換算 | – | 約2,666円 |
このように決して安い価格とは言えませんよね。
まだ利益が出ていない段階なら、毎月約3,000円の出費は大きいと思います。
もし同じようなデータ抽出を無料でやりたいなら、代替案としてはこちら。
- ASINFetcherでASINを抽出
- 抽出したASINをcode2asinでデータ抽出
この流れであれば完全無料で商品データの抽出ができます。
ちなみにcode2asinで抽出したデータのサンプルはこちら。
このように無料ツールで代替も可能といえば可能です。
ただし、最終的に効率よくリサーチを進めたいのであれば、やはりツールの活用は必須。
節約するところは節約して、必要な経費の場合は割り切ってツールを活用することをおすすめします。
例えば、電脳せどりの場合なら、このように抽出したデータを雷神にコピペすることで、リサーチを半自動化することも可能です。
Product Finderで抽出されるデータは最新ではない可能性がある
これはProduct Finderに限った話ではありませんが、Keepaのデータは若干のタイムラグがある場合があります。
これはKeepaの特性上、仕方がないことです。
KeepaはAmazonの情報をリアルタイムで抽出して表示しているわけではないからです。
KeepaはAmazonから抽出したデータを一度Keepaのデータベースに保管します。
それを、ユーザーの指示によって引っ張り出してきています。
よって、KeepaがAmazonから抽出したタイミングによっては、少しデータが古い場合があります。
と言っても、ラグは数時間程度のことが多く、ひどくても1日程度です。
あまり気にする必要はありませんが、データを閲覧していて相違があるなと感じたら更新日時を確認してみましょう。
Product Finderで抽出されるデータが明らかに少ない時がある
これはProduct FinderのSellerにセラーIDを登録したときに顕著です。
例えば、1,000件の出品をしているセラーがいたとしましょう。
そのセラーIDをコピーしてProduct FinderのSellerに貼り付けます。
そうすると、何も絞り込んでいない状態だとしても500件程度しかヒットしないことがあります。
これは理由は分かりませんが、あまりいい状況とは言えません。
よって、セラーリサーチを中心に行いたいときは、Seller Lookupを使うことをおすすめします。
私自身、いろいろと比較してみましたが、どう考えてもSeller Lookupの方が抽出力が高かったです。
Product Finderは広くリサーチしたいときに活用した方が良さそうです。
まとめ:Product Finderを活用してリサーチの効率を高めよう!
ということで今回はKeepaのProduct Finderの概要や使い方、さらには活用方法まで紹介しました。
参考になりましたか?
もう一度この記事の内容をまとめます。
- Product FinderはKeepaの機能の一つでサブスク会員のみ利用可能
- Product Finderを使えばAmazonの全商品データから絞り込むことができる
- 絞り込んだデータだけリサーチすれば圧倒的に効率を高めたリサーチができる
というツールでした。
利用するにはサブスク契約が必要で価格はこちら。
月会費 | 年会費 | |
---|---|---|
ユーロ(€) | 19€ | 189€ (月会費より39€お得) |
円(¥) | 約3,200円 | 約32,000円 (月会費より約6,400円お得) |
月額換算 | – | 約2,666円 |
アクセス方法は、
- Keepaサイトの「Data」をクリック
- Product Finderもしくは製品ファインダーをクリック
で使えます。
各項目については、この記事と照らし合わせながら実際に使っていけばわかってくると思います。
かなり項目が多いので、実際に触りながら慣れていくしかないですね。
ただ使い方に慣れるとかなり心強いツールです。
ぜひうまく活用して、あなたのリサーチの効率化に役立ててみてくださいね。
KeepaのProduct Finderを使ってみようかなと思う人はこちらからKeepaのサブスクに登録できます。