- 「Transparencyって何?」
「対象商品を仕入れても大丈夫?」
「コードがないとどうなるの?」
Amazon物販をしていると、Transparency対象商品に出会うことがありますよね。
仕組みを知らないまま仕入れると、Amazonで販売できず在庫を抱えるリスクがあります。
結論としては、基本的に転売が中心ならTransparency商品はスルーを推奨します。
この記事では、出品制限と同じくらい厄介なTransparencyの仕組みから対象商品の見分け方、そして相乗りセラーとしての正しい向き合い方まで解説します。
後半では、将来自社ブランドを持ちたい人向けに、Transparency導入のメリットと手順も紹介しています。
読み終わる頃には、Transparency商品を見つけても冷静に判断できるようになります。
- Transparencyの仕組みと目的
- 対象商品の見分け方
- 仕入れてしまったときの対処法
- 相乗りセラーとしての向き合い方
- ブランドオーナー向けの導入メリットと手順


Transparencyとは?相乗りセラーが知っておくべき基礎知識
まずはTransparencyの基本を押さえておきましょう。
この仕組みを理解していないと、無駄な赤字や不良在庫を大量に抱え込む可能性があります。
仕組み自体はシンプルなので、ここでしっかり確認しておきましょう。
Transparencyプログラムの概要


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 偽造品が購入者に届くことを防ぐ |
| 対象 | ブランドオーナーが登録した商品 |
| 仕組み | 商品ごとに固有のシリアルコードを付与 |
| 検証タイミング | 商品登録時及びFBA倉庫での受領時 |
| コードなしの場合 | 偽造品扱いで出荷停止 |
Transparencyとは、Amazonが提供する偽造品対策プログラムです。
ブランドオーナーが自社製品を偽造品から守るために導入するもので、商品1つ1つに固有のシリアルコードが付与されます。
FBAを利用の場合は、商品登録時と納品作業時にチェックされます。
パッケージにコードがついていない商品や偽のコードを入力しても弾かれるため、Transparency対象の商品は正しいコードがないとそもそもFBA倉庫に納品することすらできません。
さらにいうと、正規品でもコードがなければ出品できません。
Transparency対象商品の見分け方
リサーチの段階でTransparency対象商品かどうかを見分ける方法は主に2つあります。
| 確認方法 | 内容 |
|---|---|
| 商品登録画面で確認 | Transparency対象商品の場合、 出品時に「Transparencyコードを登録してください」と表示される |
| パッケージを直接確認 | TransparencyコードはQRコードに似た小さな正方形のバーコード |
最も確実なのは、商品登録画面で確認する方法です。
Transparency対象商品の場合、商品登録画面でコードの入力を求められるので、その時点で対象商品かどうかが判明します。
商品が手元にあり、Transparencyのコードが記載されているなら、そのままコードを登録すれば出品可能です。
一方で、コードがない場合は残念ですが諦めるしかありません。
仕入れてからTransparency対象商品とわかっても遅いので、必ず仕入れ前に「商品登録」をチェックしましょう。


FBAでもFBMでもコードがないと販売できない
結論からお伝えすると、FBAでもFBM(自己発送)でもtransparency対象商品はコードが貼り付けられていないと出品及び販売ができません。
| 販売方法 | 求められること |
|---|---|
| FBA出品 | 商品登録時及び納品時に1商品ごとのコードをスキャン・検証される |
| 出品者出荷 | 注文確定時にTransparencyコードをAmazonに提供する必要がある |
コードがなければ出荷できないので、どちらの方法でもコードは必須です。
相乗り出品セラーは、まずは自分が仕入れようとしている商品がTransparency対象かどうかを確認する習慣をつけましょう。
Transparency商品を仕入れてしまったときの対処法





Transparencyについてわかったけど、実はもう仕入れてしまったよ…。どうすればいい?
このように、すでにTransparencyについて知らずに、すでに仕入れてしまっている人もいると思います。
結論からお伝えすると、コードがついていれば問題なく出品できます。
ただ、おそらくこの記事を読んでいるということは、コードがなかった可能性が高いと思います。
それぞれの適切な対応方法を紹介します。
コードがついていれば出品可能
パッケージにTransparencyコードが貼られていれば、問題なくAmazonで出品できます。
商品登録時にコードの提出が求められるので、パッケージに貼られているコードを登録しましょう。
コードの存在が確認できていれば、一手間必要ですが通常の商品と同じ感覚で出品できます。
コードがついていなかった場合の対処方法
Transparency対象商品なのにコードがないと、Amazonでは販売できません。
その場合は、
- メルカリなどのフリマサイトで販売する
- 自分で使う
- 知り合いに安く買ってもらうか譲る
ぶっちゃけ、Transparencyコードが必要な商品でコードがない時点で、Amazonではもう販売はできません。
よってAmazon以外のサイトで販売をするか、在庫処分をするしか選択がありません。
こうなると、キャッシュフローにも影響しますし手間ばかりが増えます。
面倒ですが、間違って仕入れてしまった場合は、できるだけ多くお金を回収できる方法で処分しましょう。
相乗りセラーとしてのTransparencyとの向き合い方
ここまでTransparencyの仕組みと対処法を解説してきました。
では実際に相乗りセラーとして、Transparency商品とどう向き合うべきか。
私の考えを共有しますので、仕入れ判断の参考にしてください。
無理に仕入れる必要はない理由
記事中で何度かお伝えしているように、Transparency商品は無理に仕入れる必要はありません。
理由はシンプルで、Transparencyがついていない商品はたくさんあるからです。
わざわざリスクのある商品に手を出す必要はありません。
もしコードがなくてAmazonで販売できない場合、メルカリやヤフオクで処分することになります。
でも正直、それは面倒ですし利益も出にくい。せどりで大事なのは効率です。
余計なリスクを背負ってまで仕入れる必要はないというのが、私の基本的なスタンスです。
私の考えとしては、Transparency商品は基本スルーでOKです。
リスクを理解した上での仕入れ判断基準
とはいえ、絶対に仕入れてはいけないというわけではありません。
リスクを理解した上で、以下の基準で判断すれば大丈夫です。
| 仕入れ方法 | 判断基準 | リスク |
|---|---|---|
| 店舗せどり | パッケージでコードを確認できればOK | 低い |
| 電脳せどり | コードの有無が確認できないので慎重に | 高い |
店舗せどりの場合は、実際にパッケージを確認できるのでリスクは低いです。
コードがあると断定できれば、そのまま仕入れて問題ありません。
電脳せどりの場合は、届くまでコードの有無が確定しません。
商品画像でコードが確認できる場合もありますが、100%商品に貼り付けられているかは届くまで分からないです。
リスクを負ってでも仕入れたい場合は、通常の仕入れよりも高い判断基準を設けましょう。
Transparency商品を避ける唯一の方法
Transparency対象商品の場合、商品登録画面でコードの入力を求められます。
つまり、商品登録画面のチェックを徹底すれば、仕入れ前にTransparency対象商品かどうかを見極められます。
ただしTransparencyがない商品はいくらでもあるので、無理にリスクを取る必要はありません。
商品登録画面のチェックは30秒もかからないので、リサーチのルーティンに組み込んでおきましょう。
ブランドオーナー向け|Transparency導入のメリットと手順


ここまでは相乗りセラー視点でTransparencyを解説してきました。
ここからは参考情報として、自社ブランドを持つ出品者向けにTransparency導入のメリットと手順を紹介します。
将来的にオリジナルブランドを展開したい人は、知識として頭に入れておくと役立ちます。
Transparency導入で得られるメリット
自社ブランドにTransparencyを導入する最大のメリットは、偽造品からブランドを守れることです。
ここまでの内容でお分かりいただける通り、Transparencyがあれば自社製品の相乗りや類似品を勝手に出品されることを避けられます。
- 勝手な相乗り出品を避けられる
- 偽造品の出荷を水際で防止できる
- ブランド価値と信頼性を守れる
- 購入者がアプリでスキャンして真贋確認できる
- スキャン時にブランド情報やプロモーションを表示できる
購入者はスマホアプリでコードをスキャンして、その場で真贋を確認できます。
スキャン時にブランド情報やプロモーションを表示できるので、顧客とのエンゲージメントにも活用できます。
相乗り出品や偽造品から守りたいなら、導入したいですね。
登録条件と費用
Transparencyの登録条件と費用をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必須条件 | Amazonブランド登録が完了していること |
| コード発行費用 | 1枚あたり0.01〜0.05ドル(約1.5円〜7.5円) |
| 登録料 | 無料 |
| 月額手数料 | 無料 |
プログラムへの登録料や月額手数料は無料、費用が発生するのはコードの発行時のみで、数量に応じて単価が変わります。
低単価商品の場合は利益計算に影響する可能性があるので、導入前にコストシミュレーションをしておきましょう。
導入までの流れ
Transparency導入の流れは以下の通りです。
- Amazon公式サイトのTransparencyページから申し込み
- Amazonの担当者から連絡があり、サポートを受けながら設定
- 商品にTransparencyコードを貼付またはパッケージに印字
- FBA納品と運用パフォーマンスレビュー(精度98%以上で保護有効化)
導入時に注意したいのは、登録した商品はすべての製造品にコードを貼る必要がある点です。
Amazon以外の販路で販売する分も含めて、すべての商品にコードを付与しましょう。
自分のオリジナル商品を守りたい人は、ぜひTransparencyを活用してみて下さい。
まとめ
最後に、この記事の内容を振り返りましょう。
- TransparencyはAmazonの偽造品対策プログラムで、対象商品の出品にはコード登録が必須
- 相乗り出品メインのセラーにとっては仕入れ前の確認が重要で、商品登録時の確認が必須
- コードがついていない場合はAmazonで販売できない
- 無理に仕入れず、Transparencyのない商品を優先するのが安全
- 将来自社ブランドを持つならTransparency導入を検討する価値がある
Transparency商品は一見面倒に見えますが、仕組みさえ理解すれば難しくありません。
もしあなたが相乗りセラーでTransparency商品を見つけた場合は、基本的にスルーしましょう。
逆に、ブランドオーナー側の場合は、相乗りセラーや偽造品から守れるために、早めに導入したいシステムですね。
相乗りセラー、ブランドオーナー、それぞれの目線から見て、全く印象が異なるTransparencyについて解説しました。
よくある質問
最後によくある質問をまとめました。
- Transparency商品かどうか事前に確認する方法は?
-
Transparency商品は商品登録画面でコードの入力を求められます。また、パッケージ画像にQRコード風のTransparencyコードが写っているかもチェックポイントです。店舗せどりなら実物を手に取って確認できます。
- コードなしで納品したらどうなる?
-
そもそも納品できません。万が一納品できても、FBA倉庫でスキャンエラーとなり、偽造品の疑いとして出荷停止になります。商品は返送され、再納品の手続きが必要になるため、手間とコストがかかります。返送費用も発生するので注意しましょう。
- せどりでTransparency商品は避けるべき?
-
基本的には避けた方が無難です。コードが確実についていると確認できる場合は仕入れても問題ありませんが、不確実なままリスクを取る必要はありません。Transparencyがない商品はたくさんあるので、無理にリスクを取る必要はないです。
- 電脳せどりでTransparency商品を仕入れても大丈夫?
-
電脳せどりの場合、届くまでコードの有無が確定しないリスクがあります。商品画像でコードが確認できる場合は良いですが、100%ではないので、リスクを負うなら利益率の高い商品に限定するのがおすすめです。
- コードがない商品はどうすればいい?
-
Amazonでは販売できないので、メルカリ、ヤフオク、ラクマなどの別販路で処分することになります。ただし手間がかかり利益も出にくいので、最初からTransparency商品を避ける方が賢明です。





