この記事ではAmazon欧米輸入のリサーチを外注化する方法を解説しています。
欧米輸入にも慣れてきてそろそろリサーチも外注化したいなと思っている人も多いはず。
リサーチの外注化を成功させるコツはたった1つ。
クライアントさんの気持ちを理解することです。
Amazon欧米輸入のリサーチの外注化に興味がある人には必見の内容です。
Amazon物販歴10年以上のひこーるが解説します!
この記事を読めばこれらのことが分かるようになっています。
この記事を書いたひこーるの概要はこちら。
- 在宅副業を2014年に開始して2016年に独立
- Amazon物販10年目/ブログ6年目
- Amazon最高月利120万円/ブログ130万円
- 詳しいプロフィールはこちら
この記事の結論
- 外注化する時は極限まで作業を細分化する
- マニュアル作成は必須
- 仕入れ対象商品は明確にしておかないと赤字になる可能性あり
- クライアントさんが働きやすい環境を作ることが成功の秘訣
リサーチを外注化するときに超大事な3つのルール|クライアントさんの気持ちを理解する
まずは外注化する時に知っておくべき3つのルールからです。
これができていないとリサーチの外注化は失敗する可能性が高いです。
それぞれ解説します!
作業を極限まで細分化する【リサーチ業務をまるごと外注化は難しい】
まずは、できるところまで作業を細分化しましょう。
作業内容があいまいな状態で外注化すると、外注さんに迷惑がかかります。
また無駄な教育時間も必要になるので外注化している意味がなくなる可能性があります。
主な細分化のイメージはこちら。
- ASINを収集する作業
- ASIN一致商品をリサーチする作業
- ASIN不一致商品をリサーチする作業
- eBayなどでリサーチする作業
- その他のネットショップでリサーチする作業
- 利益計算をする作業
- 回転数を確認する作業
- ライバル数を確認する作業
- バリエーション商品なのか確認する作業
- 輸入規制を確認する作業
少なくともこれくらいには分けることができると思います。
外注化するときはこれらのどの部分を依頼するのかを考える必要があります。
細分化したリサーチを別々の外注さんに任せることも可能
例えば、
- ASIN不一致商品のページを見つけるだけの外注さん
- バリエーション商品だけをリサーチする外注さん
- 利益計算だけする外注さん
こんな感じに小さな作業を複数の外注さんに依頼することもできます。
作業を細かく分けて外注さんに依頼するメリットは、作業が圧倒的に単純になるので単価を極限まで落とすことができるという点です。
外注さんも超単純作業だけになるので継続してくれやすくなります。
あなたも単価が安くなるのでどちらにもメリットがあるといえます。
作業ごとにわかりやすいマニュアルを作成する【教育を簡略化できます】
外注化するときにはマニュアルの作成が必須です。
マニュアルの作成方法は、
- 動画
メインはこの2つです。
文字と動画の両方で準備してあげると外注さんも分かりやすいと思います。
パソコン初心者がわかるレベルまで事細かに書く
マニュアルを作るときは絶対に妥協してはいけません。
もうこれ以上詳しく書けないというレベルで細かく書きましょう。
これをすることで外注さんもスムーズに業務に取り掛かれます。
あなたも教育する手間が圧倒的に省けるので無駄な時間を使わなくて済みます。
対象商品のルールを明確にする【あなたの出費に大きく関わります】
見つけてもらう商品のルールは明確化しましょう。
自分でリサーチするときは少しあいまいな場合もあると思います。
例えば本来なら利益率20%以上を狙っている。
しかし利益額が多かったので15%でも仕入れる。
こんな感じで臨機応変にやってる人も多いはず。
しかし外注化するときはそのルールでは通用しません。
外注さんは欧米輸入のプロではありません。
つまり臨機応変に商品を見つけるという事はほぼ不可能と考えた方がいいです。
あなたが欲しい商品を確実に見つけてもらえるように対象商品のルールは必ず明確にしておきましょう。
例えばこんな感じ。
- 予想利益額1000円以上
- 予想利益率20%以上
- ライバル数◯人以内
- ひと月あたり◯個以上売れる見込み
- バリエーション商品は含まない
最低でもこういった設定が必要になります。
もっと細かく設定をしておかないと不要な商品ばかり対象商品として報告される可能性があります。
報酬体系によっては、この設定をミスると圧倒的に赤字になります。
リサーチを外注化する時はこの設定を必ず間違わないようにしましょう。
絞り込みはKeepaのProduct Finderを使うとある程度できる
ライバル数や1ヶ月あたりの売れた個数など、絞り込みはKeepaのProduct Finderがオススメ。
使い方がわからない人や使ったことない人はこちらの記事が参考になると思います。
【番外編】リサーチ自体を全て任せる場合【あまりオススメできません】
リサーチのマニュアル化と質の高い外注さんに出会うことができればリサーチを丸ごと依頼することも可能です。
しかしこれはあまりオススメできません。
理由は、
- 一連のリサーチを覚えたら独立する可能性がある
- 外注さんとの契約が終了すれば新しい外注さんが必要になる
それぞれ解説します!
一連のリサーチを覚えたら独立する可能性がある
外注さんの中には、独立を狙って仕事を受注している人もいます。
つまりスキルをそのまま盗まれる可能性があるということ。
欧米輸入を含むネット物販ではリサーチがかなり重要な作業です。
そんなリサーチ方法をそのまま任せるということは、お金をもらいながらAmazon欧米輸入のスキルをゲットすることができるということ。
それを防ぐためにも、リサーチの外注化はある程度分割をしている方が良いとひこーるは判断しています。
外注さんとの契約が終了すれば新しい外注さんが必要になる
質の高い外注さんに出会ってリサーチを全て任せることができたとします。
しかしその外注さんが何らかの理由で契約を終了する場合もあります。
そうなるとまた1から外注さんを見つける必要があります。
その期間はリサーチを停止するか自分ですることになりますね。
これはあまり効率が良いとはいえません。
外注さんと契約するときは、ある程度パートごとに分けて複数の外注さんと契約をしておくことをおすすめします。
さらに同じパートを複数名に任せておくと、急な契約終了でも作業のロスなく乗り切ることができます。
報酬が発生するルールを決める|対象商品1つにつき◯円なのかリスト全部をリサーチして◯円なのか
次に報酬体系の設定について。
おすすめの方法は2パターンです。
それぞれ解説します!
対象商品1つにつき◯円と設定した場合
例えば、ASINのリストを渡してリサーチをしてもらうとしましょう。
その中から、対象商品1つを見つけたら300円の報酬などと設定します。
この設定の注意点は、
- リスト化する商品の判定を明確にしておかないと圧倒的に赤字になる
- 対象商品が見つからないレベルのリストを渡してしまうと外注さんが離れていく
- 外注さんも利益商品を見つけないと報酬がないので頑張ってくれる
こんな感じ。
それぞれ解説します。
リスト化する商品の判定を明確にしておかないと圧倒的に赤字になる
見つけて欲しい商品の基準があいまいだと、外注さんも困惑します。
さらに見つけてきてもらった商品が仕入れできないなら報酬だけ払ってそのまま赤字になります。
見つけてもらった商品はそのまま仕入れができるレベルで判定を明確化させておく必要があります。
対象商品が見つからないレベルのリストを渡してしまうと外注さんが離れていく
例えば500件のデータを渡して5件くらいしか報酬発生の対象商品がないとします。
1件あたりのリサーチが1分として、報酬は1件あたり300円としましょう。
そうすると約8時間働いて1500円しか稼げないことになります。
これだと外注さんはコスパが悪すぎて継続してくれる人はいなくなります。
リサーチを外注化する時はクライアント側にとってのメリットも考える必要があります。
外注さんも利益商品を見つけないと報酬がないので頑張ってくれる
対象商品を見つけないと報酬が発生しないので、外注さんは真剣にリサーチをしてくれます。
こちらにとってはメリットですが、上でも説明したようにある程度利益商品が見つからないと継続して契約はしてくれません。
リスト全部のリサーチに対して◯円と設定した場合
例えば、1000件のリストを渡してすべてリサーチすれば10,000円などで契約をします。
この設定の注意点は、
- 外注さんが真剣リサーチしたかわからない
- リストを精査して渡さないと大赤字になる
- 外注さんにとっては続けやすい環境
こんな感じです。
それぞれ詳しく解説します。
外注さんが真剣リサーチしたかわからない
外注さんからするととりあえずリストを消化すれば報酬がもらえます。
なので、質の悪い外注さんに当たると適当にリサーチを済ませて提出される可能性があります。
これを避けるためには、最初に複数名の外注さんと契約をして同じリストを渡すようにします。
1番精度が高かった外注さんと契約をするようにすれば無駄な損失を防ぐことができます。
ただし、質の高い外注さんに当たるまでは初期投資が必要になる事を覚悟しないといけません。
リストを精査して渡さないと大赤字になる
仕入れ対象商品が全く見つからないリストを出してしまうと、ただただ報酬を支払うだけになります。
適当に作ったリストだと全く利益がでないということもあるのでリストの作成には注意が必要です。
外注さんにとっては続けやすい環境
外注さんからすると確実に報酬がもらえます。
つまり継続してくれる可能性が非常に高くなります。
外注さんとの長期契約はリサーチを安定化させる意味でもとても重要です。
精査したリストを渡しておけばどちらにとってもメリットがある契約ですね。
この方法を採用する場合はリスト作りに集中をしましょう。
リサーチを外注化する前にあなたがやっておくべきこと|これをしないと外注さんに逃げられるかあなたが損をする
最後にリサーチの外注化を依頼する前にあなたがやっておくべきことをまとめます。
それぞれ解説します!
ツールなどを使って予めリサーチ不要な商品を排除する
上でも説明した通り、質の低いリストを渡してしまうとせっかく外注化しても大赤字になる可能性があります。
できるだけ質の高いリストを出せるようにツールなどであらかじめ無駄なASINを削っておきましょう。
どうやって質の高いリストが作れるの?
「じゃあどうやってリストを作るの?」という人は以下の記事が参考になると思います。
マニュアル化しにくい作業は外注さんに依頼しない
あなたがマニュアル化できない作業は外注してはいけません。
なぜなら、マニュアル化できないという事はあなたが理解しきれていないから。
そのような状態で外注化をしても、赤字になるか教育にかかる時間が増えすぎて逆に効率が悪くなります。
外注化したい場合はまずあなたが、作業内容をしっかりと理解する必要があります。
しっかりと理解ができて、他人にわかりやすく説明できるレベルまで噛み砕いて内容だけを外注化しましょう。
いつも同じ作業内容で安定した報酬を渡せるレベルにしておく
リスト化して渡す場合は、毎回同じ位の報酬が発生するようにしましょう。
そうすると、外注さんは継続的に依頼を受けてくれます。
1番ダメなのが、報酬が安定せずに外注さんが常に入れ替わってるような状態です。
こうなると外注さんを探す時間も無駄になりますし、教育する時間も無駄です。
なかなか外注さんが安定しないという事は、報酬が低すぎたり作業内容がわかりにくかったり何か不満がある状況と判断できます。
あなたがクライアントさん側の気持ちに立って、継続して働きたいという環境を作ることが非常に重要です。
ランサーズやクラウドワークスで外注さんを募集する方法を解説
資料が準備できたら作業を進めてもらうクライアントさんを募集します。
募集するサイトは主にこの3つでいいと思います。
クライアントさんを募集する時のポイントは、
それぞれ解説します!
すでに掲載されている類似案件を調査する
ここは結構重要なフェーズです。
まずは類似案件を探してみましょう。
類似案件で確認するポイントは、
- 依頼文
- 依頼金額
- 集まっている人数
このあたりを確認しましょう。
いいと思うところは真似をする
完全にコピペをしてしまうとトラブルの原因になります。
募集に必要と思う部分や金額は参考にさせてもらいましょう。
集まっている人数も参考になります。
多く集まっているということは依頼文や金額が魅力的ということ。
積極的に参考にしてみましょう。
初めての依頼する時は複数名まとめて募集する
上でも少し触れましたが、クライアントさんは比べないと良さや悪さがわかりません。
お金が関わってくるのでここは妥協なく厳選するべきところです。
そのためには、複数の方に依頼をして作業の質やレスポンスなどを確認する必要があります。
初期投資は少し必要になりますが、今後安定した結果を残すためにも必要経費と割り切りましょう。
厳選して長期で依頼できそうなクライアントを見つける
いいクライアントさんが見つかったら、あとは仕事をガンガン振って作業を進めてもらいましょう。
ただし1人だけ見つかっても安心はできません。
クライアントさんはいつ契約を終了したいというかわかりません。
なので、1人が安定してきたら、また1人新しいクライアントさんを探したほうがいいです。
バックアップという言い方は失礼かもしれませんが、こちらの業務が滞らないためにも常時複数名のクライアントさんと繋がっておくことをオススメします。
まとめ:リサーチを外注化すれば欧米輸入の収益は一気に加速する!
ということで今回はAmazon欧米輸入のリサーチを外注化する方法を解説しました。
もう一度この記事の内容をまとめます。
リサーチが外注化できればAmazon欧米輸入の効率はビックリするくらい高まります。
おそらくあなたがやっている作業のほとんどはリサーチですよね。
この作業をやらなくていいとなると、すごく楽になるはず。
もしくはあなたと外注さんの2馬力で稼げると考えることもできます。
どちらにせよ今よりも稼ぎやすい環境ができます。
Amazon欧米輸入に慣れてきたら、リサーチの外注化にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。