Keepaのサイトの使い方が分からない。Keepaを使ってリサーチをもっと効率化させたい。活用方法を知りたい。
こういう悩みがある人も多いはず。
実際Keepaを使っている人は多いと思いますが使いこなしている人は少ないと思います。
そこで今回は、
- Keepaのビッグデータの使い方を徹底解説
- Product Finderのオススメの使い方【Amazon欧米輸入で使うときの最も基本的な使い方を解説します】
- Keepaの使い方のヒント【更に絞り込んだリサーチをする方法】
この記事を読めばこれらのことが分かるようになっています。
この記事ではAmazon物販では必須ツールのKeepaサイトの使い方を徹底的に解説しています。Keepaの拡張機能はよく使うけどサイトはあまり見ないという人も多いはず。この記事を読めばもっとKeepaの活用方法がわかってリサーチをより効率化させることができます。
僕自身、Amazon物販は8年目。KeepaはAmazon物販を始めてすぐに使い始めました。Keepaのサイトも使い倒しているのでお伝えできることは多いと思います。
- Keepaのサイトの使い方が分かるようになる
- Keepaの使い方がわかればリサーチも圧倒的に効率化できる
Keepaのサイトの使い方をわかりやすく解説【データを活用してリサーチを効率化する】
この機能を使うにはKeepaの有料会員になる必要があります。
KeepaはAmazon欧米輸入を本気でするならマストなツールなのでまだ登録していない人はこちらからどうぞ。
おおよそ月額2200~2400円くらいで利用できます。登録方法がわからない人はこちらの記事が参考になります。
Keepaの有料会員の登録ができたら設定をしていきましょう。
- Keepaの設定をする【リサーチする国や言語、通貨を選択する】
- Keepaのビッグデータを見る【主に5つのデータを見ることができます】
- データを好きに使ってリサーチをする【使い方はセラーの数だけある】
こんな感じで進めます。
Keepaの設定をする【リサーチする国や言語、通貨を選択する】
Keepaの有料会員の登録が完了すれば次はKeepaの設定を行います。
リサーチしたい国と言語設定しましょう。
クリックすると選択画面が表示されます。
言語設定を日本語にしていてもこのあたりは英語で表示される部分もあります。
わからない部分はGoogleChrome翻訳などを使いながら使ってみましょう。
Currency Settingsも設定する
小さくCurrency Settingsという表示があります。
こちらもクリックして設定しましょう。
ここでは通貨の設定ができます。
日本なら「JPN」、アメリカなら「USD」などそれぞれのリサーチ対象の国の通貨に合わせている方がリサーチしやすいと思います。
Keepaのビッグデータを見る【主に5つのデータを見ることができます】
設定が完了すれば次にデータを見てみましょう。
タブの「Data」をクリックします。
そうすると以下のような画面が表示されます。
- Product Finder
- Product Viewer
- Best Seller Lists
- Top Seller List
- Category Tree
Product Finder
条件を設定してKeepaのデータベースで一致するものだけを表示してくれます。
例えば「Amazon本体が不在で5,000円以上のカート価格の商品でFBAセラーが5人以下の商品」
などと設定をします。
そうすればそれに一致する商品のみを一覧でリスト化して表示してくれます。
もちろんその他にもカテゴリの設定や除外キーワードの設定など細かく設定することが出来ます。
セラーIDがわかればそのセラーIDから商品を絞り込みことも出来ます。
Product Viewer
Product ViewerではASINもしくはUPCやEANを貼り付けることで該当の商品を検索することが出来ます。
Amazon出品大学やASINが抽出できるツールなどを使って大量の商品を一括で検索することが出来ます。
Best Seller Lists
売れている商品をカテゴリ別に表示することが出来ます。
Top Seller List
トップセラーをランキング形式で確認することが出来ます。
Category Tree
カテゴリーツリーを確認することが出来ます。
あなた好みのデータを抽出してリサーチをする
以上のようにKeepaでは様々な方法を使ってデータを抽出できます。
条件設定や絞り込み方法もかなり多く設定されています。
いろいろと触ってみてどのような設定があるか確認してみて下さい。
これらの設定をうまく組み合わせてリサーチを効率的に進めましょう。
Product Finderのオススメの使い方【Amazon欧米輸入用の最も基本的な使い方を解説します】
Keepaのデータベースを活用するにあたって一番多く使うのがProduct Finderかと思います。
ここからはどのように設定をすれば効率的に商品が見つかるかを紹介いたします。
Product Finderについてもう少し深く知りたい人はこちらの記事も参考になると思います。
この記事では厳選した使い方を紹介します。
- 不要な項目を非表示にする
- Amazon本体が出品している商品を非表示にする
- 最低出品価格と最高出品価格を設定する
- 商品名を入力する
- FBAセラー数を絞り込む
- 重さを絞り込む
こんな感じで進めます。
不要な項目を非表示にする
リサーチの効率化をするにあたってしなければならないのが不要な項目を非表示にすることです。
ノイズとなるような商品が少なければ少ないほどリサーチを効率的に進める事ができますよね。
Amazon本体が出品している商品を非表示にする
Amazon本体が出品している商品はカートが取りづらいためリサーチ対象外としても問題ありません。
「Amazon」項目の「Out of stock」にチェックを入れればAmazonが出品していない商品だけを表示することが出来ます。
最低出品価格と最高出品価格を設定する
安すぎる商品は出品してもなかなか利益が取れません。
逆に高すぎる商品もなかなか売れないので取り扱いには注意が必要です。
よって、出品する商品は安すぎず高すぎずがベストです。
これらの設定を「新品」項目もしくは「Buy Box」項目に設定してあげましょう。
もちろん「新品」や「Buy Box」以外にもあなたが必要と感じる場所に設定をすればOKです。
商品名を入力する
このまま検索をしてしまうとノイズだらけのリストが表示されます。
並行輸入品をリサーチしたいのなら「商品名」の部分に「並行輸入品」と入力してみましょう。
ここも他のキーワードを入力しても問題ありません。
FBAセラー数を絞り込む
せっかくいい商品を見つけてもライバル数が多ければ仕入れできませんよね。
よってFBAセラー数を「Count of retrieved live offers」の部分で絞り込みましょう。
上の画像では新品のFBAセラーが10人以内の商品のみに絞り込んでいます。
重さを絞り込む
あまりに重たすぎる商品も仕入れにくいです。
よって重さも絞り込むようにしましょう。
これらは一例です
こんな感じであなたが必要と感じた項目を設定しましょう。
そして設定が完了すれば「FIND PRODUCTS」で検索をします。
そうするとあなたが見たい商品だけがズラッと表示されます。
あとは上から順にリサーチをしていくだけですね。
リサーチをしていくなかで不要と感じる項目は次回以降設定で表示されないようにすればOKです。
商品画像にカーソルを合わせればランキンググラフが表示される
Amazonページをリサーチするときと同様に商品画像にカーソルを合わせればランキンググラフが表示されます。
ランキンググラフを確認しながら売れている商品をリサーチすれば効率的にリサーチが出来ますよね。
【使い方のヒント】欧米輸入なら並行輸入品を扱っているセラーを集めれば効率的なリサーチができる
ここではAmazon欧米輸入でProduct Finderを使うことを想定してみましょう。
- 並行輸入品を取り扱っているセラーのセラーIDを集める
- KeepaのProduct Finderの「Seller」項目に貼り付ける
- Product Finderで条件を絞り込む
こんな感じで進めます
並行輸入品を取り扱っているセラーのセラーIDを集める
まずは並行輸入品を扱っているセラーのセラーIDを集めましょう。
これをすることで並行輸入品を扱っているセラーの商品だけに絞り込んでリサーチすることが出来ます。
セラーIDの確認方法
セラーIDは該当のセラーのセラーフロントのURLに表示されます。
amazon.co.jp/s?me=●●●●●●●●●●●●&marketplaceID=××××××××××××××
この赤い部分です。
他にもセラーIDを一括で収集する方法もあるので参考にしてみてください。
KeepaのProduct Finderの「Seller」項目に貼り付ける
先ほど確認したセラーIDをProduct Finderの「Seller」項目に貼り付けましょう。
このようにセラーIDとセラーIDの間に「,」を入力することで複数セラーを一括でリサーチできます。
Product Finderで条件を絞り込む
上で解説したように不要な項目を表示させないように絞り込みを行いましょう。
絞り込みが完了すれば「FIND PRODUCTS」をクリックします。
そうすると並行輸入品であろう商品や仕入れ対象になりそうな商品ばかりが表示されます。
必要な項目だけ表示させる
左上あたりにある「Configure Columns」をクリックすると表示する項目を選択することが出来ます。
邪魔な項目は非表示にして必要な項目だけ表示するように設定しましょう。
表示する商品数を変更する
Keepaでは一括して表示する商品数も変更することが出来ます。
最大5000商品を一括で表示することが出来ます。
「Export」で出力することも出来る
KeepaはEXCELやCSVで出力することも出来ます。
出力は「All active columns」(表示されている項目をすべて)もしくは「Only ASIN」(ASINのみ)から選択します。
そしてEXCELかCSVの選択項目が表示されます。
すべての項目を抽出してEXCELに出力する場合は以下のチェックを選択して「EXPORT」をクリックしましょう。
商品データが複数ページある場合はページを移動して同じ作業を繰り返す
Keepaで出力されるのは表示されているデータのみです。
商品数が多く複数ページになっている場合はページを移動して同様の手順でデータを出力しましょう。
出力をすることで自身で管理する収支表などに簡単にデータを反映させることが出来ます。
Keepaのサイトをガッツリ活用してリサーチの効率化をしましょう
このようにセラーIDを集めると複数セラーの商品を一括してリサーチすることが出来ます。
また同一商品を重複してリサーチすることもなくなります。
Product Finderで低価格な商品やAmazon本体が出品している商品など、あなたがリサーチに不要と判断する商品も省かれています。この機能を使うことでリサーチをより効率的に進めることが出来るようになります。