副業を探しているとAmazon物販やAmazon中国輸入という言葉を目にすることがあると思います。どのブログ記事でも魅力的に紹介されていますよね。
もちろんAmazon物販は魅力的で適切な方法で実践すれば稼げる副業です。
ただし、やり方を間違えるとアカウント停止だけではなく、最悪の場合、裁判沙汰になることも。可能性は低いですけどね。
今回はそんな面倒ごとに巻き込まれやすいAmazon物販ランキング1位(※ひこーる調べ)のAmazon中国輸入の相乗り出品がおすすめできない3つの理由を中心に紹介します。
Amazon中国輸入に興味があって、チャレンジしようと考えている人には参考になる内容です。
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結論ですが、Amazon中国輸入にチャレンジするなら、圧倒的にOEMがおすすめです。むしろ、今からAmazon中国輸入で稼ぐならOEM以外にないと考えていす。
初心者からでも始められる方法をまとめた記事を作ったので興味がある人は参考にしてみてください。
Amazon中国輸入の相乗り出品が圧倒的におすすめできない3つの理由
まずは結論からです。mazon中国輸入の相乗り出品が圧倒的におすすめできない3つの理由を解説します。
- 中国人セラーから商標権侵害のメールが届き疲弊するから
- ほとんどは商標権に侵害しないが稀に本当に侵害していることがあるから
- Amazon直接報告され無罪でもアカウント停止や閉鎖に追い込まれる可能性があるから
それぞれもう少し深掘りします。
中国人セラーから商標権侵害のメールが届き疲弊するから
相乗り出品は手軽に始められため、初心者にもおすすめの物販ノウハウです。しかし、手軽に始められる分、トラブルに巻き込まれやすいのが現実です。
特に、Amazon中国輸入の相乗り出品をした場合は、中国人セラーから商標権侵害の警告メールを頻繁に受け取ることがあります。
実際のメールがこちら。
いきなりこんなメールが届いたら震え上がりますよね。
実際、私も最初は少し震えました。とは言っても、こういったメールを何度か受け取っていると「またか。」と慣れてくるんですけどね。
このようなメールは、セラーにとって大きなストレスとなり、業務の妨げとなることが多いです。
ちなみに商標権を持っていない場合でも、妨害を目的としてこのようなメールを送っているセラーもたくさんいます。
というか、おそらく9割くらいは妨害を目的として、商標権を持っていないのに送っています。
このようなメールの対処法については後で詳しく解説します。
ほとんどは商標権に侵害しないが稀に本当に侵害していることがあるから
多くの場合、商標権侵害の申し立ては根拠が薄いですが、時には本当に商標権を侵害しているケースも存在します。
商標権の侵害が本当であれば、法的な対応が求められ、これが時間と費用の大きな負担となります。
商標権侵害のリスクを避けるためには、事前にしっかりとリサーチを行う必要があります。
これは私の経験談ですが、ある商品を出品していたところ本当に商標権を持っていて怖い思いをしたことがありました。
お金を払うか、裁判するかどっちにする?という脅しとも取れる言葉で責められたことがあります。
ただし、絶対に個人間でお金を払ってはいけません。こちらが責任を持ってお金を払うとすれば、しっかりと裁判をしてからです。
本当に商標権を侵害していて、本当にダメなことをしたなら先方は訴えを起こします。それまではこちらは、商品の出品をキャンセルして静観しましょう。
大丈夫。ほとんどの場合は裁判まで進みません。なぜなら、そこまで大きな損害につながっていることは稀だからです。
裁判を起こすにもお金が必要ですからね。あまりにも悪質でない限り、裁判に発展することはありません。
Amazonに直接報告され無罪でもアカウント停止や閉鎖に追い込まれる可能性があるから
ほとんどの場合は、中国人セラーから直接メールが届きます。しかしたまに直接Amazonに報告される場合があります。
しかも、先方が商標権を持っていなくてもAmazonはよく確認もせずにAmazonアカウントスペシャリストにまで通達されると無実であっても、アカウントが停止される可能性があります。
最悪の場合、アカウント閉鎖にまで至る可能性があるので注意が必要です。
せっかく好調だったのに、嫌がらせのせいでアカウントが停止や閉鎖したら悲しいを通り越して怒りが込み上げてくるはず。
そうなれば、金銭的にも精神的にもダメージが大きいですよね。
そうならないためにも、現在のAmazon中国輸入では相乗り出品を選ばないことをおすすめします。
相乗り出品して商標権侵害のメールが届いた場合の対処法
それでは、相乗り出品していて商標権侵害のメールが届いたらどう対応したらいいのか?
これについて対処法を紹介していきます。
- 本当に商標を持っているか確認する
- 何度も繰り返し送ってくる場合はAmazonに相談する
- ただし、こちらが正しくてもAmazonに報告されて出品停止になることも
- Amazonアカウントスペシャリストから連絡があった場合は適切な対処が必要
- アカウントを守るためにもセラースケットの導入は必須
それぞれ詳しく解説します。
本当に商標を持っているか確認する
最初に確認すべきは、相手が本当に商標権を持っているかどうかです。公的な商標データベースを利用して、相手の主張が正当かどうかを調査することが重要です。これにより、不当な申し立てに対抗する準備が整います
商標が確認できる主なサービスはこちら。
サービス名 | 概要 |
---|---|
J-PlatPat | J-PlatPatは独立行政法人の工業所有権情報・研修館が運営している特許情報プラットフォームです。 特許・実用新案、意匠、商標についてをキーワードや登録されている番号から検索できます。 |
ブランドテラス | ブランドテラスは商標情報に特化したデータベースを無料で見ることができるプラットフォームです。 商標に関してメチャメチャ簡単に調べることができます。 |
サービス名をクリックするとサイトが開きます。
これらのサービスを使って以下のことを確認します。
- 本当に商標があるか
- 商標権が訴えた人物や団体にあるか
セラーによっては全く違う団体が権利を持っている商標をあたかも自分のもののように主張してくることがあります。
まずは、これらをチェックして本当に主張通りなのかを確認しましょう。
そして確認できたら以下の対応をとります。
サービス名 | 概要 |
---|---|
主張通り | 大人しく出品を取り下げる。 必要であると判断するなら謝罪のメールを送っておく。 |
主張と違う | チェックした商標権のデータをもとに、主張に相違があることを追求。 出品を取り下げる必要なし。 |
本当に商標権を持っているかいないかで対応が変わります。
何度も繰り返し送ってくる場合はAmazonに相談する
商標権を持っていないのに、何度も同じようなメールを送ってくるセラーもいます。この場合は、まずはあなたがリサーチしたデータを添えてAmazonの報告しましょう。
そうすると、おそらくAmazonは「無視しても大丈夫」という回答をくれます。
その回答をもらったら、メールの「返信不要」にチェックを入れて無視でOKです。
出品中はずっと連絡があるかもしれませんが、そもそも間違った主張なので対応する必要はありません。
ただし、卑怯な手を使って無理やり出品を阻止しようとするセラーもいるので注意が必要です。
ただし、こちらが正しくてもAmazonに報告されて出品停止になることも
こちらが対応しなければAmazonに報告して無理やり出品の取り下げをさせようとするセラーもいます。
その場合、こちらが間違っていなくても出品停止に追い込まれることがあります。
また最悪の場合は、Amazonアカウントスペシャリスト(アカスペ)にまで連絡が届き、最悪の場合はアカウント停止やアカウント閉鎖に追い込まれることも。
これが一番最悪の状況ですね。Amazon中国輸入の相乗り出品はいくらこちらが正しい主張をしていても不利な状況に追い込まれることがあります。
よって、こちらが正しいと思っていても面倒な場合は撤退する選択肢も持っておいた方がいいです。
意固地になって出品していて、結局アカウント停止に追い込まれたら元も子もないですからね。
Amazon物販ではもちろん利益も大切ですが、それ以上のアカウントの方が大切です。
相乗り出品の1商品で稼げる金額なんて知れてるので、面倒な雰囲気を感じ取ったら、こちらが間違っていなくても撤退を視野に入れておきましょう。
Amazonアカウントスペシャリストから連絡があった場合は適切な対処が必要
最悪の場合、Amazonアカウントスペシャリストから連絡が届くことがあります。
そうなってしまった場合は、適当な対応では乗り越えられません。本気で対応しましょう。
もしここで対応を間違えると、即アカウント停止や閉鎖の可能性があります。
やるべきことはこちら。
- あなたの主張や出品が間違っていないということがわかる書類をかき集める
- あなたの主張を相手に伝わる文面にまとめて報告
Amazonアカウントスペシャリストはラスボスです。気を抜けば一瞬でやられます。
一ミリも隙を見せず、完璧な対応を心がけてピンチを乗り越えましょう。
こういう無駄なリスクとストレスが発生するので、今のAmazon中国輸入の相乗りはあまりおすすめできないんです。
アカウントを守るためにもセラースケットの導入は必須
Amazonアカウントスペシャリスト(アカスペ)と一人で戦うのは不安ですよね。私は不安過ぎて寝込んだことがあります。
冗談はさておき、リアルな話、アカスペとの戦いは知識がないと本当に不利です。
しかも失敗は許されません。だからこそプロに相談するのが一番おすすめですし、プロがそばにいた方があなたも安心できると思います。
そんな時におすすめなのでセラースケットです。私のブログをよく読んでいる方ならよく目にすると思います。
セラースケットはAmazonアカウントの停止や閉鎖の予防・復活サービスです。
導入しておくことで、あらかじめ危険な商品を把握し、万が一トラブルに遭遇した時もプロの助言を受けながら停止や閉鎖を回避することができます。
このように危険な商品を危険度で教えてくれます。
アカスペから連絡が届いたとしても、緊急サポートを使えば適切なフォローをしてくれます。
万が一、アカウントが停止してしまってもアカウントの再開率は驚異の98.3%。
ほぼ再開できるレベルですね。
このように、セラースケットを導入しておくことでアカウントを守りながらAmazon物販に集中できます。
今のAmazon物販を生き抜くには必須ツールだと言えるサービスなので、まだ導入していない方は導入を検討してみてください。
【まとめ】Amazon中国輸入で稼ぐならOEMで稼ごう!
ということで今回はAmazon中国輸入の相乗り出品がおすすめできない理由を解説しました。
確かに稼げるノウハウではありますが、面倒ごとに巻き込まれる可能性も高いです。
特に、こちらが正しいのにも関わらず、無理やり退場させられる可能性もあるので十分な注意が必要です。
そんな理不尽な思いはしたくないと思いますし、何よりもアカウントがなくなってしまっては話になりません。
そうならないためにもリスクを抑えた方法を取り入れることをおすすめします。
例えば、同じAmazon中国輸入でもOEMなら商標権でトラブルに巻き込まれることはありません。
OEMなら、自分の商品を作って販売するので逆にあなたが商標の権利者として訴える側ですね。
このように、少し取り組みを変えるだけでAmazon物販の見え方は大きく変わります。
長く安定したネットビジネスを探しているのであれば、Amazon中国輸入のOEMはベストかもしれません。
不安な方法で疲弊してしまっているなら、ぜひ以下の記事もチェックしてみてくださいね。
FAQ
- Amazon中国輸入の相乗り出品がおすすめできない理由は何ですか?
- Amazon中国輸入の相乗り出品は、中国人セラーから商標権侵害のメールが届く可能性が高いため、おすすめできません。また、商標権侵害の申し立てが本当に正しい場合、アカウント停止や閉鎖のリスクもあります。
- 商標権侵害のメールが届いた場合、まず何を確認すべきですか?
- 最初に確認すべきは、相手が本当に商標権を持っているかどうかです。公的な商標データベースを利用して、相手の主張が正当かどうかを調査することが重要です。
- Amazon中国輸入で稼ぐために最適な方法は何ですか?
- Amazon中国輸入で稼ぐためには、OEM(Original Equipment Manufacturer)がおすすめです。OEMなら商標権でトラブルに巻き込まれることがなく、自分の商品を作って販売することができます。
- 商標権侵害のリスクを避けるためには何が必要ですか?
- 商標権侵害のリスクを避けるためには、事前にしっかりとリサーチを行うことが重要です。商標データベースを利用して、商標権の有無を確認することが必要です。
- Amazon物販においてアカウントを守るために導入が必須とされるツールは何ですか?
- Amazon物販においてアカウントを守るためには、セラースケットの導入が必須です。セラースケットは、アカウントの停止や閉鎖の予防・復活サービスを提供し、万が一トラブルに遭遇した際もプロの助言を受けながら対応することができます。