今回は少しプライベートな話をしたいと思います。
あまり興味のない方はそっと閉じてください。笑
もし「おとり物件」のキーワードでこのページにたどり着いた方は、目次の「おとり物件とは」だけお読みいただければ幸いです。
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起
最近、引越しを考えておりまして色々と賃貸情報が掲載されているサイトを見ていました。
僕自身、転勤族ではないのであまり引越しをしない人生を歩んできました。
なので賃貸情報サイトを頻繁に見ることもなかったので、結構ワクワクして見ていました。笑
で、今回引っ越すにあたって色々と条件がありまして、その条件のせいで結構狭い範囲で物件を探す必要がありました。
とりあえず有名なスー○のアプリで地図を出して、希望の範囲を指で囲って物件を探しながら遊んでいました。
最近はすごいですよね!
地図を指でなぞれば、その地域の物件が出てくるんですよ!
細かい住所とかわからなくても、「この辺!」って囲ってしまえばその地域の物件に出会うことができます。
時代は日々進歩してますね。笑
承
そんなこんなで遊んでいると、すごくいい物件を見つけたんです!
新築で部屋数も希望のもので、ネット無料で、デザイナーズで、オートロックもあって、希望の地域で。
もう完璧だったんですね。
ここだ!と思って掲載されているページの賃貸屋さんに連絡をしてワクワクしながら待っていました。
そして翌日に電話がかかってきました。
「この物件は空いてますよ〜。物件を見たければ見に行けますが、まだ工事中なので中は見れません。」って言われたんです。
「ん?」ですよね。
中を見れない?
外だけ見に行ってどうするの?と疑問に思いました。
とりあえず「中が見たいです。」と伝えると、
賃貸屋さんは「じゃあ大家さんに確認して見るのでまた明日電話しますね。」って言ってその日は終わりました。
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転
ここでちょっと話が変わるのですが、僕の知り合いに住宅メーカーの方がいまして、そういった賃貸物件の内情も教えてもらうことができます。
で、その人に確認してもらうとその物件はすでに満室になっていると伝えられました。
物件のページ等を確認してもらうと「おとり物件じゃないか?」という話になりました。
「おとり物件」?
ここで初めておとり物件という言葉を知りました。
おとり物件とは
おとり物件とは架空の物件のことです。
すでに他の方に決まっているか、あえて目につきやすい好条件で掲載しています。
そのおとり物件を使ってお客さんを釣ります。
そして、「その物件はもうすでに決まってしまっています。よろしければこんな類似物件はいかがですか?」と他の物件を紹介します。
そうすることで、本当は来店やコンタクトを取ることがなかったはずにお客さんと出会うことになります。
出会ってしまえば成約する可能性も上がるので業者としては損はないですよね。
要は業者として少しでも来店率や成約率を上げるためにお客様の気持ちを度外視した戦略です。
僕はこういうの大っ嫌いです!笑
なるほどな。となんか変な納得をしてしまいました。
確かに好条件過ぎるし、そんな物件がいつまでも空室のままのわけがありませんからね。
結
そして翌日に問い合わせていた賃貸屋さんから連絡が来ました。
「申し訳ありません。昨日話した物件ですが、すでに満室になっていました。よろしければ似たような物件を紹介しましょうか?」と。
案の定の回答過ぎて少し笑ってしまいました。
「僕はあの物件がよかったので他はいいです。」と答えると、
賃貸屋さんは「そうですか。」ガチャッと電話を切ってしまいました。
いやいやいや。
そもそもそれは企業が取る態度じゃないだろう。とも思いますし、賃貸を生業にしているならどこで繋がっているかわからないのに企業としてそれでいいのか?と疑問に思ってしまいました。
最終的には知り合いに仲介をお願いするつもりだったので、どんな態度を取られようとよかったのですが、今までに出会ったことのない「おとり物件」とガチャ切りにイラッとして記事にしてしました。笑
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まとめ
ということで、どんなビジネスでも同じかもしれませんがやはりお客様があっての仕事です。
人がいなければ儲けることはできないし、必死に人を集めたいのはわかります。
でも、おとりを使って誘き寄せるのはお客様の立場に立ってないですよね。
第一、それを認知し始めたお客様はずっとお客様でいてくれるのでしょうか?
最近はツイッターなどですぐに噂が広がります。
噂が広がってしまえば、もっとお客様は離れていってしまうと思うんですけどね。
その業界はそれが普通だ!と言われればそれ以上の文句を言うつもりはありませんが、
やはりできるだけお客様の立場に立ってお互いが気持ちの良い取引を行なっていける方が幸せですよね。
今回はおとり物件と愚痴の記事でした。笑
最後までお読みいただきましてありがとうございました。