こちらでは「モノレート」の使い方について解説していきます。
モノレートというのはAmazonで販売されている商品の売上データを確認するサイトです。
ここをみると過去にどれだけの数が売れたかや価格の変動などを確認することができます。
使い方をマスターしてしっかりとリサーチができるよう頑張りましょう!
モノレートの利用方法は簡単なのでこの記事をお読みいただければすぐに理解できると思います。
では確認していきましょう。
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目次
モノレートの使い方
準備編
まずは基本的な利用方法から説明いたします。
モノレートを使うときはAmazonの商品ページとモノレートを開きます。
下のボタンからそれぞれのページを開いてみてください。
これで準備は完了です。
リサーチ編
次はリサーチを行います。
Amazonのページを使ってリサーチしたい商品を見つけましょう。
今回はこの商品で説明いたします。
ロックマンのフィギュアですね。
「並行輸入」となっているので、海外から仕入れた商品でしょう。
次に「ASIN」コードを確認します。
ASINコードの確認方法は商品画面の下の方にある「登録情報」か、「URL」から見つけます。
登録情報の場合は「ASIN」という項目があるのでそこを見つけましょう。
URLの場合は真ん中あたりに「/dp/」という項目があるのでその後ろがASINになります。
どちらも同じものなので抽出しやすい方から選んでください。
コピーの方法は、ASINを選択した状態で右クリックを押して「コピー」もしくはキーボードのCtrlを押しながらCを押します。
Macの場合ですとcommandを押しながらcでコピーできます。
コピーができたら次はモノレートの画面を開きます。
画面上部に検索窓があります。
ここに先ほどコピーしたASINを貼り付けましょう。
貼り付け方は右クリックを押して「貼り付け」もしくはCtrlを押しながらVで貼り付けることができます。
Macの場合はcommandを押しながらVです。
そのあとはキーボードのEnterキーを押すか検索窓の右側にある「グラフを見る」ボタンをクリックしましょう。
そうするとグラフが出てきます。
グラフの見方
ASINを入力して検索をすると上のような画面が出てきます。
一つ一つ解説いたします。
- 商品名
- ランキング:カテゴリーのランキングです。
- ASIN:Amazon固有の商品コード
- JAN:いわゆるバーコードを数値化したものです。
- 規格番号:商品の型番などがこれに該当します。
- 新品:新品の最低価格
- 中古:中古の最低価格
- 出品者数:それぞれに該当する出品者数
- Amazon販売:Amazon本体が販売しているかどうか
- 最安値:指定期間の最安値の値動きを確認できます。
- 出品者数:指定期間の出品者数を確認できます。
- ランキング:指定期間のランキングの動きを確認できます。
ちなみに「すべて」や「新品」「中古」などを選ぶと、選んだコンディションのみを表示できます。
同様に「3ヶ月」「6ヶ月」などを選ぶと、確認したい期間を選択できます。
グリーンのグラフは「新品」を表しています。
オレンジのグラフは「中古」を表しています。
ランキンググラフについて詳しく見てみましょう
いくつか丸印を付けてみました。
ものレートのグラフでは下に下がるほどランキングが高くなります。
なのでグラフが下にグッと折れ曲がっているところはランキングが上昇したことを表しています。
そしてランクングが上がるということは商品が売れたということを表します。
なので丸印がついているような急激にランキングが上がっているところは「売れた」ことを示しています。
11/13~11/27を抜き出してみました。
少し画像が小さいですが、この期間では確認できるだけで6回のランキング上昇が確認できます。
これは最低でも6回売れたということです。
ただしここで注意点があります。
「ランキング上昇=1つ売れた」ではないということです。
例えば同じタイミングで2つ売れたり、一人のお客様が2つや3つ買っても同じようなグラフの動きを見せます。
なのでこのグラフはあくまでも目安にしかなりません。
ただ売れたことには間違い無いので、しっかりとリサーチをして利益が出るようでしたら仕入れを行いましょう。
もっと詳しく商品のデータが欲しいという方は別の記事でオススメのツールをご紹介しています。
ぜひ確認してみてください。

ちなみに翌週のデータが下です。
もうここまでグチャグチャになっているランキングはかなり売れているということなので、仕入れできるならば仕入れしたい商品です。
- 期間毎の最安値一覧:細かい期間の最安値を数値として確認することができます。
- 左側にある選択項目を変更することでさらに詳しく確認することができます。
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設定方法
Amazon輸入を行う場合、ほとんどの商品は「新品」に該当すると思います。
ですので、コンディションは新品に設定することをオススメいたします。
そうすることで「中古」や「コレクター」が省かれますので、より見やすくなります。
次に「カート価格」を選択します。
そうするとブルーの線が出てきました。
これがカート価格を表しています。
次は「プライム」です。
Amazonで相乗り販売をするときはFBAを利用することが多いと思います。
このFBAが「プライム」を指しています。
ブルーの後ろにうっすらとピンクが見えたと思います。
これはカート価格=プライム(FBA出品者)になっているのでピンクが隠れています。
ちなみにグリーンは自己発送の出品者です。
グリーンの方が安い期間もありますよね?
これを見ていただいてもお解りいただける通り、多少価格が高くてもFBA出品者がカートを取ることが多いことがわかります。
それだけAmazonは自己発送の出品者よりもFBA出品者を優遇しているということですね。
モノレートをより快適にするGoogle Chromeの拡張機能
ここからはよりモノレートを活用できる拡張機能を紹介いたします。
モノレートに関する拡張機能はいくつかリリースされていますが、今回はその中でも僕が利用しているものをご紹介いたします。
他にも興味がある方はぜひググってみてください。
ご自身に合ったものが見つかるかもしれません。
モノゾン
まずはモノゾンという拡張機能をご紹介いたします。
参考 Google Chrome拡張モノゾンモノゾンをインストールするとモノレートの商品画像の横に販売個数が表示されるようになります。
上記ではグラフの折れを目で見て数える方法をご紹介しましたが、モノゾンを入れることで簡単に数値を把握することができます。
このように新品や中古などを分かりやすく数値化してくれます。
とてもオススメなツールです。
ショッピングリサーチャー
ショッピングリサーチャーはモノレートまでの動線を短くしてくれる拡張機能です。
上記ではASINコードを探してコピーしてタブを切り替えてから貼り付けて検索する。というように少し手間がありました。
しかしショッピングリサーチャーを導入しておくことで商品ページや検索ページからワンクリックでモノレートを表示することができます。
ショッピングリサーチャーを導入すると上の画像のようにそれぞれのサイトへのリンクが出現します。
これにある「モノ」をクリックするだけでモノレートへ移動することができます。
この画像は初期設定のままの画面をキャプチャーしているのでゴチャゴチャしていますが、設定で表示する項目を選べるのでご自身が利用するものだけを表示するようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
まずは商品の売れ行きや人気などを勉強するためにたくさんモノレートを見ることをオススメいたします。
ある程度の経験を積んでくればなんとなくの売れ行きがわかってきますが、まずは勉強が必要です。
モノレートを活用して商品やカテゴリごとに出てくるパターンなどを確認しましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
また他の記事も参考になれば幸いです!