今回は僕がAmazon中国輸入を実践している方法をご紹介いたします。
僕の場合はAmazon中国輸入はほとんどの作業を中国人パートナーさんに任せっきりです。
もうお付き合いもそこそこ長くなってきました。
パートナーさんも僕が求めている商品のレベルや梱包などを理解してくれているので、ほぼ干渉することなく業務を進めることができています。
中国輸入は現地パートナーさんを作ることでかなり効率化できます。
最初の基盤作りまでは少し手間がかかりますが、一度基盤を作ってしまえばあとはほぼ自動で動かすことができます。
副業でもほとんど時間を取ることがないので、興味のある方は色々参考にしてみて下さい。
まだAmazon輸入をまだ始めていないという方やAmazon中国輸入を始めてみたいがイメージが湧かないという方に役立つ内容になっていると思います。
今回は中国輸入の中でも単純転売の方法を軸にお話を進めます。
単純転売なので、僕が日本のAmazonでリサーチした商品と同じ商品をパートナーさんには中国のサイト(タオバオやアリババ)で見つけていただくことになります。
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目次
Amazon中国輸入の流れ
中国輸入といっても普通の物販と流れはほとんど変わりません。
要は「扱う商品をリサーチして仕入れて売る」だけです。
以下に僕が行なっている中国輸入(単純転売)の流れをまとめてみます。
- 日本のAmazonで商品をリサーチ(ほぼツール)
- リストアップした商品リストをパートナーさんに渡す
- 中国側でリサーチをしてもらった商品リストが返ってくる
- 利益率やロット等で問題ない商品だけピックアップ
- 4でピックアップした商品リストを再度パートナーさんに送る
- 見積を作成していただきお金を送金
- Amazon用の商品ラベルや梱包ラベルを送付
- パートナーさんが仕入れ、検品、梱包、Amazon倉庫に発送
- 販売開始(Amazonとプライスター)
以上になります。
青の蛍光ペンが引かれている部分が自分で行う作業になります。
そして赤の蛍光ペンが自分以外(パートナーさんやAmazon)です。
一見、青の方が多く見えますがよくよく見ると大した作業は行なっていません。
基本的に僕がしているのはチェック作業だけです。
後の本当に時間がかかる部分は全て任せている状態です。
仕入れる商品の量が多くなってくるとチェックも多くなってきますが、それでも一週間を通して仕入れに使っている時間は10時間もありません。
1日に平均すると1時間20分程度です。
こう書いてみて思ったのですが中国輸入に対して1日に1時間20分もやっていない気がします・・・・笑
これらについてもう少し詳しく説明させていただきたいと思います。
日本のAmazonで商品をリサーチ(ほぼツール)
まずは商品を仕入れるためにリサーチを行う必要があります。
以前にも記事にしましたが僕はリサーチに「Nint for Seller」というツールを使っています。
こちらに優良なセラーをリストアップしているので、あとはそのセラーの商品データを抽出しExcelに書き出してソートをかければ商品リストが完成します。
この作業で商品リストを作るのは30分もかかりません。笑
本当にツールに任せっぱなしです。
他にもリサーチ方法はありますが、現状で単純転売を行うなら「Nint for Seller」さえあれば十分稼ぐことができます。
リストアップした商品リストをパートナーさんに渡す
上の項目でExcelににリストアップした商品リストを契約しているパートナーさんにメールやSkypeなどを使ってデータを送信します。
契約したパートナーさんの契約内容によりますが、基本的にはリサーチも受けてくれるパートナーさんが多いです。
というか中国語を補うためパートナーさんと契約している部分が多いので、パートナーさんを契約する際はぜひリサーチもしていただけるパートナーさんを探しましょう。
またパートナーさんによって報酬発生の方法が変わってきます。
- 1リストあたり何元なのか
- 1件あたり何元なのか
- 実際に仕入れることができる商品が見つかるごとに何元なのか
- ひと月あたり何元なのか
報酬発生の方法は様々ですので、ご自身が一番納得できる形で契約することをオススメいたします。
ちなみに僕は「実際に仕入れることができる商品が見つかれば●元」という形で契約をしています。
リサーチ1件=●元にしてしまうと、渡すデータにかなり気を使う必要があります。
テキトーに渡してほとんど仕入れることが出来なかったら報酬だけ無駄に発生して損をします。
あとリサーチ1件=●元にするとパートナーさんはサボることもできます。
だって見つからなくても報酬が発生するのでテキトーにやっても同じですよね。
だからある程度頑張らないとパートナーさんにも報酬が発生しない契約をする必要があります。
ここはパートナーさんと話し合ってお互いが納得のいく契約をしましょう。
ただし、パートナーさんだけが大変な思いをするのもよくないので、渡すデータはしっかりとしたものにしましょう。
「こちらが基準とする商品単価や利益率を上回っている場合は必ず仕入れる」くらいの商品データを渡せばお互いが納得して気持ちよくビジネスを進めることができます。
中国側でリサーチをしてもらった商品リストが返ってくる
渡した商品リストが中国側のサイト(アリババやタオバオなど)でリサーチされて返ってきます。
この時、パートナーさんに渡すExcelデータにはパートナーさんがどこに何を入力したらいいかわかりやすいようにしておきましょう。
僕の場合は、パートナーさんが入力する部分は3箇所しかありません。
入力していただくのは以下です。
- 商品1つ辺りの仕入値(元)
- 仕入れサイトのURL
- 希望購入数に対する中国国内送料
これだけを入力すれば予想利益率や予想利益額がわかるようにExcelの関数を設定しておきます。
Excelで表を作成する時に必要な項目はまた別の記事で紹介させていただきます。
利益率やロット等で問題ない商品だけピックアップ
返ってきたデータを元に利益率やロットを確認します。
データの量やパートナーさんの力にもよりますが、データがリサーチされて手元に返ってくるまでは数日かかります。
僕のパートナーさんの場合、大体500件くらいのリサーチを依頼すれば2~3日で返ってきます。
それらのデータをしっかりと確認します。
この作業が一番集中します。
実際に仕入れるか仕入れないかの判断を行うので、ここでテキトーにすれば利益が減ってしまいます。
なのでできるだけ慎重に行う必要があります。
と言っても、すでにツールで売れる商品のみをピックアップしている状態なので、基本的には利益率に問題がなければ仕入れにゴーサインを出します。
この時確認する項目としては、
- 仕入値
- 利益率
- 仕入れる個数
です。
仕入れる個数に関しては少なすぎると中国国内の送料でかなり損をしてしまう可能性があるので十分に注意する必要があります。
1個仕入れても10個仕入れても中国国内の送料が10元だとすると、1つに対する送料の負担が10倍にもなってしまいます。
かと言って多く仕入れ過ぎてしまうと過在庫になってしまい倉庫保管料の負担やキャッシュフローが厳しくなります。
商品それぞれの需要と供給を見極めながら最適な数量を仕入れるようにしましょう。
4でピックアップした商品リストを再度パートナーさんに送る
4で仕入れ対象となった商品のみを再度リスト化しパートナーさんに送ります。
これもメールやSkypeなどパートナーさんと契約した方法を用いて行います。
見積を作成していただきお金を送金
仕入れる商品を決定しデータを送ると見積書が送られてきます。
それぞれの商品を何個買うのか、どこで買うのか、手数料はどれくらいなのか、国際送料はどれくらいなのか。
この辺りは基本的に契約時に手数料などを決めているので、ザッと確認して間違いがなければそのままお金を支払います。
支払い方法はSBIレミットや楽天銀行からの送金、もしくはPayPalを利用することになると思います。
場合によっては日本に口座を持っていることもあるので、パートナーさんと相談しながらお金のやり取りの方法を決めましょう。
Amazon用の商品ラベルや梱包ラベルを送付
商品の仕入れが決まれば、納品する商品のラベルをAmazonのセラーセントラルから作成しパートナーさんに送ってあげましょう。
商品データはすでにリスト化できているので、あとはAmazonのcsv一括登録で出品する商品を登録してラベルのpdfを作成するだけです。
この辺りの細かい方法などについてもまた別の記事で説明いたします。
パートナーさんが仕入れ、検品、梱包、Amazon倉庫に発送
ここまでくればあとは勝手に動き出します。
パートナーさんが中国のサイトから商品を仕入れ、検品、梱包、商品ラベルの貼り付けをし日本のAmazonの倉庫に発送までを行ってくれます。
もし検品で問題があればその都度パートナーさんから連絡が入ります。
商品の状態によってどうのように対応をするのかパートナーさんに指示を出しましょう。
これも指示を出すだけなので数分で終わります。
全ての検品、梱包が終われば日本のAmazonに発送を行ってくれます。
販売開始
パートナーさんが送ってくれた商品が無事Amazonに受領されてば販売が開始されます。
販売はAmazon、そして価格やポイントの自動設定や利益計算は「プライスター」が行ってくれいます。
あとは売れるのを待つだけですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一見すると自分ですることが多いように見えますが、これらの作業は全て数分で済んでしまうものばかりです。
巷で言う完全自動化とは少し違いますが、しっかりとしたパートナーさんを得ることでほとんど任せることができます。
僕の場合は細かいところを確認したいので、このように何度もやり取りをしていますが、もっと自動化したければもっと中国人パートナーさんと交渉すればいいですし日本人の外注さんと契約して雑務を行っていただくこともできます。
ビジネスではあなたが「脳」の役割を果たすことになるのでしっかりと動かせる「腕」や「脚」を作ることでできることは無限に広がります。
あくまでもこれは現状の僕の例なので参考にしていただければ幸いです。
もっと効率のいい方法はたくさんあると思いますので気になった方は別の中国輸入プレーヤーのブログも読んでみてください。
中国輸入は欧米輸入よりもバリエーションがあると思います。
それこそパートナーさんの力次第でかなりの差が出ます。
僕のやり方とは全く違う方もいると思います。
と言うかほとんどの方は僕と全然違う方法かもしれません。
ぜひいろんなブログを参考にしてみてくださいね。
本日もお読みいただきましてありがとうございました。