商品を日本に届けるまでには様々な費用が発生します。
まだ、実際に仕入れを行ってない方にはイメージが付きにくいと思います。
この記事ではそういった費用について説明したいと思います。
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商品代金
これはそのまま商品を購入するために必要なお金です。
仕入れを行う国によってドルやユーロ、ポンドなどがあります。
為替の影響も少なからず受けるので仕入れの際にはしっかりと計算を行う必要があります。
州税
州税とはアメリカで仕入れを行う時に必要になる場合がある税金です。
アメリカにある50の州それぞれが定めているので、契約している転送会社がどの州にあるのかで課税されるかどうかが変わります。
またAmazon.comではタイミングによって州税がかかったりかからなかったりしているので少し調査する必要がありそうです。
ちなみにAmazon欧米輸入でよく利用されている「MyUS」はフロリダ州にあります。
昔はMyUSには州税がかかっていませんでしたが、ある時期からかかるようになりました。
そして数年前からはかからない状態が続いていました。
安心していましたが、また最近かかるようになりました。
これについてはよくわかっていませんが、MyUS利用者でAmazon仕入れを行う方は「州税はかかるもの」と捉えて仕入れを行なっている方がいいでしょう。
無いものと考えて、「実は州税がかかりま〜す」と言われた時イラっとしますし、そもそも利益等の計算で見積もりより低くなってしまいます。
なので計算する時は州税がかかる前提で仕入れ基準を設けている方がいいと思います。
ただし、Amazon.comで仕入れる場合、Amazon本体から仕入れを行うと州税が発生しますが、FBA出品者や自己発送の出品者から仕入れを行う場合は州税がかからないケースが多いです。
購入画面で州税がかかっているかかかっていないか確認できるので、一度カートに入れてから確認してみましょう。
ちなみにこの「Estimated tax to be collected」ですが、日本に直送する時にも同じ項目で徴収されます。
日本語に直訳すると「おおよその税金額」です。
要はこの項目で、様々な税金で取られるであろう金額を加算しておくねってことです。
ここで支払った税金はあとでAmazonが自動で計算して多かった分は後日返金されますのでご安心ください。
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仕入れ国内の送料
Amazon.comで仕入れを行う場合、Amazon.comのプライム会員になってれば送料はかかりません。
しかし自己発送の業者やebayや別のショップから購入する時は送料が発生することが多いです。
なので、同じ商品が何店舗かで売っている場合はしっかりと送料も加味して計算しましょう。
送料が発生する場合、まとめて購入するほうがお得になりやすいです。
その辺も含めて仕入れを進めましょう。
転送会社の手数料
僕自身は今現在、MyUSを利用してます。
アメリカから商品を輸入する場合、個別に発送するよりもまとめて発送するほうがお得になることが多いです。
なので、一般的には転送会社と契約することになります。
転送会社を利用する場合、もちろん手数料が発生します。
転送会社によって手数料が発生する部分が違うので、ご自身の利用状況にあった転送会社を検討しましょう。
ちなみにMyUSの場合は、まず月会費または年会費が発生します。
と言っても年$60なので、しっかりと仕入れをすれば問題ない金額です。
あと何かしら手数料がかかっているはずですが、すべて転送量として計算されています。
一度MyUSに問い合わせをしてみましたが「手数料については答えることができない」という回答でした。
なので、MyUSを利用する場合はすべて国際送料として計算することになります。
他の転送会社では、もう少し細かい手数料もあるのでいろいろ比較してみてください。
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国際送料
仕入れる国から日本までの送料です。
アメリカの場合はMyUSなどの転送会社から自宅や事務所までの送料になります。
基本的に荷物が重ければ重いほど1kgあたりにかかる費用が安くなる傾向があります。
大体60kg以上になると1kg辺りの料金があまり変わらなくなります。
なので60kg以上を目安に仕入れを行うと国際送料を安く抑えることができます。
国際送料に関しては航空便や船便など様々な発送方法があるので安くゆっくり送るか、少し高くても早く送るかなどご自身の戦略にあった方法を選ぶことになります。
関税/消費税
商品を輸入する際、一定の金額を越えると関税/消費税がかかります。
と言っても16,666円以上からは発生するので、基本的にはかかるものとして計算する必要があります。
もし関税/消費税がかからない仕入れをするとなれば、かなり少量の商品を直接日本に送る時になると思います。
仕入表などで計算するときはおおよそ「商品代金*送料*1.15」で計算すると大きくはズレないと思います。
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Amazon倉庫までの送料
自宅や事務所に届いた荷物を検品、梱包しAmazonの倉庫に送るまでの送料です。
毎月大量に送るなら郵便局やヤマト運輸などと契約をすることもできます。
Amazonのサービスを使うならばFBAパートナーキャリアも利用することができます。
Amazonの規約で特殊大型サイズ以外は「50cm x 60cm x 50cm以内かつ30kg以内」のダンボールで納品する必要があります。
ダンボールが増えれば増えるほど送料は高くなってしまうので、できるだけ1つのダンボールにたくさんの商品を入れれるように工夫しましょう。
まとめ
以上、ザックリとAmazon欧米輸入でAmazon倉庫までにかかる費用を説明いたしました。
まだ始めていない場合はよくわからないかもしれませんが、こんな感じの費用がかかるんだな〜くらいの感じで覚えておいてください。
Amazonで販売する場合は思った以上に費用や手数料が必要になるので、仕入れをするときの計算はしっかりとしておく必要があります。
ザックリ過ぎる計算だと赤字になってしまいますのでお気をつけください。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。